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秋田県立循環器・脳脊髄センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
秋田県立循環器・脳脊髄センター
地図
情報
正式名称 地方独立行政法人秋田県立病院機構 秋田県立循環器・脳脊髄センター
英語名称 Akita Cerebrospinal and Cardiovascular Center
前身 秋田県立脳血管研究センター
標榜診療科 脳心血管病診療部(院内標榜)、脳卒中診療部(院内標榜)、脳神経外科、脊髄脊椎外科(院内標榜)、神経内科、循環器内科、放射線科、麻酔科、リハビリテーション科、救急科、心臓血管外科
許可病床数 184床
開設者 地方独立行政法人秋田県立病院機構
管理者 石川達哉(センター長)
病院事業管理者 鈴木明文[1](地方独立行政法人秋田県立病院機構理事長)
開設年月日 1968年12月1日[1]
所在地
010-0874
秋田県秋田市千秋久保田町6番10号
位置 北緯39度43分12.9秒 東経140度7分37.4秒 / 北緯39.720250度 東経140.127056度 / 39.720250; 140.127056
二次医療圏 秋田周辺
PJ 医療機関
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2019年に竣工した新病棟

秋田県立循環器・脳脊髄センター(あきたけんりつじゅんかんき・のうせきずいセンター)は、秋田県秋田市千秋久保田町にある病院、及び医学研究所である。救急告示病院

概要

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2019年3月までの旧名称は秋田県立脳血管研究センター。秋田県民の脳卒中撲滅への切実な願いを踏まえて、1968年12月19日に研究所が開所し、翌春に外来および入院診療を開始した。爾来、機能の充実に務め、診療部門と研究部門を有し、研究部門では脳神経疾患・循環器疾患の臨床研究、基礎研究を行っている。

2009年4月1日から秋田県立リハビリテーション・精神医療センターとともに、新たに発足した地方独立行政法人秋田県立病院機構による運営に移行した。

従来は診療科目に対応した研究組織であったが、2014年4月からはその枠を外し課題解決型の組織横断的研究部がいくつか立ち上がった。診療部門では、脳卒中を中心とした脳神経疾患と心筋梗塞不整脈などの循環器疾患の救急患者、入院患者、外来患者を多く受け入れている。同年7月には脊髄・脊椎外科を開設。さらに翌年4月1日には循環器分野を拡充し心臓血管外科も開設した。

県の総人口は減少をたどっている一方で、高齢化率は日本一である。これに対応するため、予防医学にも力を入れ、県民への啓発活動、県内かかりつけ医との共同研究による危険因子をもつ患者の脳卒中発症予防、八峰町の健診で希望者に心電図検査を提供し予防効果を検討する共同研究や、日本脳卒中協会との共催活動などを進めている。 また、こうした施策に先立って、3次救急医療機関として全県から迅速に患者を受け入れるため、2012年3月、ドクターヘリ離着陸用のヘリポートを屋上に新設した。

阪神淡路大震災へ医療チームを派遣したことに始まり、災害医療も行い、新潟県中越地震岩手・宮城内陸地震東日本大震災等にDMATを派遣した。

2019年3月1日、県病院機構が循環器部門を強化し、脳血管疾患との包括的医療体制を構築することを狙い、建設した新・西棟の運用開始に併せ、名称を県立脳血管研究センターから県立循環器・脳脊髄センターに変更した[2][3]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 平成27年度病院名簿” (PDF). 秋田県. 2015年8月15日閲覧。
  2. ^ “県立循環器・脳脊髄センター、新棟で診療スタート”. 秋田魁新報. (2019年3月2日). https://www.sakigake.jp/news/article/20190302AK0003/ 2019年3月4日閲覧。 
  3. ^ “脳研センターの総事業費132億円 /秋田”. 毎日新聞. (2018年1月26日). https://mainichi.jp/articles/20170126/ddl/k05/010/121000c 2018年10月14日閲覧。 

外部リンク

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