コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

土棚 (藤沢市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 神奈川県 > 藤沢市 > 土棚 (藤沢市)
土棚
大字
地図北緯35度24分02秒 東経139度27分05秒 / 北緯35.400436度 東経139.451394度 / 35.400436; 139.451394
座標位置:いすゞ自動車藤沢工場 付近
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 藤沢市
地区 湘南台地区[1]
人口情報2023年(令和5年)9月1日現在[2]
 人口 593 人
 世帯数 288 世帯
面積[3]
  0.975302485 km²
人口密度 608.02 人/km²
郵便番号 252-0806[4]
市外局番 0466(藤沢MA[5]
ナンバープレート 湘南
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
テンプレートを表示

土棚(つちだな)は、神奈川県藤沢市にある大字。

地理

[編集]

藤沢市の北部に位置する。相模野台地上の引地川一色川(引地川支流)の間にあり、綾瀬市南部から藤沢市北部にかけての土棚と名のつく地域の中で最南端に位置する。

地域の大半はいすゞ自動車藤沢工場の敷地が占める。

西には葛原、南は円行、西は湘南台下土棚と隣接する。 北は狭い下土棚を挟んで綾瀬市上土棚南にも近い。

葛原との境には横須賀水道が通るが、いすゞ自動車藤沢工場の敷地内である。

歴史

[編集]

高座郡に属し、平安時代末期から鎌倉時代初期に成立した渋谷荘に含まれていた。「土棚」の名の由来の一説として、大庭氏渋谷氏が争った結果であるという説がある。

江戸時代以前は高座郡下土棚村の領域であった。廃藩置県後、六会村の成立に伴いそのまま領域に含まれる。

昭和19年に海軍電測学校が現在の大字土棚に設立され[6]、 その敷地が戦後いすゞ自動車の藤沢工場となり、藤沢市北部の工業地帯の中心として発展することになる。

いすゞ自動車藤沢工場の建設を機に藤沢市北部は区画整理事業が進み[7]、現在の湘南台・円行・石川北部の市街地化の基となった。

地名の由来

[編集]

複数の説がある。

  • 引地川の浸蝕で関東ローム層の断崖が土の棚のようになった様からとする説
  • 大庭景親渋谷重国が戦いのために引地川をせき止めた後、土砂が棚状に残った様からとする説

沿革

[編集]

町名の変遷

[編集]

世帯数と人口

[編集]

2023年(令和5年)9月1日現在(藤沢市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[2]

大字 世帯数 人口
土棚 288世帯 593人

人口の変遷

[編集]

国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[11]
239
2000年(平成12年)[12]
228
2005年(平成17年)[13]
229
2010年(平成22年)[14]
210
2015年(平成27年)[15]
373
2020年(令和2年)[16]
467

世帯数の変遷

[編集]

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[11]
88
2000年(平成12年)[12]
89
2005年(平成17年)[13]
99
2010年(平成22年)[14]
98
2015年(平成27年)[15]
166
2020年(令和2年)[16]
221

学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2015年6月時点)[17]

番地 小学校 中学校
全域 藤沢市立富士見台小学校 藤沢市立長後中学校

事業所

[編集]

2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[18]

大字 事業所数 従業員数
土棚 57事業所 9,355人

事業者数の変遷

[編集]

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[19]
39
2021年(令和3年)[18]
57

従業員数の変遷

[編集]

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[19]
9,473
2021年(令和3年)[18]
9,355

交通

[編集]

鉄道

[編集]
  • 当地を通る鉄道路線はない。最寄り駅は湘南台駅

バス

[編集]

いすゞ自動車勤務者向けのバスが湘南台駅西口との間を運行している。

道路

[編集]
  • 都市計画道路 土棚石川線
  • 都市計画道路 石川下土棚線

施設

[編集]

その他

[編集]

日本郵便

[編集]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 13地区別・年齢別人口(2014年10月1日現在)|藤沢市
  2. ^ a b 町丁字別人口と世帯数(国勢調査を基準とした推計値)2023年9月” (PDF). 藤沢市 (2023年9月6日). 2023年9月21日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  3. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年8月25日閲覧。(CC-BY-4.0)
  4. ^ a b 土棚の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月25日閲覧。
  5. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  6. ^ 藤沢市湘南台 | 湘南台アーカイヴ | 湘南台大好き
  7. ^ 北部第一土地区画整理事業|藤沢市
  8. ^ 六会地区の紹介|藤沢市
  9. ^ 藤沢市文書館 市史編さん
  10. ^ 石川下土棚線が部分開通しました。|藤沢市
  11. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  14. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  15. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  16. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  17. ^ 藤沢市立小・中学校通学区域一覧”. 藤沢市 (2015年6月30日). 2018年2月26日閲覧。
  18. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  19. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  20. ^ [1]
  21. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。

外部リンク

[編集]