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「JR西日本273系電車」の版間の差分

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{{鉄道車両
#REDIRECT [[JR西日本の車両形式#導入予定車両]]
| 車両名 = JR西日本273系電車
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| 画像説明 = 試運転中の273系
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| 最高運転速度 = 120 km/h
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'''273系電車'''(273けいでんしゃ)は[[西日本旅客鉄道]](JR西日本)の[[直流電化|直流]][[特急形車両|特急形]][[電車]]である。[[2024年]][[4月6日]]から運用開始予定<ref>{{Cite press release|title=2024年春のダイヤ改正について |publisher=西日本旅客鉄道 |date=2023年12月15日|url=https://www.westjr.co.jp/press/article/items/231215_00_press_daiyakaisei_chugoku.pdf |format=PDF |language=日本語 |accessdate=2023年12月24日}}</ref>。
== 概要 ==
岡山と山陰を結ぶ特急「[[やくも]]」用の[[国鉄381系電車|381系]]の置き換えを目的として投入される特急形直流電車<ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220216_03_yakumo.pdf|format=PDF|title=特急「やくも」への新型車両の投入について |publisher=西日本旅客鉄道|date=2022-02-16|accessdate=2022-02-16}}</ref>。JR西日本・[[鉄道総合技術研究所]]・[[川崎車両]]との3社共同開発による、車上の曲線データと走行地点データを連続して照合し適切なタイミングで車体を傾斜させる「車上型[[車体傾斜式車両#制御付き自然振り子式|制御付自然振り子方式]]」を国内で初めて採用し、乗り心地の向上を図る。また、車内Wi-Fiや全席へのコンセント設置など現代のニーズに合った接客設備とすることでサービス水準の改善を図る。
[[近畿車輛]]で製造され<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.kinkisharyo.co.jp/news/detail.php?seq=236|title=西日本旅客鉄道株式会社殿向け「やくも」を受注いたしました。|publisher=近畿車輛株式会社|date=2022-03-07|accessdate=2022-03-09}}</ref>、2024年4月6日以降に4両編成11本を導入予定<ref>{{Cite press release|title=2024年春のダイヤ改正について |publisher=西日本旅客鉄道 |date=2023年12月15日|url=https://www.westjr.co.jp/press/article/items/231215_00_press_daiyakaisei_chugoku.pdf |format=PDF |language=日本語 |accessdate=2023年12月24日}}</ref>。
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== 参考文献 ==
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== 関連項目 ==
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== 外部リンク ==
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2024年4月1日 (月) 14:22時点における版

JR西日本273系電車
試運転中の273系
基本情報
運用者 西日本旅客鉄道[1]
製造所 近畿車輛
製造年 2023年 - 2024年(予定)
製造数 44両(予定)[2]
運用開始 2024年4月6日(予定)
投入先 山陽本線伯備線山陰本線
主要諸元
編成 4両(0.5Ⅿ方式で全車電動車)
軌間 1,067mm
電気方式 直流1,500V (架空電車線方式
最高運転速度 120 km/h
設計最高速度 120 km/h
車体 アルミニウム合金
制御方式 VVVFインバータ制御[2]
テンプレートを表示

273系電車(273けいでんしゃ)は西日本旅客鉄道(JR西日本)の直流特急形電車である。2024年4月6日から運用開始予定[3]

概要

岡山と山陰を結ぶ特急「やくも」用の381系の置き換えを目的として投入される特急形直流電車[4]。JR西日本・鉄道総合技術研究所川崎車両との3社共同開発による、車上の曲線データと走行地点データを連続して照合し適切なタイミングで車体を傾斜させる「車上型制御付自然振り子方式」を国内で初めて採用し、乗り心地の向上を図る。また、車内Wi-Fiや全席へのコンセント設置など現代のニーズに合った接客設備とすることでサービス水準の改善を図る。 近畿車輛で製造され[5]、2024年4月6日以降に4両編成11本を導入予定[6]

車体

エクステリアデザインは、「山陰・伯備線の風景に響き、自然に映える車体」をテーマに、「沿線の自然・景観・文化・歴史を尊び、お客様と交感する色」としての配色(うこん色・黄金色・銅色・赤銅色)を採用[7]

車内

客室内のコンセプトは、「山陰の我が家のようにくつろげる温もりのある車内」。LEDによる間接照明や、木目調の床模様により、暖かみが演出されている。 グリーン車は、2+1列で座席を配置。明るく空間の広がりを感じられる黄色をベースに、富と長寿の象徴とされる亀の甲羅をイメージした「積石亀甲」模様をデザインしたシートとなっており、足下にフットレストを設置したほか、枕は可動式である。 普通車は、魔除けの意味がある「麻の葉」の模様をあしらったシートを2+2列で配置。こちらも、可動式枕やコンセントが設置されており、シートピッチは、新幹線と同等の数値に拡大。在来線特急用車両の普通車としては、最大級の間隔となった[8]

形式・編成

0.5M方式を採用した全電動車編成としている[9]

クモロハ272形(M'sc)

制御電動車

モハ273形(M1)

中間電動車

モハ272形(M'1)

中間電動車

クモハ273形(Mc)

制御電動車

273系編成表
← 出雲市
岡山 →
 
クモロハ272
- 0
(M'sc)
<  >
モハ273
- 100
(M1)
 
モハ272
- 0
(M'1)
<  <
クモハ273
- 0
(Mc)

脚注

注釈

出典

  1. ^ JR西日本 2023, p. 54.
  2. ^ a b 「やくも」用新型車両について
  3. ^ "2024年春のダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 西日本旅客鉄道. 15 December 2023. 2023年12月24日閲覧
  4. ^ 特急「やくも」への新型車両の投入について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2022年2月16日https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220216_03_yakumo.pdf2022年2月16日閲覧 
  5. ^ 西日本旅客鉄道株式会社殿向け「やくも」を受注いたしました。”. 近畿車輛株式会社 (2022年3月7日). 2022年3月9日閲覧。
  6. ^ "2024年春のダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 西日本旅客鉄道. 15 December 2023. 2023年12月24日閲覧
  7. ^ 「やくも」用の新型「273系」公開 乗り物酔いを23%改善する新「振り子」システムとは?”. みんなでつくる鉄コム (2023年10月17日). 2023年12月24日閲覧。
  8. ^ 「やくも」用の新型「273系」公開 乗り物酔いを23%改善する新「振り子」システムとは?”. みんなでつくる鉄コム (2023年10月17日). 2023年12月24日閲覧。
  9. ^ 273系Y1編成・Y2編成が近畿車輛から出場”. 鉄道ニュース (2023年10月25日). 2023年12月24日閲覧。

参考文献

関連項目

国鉄381系電車

外部リンク