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2023年3月12日 (日) 04:55時点における版
怒り | ||
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著者 | 吉田修一 | |
発行日 | 2014年1月25日 | |
発行元 | 中央公論新社 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判上製カバー装 | |
ページ数 |
上 284 下 260 | |
公式サイト |
怒り(上) 怒り(下) | |
ウィキポータル 文学 | ||
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概要
『読売新聞』朝刊に2012年10月29日から2013年10月19日まで連載された後[1]、加筆修正され2014年1月25日に上・下編の二部構成で中央公論新社から同日発売された[2]。執筆のきっかけとなったのはリンゼイ・アン・ホーカー殺害事件である[3][4]。
あらすじ
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
八王子郊外で若い夫婦が自宅で惨殺され、犯人は逃走した。1年後、房総、東京、沖縄に身元不明の3人の男がそれぞれ現れ、訝られながらも次第に周囲に受け入れられ、それなりの人間関係が作られていく。ある日、警察が八王子事件の犯人の整形手術後のモンタージュ写真をテレビ番組で公表したのをきっかけに、それぞれの人間関係に揺らぎが生まれはじめる。
映画
怒り | |
---|---|
RAGE | |
監督 | 李相日 |
脚本 | 李相日 |
原作 | 吉田修一 |
製作 | 市川南 |
出演者 |
渡辺謙 森山未來 松山ケンイチ 綾野剛 広瀬すず 佐久本宝 ピエール瀧 三浦貴大 高畑充希 原日出子 池脇千鶴 宮崎あおい 妻夫木聡 |
音楽 |
坂本龍一 池内ヨシカツ |
撮影 | 笠松則通 |
編集 | 今井剛 |
製作会社 | 東宝映画 |
公開 | 2016年9月17日 |
上映時間 | 142分 |
製作国 | 日本 |
興行収入 | 16億1000万円[5] |
監督・脚本は李相日、主演は渡辺謙で2016年9月17日に公開。李が吉田修一の作品を映画化するのは、興行収入19億円超のヒット作となった『悪人』に続き2度目。『許されざる者』以来のタッグとなる主演の渡辺謙をはじめ、『悪人』で主演を務めた妻夫木聡や三浦貴大、松山ケンイチ、宮崎あおいやオーディションで選ばれた広瀬すず、新人の佐久本宝などが出演している。
第41回トロント国際映画祭スペシャルプレゼンテーション部門、第64回サンセバスチャン国際映画祭コンペティション部門出品作品[6]。
キャスト
- 千葉編
- 東京編
- 沖縄編
- その他
スタッフ
- 原作 - 吉田修一『怒り』(中央公論新社刊)
- 監督・脚本 - 李相日
- 音楽 - 坂本龍一[7]
- 主題曲 - 坂本龍一 feat.2CELLOS[7]
- 劇中歌 - 池内ヨシカツ
- 製作 - 市川南
- 共同製作 - 中村理一郎、弓矢政法、川村龍夫、髙橋誠、松田陽三、吉村治、吉川英作、水野道訓、荒波修、井戸義郎
- エグゼクティブ・プロデューサー - 山内章弘
- 企画・プロデュース - 川村元気
- プロデューサー - 臼井真之介
- ラインプロデューサー - 鈴木嘉弘
- プロダクション統括 - 佐藤毅
- 撮影 - 笠松則通
- 照明 - 中村裕樹
- 録音 - 白取貢
- 美術 - 都築雄二、坂原文子
- 編集 - 今井剛
- 衣装デザイン - 小川久美子
- ヘアメイク - 豊川京子
- サウンドエフェクト - 北田雅也
- スクリプター - 杉本友美
- キャスティング - 田端利江
- 助監督 - 竹田正明
- 音楽プロデューサー - 杉田寿宏
- 配給 - 東宝
- 製作プロダクション - 東宝映画
- 制作協力 - ドラゴンフライ
- 製作 - 「怒り」製作委員会(東宝、電通、ジェイアール東日本企画、ケイダッシュ、KDDI、読売新聞社、中央公論新社、日本出版販売、ソニー・ミュージックエンタテインメント、GYAO、中日新聞社)
