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定光寺駅

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
玉野信号所から転送)

定光寺駅
駅遠景(2008年3月)
じょうこうじ
Jōkōji
CF11 古虎渓 (3.5 km)
(4.1 km) 高蔵寺 CF09
地図
所在地 愛知県春日井市玉野町
北緯35度16分41.62秒 東経137度4分51.88秒 / 北緯35.2782278度 東経137.0810778度 / 35.2782278; 137.0810778座標: 北緯35度16分41.62秒 東経137度4分51.88秒 / 北緯35.2782278度 東経137.0810778度 / 35.2782278; 137.0810778
駅番号 CF  10 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 中央本線名古屋地区
キロ程 368.8 km(東京起点)
名古屋から28.1 km
電報略号 テイ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
154人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1924年大正13年)1月1日
備考 駅員無配置駅[1]
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定光寺駅(じょうこうじえき)は、愛知県春日井市玉野町にある、東海旅客鉄道(JR東海)中央本線である[1]駅番号CF10

運行形態の詳細は「中央線 (名古屋地区)」を参照。

概要

玉野川(庄内川)の渓谷右岸に立地。高蔵寺駅からわずか数分で周囲の景色は一変し、川沿いの崖にへばり付くようにつくられ秘境駅の趣もあるが、名古屋への通勤圏に属しているため、隣の古虎渓駅と同じく1時間に上下各4 - 7本程度の列車が往来し、なおかつ車でのアクセスも容易である。なお、駅の所在地は春日井市であるが、川を挟んだ対岸は瀬戸市であり、駅名の由来となった定光寺も瀬戸市側にある。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。下りホームへは線路下を横断するためトンネルからアクセスする。

国鉄時代に無人化された後2000年ごろまでは簡易委託駅となり駅の入り口脇の売店で近距離乗車券を販売していた[9]が、現在では高蔵寺駅管理の無人駅となっている[1]自動改札機の設置は無く、TOICAは簡易改札機による対応となっており、チャージなどの取り扱いは出来ない。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 CF 中央本線 上り 名古屋方面[注釈 1]
2 下り 多治見中津川方面[注釈 1]

利用状況

「春日井市統計書」によると、一日の平均乗車人員は以下の通りである。また通勤、通学での利用客は殆どが瀬戸市民である。

年度 一日平均
乗車人員
2004年 131
2004年 130
2005年 127
2006年 117
2007年 126
2008年 106
2009年 109
2010年 120
2011年 117
2012年 142
2013年 144
2014年 134
2015年 139
2016年 139
2017年 157
2018年 184

駅周辺

定光寺

駅周辺は山の中であり、住宅は少ない。廃墟化した建物も目立つ。

その他

かつて、多治見駅 - 高蔵寺駅間には14箇所のトンネルがあり(現存は9号が解体され13箇所)、これらの工事では20名以上の犠牲者がでたという。定光寺駅の近くに工事殉職者の慰霊碑がある。

これらのトンネルは、1966年昭和41年)に愛岐トンネルの完成で複線電化により廃線となったが、2009年平成21年)2月に「愛岐トンネル群」として近代化産業遺産・続33に認定されている。一般公開の日には当駅が最寄となるため、多数の来場者で混雑する他、快速の一部臨時停車が行われ、派遣された職員が対応に追われる。

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CF 中央本線
快速・区間快速
通過(愛岐トンネル群一般公開日は一部臨時停車する)
普通
古虎渓駅(CF11) - 定光寺駅(CF10) - 高蔵寺駅(CF09)

脚注

注釈

  1. ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。

出典

  1. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 04号 名古屋駅・古虎渓駅・美濃赤坂駅ほか77駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月2日、28頁。 
  2. ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、189頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「鉄道省告示」『官報』1920年7月24日(国立国会図書館デジタル化資料)
  4. ^ 「尾張瀬戸の交通文明」『大阪朝日新聞』1920年7月20日(神戸大学附属新聞記事文庫)
  5. ^ 1923年12月31日仮停車場の廃止1924年1月1日停車場の設置 「鉄道省告示」『官報』1923年12月27日(国立国会図書館デジタル化資料)
  6. ^ 「日本国有鉄道公示第451号」『官報』1970年10月17日。
  7. ^ 「通報 ●中央本線武並駅ほか2駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年10月17日、3面。
  8. ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日、27頁。 
  9. ^ 「トンネル工事の犠牲者慰霊石碑に“光” 太平寺から玉野東谷公園口に移設」『毎日新聞毎日新聞社、2000年12月15日、地方版/愛知、21面。

関連項目

外部リンク