甲斐大島駅
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甲斐大島駅 | |
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駅舎(2022年9月) | |
かいおおしま Kai-Ōshima | |
◄内船 (5.7 km) (3.7 km) 身延► | |
所在地 | 山梨県南巨摩郡身延町大島 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■身延線 |
キロ程 | 39.8 km(富士起点) |
電報略号 | オシ←ヲシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
4人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1919年(大正8年)4月8日[1] |
備考 | 無人駅 |
甲斐大島駅(かいおおしまえき)は、山梨県南巨摩郡身延町大島にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。
歴史
[編集]- 1919年(大正8年)4月8日:富士身延鉄道線が南部内船駅から延伸、その終着駅として開設[1]。旅客・貨物取扱開始[2]。
- 1920年(大正9年)5月18日:富士身延鉄道線が身延駅まで延伸[1]。
- 1938年(昭和13年)10月1日:富士身延鉄道を鉄道省(国鉄の前身)が借上げ[1][2]。
- 1941年(昭和16年)5月1日:国有化され、鉄道省身延線の駅となる[1]。
- 1972年(昭和47年)9月20日:荷物扱い廃止[2]。
- 1978年(昭和53年)4月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1983年(昭和58年)6月1日:駅員無配置駅となる[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[1][2]。
- 2000年(平成12年)2月:2代目駅舎に改築。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地上駅。側線が2本ある。一つは構内身延方で本線から西側に分岐し、内船方面に進んで駅舎の脇に至る。もう一つはその側線の途中で身延方面の西側に分岐し、駅構内身延方の西外れにある車庫に至る。線路はほぼ南北に走り駅舎はその西側にある。のりばは駅舎側から1番線、2番線で、それぞれ甲府方面、富士方面列車が発着する。
ホーム内船方端は緩やかな坂となっていて、これを下ったところから1番線の線路を越えて駅舎へ構内踏み切り(遮断機・警報機付)が伸びている。開業当初の駅舎は木造平屋建ての建築物であったが、2000年(平成12年)2月に簡易な平屋建の2代目駅舎に改築され、内部には待合所と業務用の倉庫がある。
その他当駅にはホーム上に木造待合所がある。身延駅管理の無人駅で自動券売機設置は無く、切符購入は出来ない。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 身延線 | 下り | 身延・甲府方面[注釈 1] |
2 | 上り | 富士方面[注釈 1] |
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待合室(2022年9月)
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ホーム(2022年9月)
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構内踏切(2022年9月)
利用状況
[編集]1日平均乗車人員は以下の通り[4]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2006 | 16 |
2007 | 12 |
2008 | 8 |
2009 | 9 |
2010 | 8 |
2011 | 7 |
2012 | 8 |
2013 | 7 |
2014 | 5 |
2015 | 5 |
2016 | 4 |
2017 | 5 |
2018 | 4 |
駅周辺
[編集]駅周辺は富士川沿いに田畑が開け、富士川に並行して走る県道10号に沿って小さな集落がある。富士川の対岸の、富士川から少し入った所に身延町光子沢という地域があり、国道52号や県道813号が通り、集落が点在している。しかし橋が無いため当駅からの移動は不便である。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- ゆるキャン△ - 主要人物である斉藤恵那の自宅が駅から徒歩約5分の場所にあると設定(ゆるキャン△、第54話(単行本第10巻収録)より)、同作の劇場版アニメのキービジュアルで駅待合室にいる恵那と愛犬・ちくわが描かれていた。