封切り
全国324スクリーンで公開され、2016年9月17日・18日の初日2日間で興収2億3300万円、動員17万人になり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第3位となった[8]。
受賞
- 映画
- 第40回山路ふみ子映画賞 (2016年)[9]
- 山路ふみ子映画賞
- 山路ふみ子女優賞:宮崎あおい
- 第41回報知映画賞(2016年)[10]
- 監督賞:李相日
- 助演男優賞:綾野剛(『怒り』『リップヴァンウィンクルの花嫁』『64-ロクヨン- 前編/後編』)
- 第29回日刊スポーツ映画大賞
- 第90回キネマ旬報ベスト・テン(2017年)[11]
- 日本映画ベスト・テン 第10位
- 第40回日本アカデミー賞[12]
- 最優秀助演男優賞:妻夫木聡
- 優秀作品賞
- 優秀監督賞:李相日
- 優秀脚本賞:李相日
- 優秀主演女優賞:宮崎あおい
- 優秀助演男優賞:森山未來
- 優秀助演女優賞:広瀬すず
- 新人俳優賞:佐久本宝
- 優秀撮影賞:笠松則通
- 優秀照明賞:中村裕樹
- 優秀美術賞:都築雄二、坂原文子
- 優秀録音賞:白取貢
- 優秀編集賞:今井剛
- 第26回東京スポーツ映画大賞
- 助演男優賞:綾野剛
- 助演女優賞:広瀬すず
- 第48回照明技術賞[13]
- 映画部門 優秀照明賞:中村裕樹
関連作品
脚注
- ^ “主な連載小説の記録”. 読売新聞へようこそ. 2018年7月4日閲覧。
- ^ “怒り 上”. 中央公論新社. 2018年7月4日閲覧。
- ^ “簡単に隣人を殺人犯と思い込んだ風潮に衝撃…吉田修一、2007年の殺人事件に言及”. シネマトゥデイ. 2018年7月4日閲覧。
- ^ 怒りはどこに向けられているのか—作家・吉田修一に聞く小説『怒り』の作品世界、一般財団法人ニッポンドットコム、2016.09.15
- ^ 2016年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟 2017年7月8日閲覧。
- ^ “李相日「怒り」がトロント国際映画祭とサンセバスチャン国際映画祭に”. 映画ナタリー. (2016年8月25日) 2016年8月25日閲覧。
- ^ a b “坂本龍一が映画「怒り」音楽を担当、主題曲には2CELLOSが参加”. 音楽ナタリー. (2016年6月16日) 2016年6月16日閲覧。
- ^ “『君の名は。』V4で100億円突破にリーチ!『聲の形』も大ヒットスタート!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ (2016年9月20日). 2017年7月8日閲覧。
- ^ “山路ふみ子映画賞発表 文化賞に「君の名は。」の新海誠監督”. スポーツ報知. (2016年10月17日) 2016年10月17日閲覧。
- ^ “【報知映画賞】宮沢りえ、史上初となる3度目主演女優賞に…各賞を発表”. スポーツ報知. (2016年11月29日) 2016年11月29日閲覧。
- ^ “キネマ旬報ベスト・テン決定、「この世界の片隅に」「ハドソン川の奇跡」が1位に”. 映画ナタリー. (2017年1月10日) 2017年1月10日閲覧。
- ^ “第40回日本アカデミー賞優秀賞一覧”. 日本アカデミー賞公式サイト. 2017年1月18日閲覧。
- ^ “【NEWS】日本映画テレビ照明協会「照明まつり」開催 最優秀照明技術賞にドラマ「氷の轍」の永田氏、映画「怒り」の中村氏らが受賞”. Inter BEE Online. (2017年5月29日) 2019年4月7日閲覧。
- ^ “「怒り」原作者・吉田修一による書籍発売、妻夫木聡との対談やオリジナル小説収録”. 映画ナタリー. (2016年7月21日) 2016年7月22日閲覧。
外部リンク
- 怒り - 映画・映像|東宝WEB SITE
- 怒り - allcinema
- 怒り - KINENOTE
- 怒り - MOVIE WALKER PRESS
- Ikari - IMDb
- Rage - オールムービー
- 映画『怒り』(4.12BD&DVD発売) (@IkariMovie) - X(旧Twitter)