絹延橋駅
絹延橋駅 | |
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東口 | |
きぬのべばし Kinunobebashi | |
◄NS01 川西能勢口 (1.2 km) (0.9 km) 滝山 NS03► | |
所在地 | 兵庫県川西市絹延町3-23[1] |
駅番号 | NS02 |
所属事業者 | 能勢電鉄 |
所属路線 | 妙見線 |
キロ程 | 1.2 km(川西能勢口起点) |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 2面2線[1] |
乗降人員 -統計年次- |
2,035[2]人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)4月13日[1][3] |
備考 | 無人駅[1] |
絹延橋駅(きぬのべばしえき)は、兵庫県川西市絹延町にある能勢電鉄妙見線の駅である。駅番号はNS02。
歴史
[編集]- 1913年(大正2年)4月13日:開業[1][3]。
- 1966年(昭和41年)
- 1967年(昭和42年)11月30日:複線化[3]のため駅改良[4]。
- 2022年(令和4年)5月21日:下りホームに改札口を開設[5]。構内踏切道を廃止[5]。
駅構造
[編集]改札は川西能勢口駅行き、山下駅方面行き共にホーム側の南側に設置されており[1]、かつては改札口からホームへは階段しかなかったが、構内踏切の廃止に伴いスロープ設置スペースができたことにより、両ホーム共にホームへのスロープが完備されている。トイレは上り改札口を入ったところに男女別および多機能トイレが設置されている。両ホームの行き来は出来ず必要がある時は駅員への連絡が必要となる。待合室は川西能勢口駅行きホームにのみ設置されている。ホームは6両分の有効長があるが、現在は4両編成の列車しか停車しないため南側寄りに停車する。
ホームの壁に「絹の舞い」をイメージした塗装がされている。
のりば
[編集]路線 | 行先 | |
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西側 | ■妙見線 | 山下・妙見口・日生中央方面 |
東側 | 川西能勢口・宝塚・梅田方面 |
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
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西口
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東改札口
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西改札口
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日生中央方面ホーム
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川西能勢口方面ホーム
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駅名標
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日生中央方面時刻表
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川西能勢口方面時刻表
利用状況
[編集]川西市統計年鑑[7]によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。2020年以降に新型コロナウィルス感染症の影響で、他のほとんどの駅で大幅に利用者が減少したにもかかわらず、当駅では逆に利用が増えているのは、2019年7月に開業したキセラ川西の影響と思われ、特に従業員の通勤に使われるようになったことが大きい。
年度 | 1日平均
乗車人員 |
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2013年 | 991 |
2014年 | 910 |
2015年 | 929 |
2016年 | 942 |
2017年 | 880 |
2018年 | 909 |
2019年 | 992 |
2020年 | 1,075 |
2021年 | 1,155 |
駅周辺
[編集]当駅は兵庫県川西市と大阪府池田市との府県境付近に位置しており、東に50メートルほど行くと駅名の由来になった絹延橋がある。橋は川の拡幅工事と堤防のかさ上げのため2010年7月6日に新橋に架け替えられた。橋がかかる猪名川は多くの地点で府県境となっているが、この駅の付近だけ駅と橋の間にある小さな川が府県境となっている。この川には以前は「絹延小橋」という小さな橋が架かっていたが、絹延橋の架け替えに伴う道路拡張に伴い、道路部分が暗渠化されて絹延小橋は姿を消している。また駅前の道路も、絹延橋の架け替え時は踏切から東側の拡幅は完了していたが、西側の拡幅は2021年までかかっている。。
「絹延」とは、272年(応神天皇3年)に呉から移り住んだ工女たちがこの地で機織・多色染めをする際、彼女らが猪名川の清流で織布を洗って河原で干したことから、その河原が「絹延の河原」と呼ばれるようになり、後にそれが地名に転化したものである[1]。実際に昭和40年代までは、木村友禅という会社の工場が、駅から300~400m北側の川近くに存在した。
- 川西市営絹延団地
- 川西美園郵便局
- 絹延橋
- 猪名川
- 阪神高速11号池田線・新猪名川大橋(ビッグハープ)
- 兵庫県道185号・大阪府道112号絹延橋停車場線
- オアシスタウン キセラ川西
バス路線
[編集]駅東側の絹延橋を渡った先の国道173号沿いに「絹延橋」停留所があり、阪急バスの路線が停車する[8]。
- 北行(久安寺・余野・伏尾台方面)
- 26系統:余野・希望ヶ丘四丁目 行(吉田橋・久安寺・中止々呂美経由)
- 126系統:牧・希望ヶ丘四丁目 行(吉田橋・久安寺・中止々呂美・余野経由)
- 131・136・138系統:伏尾台方面(吉田橋・久安寺経由)
- 132・133・139系統:伏尾台方面(吉田橋経由)
- 南行(池田方面)
また、駅西側の南消防署向かいに「絹延町」停留所がありこちらも阪急バスの路線が停車するが2021年4月現在、昼間に1日あたり4便のみと少ない[9]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、142頁。ISBN 9784343006745。
- ^ 川西市 統計要覧 令和元年度版 5-4. 能勢電鉄市内各駅の1日の乗降客数
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、16頁。
- ^ a b 『風雪60年』 能勢電気軌道株式会社、1970年、139頁。
- ^ a b “絹延橋駅下りホーム(日生中央・妙見口方面ゆき) 新改札口供用開始のお知らせ”. 能勢電鉄 (2022年5月17日). 2022年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月20日閲覧。
- ^ 参考:1961年撮影の航空写真 - 地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)
- ^ 川西市統計年鑑 - 川西市
- ^ “各バス停情報 絹延橋(0261)”. 阪急バス. 2021年4月18日閲覧。
- ^ “各バス停情報 絹延町(0193)”. 阪急バス. 2021年4月18日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 絹延橋駅 - 能勢電鉄