蔵王開拓温泉
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蔵王開拓温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 宮城県白石市福岡八宮字不忘308-6 |
交通 | 鉄道:東北新幹線白石蔵王駅よりバスで約20分 |
泉質 | 茶褐色塩化物泉・硫酸塩泉 |
泉温(摂氏) | 72 °C |
宿泊施設数 | 5名以上は宿泊可(部屋数不明) |
特記事項 | 鎌先温泉バス停間の送迎あり |
蔵王開拓温泉(ざおうかいたくおんせん)とは、1990年に宮城県白石市の郊外で開拓・発見された温泉および、鉱泉である。
泉質
[編集]- 塩化物泉
- 源泉温度約72℃
神経痛、筋肉痛、外傷に対する効能があるとされ、薬湯として知られる。
施設
[編集]- 自然岩を掘りぬいたものと、自然石を組み合わせた浴槽で、内湯と露天が一体化した創りになっている。
- 休憩所(利用料に含まれている温泉卵を出してくれる)
歴史
[編集]蔵王開拓温泉は、元々昭和27年の日本の農地開拓事業政策で、炭焼き地、牧場として開拓された入植地であった。この入植地は昭和末期の経済環境の変化により、廃業となった。しかし元入植者は「酪農が駄目なら温泉がある」という、開拓精神に則って温泉を試掘したところ、1990年鉱泉を発見することに成功した。このエピソードはNHKの『ふだん着の温泉』で放送され、蔵王開拓者温泉の名前は全国に紹介されている。
アクセス
[編集]周辺施設
[編集]- 宮城蔵王キツネ村
- 鎌先温泉
- みやぎ蔵王白石スキー場
- ミルクファーム蔵王
出典
[編集]- NHK 『ふだん着の温泉』2004年2月22日 お湯を掘り当てた開拓者魂