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上ノ島神明神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上ノ島神明神社
本殿
所在地 岐阜県各務原市川島松倉町2232-1
位置 北緯35度22分8.18秒 東経136度50分21.34秒 / 北緯35.3689389度 東経136.8392611度 / 35.3689389; 136.8392611
主祭神 天照大神
社格 郷社
創建 不明
例祭 10月第3日曜日
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上ノ島神明神社

上ノ島神明神社(かみのしましんめいじんじゃ)は、岐阜県各務原市川島松倉町にある神明神社。通称小島の宮[1]。上ノ島はかつての小字である。上の島神明神社とも称す。

伝承では式内社尾張国葉栗郡川嶋神社の論社の一つである[2][3](その他の川嶋神社の論社は川島神社を参照)。

概略

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祭神

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境内社

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  • 津島神社 (本殿に合祀)
  • 天満神社 (本殿に合祀)
  • 天王神社
  • 御鍬神社
  • 摩利支天
  • 金刀比羅神社
  • 稲荷神社
  • 山神 (石碑)

境内にある案内板には「摩利支天」「津島神社」「山神」の記述は無く、「白鬚神社」の記述がある[2]

神事

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  • お鍬まつり (初午の日に実施)
  • 粥杖占い (毎年1月14日実施)

建物概要

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下記の建築物は2007年(平成19年)10月2日に国登録有形文化財に登録されている。

本殿

1928年(昭和3年)竣工[5]。銅板葺の浜縁付一間社流造。建築面積10m2。瑞龍や植物、雲紋などの彫刻が飾られている[6]

幣殿

1929年(昭和4年)竣工[5]。本殿の前にあり、行3間、間3間の銅板葺の入母屋造。建築面積21m2[7]

社務所

1928年(昭和3年)竣工[5]。桁行6間、梁間3間の桟瓦葺の入母屋造。3つの部屋があり、建築面積61m2[8]

手水舎

1935年(昭和10年)竣工[5]。桁行1間、梁間1間の桟瓦葺の切妻造。建築面積7m2[9]

太鼓橋

1936年(昭和11年)竣工[5]。拝殿の前方の池に架かるアーチ状の石造桁橋。長さ5.7m、幅員2.7m、アーチの高さは1.5m[10]

蕃塀

1937年(昭和12年)竣工[5]。太鼓橋の前方にある石造の蕃塀であり、長さ3.8m。基壇上に円柱の主柱を立て、上部には入母屋造屋根を架けている。柱間には連子窓をあけ、上部には波に龍、腰壁には虎と唐獅子の彫刻が施されている[11]

鳥居

1935年(昭和10年)竣工[5]。木造の鳥居であり表面は銅板で覆われている。幅6.0m、高さ8.2m。柱の径は70cm。1995年(平成7年)に銅板の張替えなどの修復が行われている[12]

交通機関

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脚注

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  1. ^ かつて、この地区の小島姓の住民が氏子であることに由来する
  2. ^ a b 現地案内板より
  3. ^ 川島町史では川嶋神社の論社として白鬚神社(各務原市川島笠田町)と榎神社(岐阜県各務原市川島松倉町)を取り上げており、上ノ島神明神社は取り上げていない(『川島町史通史編』pp. 1181-1182)
  4. ^ 『川島町史通史編』pp. 1161-1162
  5. ^ a b c d e f g 現地「登録有形文化財碑」より
  6. ^ 上の島神明神社本殿(文化遺産オンライン)
  7. ^ 上の島神明神社幣殿(文化遺産オンライン)
  8. ^ 上の島神明神社社務所(文化遺産オンライン)
  9. ^ 上の島神明神社手水舎(文化遺産オンライン)
  10. ^ 上の島神明神社太鼓橋(文化遺産オンライン)
  11. ^ 上の島神明神社蕃塀(文化遺産オンライン)
  12. ^ 上の島神明神社鳥居(文化遺産オンライン)

関連項目

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外部リンク

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