コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

温根湯温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
留辺蘂町温根湯温泉から転送)
温根湯温泉
温根湯温泉街
温泉情報
所在地 北海道北見市留辺蘂町温根湯温泉
座標 北緯43度45分35秒 東経143度30分32秒 / 北緯43.75972度 東経143.50889度 / 43.75972; 143.50889座標: 北緯43度45分35秒 東経143度30分32秒 / 北緯43.75972度 東経143.50889度 / 43.75972; 143.50889
交通 JR北海道石北本線留辺蘂駅より車で10〜15分、バス約20分。
泉質 単純硫黄泉ほか
泉温(摂氏 42 - 83 °C
pH 9.1
液性の分類 アルカリ性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 5
外部リンク 温根湯温泉観光協会・温根湯温泉旅館組合
テンプレートを表示

温根湯温泉(おんねゆおんせん)は、北海道北見市留辺蘂町温根湯温泉にある温泉国道39号沿いにあり、無加川の清流をはさんで旅館ホテルが立ち並ぶ。「温根湯」の名称は、アイヌ語の「オンネ」(大きな)・「ユ」(お湯)に由来する。

歴史

[編集]

有史以前からアイヌが、狩猟の際にこの地に自然に湧出していた温泉を利用していた。1899年明治32年)に、本州方面から入植した国沢嘉右衛門、大江與四蔵らによって数軒の温泉旅館が作られ、本格的な温泉地としての道を歩みだした。終戦までは、旧陸軍第七師団の傷病兵の療養地として指定されていたこともある。戦後、1957年昭和32年)に、国道39号線が石北峠を経由する「大雪国道」として開通してからは、層雲峡網走国定公園-知床半島-阿寒国立公園を結ぶ道東観光のゴールデンルートとして観光客も多数訪れるようになった。

近年の観光産業の低迷と旧・留辺蘂町の過疎化などにより往年の賑わいは影を潜めたが、生き残った温泉旅館やホテルでは施設の近代化を図るとともに、北見温泉(ポン湯温泉)・滝の湯温泉塩別温泉と合わせて、「源泉100%かけ流しの美白の湯の温泉郷」としてPRを強化し、道の駅など温泉街の再開発を通じて温泉地の活性化を図っている。

泉質

[編集]

温泉街

[編集]

無加川の清流沿いに大型温泉ホテルが二軒立ち並び、同川と国道39号に挟まれる形で温泉街が形成される。近年、足湯手湯が設置された。

アクセス

[編集]
旧・北見バス温根湯営業所が待合所として開放される 旧・北見バス温根湯営業所が待合所として開放される
旧・北見バス温根湯営業所が待合所として開放される

鉄道

[編集]

バス

[編集]

周辺

[編集]

主なイベント

[編集]
  • 温根湯つつじまつり(毎年5月上旬)
  • 温根湯温泉まつり(毎年8月の第1土曜・翌日曜の2日間)
  • おんねゆ温泉郷雪物語(毎年12月〜3月)

町名としての温根湯温泉

[編集]
留辺蘂町温根湯温泉
地図
留辺蘂町温根湯温泉の位置
北緯43度45分18.2秒 東経143度30分32.8秒 / 北緯43.755056度 東経143.509111度 / 43.755056; 143.509111
日本の旗 日本
都道府県 北海道
市町村 北見市
人口
2022年(令和4年)8月31日現在)[1]
 • 合計 640人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
091-0170
市外局番 0157
ナンバープレート 北見

温泉街とその周辺は、留辺蘂町温根湯温泉という地区として市街地を形成している。

地区北部が温泉街であり、地区内を東西に国道39号が走っている。

施設

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 北見市. “北見市最新人口統計”. 北見市. 2022年9月22日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]