能勢電鉄日生線
日生線 | |||
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日生中央駅に停車する5100系 | |||
基本情報 | |||
国 | 日本 | ||
所在地 | 兵庫県川西市、川辺郡猪名川町 | ||
起点 | 山下駅 | ||
終点 | 日生中央駅 | ||
駅数 | 2駅 | ||
路線記号 | NS | ||
開業 | 1978年12月12日 | ||
所有者 | 能勢電鉄 | ||
運営者 | 能勢電鉄 | ||
車両基地 | 平野車庫 | ||
使用車両 | 能勢電鉄#車両を参照 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 2.6 km | ||
軌間 | 1,435 mm(標準軌) | ||
線路数 | 複線 | ||
電化方式 | 直流1,500 V 架空電車線方式 | ||
閉塞方式 | 自動閉塞式 | ||
保安装置 | 連続速度照査式ATS | ||
最高速度 | 80 km/h[1] | ||
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停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日生線(にっせいせん)は、兵庫県川西市の山下駅から兵庫県川辺郡猪名川町の日生中央駅までを結ぶ能勢電鉄の鉄道路線である。
川西市・猪名川町の両市町にまたがる地域に、日本生命保険・新星和不動産が開発した阪急日生ニュータウンへのアクセスのために建設された。路線の約34%がトンネルとなっている。それ以外の部分の大半は高架線で、踏切は1つもない。
路線データ
[編集]- 路線距離(営業キロ):2.6km[2]
- 軌間:1435mm[2]
- 駅数:2駅(起終点駅含む)[2]
- 複線区間:全線
- 電化区間:全線電化(直流1500V)
- 閉塞方式:自動閉塞式
- 最高速度:80km/h[1]
運行形態
[編集]山下駅で妙見線に乗り入れて川西能勢口駅に直通する列車が中心に運行されている。早朝と深夜には線内折り返し列車があり、早朝の下り始発と深夜の上り最終列車以外は妙見線妙見口 - 川西能勢口間で運行されている列車に接続する。平日朝夕のラッシュ時には、阪急宝塚線直通の特急「日生エクスプレス」が日生中央 - 川西能勢口 - 阪急大阪梅田間に運転されている。日生エクスプレスを除く全ての列車がワンマン列車である。
日生中央駅南方にある山の原ゴルフクラブで開催されるつるやオープンゴルフトーナメントの開催期間中において、臨時ダイヤを組むことがある。
日生エクスプレスの運行の無い土曜日には、日生急行が川西能勢口行きのみ運行されていたが、2017年3月18日のダイヤ改正で廃止された[3]。ただし、ダイヤ乱れが発生した場合には当路線で通常運行している4両編成により同一の時刻と停車駅で日生急行として川西能勢口駅から運行することがある。なお、この場合でも駅ホームの発車表示では「特急」と表示される。
歴史
[編集]- 1976年(昭和51年)5月20日 - 起工式。
- 1978年(昭和53年)12月12日 - 山下 - 日生中央間が開業[4][5]。
- 1995年(平成7年)3月26日 - 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧[4]。
- 1997年(平成9年)11月16日 - ダイヤ改正。最高速度を60km/hから80km/hに向上。特急「日生エクスプレス」を新設(翌日から運行開始[4])。平日日中および土休日にワンマン運転を開始[6]。
- 2000年(平成12年)6月4日 - 平日夕方においてワンマン運転を開始[6]。
- 2003年(平成15年)5月6日 - 日生エクスプレスを除き終日ワンマン運転を開始[4]。
- 2013年(平成25年)12月21日 - 全駅に駅ナンバリング導入。
- 2017年(平成29年)3月18日 - 日生急行を廃止[3]。
- 2022年(令和4年)12月17日 - ダイヤ改正。妙見線に直通する列車を基本とし、線内折り返し列車を早朝と深夜のみに限定、土曜ダイヤ廃止[7]。
駅一覧
[編集]駅番号 | 駅名 | 営業キロ | 接続路線 | 所在地 |
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直通運転区間 | 山下駅から ○特急「日生エクスプレス」…妙見線経由で 阪急宝塚本線大阪梅田駅まで | |||
NS10 | 山下駅 | 0.0 | 能勢電鉄: 妙見線 | 川西市 |
NS21 | 日生中央駅 | 2.6 | 川辺郡 猪名川町 |
新駅計画
[編集]日生線建設当時、土地を提供した一庫自治会が日生中央 - 山下間に駅の設置を要望しており、1985年には早期開発を目指すとする協定書を締結したものの、利用客が見込めないことから断念されている[8]。2008年12月10日には川西市議会で再び新駅設置の計画が発表されている[9]。
延伸計画
[編集]日生中央駅ホームを過ぎると2本の留置線がある。この留置線を本線とし、更に猪名川パークタウン(イオンモール猪名川の付近)まで延伸する計画案がかつてあったものの、環境問題などから頓挫している[要出典]。
脚注
[編集]- ^ a b 年譜 - 能勢電鉄
- ^ a b c 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』14号 3頁
- ^ a b 鉄道線のダイヤ改正について (PDF) - 能勢電鉄、2017年1月20日
- ^ a b c d 『歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』14号 17頁
- ^ 「都市私鉄年表 -路線,駅,車庫関係-」『私鉄車両編成表 -都市私鉄編- '80年版』ジェー・アール・アール、1980年4月1日、106頁。
- ^ a b 『能勢電鉄100年史』 能勢電鉄株式会社、2008年、49頁。
- ^ 『鉄道線のダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)能勢電鉄、2022年10月12日 。2022年10月13日閲覧。
- ^ 動き始めた新駅計画 能勢電鉄「日生中央-山下」間 神戸新聞 2008年12月11日
- ^ 「日生中央駅と山下駅の間に新駅 能勢電鉄が計画」 asahi.com 2008年12月11日付 オリジナルの2008年12月20日時点によるアーカイブ。
参考文献
[編集]- 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日。