コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

梨郷駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
梨郷駅
駅舎(2006年10月)
りんごう
RINGŌ
おりはた (2.4 km)
(3.5 km) 西大塚
地図
所在地 山形県南陽市竹原
北緯38度3分26.0秒 東経140度5分53.2秒 / 北緯38.057222度 東経140.098111度 / 38.057222; 140.098111座標: 北緯38度3分26.0秒 東経140度5分53.2秒 / 北緯38.057222度 東経140.098111度 / 38.057222; 140.098111
所属事業者 山形鉄道
所属路線 フラワー長井線
キロ程 6.8 km(赤湯起点)
電報略号 リン
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
19人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1913年大正2年)10月26日[1]
備考 無人駅
テンプレートを表示

梨郷駅(りんごうえき)は山形県南陽市竹原にある山形鉄道フラワー長井線である。

歴史

[編集]

この駅は1913年大正2年)の10月26日、長井軽便線の赤湯駅から当駅までの開通とともに開業する[1]。当時は終着駅であったが、そのわずか1年ほどあとの1914年(大正3年)11月15日に長井軽便線は当駅から長井駅まで延伸となり、この駅は中間駅となった。1922年(大正11年)の9月2日には軽便鉄道法の廃止により長井軽便線が長井線に改称となったためこの駅も国鉄長井線の駅となり、その後1987年昭和62年)の4月1日には国鉄分割民営化に伴い東日本旅客鉄道(JR東日本)長井線の駅となった[1]1988年(昭和63年)の10月25日に長井線は山形鉄道に転換されフラワー長井線となった[1]

年表

[編集]

駅構造

[編集]

単式ホーム1面1線の地上駅。国鉄長井線時代に無人駅になっている。

開業当初は終着駅で元は島式ホーム1面2線を有していたが、その駅舎側の1線が撤去され跡地は土で埋められたために、今はその名残として列車がホームに進入する手前で線路が曲がっている。旧来からの駅舎は長井線では標準形のものであり、時庭駅西大塚駅などにも同型のものがあったが今は撤去され、1999年平成11年)に南陽市が建てたログハウス風の小さな待合所が現在の駅舎である。

利用状況

[編集]

1日平均乗車人員は下記の通りである。

乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員
1997 35
1998 34
1999 34
2000 33
2001 31
2002 31
2003 29
2004 29
2005 27
2006 26
2007 25
2008 25
2009 24
2010 24
2011 24
2012 23
2013 21
2014 20
2015 19
2016 19
2017 19

駅周辺

[編集]

田園地帯の広がる梨郷地区に所在する。水田が広がる中にこの駅の周りのみ市役所の出張所や学校などが集まっており、梨郷地区の玄関口となっている。当駅から南方向に300メートルほど進むと国道113号に出ることができる。

  • 南陽市役所梨郷出張所
  • 南陽市立梨郷小学校
  • 梨郷郵便局
  • 南陽警察署梨郷駐在所

隣の駅

[編集]
山形鉄道
フラワー長井線
おりはた駅 - 梨郷駅 - 西大塚駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、545頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「日本国有鉄道公示第401号」『官報』1971年10月1日。
  3. ^ 「通報 ●鯉川駅ほか29駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年10月1日、11面。
  4. ^ 「営業体制近代化」『交通新聞』交通協力会、1971年10月5日、1面。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]