稲荷塚古墳群
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稲荷塚古墳群(いなりづかこふんぐん)は、埼玉県比企郡川島町にある古墳群。
概要
[編集]市野川の自然堤防上、下小見野地区に形成された。かつては10数基の古墳が所在したと伝えられている。現在、稲荷塚古墳ただ1基が現存し、川島町教育委員会が標柱を設置している。
その稲荷塚古墳も墳丘の3分の2は削平されている。この古墳は前方後円墳とされ1951年(昭和26年)に周溝と見られる箇所から馬型埴輪の破片が出土した。現在も周辺の田畑からは土器片が見受けられる。また、この埴輪片は現在、同町の旧小見野小学校に開設された「かわじま郷土資料展示室」に 保管され、見学できる。
1969年(昭和44年)10月1日、埼玉県選定重要遺跡に選定された[1]。
脚注
[編集]- ^ 『埼玉県文化財目録(令和4年3月現在)』 (PDF) - 埼玉県ホームページ
参考文献
[編集]- 塩野博『埼玉の古墳 比企・秩父』さきたま出版会、2004年
- 川島町『川島町史』
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 稲荷塚古墳群 - 川島町
座標: 北緯36度00分42.3秒 東経139度28分03.4秒 / 北緯36.011750度 東経139.467611度