「Ripple (支払いシステム)」の版間の差分
rv, spam タグ: 手動差し戻し |
XRP Ledgerの特徴を「XRP」ページへ移動 タグ: 差し戻し済み サイズの大幅な増減 ビジュアルエディター |
||
46行目: | 46行目: | ||
== 特徴 == |
== 特徴 == |
||
=== XRP === |
|||
{{Quote box|width=30em|我々が[[XRP]]を分配する目的は、ネットワークに信頼、実用性、流動性を構築するような行動にインセンティブを与えることです。もし私たちがこれらの目標を念頭に[[XRP]]を分配したら、そのうち私たちが市場に注入する追加供給を相殺して上回る[[XRP]]の需要増が期待できると思っています。別の言い方をすると、他の通貨と[[XRP]]との交換レートを安定化あるいは増価するような結果が期待できる分配戦略を実行するつもりだということです。|Ripple Labs Inc.<ref name="XRP Portal">{{cite web|title = XRPポータル|url = https://ripple.com/xrp-portal/|publisher = Ripple Labs Inc.|accessdate = 2016-2-25}}</ref>}} |
|||
[[XRP]]はリップル・ネットワークのネイティブな通貨である。XRPは[[ドル]]や[[ユーロ]]とは違い、リップル内にのみ存在する生来の電子的な資産である。'''1000億XRP'''がリップル・レジャー内にプログラムされており、リップル・プロトコルのルールでそれ以上は発行されることがない。XRPはリップル内で唯一の資産となる通貨である。リップル内の他の全ての通貨は残高として存在しており、これは[[ゲートウェイ]]の[[負債]]であることを意味する。この資産と負債の違いが、数学に基づいた通貨の一つの革命的な性質である。なぜならXRPは負債ではなく資産であるため、ユーザーは第三者の[[カウンターパーティー]]リスクを負うことを承諾することなく、[[USD]]残高を送金する代わりにXRPで価値の交換を行うことができる。<ref name="Ripple for Market Makers">{{cite web|title = Ripple for Market Makers|url = https://ripple.com/solutions/ripple-for-market-makers/|publisher = Ripple Labs Inc.|accessdate = 2016-2-24}}</ref> |
|||
==== ブリッジ通貨としてのXRP ==== |
|||
XRPは、特定のタイミングで2通貨間の直接的な取引がない場合(例えば2つのマイナーな[[通貨]]ペアによる取引の際)に、ブリッジ通貨として機能する。ネットワーク内での[[両替]]において、XRPは他の通貨と自由に交換することができ、その市場価格はドル、ユーロ、[[円 (通貨)|円]]、[[ビットコイン]]などに対して変動する。他の通貨と異なるのは、XRPによる取引は銀行口座を必要とせず、サービス手数料もかからないという点である。取引先のリスクもなく、運用コストが増えることもない。<ref name="ripple vision">{{cite web|title = リップルでネットワーク効果を生み出す|url = https://ripple.com/files/ripple_vision_jp.pdf|publisher = Ripple Labs Inc.|accessdate = 2016-2-25}}</ref> リップルの設計の焦点は、代替通貨としてのXRPに重点を置くことではなく、[[外国為替|両替]]と分散型[[即時グロス決済]]である。Ripple Labs Inc. は、2015年4月にオートブリッジと呼ばれる新しい機能をリップルに追加した。これにより、マーケットメーカーはマイナーな通貨ペアの取引を、より簡単に行うことが可能になった。この機能は更にネットワークに流動性とより良い[[FXレート]]をもたらすことを目標としている。<ref name="XRP Portal"/> |
|||
==== スパム対策としてのXRP ==== |
|||
リップル・ネットワークにアクセスするには、微小な額ながらもいくらかのXRPが必要となる。これらは[[トランザクション]]に対する手数料と永続性を維持するための[[担保]]として利用される。この設計の目的は、攻撃者をすばやく破産させ、ネットワークがスムーズに機能し続けるようにすることである。Rippleネットワークに対する攻撃はすぐに高価になるが、一般ユーザーにとっての費用は実質上「無料」のままであり続けるようになっている。<ref name="Ripple for Market Makers"/> |
