八雲学園中学校・高等学校
八雲学園中学校・高等学校 | |
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北緯35度37分6.2秒 東経139度40分11.1秒 / 北緯35.618389度 東経139.669750度座標: 北緯35度37分6.2秒 東経139度40分11.1秒 / 北緯35.618389度 東経139.669750度 | |
過去の名称 | 八雲高等女学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人八雲学園 |
設立年月日 | 1938年 |
創立者 | 近藤敏男 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 2学期制 |
学校コード |
C113311000045 中学校) D113311000070 (高等学校) | (
高校コード | 13626D |
所在地 | 〒152-0023 |
外部リンク | 八雲学園中学校高等学校 |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
八雲学園中学校・高等学校(やくもがくえんちゅうがっこう・こうとうがっこう、英語: Yakumo Academy Junior High School|Senior High School)は、東京都目黒区八雲二丁目に所在する日本の私立中学校・高等学校。併設型中高一貫校。
概要
[編集]東京都目黒区の住宅街に所在位置する。最寄り駅は、東急東横線の都立大学駅。
建学の精神は「生命主義」「健康主義」である。現在の学校長は近藤彰郎。
2020年度より海外協定大学推薦制度 (UPPA) を導入している。
沿革
[編集]- 1938年 - 八雲高等女学校創立。
- 1947年 - 学制改革により、八雲学園中学校・高等学校となる。
- 1969年 - 八雲学園中学校休校。
- 1988年 - 創立50周年、記念式典挙行。
- 1996年 - 八雲学園中学校再開。
- 1998年 - 創立60周年、記念式典、祝賀会を挙行。
- 2008年 - 創立70周年。制服を変更する。
- 2004年 - 2学期制度を採用する。
- 2010年 - 校舎耐震化工事完了。
- 2017年 - ラウンドスクエアに加盟。
- 2018年 - 創立80周年。中学校共学化。男子制服を制定する。
- 2020年 - 海外協定大学推薦制度 (UPAA) 導入。
- 2021年 - 高等学校共学化。
象徴
[編集]制服
[編集]- 女子
- 紺色ブレザー
- ブラウス
- 冬服 - 白色、水色、紫色、黄色
- 夏服 - セーラー服様の半袖
- スカート
- 冬服 - 桃色格子柄、茶色格子柄
- 夏服 - 青色格子柄
- ベスト - 紺色、白色
- セーター - 紺色、白色
- 胸元
- 冬服 - リボン、アスコットネクタイ
- 夏服 - 中学:水色、高校:薄水色
- ハイソックス - 冬は紺色、夏は白色(いずれも校章あり)
- 男子
- 紺色ブレザー
- ワイシャツ
- 冬服 - 白色、青色、紫色
- 夏服 - 白色ダウンボタンシャツの半袖
- スラックス
- 灰色青ストライプ
- 黒色紫格子柄
- ベスト - なし
- セーター - 紺色、灰色
- 胸元
- 冬服 - 紺色、青色、ストライプ
- 夏服 - なし(開襟)
- ソックス - 紺色(校章なし)
通学カバン(指定)
[編集]- バックパック - 青色、赤色
- 2WAYバッグ
刺繍される校章はすべてシンボルマーク (Yakumo Academy - YA) である。
校風
[編集]- 毎朝、朝礼時に三つの言葉と呼ばれる「心によろこびをもちましょう。強いからだになりましょう。立派な生活を致しましょう。」-に対し「心によろこびをもちます。強い…」と続いて復唱し、三つの誓いを立てる。
- ブレザーやコートの着脱など社会人としての服装マナーに関する指導が中学生の内から徹底されている。
課業
[編集]原則、週に50分30コマの通常授業を行っている。また、土曜日も中学生は通常授業、高校は2年生まで全員参加の補習が午前中に行われている。
クラス名は K, Y, R, F, U である。これは女子校時代のクラス名が 菊, 百合, 蘭, 藤, 梅 であったことに由来する。
教育課程
[編集]- 中学3年間は、ホームルームクラスの担任とは別の教員が生徒一人ひとりを受け持ち、生徒が学習面や生活面での相談を受けられるチューター制を導入している。
2018年度から生徒1人1台WindowsタブレットPCが配布され、一部、授業支援クラウド「ロイロノート」[2]やMicrosoft Officeを用いた授業が展開されている。
グローバル教育
[編集]中学卒業までに英検3級の取得が推奨され、中学生には英語系検定の授業が行われている。
中学生は週2回ネイティブスピーカーによるオールイングリッシュの授業がある。高校は2年生までオールイングリッシュの授業がある。同時に有志のみ(条件あり)通常の英語授業(英語コミュニケーションなど)に代わって、オールイングリッシュの授業(プレゼンテーション、ディスカッション、エッセイ)を受ける。
YES (Yakumo English : gateway to Success) というオンライン英語学習サービスが存在し、主に単語・熟語・リーディング・リスニングの学習ができる。
海外研修
[編集]中学3年生は後期末に、付属施設の八雲レジデンスと姉妹校のケイトスクールがあるアメリカ合衆国カリフォルニア州サンタバーバラ郡へ海外研修をする。午前中にカリフォルニア大学サンタバーバラ校 (UCSB) に赴いてTESOL[3]の資格を取得した現地教員による語学の授業を受け、その後は観光を行う。
また、高校1年生・2年生を対象に、3週間プログラム・9ヶ月プログラムが用意されており、共にサンタバーバラにおいて、語学留学がUCSBで行われている。
9ヶ月プログラムは、事前・事後学習と留学期間を含めた9ヵ月である。事前学習(3ヵ月)→留学(3ヵ月)→事後学習(3ヵ月)というスケジュールで行われる。
行事
[編集]1年間に沢山の行事が詰め込まれている。
- 合唱コンクール、体育祭、球技大会、文化祭、英語祭、百人一首大会、遠足、芸術鑑賞など。
英語関連の行事が沢山行われている。
- イェール大学の学生との交流、レシテーションコンテスト、イングリッシュファンフェア、英語祭、スピーチコンテスト
クラブ活動
[編集]- 運動部
- バスケットボール、空手道、バレーボール、バドミントン、剣道、ハンドボール、ソフトテニス、硬式テニス、陸上、ドリル、サッカー、卓球
- 文化部
- 吹奏楽、演劇、軽音楽、漫画研究、クッキング、中国語、書道、ICC、パソコン、筝曲、声楽、華道、美術、ピアノ、茶道、Science、glee
校舎
[編集]本校舎
[編集]- 1階:多目的教室、理科室、普通教室、事務室
- 2階:多目的教室、調理室、普通教室、保健室、第1職員室
- 3階:多目的教室、礼法室、普通教室
- 4階:屋上庭園、普通教室
東校舎
[編集]- 1階:美術室、普通教室
- 2階:第2職員室、普通教室
- 3階:音楽室、普通教室
図書館棟
[編集]- 1階:多目的教室 (空手道場)
- 2階:メディアセンター
体育館棟
[編集]- フロアー、ステージ
著名な出身者
[編集]交通
[編集]脚注
[編集]- ^ “Yakumo Academy”. Round Square. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “【ロイロノート・スクール】1人1台GIGAスクールに最適な授業支援クラウド”. ロイロノート・スクール. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “TESOL | International Association” (英語). TESOL | International Association. 2023年10月24日閲覧。