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天神町 (藤沢市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 神奈川県 > 藤沢市 > 天神町 (藤沢市)
天神町
町丁
地図北緯35度22分43秒 東経139度27分37秒 / 北緯35.378536度 東経139.460289度 / 35.378536; 139.460289
座標位置:天神町会館 付近
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 藤沢市
地区 六会地区[1]
人口情報2023年(令和5年)9月1日現在[2]
 人口 4,208 人
 世帯数 1,734 世帯
面積[3]
  0.433180708 km²
人口密度 9714.19 人/km²
郵便番号 252-0814[4]
市外局番 0466(藤沢MA[5]
ナンバープレート 湘南
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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天神町(てんじんちょう)は、神奈川県藤沢市にある地名。現行行政地名は天神町一丁目から天神町三丁目。住居表示未実施区域[6]

地理

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藤沢市の中央部に位置する。小田急江ノ島線六会日大前駅西口側にある日本大学のキャンパスと引地川の間の区画整理された住宅街である。

北は円行、東は亀井野に接する。南と西側の引地川の東岸部分は石川で、直接引地川には接していない。

東は日大と隣接、南東部に藤沢市立天神小学校、さらにかつては西部に神奈川県立藤沢北高等学校湘南看護専門学校と多くの学校があった。現在は神奈川県立藤沢北高校は統廃合により廃止、湘南看護専門学校も移転し跡地は更地になっていたが、六会市民センターの改修に伴い仮庁舎が設けられた。その後本庁舎の改修終了に伴い閉鎖されたが2017年に天神スポーツ広場が完成し現在に至る[7]

地価

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住宅地の地価は、2023年令和5年)1月1日公示地価によれば、天神町1丁目17番20の地点で17万円/m2となっている[8]

歴史

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天神町はかつては石川に含まれ、天神山・岡田屋敷・田島山・東山田といった小名・字で呼ばれていた[9]。天神町となったのは石川東部土地区画整理事業によって住宅街として区画整備されてからである[10]

前述のように地域内にあった神奈川県立藤沢北高等学校は石川東部土地区画整理事業と同時に設置されたが、神奈川県立藤沢総合高等学校への統廃合で移転した。跡地に六会市民センターの改修に伴い仮庁舎が設置されたが、本庁舎の改修終了に伴い閉鎖され、2017年より天神スポーツ広場として一般に開放されている[11]

石川に含まれていた時代の歴史については石川の頁を参照のこと。

地名の由来

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この地にある天神社とその周辺の字であった天神山から。

沿革

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  • 1971年(昭和46年) - 石川東部土地区画整理事業開始[10]
  • 1978年(昭和53年)3月16日 - 校舎が一部完成したため、藤沢北高等学校が天神町内に移転。
  • 1981年(昭和56年) - 天神小学校開校[12]
  • 1983年(昭和58年) - 石川東部土地区画整理事業完了。天神町として石川より分離[10]
  • 1984年(昭和59年) - 天神町自治会設立[13]
  • 2003年(平成15年)10月13日 - 地域提案型バス「てんじんミニバス」運行開始[14]
  • 2004年(平成16年)3月31日 - 藤沢北高等学校、長後高校と統合により廃校。
  • 2004年(平成16年)8月 - 湘南看護専門学校が藤沢北高等学校の元校舎に移転[15]
  • 2012年(平成24年)3月31日 - 湘南看護専門学校が閉校[15]
  • 2014年(平成26年) - 六会市民センター、立て替えにより県立藤沢北高校/湘南看護専門学校跡地の仮設庁舎に移転[12]
  • 2017年(平成29年)-六会市民センター建て替え完了に伴い閉鎖されていた跡地に天神スポーツ広場が完成[7]

町名の変遷

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世帯数と人口

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2023年(令和5年)9月1日現在(藤沢市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
天神町一丁目 381世帯 952人
天神町二丁目 632世帯 1,572人
天神町三丁目 721世帯 1,684人
1,734世帯 4,208人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[16]
3,885
2000年(平成12年)[17]
3,905
2005年(平成17年)[18]
3,953
2010年(平成22年)[19]
4,030
2015年(平成27年)[20]
4,124
2020年(令和2年)[21]
4,183

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[16]
1,272
2000年(平成12年)[17]
1,344
2005年(平成17年)[18]
1,491
2010年(平成22年)[19]
1,534
2015年(平成27年)[20]
1,564
2020年(令和2年)[21]
1,682

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2015年6月時点)[22]

丁目 番地 小学校 中学校
天神町一丁目 全域 藤沢市立天神小学校 藤沢市立六会中学校
天神町二丁目 全域
天神町三丁目 全域

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[23]

丁目 事業所数 従業員数
天神町一丁目 8事業所 81人
天神町二丁目 22事業所 91人
天神町三丁目 14事業所 64人
44事業所 236人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[24]
42
2021年(令和3年)[23]
44

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[24]
170
2021年(令和3年)[23]
236

交通

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鉄道

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  • 当地を走る鉄道路線は無い。最寄り駅は小田急江ノ島線六会日大前駅

バス

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神奈川中央交通(の子会社である藤沢神奈交バス)によって「てんじんミニバス」が運行されている[14]

道路

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当地に存在する道路法による道路は藤沢市道のみである。

  • 藤沢市道[25]
    • 一級市道
      • 善行長後線
    • 二級市道
      • 狼谷鍛冶山線

その他市道が多数存在するが路線数が多いため割愛する。

施設

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  • 六会公民館/六会市民センター(仮設)[26]
  • 藤沢市立天神小学校
  • 天神町会館
  • 天神公園
  • 東山田公園
  • 田島山公園
  • 横須賀水道路[注 1]

史跡

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  • 天神社

関連項目

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その他

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日本郵便

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脚注

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注釈

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  1. ^ 東部、亀井野の日大との境を北西方向に走っている。

出典

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  1. ^ 13地区別・年齢別人口(2014年10月1日現在)|藤沢市
  2. ^ a b 町丁字別人口と世帯数(国勢調査を基準とした推計値)2023年9月” (PDF). 藤沢市 (2023年9月6日). 2023年9月21日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  3. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年8月25日閲覧。(CC-BY-4.0)
  4. ^ a b 天神町の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月25日閲覧。
  5. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  6. ^ 住居表示実施区域”. 藤沢市. 2018年2月26日閲覧。
  7. ^ a b 天神スポーツ広場野球場”. 公益財団法人藤沢市みらい創造財団. 2022年1月21日閲覧。
  8. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年8月9日閲覧。
  9. ^ 老友ふじさわ 第35号
  10. ^ a b c 石川東部土地区画整理事業|藤沢市
  11. ^ 天神スポーツ広場野球場”. 公益財団法人藤沢市みらい創造財団. 2022年1月21日閲覧。
  12. ^ a b 六会地区の紹介|藤沢市
  13. ^ 天神町自治会
  14. ^ a b てんじんミニバス路線
  15. ^ a b 学校長あいさつ/あゆみ|神奈川県藤沢市の看護師養成 専門学校です。
  16. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  17. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  18. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  19. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  20. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  21. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  22. ^ 藤沢市立小・中学校通学区域一覧”. 藤沢市 (2015年6月30日). 2018年2月26日閲覧。
  23. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  24. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  25. ^ ふじさわキュンマップ”. webgis.alandis.jp. 2022年1月21日閲覧。
  26. ^ 六会公民館|藤沢市
  27. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。

外部リンク

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