矢口誠
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矢口 誠(やぐち まこと、1962年 - )は、日本の翻訳家、特撮映画研究家。
慶應義塾大学文学部卒業[1]。早川書房の編集者をへて、翻訳家に[2]。
「日本推理作家協会会員」との記述が当該項目にあったが、2021年5月現在の同協会サイトの会員名簿には名前がない。光文社『ジャーロ』にて海外ミステリの書評を3年間担当。
著書
[編集]翻訳
[編集]- 『天使の爪』(ジョン・ウェッセル、DHC) 1998
- 『プリティ・バレリーナ』(ジョン・ウェッセル、DHC) 1999
- 『絶海の訪問者』(チャールズ・ウィリアムズ、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2000
- 『猿の惑星 : ティム・バートン版 : New blood』(ジョン・ホイットマン、角川書店、角川文庫) 2001
- 『煙で描いた肖像画』(ビル・S・バリンジャー、東京創元社、創元推理文庫) 2002
- 『A&R』上・下(ビル・フラナガン、新潮社、新潮文庫) 2002
- 『子育てに自信をなくしそうな両親のために』(ドント・スウェット・プレス編集部、扶桑社、リチャード・カールソンの"くよくよするな"ブックス) 2003
- 『探偵稼業はやめられない : 女探偵vs.男探偵』(サラ・パレツキー 他、山本やよい他訳、光文社、光文社文庫、『ジャーロ』傑作短編アンソロジー1) 2003
- 『『ターミネーター』解剖』(ショーン・フレンチ、扶桑社) 2003
- 『あの夏の日に別れのキスを』(ジョン・ウェッセル、ソニー・マガジンズ、ヴィレッジブックス) 2004
- 『絵解き5分間ミステリー』(ローレンス・トリート、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2004
- 『ヘンリーの悪行リスト』(ジョン・スコット・シェパード、新潮社、新潮文庫) 2005
- 『絵解き5分間ミステリー 証拠はどこだ』(ローレンス・トリート、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2005
- 『ティム・バートンのコープスブライドメイキングブック』(マーク・ソールズベリー、河出書房新社) 2006
- 『数学的にありえない』上・下(アダム・ファウアー、文藝春秋) 2006、のち文春文庫
- 『バチカン・エクソシスト』(トレイシー・ウイルキンソン、文藝春秋) 2007、のち文春文庫
- 『スピード・レーサー』(ウォシャウスキー兄弟脚本、マイクル・アンソニー・スティール、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2008
- 『あなたの職場のイヤな奴』(ロバート・I・サットン、講談社) 2008
- 『レイ・ハリーハウゼン大全』(レイ・ハリーハウゼン,トニー・ダルトン、河出書房新社) 2009
- 『ウッドストックがやってくる』(エリオット・タイバー, トム・モンテ、河出書房新社) 2009
- 『心理学的にありえない』上・下(アダム・ファウアー、文藝春秋) 2011、のち文春文庫
- 『マル上司、バツ上司 : なぜ上司になると自分が見えなくなるのか』(ロバート・I・サットン、講談社) 2012
- 『アルカード城の殺人』(ドナルド&アビー・ウェストレイク、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2012
- 『メイキング・オブ・マッドマックス 怒りのデス・ロード』(アビー・バーンスタイン、玄光社) 2015
- 『絵解き5分間ミステリー 名探偵からの挑戦』(ローレンス・トリート、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2015
- 『虚構の男』(L・P・デイヴィス、国書刊行会、ドーキー・アーカイヴ) 2016
- 『シド・ミード ムービーアート THE MOVIE ART OF SYD MEAD』(シド・ミード,クレイグ・ホジェッツ、玄光社) 2017年
- 『さらば、シェヘラザード』(ドナルド・E・ウェストレイク、国書刊行会、ドーキー・アーカイヴ) 2018年
- 『若返るクラゲ 老いないネズミ 老化する人間』(ジョシュ・ミッテルドルフ,リオン・セーガン、集英社インターナショナル) 2018年
- 『気狂いピエロ』(ライオネル・ホワイト、新潮文庫) 2022年
- 『はなればなれに』(ドロレス・ヒッチェンズ、新潮文庫) 2023年
脚注
[編集]- ^ 扶桑社・著者プロフィール
- ^ ドナルド&アビー・ウェストレイク 著『アルカード城の殺人』(扶桑社ミステリー)の訳者後書きに、ウエストレイク作品『踊る黄金像』を編集者として担当したという、記述あり。
外部リンク
[編集]- 特撮ピストルズ (@SFXPISTOLS) - X(旧Twitter)