萩原駅 (愛知県)
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萩原駅 | |
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駅舎 | |
はぎわら HAGIWARA | |
◄BS08 玉野 (1.5 km) (1.1 km) 二子 BS10► | |
所在地 | 愛知県一宮市萩原町串作字荒神田面1414 |
駅番号 | BS 09 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 尾西線 |
キロ程 | 20.2 km(弥富起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
2,136人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1899年(明治32年)7月18日 |
備考 | 無人駅(駅集中管理システム導入駅) |
萩原駅(はぎわらえき)は、愛知県一宮市萩原町串作字荒神田面1414にある名鉄尾西線の駅。駅番号はBS09。
歴史
[編集]昭和18年発行の名鉄路線案内では森上駅・丸渕駅と共に尾西線内において準主要駅とされており、特急が存在した時代は特急停車駅であった。
- 1899年(明治32年)7月18日 - 開業
- 1955年(昭和30年)3月 - 駅舎改築[1]。無人化される2007年まで使用された[2]。
- 1966年(昭和41年)度 - 貨物営業廃止[3]。
- 1968年(昭和43年)5月12日 - 特急停車駅となる。
- 1969年(昭和44年)7月6日 - 準急停車駅に降格。
- 1970年(昭和45年)12月25日 - 普通停車駅に降格。
- 2007年(平成19年)
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
- 2022年(令和4年)5月31日 - 旧3番線に側線(保線)設置。
駅構造
[編集]85m[6](4両編成まで対応)の島式と片面による2面3線のホームを持つ地上駅。3線を保有しているが1線は側線(保線)であり、苅安賀駅高架事業に伴い観音寺駅から保線車両を受入れる為に2022年5月に敷設がなされた。列車交換可能駅であり、電車の行き違いを行っている。2007年11月迄は有人駅であったが、現在は無人駅で、駅集中管理システムが導入されている。名鉄一宮方面ホームに駅舎があり、自動券売機や自動改札機、乗り越し精算機などの設備が設置されている。
トランパス導入前の旧駅舎は1955年に建設された民衆駅で、2階部分に一宮市役所萩原支所が一部入居していたこともあった[1]。ホームにはトイレと非常電話が設置されている。上屋は1番線が約1両分、2番線が約2両分。
旧駅舎時代は自動券売機が1台設置されていたが、自動改札機はなかった。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | BS 尾西線(名鉄一宮〜津島)[7] | 下り | 名鉄一宮ゆき[8] | 終日名鉄一宮ゆき |
2 | 上り | 津島方面[8] | 津島経由須ヶ口・名古屋方面の列車は平日朝のみ |
ギャラリー
[編集]-
ホーム
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側線
-
駅名標
配線図
[編集] ← 名鉄一宮方面 |
→ 津島方面 |
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凡例 出典:[9] |
← 新一宮方面 |
→ 津島方面 |
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凡例 出典:[10] |
利用状況
[編集]- 「移動等円滑化取組報告書」によると、2020年度の1日平均乗降人員は2,136人であった[11]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は2,566人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中164位、尾西線(22駅)中9位であった[12]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は2,551人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中153位、尾西線(23駅)中8位であった[13]。
- 『愛知統計年鑑』によると1日平均の乗車人員は2010年度では1,174人である。名古屋に出る場合には一宮駅で乗換により遠回りになり、運行本数も少ないので、車で国府宮駅などを利用する近隣住民もある。
駅周辺
[編集]萩原商店街が執り行うチンドン祭りでチンドン屋が来る際、当駅はその会場の最寄り駅であるため、開催時は多くの乗客が利用する。また、駅周辺は歌手の舟木一夫の出身地でもあり、ROCK'N ROLLふるさとの歌詞でも歌われている。
- 愛知県一宮市役所萩原町出張所
- 名鉄協商萩原駅前パーキング(1日600円)
- 萩原郵便局
- 萩原商店街
- 舟木一夫生家跡
- 萩原町郷土資料館(舟木一夫資料館/記念館)
- 一宮市立萩原小学校
- 愛知文教女子短期大学附属萩原幼稚園
- 国道155号
- 愛知県道137号萩原停車場線
- 愛知県道458号一宮弥富線(巡見街道)
- 美濃路(美濃街道)・萩原宿
- 一宮市循環バス i-バス尾西南コース「萩原駅」バス停
- 苅安賀自動車学校スクールバス(萩原・尾西コース)乗場
- 萬葉公園
- 萬葉公園高松分園
- 樫の木文化資料館(佐藤一英が世の平和を願って樫の木文化論を唱えて、保存を呼び掛けた樫の木の民具を収蔵)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 名古屋鉄道株式会社(編)『この駅この町 沿線散歩・名鉄100駅』名古屋鉄道広報宣伝部、1986年、131頁。
- ^ 清水武『名古屋鉄道各駅停車』洋泉社、2016年、169頁。ISBN 978-4-8003-0800-9。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。
- ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、257頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ “トランパス15駅に導入/名鉄、14日から”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2007年12月7日)
- ^ 一宮市議会定例会、1999年9月9日
- ^ “各駅詳細情報”. 名古屋鉄道. 2021年10月7日閲覧。
- ^ a b “萩原(BS09)(はぎわら) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 宮脇俊三・原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄 (JR・私鉄全線各駅停車)』、小学館、1993年、ISBN 978-4093954112
- ^ “令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 萩原駅 - 名古屋鉄道