用田 (藤沢市)
用田 ようだ | |
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国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 神奈川県 |
自治体 | 藤沢市 |
旧自治体 | 高座郡用田村 |
隣接地区 | 宮原、打戻、葛原、吉岡東、杉窪南 |
用田 | |
---|---|
大字 | |
北緯35度24分25秒 東経139度25分01秒 / 北緯35.407011度 東経139.416936度 | |
座標位置:用田寒川神社前です。 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 藤沢市 |
地区 | 用田地区 |
人口情報(2023年(令和5年)9月1日現在[1]) | |
人口 | 3,674 人 |
世帯数 | 1,474 世帯 |
面積([2]) | |
2.10627709 km² | |
人口密度 | 1744.31 人/km² |
郵便番号 | 252-0821[3] |
市外局番 | 0466(藤沢MA)[4] |
ナンバープレート | 湘南 |
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用田(ようだ)とは、神奈川県藤沢市の北西部を指す地名である。1889年まで用田村と呼ばれる行政区、また1955年までは高座郡御所見村に属し、現在は藤沢市の13ある行政地区の御所見地区の一部として御所見市民センターが行政を分担している御所見地区の中の一部をなす住居表示上の呼称としての用田という範囲の異なる概念が並行している。
地理
[編集]気候
[編集]南部ほど顕著な海洋性気候が見られる。気温の変化は冬の冷え込みが弱く、年較差が相対的に小さい。降水量は初秋の秋霖・台風期にピークがあり、梅雨期がこれに次ぐ。風向は年間を通して季節風よりも海陸風の影響が顕著である。丘陵の自然植生はオニシバリ-コナラ群集が多くを占めるほか、イノデ-タブノキ群集の自然林もみられる暖帯林。
地名
[編集]寒川町の寒川神社の所領の御用田があったので用田と呼んだと言われている。一説に昔角田氏の勢力があったころに、伊豆より伊東氏がきてその勢力に敗れて「ク」を取り用田となった説もあるが、今に残る文書から角田氏が領主のころ、用田郷の地名が見られたといわれる。
歴史
[編集]横浜伊勢原線、用田バイパス工事に伴い遺物が大量に発見されており、旧石器時代の末期の土器や住居跡、動物を捕るために使ったであろう落とし穴、また、この時代ではほとんど確認することができなかった木材が炭化した状態で出土し注目を集めている。また、富士山の噴火で埋没した溝や道、地震のあった痕跡等がみつかっており、18000年前から人々が生活していたと考えられている。
小田原北条氏が敷いた中原街道に宿場に当たる継立場が置かれ、幕政期には東海道戸塚宿から大山へ至る大山道と交差する用田の辻を中心に賑わい発展した。
世帯数と人口
[編集]2023年(令和5年)9月1日現在(藤沢市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
用田 | 1,474世帯 | 3,674人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[5] | 3,995
|
2000年(平成12年)[6] | 3,913
|
2005年(平成17年)[7] | 3,886
|
2010年(平成22年)[8] | 3,969
|
2015年(平成27年)[9] | 3,845
|
2020年(令和2年)[10] | 3,683
|
世帯数の変遷
[編集]国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[5] | 1,240
|
2000年(平成12年)[6] | 1,269
|
2005年(平成17年)[7] | 1,323
|
2010年(平成22年)[8] | 1,434
|
2015年(平成27年)[9] | 1,422
|
2020年(令和2年)[10] | 1,427
|
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2015年6月時点)[11]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 藤沢市立御所見小学校 | 藤沢市立御所見中学校 |
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[12]。
大字 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
用田 | 166事業所 | 1,064人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[13] | 178
|
2021年(令和3年)[12] | 166
|
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[13] | 1,054
|
2021年(令和3年)[12] | 1,064
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神社・寺
[編集]- 仏教寺院
- 示現寺
- 寿昌寺
- 薬王寺
- 神社
- 用田寒川神社
文化財・名数など
[編集]- 指定・登録文化財
- 藤沢市用田鳥居前遺跡出土の 旧石器時代の遺跡間接合石器
- 西用田地蔵
年中行事
[編集]- 1月上旬 - 初詣(各社寺)
- 1月中旬 - どんど焼き
- 2月上旬 - 節分会(各社寺)
- 4月8日 - 花祭り(各寺)
名物・名産
[編集]- 藤沢の風物語
- 御所見塚チーズケーキ
交通機関
[編集]- 神奈中バス かつては用田寒川神社横を下った先に用田操車所が存在した(1988年廃止)。
ゆかりのある著名人
[編集]- 木原実(気象予報士)
- 庄司武男(柔道選手)
- 武史(ロックバンド、山嵐のメンバー)
- 土屋武士(レーシングドライバー)
- 竹谷睦(サッカー選手、元水戸ホーリーホック)
- 山田恵里(ソフトボール選手、オリンピック代表)
学校
[編集]その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “町丁字別人口と世帯数(国勢調査を基準とした推計値)2023年9月” (PDF). 藤沢市 (2023年9月6日). 2023年9月21日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年8月25日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “用田の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “藤沢市立小・中学校通学区域一覧”. 藤沢市 (2015年6月30日). 2018年2月26日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。