|||
==== XRPの最小単位と発行上限 ==== |
|||
XRPの最小単位は1 XRPの100万分の1(0.000001)で、この最小単位を"'''drop'''"と呼ぶ。つまり 1 XRP = 1,000,000 drops である。'''1000億'''というXRPの発行上限は人的要因により決定された。drops の64[[ビット]]の精度のうち1ビットをXRPフォーマットを表すフラグ、1ビットを符号、3ビットを未使用領域として合計5ビットがフラグとして割り当てられている。1000億XRPは100,000,000,000,000,000 dropsであり、これは64ビットから前述の5ビットを差し引いた59ビットの符号無し整数(unsigned integer)に収まる。<ref name="Ripple credits">{{cite web|title = Ripple credits|url = https://wiki.ripple.com/Ripple_credits|publisher = Ripple Labs Inc.|accessdate = 2016-2-25}}</ref> |
|||
* 100,000,000,000,000,000 = 10^17 = 10^11 * 10^6 |
|||
* 576,460,752,303,423,488 = 2^59 |
|||
=== ゲートウェイ === |
|||
[[File:Trust Lines.jpg|thumb|right|350px|Ripple Admin Consoleでのトラストラインとリップリングの設定]] |
|||
[[ゲートウェイ]]は顧客から通貨の預金を引き受け、代わりにRippleネットワークの残高を発行するビジネスである。これは伝統的な[[銀行]]の役割にとても似ている。Rippleネットワーク上でXRP以外の通貨による残高を保有するにはゲートウェイに接続する必要があり、これを「トラストラインの確立」と呼ぶ。XRPには発行者が存在しないため、XRPの残高の場合はゲートウェイに接続する必要はない。<ref name="Ripple matome">{{cite web|title = Ripple総合まとめ|url = http://info.2ch.net/index.php/Ripple%E7%B7%8F%E5%90%88%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81|publisher = 2ch.net|accessdate = 2016-2-24}}</ref> |
|||
=== IOU === |
|||
[[IOU]]はゲートウェイが顧客から引き受けた預金に対して発行される借用証書である。(語源は英語のI owe you.<ref name="DiamondOnline-2014-04-03">{{Cite web |author=野口悠紀雄 |coauthors= |date=2014-04-03 |url=http://diamond.jp/articles/-/51115 |title=大きな可能性を秘める「リップル」と「イーサリアム」――ビットコインに続くもの |accessdate=2016-03-17 }}</ref>) ゲートウェイから顧客に発行されるIOUの残高は、基本的に顧客から引き受けた預金の残高に基づく。リップルのユーザー同士は、ゲートウェイから発行されたIOUで支払いを行うことができる。この場合に必要なのは、IOUを保持するために支払いを行うユーザーが互いに共通のゲートウェイをトラストすることだけで、直接お互いをトラストする必要はない。また、Gold Bullion Internationalが発行するXAUのように、IOUは通貨以外の資産の価値記録にも利用することができる。 <ref name="Ripple matome"/> |
|||
=== アドレス === |
|||
リップルの残高はアドレスに対応づけられて格納される。アドレスは[[公開鍵暗号]]ペア(公開鍵と秘密鍵)として生成され、公開鍵側をリップルアドレス、秘密鍵側をシークレットキーと呼ぶ。 |
|||
==== リップルアドレス ==== |
|||
リップルアドレスは‘r’から始まるアルファニューメリックストリング(文字数字の列)で、ウォレット(財布)を特定するための公開されたアドレスとして利用される。また、リップルアドレスを用いて取引履歴や残高の確認を行うことが可能である。 |
|||
==== シークレットキー ==== |
|||
