第15回競輪祭
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第15回競輪祭(だい16かい けいりんさい)は、1973年に小倉競輪場で行われた。
決勝戦
[編集]- 全日本競輪王戦 12月3日(月)
着順 | 車番 | 選手 | 登録地 |
---|---|---|---|
1 | 7 | 福島正幸 | 群馬県 |
2 | 5 | 松本澄雄 | 山口県 |
3 | 9 | 山口国男 | 東京都 |
4 | 4 | 谷津田陽一 | 神奈川県 |
5 | 3 | 荒川秀之助 | 宮城県 |
6 | 1 | 阿部道 | 宮城県 |
7 | 8 | 西野忠臣 | 神奈川県 |
8 | 6 | 平林己佐男 | 東京都 |
失(=1着失格) | 2 | 田中博 | 群馬県 |
- 配当
- 連勝単式 5-4 1310円
レース概要
[編集]ジャン時点で、トップ引きの平林の後ろに福島、その後位を内の荒川と外の田中が激しく競り合い。さらにその後ろは内に阿部、外に松本とこれまた併走。そして、谷津田ー西野ー山口が続く。最終ホーム付近で、田中の押圧により、荒川が内圏線の内側に抑え込まれてしまう。そして最終ホーム手前より谷津田が一気のカマシ。この動きに西野が離れ、正攻法の福島が谷津田の後位になった。その後ろに田中、松本。直線に入り、福島が抜け出すが、外から田中が強襲し、ゴール線通過後、田中は右手を挙げた。入線順は、田中、福島、松本だったが、前述の荒川に対する押圧行為により田中は失格。福島が繰り上がり、完全優勝を決めて、3年ぶり2度目の競輪王、また、前回のオールスター競輪に続き特別競輪連覇を果たした。
なお、11月26日(月)に決勝戦が行われた、全日本新人王戦は、国持一洋(静岡県)が優勝した。
参考文献
[編集]朝日新聞社杯競輪祭 | ||
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