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藤田弘夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤田 弘夫(ふじた ひろお、1947年9月7日[1] - 2009年10月14日[2])は、日本社会学者慶應義塾大学文学部教授。社会学博士。専門は、都市社会学地域社会学歴史社会学、公共性の比較社会学、社会学史

経歴

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  • 兵庫県神戸市出身。
  • 1971年 慶應義塾大学文学部卒業。
  • 1976年 慶應義塾大学院社会学研究科博士課程修了
  • 2009年10月14日 胃癌のため死去[1]

著書

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単著

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  • 『日本都市の社会学的特質』(時潮社, 1982年)
  • 『都市と国家――都市社会学を越えて』(ミネルヴァ書房, 1990年)
  • 『都市と権力――飢餓と飽食の歴史社会学』(創文社, 1991年)
  • 『都市の論理――権力はなぜ都市を必要とするか』(中央公論社, 中公新書, 1993年)
  • 『人間は、なぜ都市を作るのか――都市に見る人間の移り変り』(ポプラ社, 10代教養文庫, 1995年)
  • 『奥井復太郎――都市社会学と生活論の創始者』(東信堂, 2000年)
  • 『都市と文明の比較社会学――環境・リスク・公共性』(東京大学出版会, 2003年)
  • 『路上の国柄――ゆらぐ「官尊民卑」』(文藝春秋, 2006年)

共著

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編著

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  • 『飢餓・都市・文化――「都市論」を超えて』(柏書房, 1993年)

共編著

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  • 吉原直樹)『都市・社会学と人類学からの接近』(ミネルヴァ書房, 1987年)
  • (吉原直樹)『都市とモダニティ――都市社会学コメンタール』(ミネルヴァ書房, 1995年)
  • 西原和久)『現代人の社会学・入門――権力から読みとく』(有斐閣, 1996年/増補版, 2000年)
  • (吉原直樹)『都市社会学』(有斐閣, 1999年)
  • 川合隆男)『都市論と生活論の祖型――奥井復太郎研究』(慶應義塾大学出版会, 1999年)
  • 浦野正樹)『都市社会とリスク――豊かな生活をもとめて』(東信堂, 2005年)
  • 大内田鶴子熊田俊郎小山騰)『神田神保町とヘイ・オン・ワイ――古書とまちづくりの比較社会学』(東信堂, 2008年)
  • 橋本和孝・吉原直樹)『世界の都市社会計画――グローバル時代の都市社会計画』(東信堂, 2008年)
  • (橋本和孝・吉原直樹)『都市社会計画の思想と展開』(東信堂, 2009年)

訳書

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  • E・ミンジオーネ『都市と社会紛争』(新泉社, 1985年)

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2009~2011』(日外アソシエーツ、2012年)p.529
  2. ^ “藤田弘夫氏死去 慶応大教授”. 共同通信社. 47NEWS. (2009年10月16日). http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101601000419.html 2013年5月29日閲覧。