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若林幹夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

若林 幹夫(わかばやし みきお、1962年[1] - )は、日本の社会学者。専門は社会学・都市論・メディア論[1][2]博士(社会学)東京大学論文博士・1993年)。

東京都生まれ[1]筑波大学附属駒場高等学校卒、1986年東京大学教養学部教養学科・相関社会科学分科卒業[2]、1990年東京大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程中退[2]。1993年「熱い都市冷たい都市」で博士(社会学)学位を取得。1986年東京工業大学助手、1992年筑波大学社会科学系講師、99年助教授、2004年教授2005年早稲田大学教育・総合科学学術院教授[1][2]。2016年早稲田大学大学院教育学研究科長[2]、2018年早稲田大学教育・総合科学学術院長ならびに同学部長(2022年まで)[2]

空間や時間が社会環境に与える影響の研究から、現代社会の構図を読み解く。著書に『熱い都市 冷たい都市』(1992年)、『〈時と場〉の変容』(2010年)、『未来の社会学』(2014年)などがある。

著書

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単著

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  • 『熱い都市冷たい都市』弘文堂 1992
  • 『地図の想像力』講談社 1995/増補版 河出書房新社 [河出文庫] 2009
  • 『都市のアレゴリー』INAX出版 1999
  • 『都市の比較社会学――都市はなぜ都市であるのか』岩波書店 2000
  • 『漱石のリアル――測量としての文学』紀伊國屋書店 2002
  • 『未来都市は今――“都市”という実験』広済堂出版 2003
  • 『都市への/からの視線』青弓社 2003
  • 『郊外の社会学―─現代を生きる形』筑摩書房 [ちくま新書] 2007
  • 『社会学入門一歩前』NTT出版 2007
  • 『<時と場>の変容――「サイバー都市」は存在するか?』NTT出版 2010
  • 『社会〈学〉を読む』弘文堂 [現代社会学ライブラリー] 2012

共著

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共編著

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  • 吉見俊哉『東京スタディーズ』紀伊国屋書店 2005
  • 『モール化する都市と社会 巨大商業施設論』編著 NTT出版 2013

参考

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脚注

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  1. ^ a b c d 若林 幹夫(わかばやし・みきお)略歴”. yab.yomiuri.co.jp. 読売新聞社. 2023年10月30日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 特別対談”. 早稲田大学 教育学部. 2023年10月30日閲覧。