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「東雲駅 (北海道)」の版間の差分

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2023年11月19日 (日) 22:50時点における版

東雲駅
駅全体(2018年4月)
とううん
Tōun
A41 安足間 (2.4 km)
(4.5 km) 上川 A43
地図
所在地 北海道上川郡上川町字東雲
北緯43度50分37.41秒 東経142度43分0.08秒 / 北緯43.8437250度 東経142.7166889度 / 43.8437250; 142.7166889 (東雲駅)座標: 北緯43度50分37.41秒 東経142度43分0.08秒 / 北緯43.8437250度 東経142.7166889度 / 43.8437250; 142.7166889 (東雲駅)
駅番号 A42
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 石北本線
キロ程 40.4 km(新旭川起点)
電報略号 ウウ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
4人/日
-2014年-
開業年月日 1960年昭和35年)5月2日
廃止年月日 2021年令和3年)3月13日[JR北 1][JR北 2][新聞 1]
備考 無人駅
テンプレートを表示

東雲駅(とううんえき)は、北海道上川郡上川町字東雲[1]にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線廃駅)である。駅番号A42

2020年3月14日改正時点では、下り5本・上り6本(うち1本は休日運休)の普通列車が停車していた[2]

歴史

1977年の東雲仮乗降場と周囲約500m範囲。右が上川方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

地区名から名づけられた[1]。もともと明治期の入植時には「上アンタロマ」と呼ばれていた地域であったが[4]、1938年(昭和13年)の字名改正で字安足間を「東雲」と「愛山渓」に分割して成立した[5]

駅構造

単式ホーム1面1線の地上駅。大きな待合室があったが解体され、2018年4月時点では物置を待合室に流用しているが、最近になって有志により駅と待合室を示すマグネットシートと駅ノートが設置された。周囲に人家が少なく乗客は多くなかった。

上川駅管理の無人駅だった。自動券売機の設置はなかった。便所は設置されていなかった。

利用状況

廃止直前までの乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1992年(平成04年) (20) [6] 一日平均乗降客数:4
2016年(平成28年) 1.2 [JR北 3]
2017年(平成29年) 1.2 [JR北 4]
2018年(平成30年) 1.4 [JR北 5]
2019年(令和元年) 1.0 [JR北 6]
2020年(令和02年) 0.8 [JR北 7]

駅周辺

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
石北本線(廃止時点)
安足間駅 (A41) - 東雲駅 (A42) - 上川駅 (A43)

脚注

出典

  1. ^ a b c d 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 111. ISBN 4-89391-549-5 
  2. ^ 『北海道時刻表』第61巻第3号(通巻723号)、交通新聞社、2020年2月25日、pp.129-131。 
  3. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。 
  4. ^ 都竹一衛・青野績 編『上川町史』上川町、1966年9月10日。doi:10.11501/3021451https://doi.org/10.11501/30214512022年11月23日閲覧 
  5. ^ 都竹一衛・青野績 編『上川町史』上川町、1966年9月10日、541-543頁。doi:10.11501/3021451https://doi.org/10.11501/30214512022年11月23日閲覧 
  6. ^ 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、127頁。ISBN 4-09-395401-1 

JR北海道

  1. ^ a b 来春のダイヤ見直しについて』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2020年12月9日。オリジナルの2020年12月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201209060401/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201209_KO_kaisei.pdf2020年12月9日閲覧 
  2. ^ a b 2021年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2020年12月18日。オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201218050637/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201218_KO_Daikai.pdf2020年12月18日閲覧 
  3. ^ 石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20171209102701/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/10.pdf2017年12月10日閲覧 
  4. ^ 石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180818171718/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/10.pdf2018年8月19日閲覧 
  5. ^ 石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  6. ^ 石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。

新聞記事

  1. ^ a b “18無人駅に「ありがとう」 JRダイヤ改正で廃止 住民やファン 各地で別れ”. 北海道新聞. (2021年3月13日). オリジナルの2021年3月13日時点におけるアーカイブ。. https://archive.ph/k4tNW 2021年3月13日閲覧。 
  2. ^ “宗谷線と石北線 4駅の廃止容認”. 北海道新聞. (2020年3月6日). オリジナルの2020年3月6日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/c0xH0 2020年3月6日閲覧。 

関連項目

読み方は異なるが同じ表記の駅名

  • 東雲駅 (東京都) - しののめえき。東京都江東区にある東京臨海高速鉄道りんかい線の駅。
  • 東雲駅 (京都府) - しののめえき。京都府舞鶴市にあるWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線の駅。

外部リンク