稲原村
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いなはらむら 稲原村 | |
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廃止日 | 1956年9月30日 |
廃止理由 |
新設合併 印南町、稲原村 → 印南町 |
現在の自治体 | 印南町、御坊市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 和歌山県 |
郡 | 日高郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 27.23 km2. |
総人口 |
3,199人 (国勢調査、1955年) |
隣接自治体 | 御坊市、日高郡印南町、川辺町、切目川村 |
稲原村役場 | |
所在地 | 和歌山県日高郡稲原村大字印南原 |
座標 | 北緯33度52分22秒 東経135度12分05秒 / 北緯33.87283度 東経135.20147度座標: 北緯33度52分22秒 東経135度12分05秒 / 北緯33.87283度 東経135.20147度 |
ウィキプロジェクト |
稲原村[1](いなはらむら)は、和歌山県日高郡にあった村。現在の印南町の北西部、紀勢本線・稲原駅の周辺および御坊市明神川にあたる。
地理
[編集]- 山岳:講山、寺山、琴平山、黒岩山、青垣内山、雨乞山、橋免山、赤松山
- 河川:印南川、王子川
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、印南原村・南谷村・立石村・山口村・明神川村の区域をもって発足。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 印南町と合併し、改めて印南町が発足。同日稲原村廃止。
村政
[編集]行政区は印南原、南谷、山口、立石、明神川[1]。村長、助役、収入役は以下の通りである。
村長
[編集]助役
[編集]- 山西松之助[1]
収入役
[編集]- 湯川熊右衛門[1]
経済
[編集]産業
[編集]1930年に刊行された『市町村治績録 改訂第2版』によると、産物は農産264341円、林産56348円、水産30670円、工産8025円[1]。
- 農業
土地は田290町1反、畑56町2反[1]。『大日本篤農家名鑑』によれば、稲原村の篤農家は笹野姓の人物がいた[2]。
人口
[編集]1930年に刊行された『市町村治績録 改訂第2版』によると、戸数520、人口2764[1]。
施設
[編集]交通
[編集]鉄道路線
[編集]道路
[編集]現在は旧村域を阪和自動車道が通過するが、当時は未開通。
ゆかりのある人物
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
- 日本自治協会編『市町村治績録 改訂第2版』日本自治協会、1930年。
- 『東亜政治経済文化大観』国際通信社、1942年。
- 『角川日本地名大辞典 30 和歌山県』。