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福島県ドクターヘリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

福島県ドクターヘリ(ふくしまけんドクターヘリ)は福島県立医科大学付属病院がしているドクターヘリ。運航管理は中日本航空に委託している。山形県ドクターヘリ、新潟県ドクターヘリと広域連携協定を締結しドクターヘリ運航不能時、各拠点病院から原則として半径100km圏内で出動する事になっている。

概要

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  • 運航体制
運航基地:公立大学法人福島県立医科大学附属病院(福島県福島市光が丘1番地)
運航時間:1月〜4月、8月〜12月 午前8時30分〜午後5時まで(午後5時前に日没となる場合は日没前まで)
    :5月〜7月       午前8時30分〜午後6時まで
運航委託:中日本航空株式会社
構成人数:医師
    :看護師
    :操縦士
    :整備士
    :運航管理者
  • ドクターヘリ通信センター
運航管理者及び医師が待機し、要請対応、運航管理、関係機関との連絡調整

機体・資機材

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機種    :ユーロコプター EC135
搭乗人員  :操縦士1名、整備士1名、医師1名、看護師1名、患者1~2名(付き添いは1名可)
全長    :12.16m
全幅    :10.20m
全高    :3.51m
最大離陸重量:2,720kg
最大巡航速度:257km/h
最大航続距離:670km
搭載機材  :吸引器、酸素流入調整レギュレーター、患者監視モニター、ドクターズバッグ、ストレッチャー、除細動器、シリンジポンプ
       人工呼吸器、超音波診断装置 他

沿革

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  • 2008年(平成20年)
01月28日:ドクターヘリ運航開始
06月18日:岩手・宮城内陸地震の際にドクターヘリが出動
  • 2011年(平成23年)
01月13日:出動が1000件
  • 2013年(平成25年)
03月22日:山形県ドクターヘリと広域連携協定を締結
09月23日:出動 2000件
10月30日:山形県新潟県三県で広域連携協定を締結
  • 2014年(平成26年)
06月01日:栃木県ドクターヘリと広域連携協定を締結

搬送先医療機関

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病院名 住所 離着陸場
福島県立医科大学附属病院 福島市光が丘1 敷地内
福島赤十字病院 福島市入江町11-31 信夫ヶ丘緑地公園
太田西ノ内病院 郡山市西ノ内2-5-20 郡山河川防災ステーション
白河厚生総合病院 白河市豊地上弥次郎2-1 敷地内
会津中央病院 会津若松市鶴賀町1-1 敷地内
福島県立南会津病院 南会津郡南会津町永田字風下14-1 病院横河川敷
南相馬市立総合病院 南相馬市原町区高見2-54-6 萱浜ニュースポーツ広場
いわき市医療センター いわき市内郷御厩町久世原16 敷地内

ドクターヘリの離着陸場(臨時ヘリポート)は、各消防機関や各市町村等の協力を得ながら、491か所確保

外部リンク

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