禁じられた愛に私たちは啼き、吠える
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『禁じられた愛に私たちは啼き、吠える』(きんじられたあいにわたしたちはなきほえる、Love Is Forbidden, We Croak and Howl)は、アメリカの作家ケイトリン・R・キアナンによる短編小説。
作者が主催するウェブジン『Sirenia Digest』78号に発表された。その後、2014年にアンソロジー『ラヴクラフトの怪物たち』に収録され、2019年に単行本が邦訳された[1]。
収録単行本『ラヴクラフトの怪物たち』にて、怪物「深みのものども」「食屍鬼(グール)」を担う[2][3]。
数ページの短編。2人の出会いで終わり、展開や結末を描いていない。
あらすじ
[編集]むかしむかし。インスマスの令嬢が、グールと恋に落ちた。ギルマン家のエルベリスは16歳。許嫁がおり、変身が終わり次第結婚する予定になっている。無名のグールにとって、今まで見てきたのは死体ばかり、生きている美しい少女を見たのは初めてであった。
収録
[編集]- 新紀元社『ラヴクラフトの怪物たち 下』植草昌実訳