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奥白滝信号場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
奥白滝信号場
奥白滝信号場 上越方(2009年6月)
おくしらたき
Oku-Shirataki
上越(信) (9.0 km)
(8.3 km) 白滝 A45
地図
所在地 北海道紋別郡遠軽町奥白滝
北緯43度52分28秒 東経143度5分3秒 / 北緯43.87444度 東経143.08417度 / 43.87444; 143.08417座標: 北緯43度52分28秒 東経143度5分3秒 / 北緯43.87444度 東経143.08417度 / 43.87444; 143.08417
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 石北本線
キロ程 73.9 km(新旭川起点)
電報略号 オク
駅構造 地上
ホーム 2線
開業年月日 1932年昭和7年)10月1日[1]
備考 駅として開業。2001年(平成13年)7月1日より信号場。
上川 から29.0km。
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保線詰所(旧駅舎)
列車内から見た旧駅舎(2016年8月)
1977年の奥白滝駅と周囲約500m範囲。右が遠軽方面。木々の影で判り難いが、少しずれた相対式ホーム2面2線を有しており、かつては駅裏に原木が野積みされたストックヤードと貨物積卸線が敷かれていたが[2]、ヤードは植栽された木々ですっかり覆われ、積卸線の遠軽側が切られて保線用の引込み線になっている。現在はホームが全て撤去されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

奥白滝信号場(おくしらたきしんごうじょう)は、北海道紋別郡遠軽町奥白滝にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線信号場である。電報略号オク事務管理コードは▲122512[3]

歴史

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構造

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2線あり列車交換が可能。駅時代は相対式ホーム2面2線を有していた。上越方に側線が1本ある。

旧駅舎は保線要員の詰所として使用される。正面入口は板で塞がれている。

利用状況

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乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1978年(昭和53年) 1 [8]
1992年(平成04年) (0) [9] 1日平均乗降人員:0人

駅周辺

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北見峠の白滝側の途中である。かつては農業・林業が盛んな地域であり、旅館も営業しているほどであったが[8]、1980年(昭和55年)時点ではすでに民家がなく、国鉄官舎4棟に職員家族10戸の居住があるのみであった[8]。1990年代前半にはほど近い位置に旭川紋別自動車道北大雪トンネルの工事事務所が置かれていた[9]

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
石北本線
上川駅 (A43) - (中越信号場) - (上越信号場) - (奥白滝信号場) - *上白滝駅 (A44) - 白滝駅 (A45)
*打消線は廃駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、918頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 1948年米軍撮影航空写真 USA-R345-34 等で、当駅から原木が搬出されていた頃の様子が確認できる。
  3. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、244頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年3月21日閲覧 
  4. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。 
  5. ^ a b 鉄道百年記念 旭鉄略年表(1972年)』日本国有鉄道旭川鉄道管理局、1972年、30, 33頁。doi:10.11501/12061017https://dl.ndl.go.jp/pid/12061017/ 
  6. ^ “「通報」●石北本線桜岡駅ほか12駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年1月10日) 
  7. ^ “マチの盛衰見つめ70年 さよなら奥白滝駅 30日で廃止 有志らが記念式”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2001年6月27日)
  8. ^ a b c 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、897-898頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 
  9. ^ a b 宮脇, 俊三原田, 勝正 著、二見, 康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、128-129頁。ISBN 4-09-395401-1 

関連項目

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