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瑞穂村 (鳥取県気高郡)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みずほそん
瑞穂村
廃止日 1955年7月1日
廃止理由 新設合併
宝木村酒津村瑞穂村逢坂村浜村町気高町
現在の自治体 鳥取市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
気高郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 7.16 km2
総人口 1,488
[1]、1955年)
隣接自治体 宝木村、浜村町、鹿野町(初代)、勝谷村
瑞穂村役場
所在地 鳥取県気高郡瑞穂村大字下坂本字上ノ谷60番地[2]
座標 北緯35度29分35秒 東経134度04分08秒 / 北緯35.49314度 東経134.06878度 / 35.49314; 134.06878座標: 北緯35度29分35秒 東経134度04分08秒 / 北緯35.49314度 東経134.06878度 / 35.49314; 134.06878
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瑞穂村(みずほそん)は、鳥取県気高郡にあった自治体である。1896年(明治29年)3月31日までは気多郡に属した。

概要

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現在の鳥取市気高町下坂本・気高町宿・気高町土居・気高町重高・気高町二本木・気高町日光に相当する。河内川の中・下流域左岸に位置した。

村名は瑞々しい地で豊作を期待して命名された好字地名とされる[3]

藩政時代には鳥取藩領の気多郡坂本郷(さかもとのごう)に属する宿村・土居村・重高村・二本木村・下坂本村・日光村があった。和名類聚抄に坂本郷の名が見え、古代から呼称されていた地名であると考えられる。現在も下坂本という大字として残っているが、一説には天正年間の頃に坂本助左衛門という豪農がここにおり、その名を取って坂本村と呼ばれるようになったと伝えられている[1]

沿革

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  • 元禄14年(1701年) - 土居村が片山村を合併する[1]
  • 1881年(明治14年)9月12日 - 鳥取県再置。
  • 1883年(明治16年) - 宝木宿(後の宝木村大字宝木)に設置された連合戸長役場の管轄区域となる。ただし日光村のみ勝見村(後の正条村大字勝見)の管轄区域となる[4]
  • 1889年(明治22年)10月1日 - 町村制の施行により、宿村・土居村・重高村・二本木村・下坂本村・日光村が合併して村制施行し、気多郡瑞穂村が発足。旧村名を継承した6大字を編成し、役場を下坂本村に設置[1][5]
  • 1896年(明治29年)4月1日 - 郡制の施行により、高草郡・気多郡の区域をもって気高郡が発足し、気高郡瑞穂村となる。
  • 1915年(大正4年)1月1日 - 「瑞穂村大字◯◯村」から大字の「村」を削除し、「瑞穂村大字◯◯」と改称[6]
  • 1955年(昭和30年)7月1日 - 宝木村・酒津村逢坂村浜村町と合併し、気高町が発足。同日瑞穂村廃止[7]

行政

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歴代村長

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氏名 就任年月日 退任年月日 備考
池本潔 1889年(明治22年)11月19日 1893年(明治26年)11月18日
2 池本潔 1893年(明治26年)11月18日 1897年(明治30年)11月17日
3 池本潔 1897年(明治30年)11月30日 1901年(明治34年)11月29日
4 池本潔 1901年(明治34年)12月7日 1903年(明治36年)5月27日 辞任
5 富山房次郎 1903年(明治36年)6月24日 1907年(明治40年)6月23日
6 堀尾平五郎 1907年(明治40年)7月3日 1910年(明治43年)2月28日 辞任
7 徳田榮三郎 1910年(明治43年)3月8日 1914年(大正3年)3月7日
8 堀尾梶太郎 1914年(大正3年)3月16日 1916年(大正5年)3月3日 辞任
9 村上千代蔵 1916年(大正5年)3月10日 1920年(大正9年)3月9日
10 太田智耶理 1920年(大正9年)4月19日 1924年(大正13年)4月18日
11 中原久太郎 1924年(大正13年)5月19日 1924年(大正13年)11月28日 辞任
12 堀尾富三郎 1925年(大正14年)1月28日 1925年(大正14年)5月18日 辞任
13 堀尾富三郎 1925年(大正14年)6月8日 1926年(大正15年)5月8日 辞任
14 堀尾梶太郎 1926年(大正15年)5月25日 1928年(昭和3年)9月18日 死亡
15 太田智耶理 1928年(昭和3年)10月1日 1932年(昭和7年)9月30日
16 太田智耶理 1932年(昭和7年)10月1日 1934年(昭和9年)5月22日 病気
17 富山長一郎 1934年(昭和9年)6月1日 1938年(昭和13年)5月31日
18 冨山長一郎 1938年(昭和13年)6月1日 1942年(昭和17年)5月31日
19 木下懿太郎 1942年(昭和17年)6月1日 1943年(昭和18年)5月26日 辞任
20 中原政太郎 1943年(昭和18年)8月24日 1946年(昭和21年)6月28日 辞任
21 原哲夫 1946年(昭和21年)7月15日 1951年(昭和26年)4月4日
22 村中治郎兵衛 1951年(昭和26年)4月23日 1955年(昭和30年)6月30日
参考文献 - [1]

教育

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  • 瑞穂村立瑞穂小学校(現・鳥取市立瑞穂小学校[1]
  • 瑞穂村酒津村学校組合立気高中学校:所在地は宝木村大字宝木、現在の気高電機の位置。気高町発足後の1956年(昭和31年)4月1日に宝木中学校と合併。1968年(昭和43年)4月に気高町内の中学校統合により新・気高中学校となり、現在は鳥取市立気高中学校となる[1]

交通

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鉄道

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道路

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脚注

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関連項目

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