シークレットキーは、リップルアドレスと同様にアルファニューメリックストリング(文字数字の列)である。シークレットキーはリップルアドレスと似ているが ‘r’ の代わりに’s’から始まる。シークレットキーを保持している限り、いつでもアカウント内にある残高にアクセスすることができる。これはもし他の方法でアクセスが出来ない場合、バックアップ方法として重要なことである。他のアクセス方法がない場合(例えば、電話が[[二要素認証]]のテキストを受信できない時)、シークレットキーがないとロックアウトされて自分のアカウントを使用することができなくなる。シークレットキーは如何なる状況でも自分のアカウントにアクセスできる唯一の方法である。 <ref name="Ripple matome"/> |
|||
=== パスファインディング === |
|||
[[File:Path Finding Algorithm.jpg|thumb|right|350px|リップルのパスファインディング・アルゴリズム]] |
|||
リップルのパスファインディング・アルゴリズムは、リップル・ネットワークを横断する2通貨間の最も安いパスを探索する。ここで言う『最も安い』が意味するのは、支払いの送金者にとって最小の [[Bid|BID]]/ASK コストを負うパスである。利用者が USD から EUR へ送金・支払いを行いたい場合、これは直接 USD から EUR へのワンホップのパスになるか、または、USD → CAD → XRP → EUR のようなマルチホップのパスになる。リップルはマルチホップパスを単一の[[トランザクション]]として処理する。<ref name="Ripple for Market Makers"/> パスファインディングは、利用者にとって最も安い交換コストを探し出すようにデザインされている。 |
|||
=== オートブリッジ === |
|||
[[File:Offer Autobridging.jpg|thumb|right|350px|オートブリッジとオファーオートブリッジ]] |
|||
オートブリッジは、流動性と生来のブリッジ通貨としての[[XRP]]の利用促進を容易にするために、XRPを介して複数のオーダーブックの橋渡しを行う。例えば 1JPY=1XRP と 0.01USD=1XRP の注文が同時に出された場合、オートブリッジは2つのオーダーブックを合成し、1JPY=0.01USD の取引を可能にする。これによってリップルでは様々な通貨ペアの取引が可能になる。また、リップルは更にオファーオートブリッジという機能により、IOUを直接掛け合わせたオーダーブックとオートブリッジにより生成されたオーダーブックを合成して、一つのオーダーブックを生成する。<ref name="Introducing Offer Autobridging">{{cite web|title = Introducing: Offer Autobridging|url = https://ripple.com/uncategorized/introducing-offer-autobridging/|publisher = Ripple Labs Inc.|accessdate = 2016-2-24}}</ref> |
|||
=== リップリング === |
|||
リップリングは、複数のゲートウェイをトラストして同じ単位のIOU(例えばUSD.snapswapとUSD.bitstamp)を保持している場合に、片方のIOUが他方のIOUに自動的に置き換わることを許可する機能である。リップリングをONにしたIOUは、同じ単位の他のIOUに自動的に交換される可能性がある。<ref name="Ripple matome"/> |
|||
=== リップルコネクト === |
=== リップルコネクト === |
||
[[Ripple Connect|リップルコネクト]]は、金融機関の内部システムとリップル・コンセンサス・レジャー (RCL) を接続するための、リップル社のクロスカレンシー決済ソリューションのコンポーネントである。リップルコネクトを利用することで、銀行は国際決済を行うことが可能になる。さらにリップルコネクトは、決済が実行される前に KYC(Know Your Customer:顧客の本人確認情報)やその他のコンプライアンス情報、手数料、決済にかかる概算時間を交換する手段を銀行に提供する。<ref name="Ripple Connect Product Overview">{{cite web|url=https://ripple.com/knowledge_center/ripple-connect-product-overview/|title=Ripple Connect: Product Overview|publisher=Ripple Labs Inc.|accessdate=2016-03-14}}</ref> |
[[Ripple Connect|リップルコネクト]]は、金融機関の内部システムとリップル・コンセンサス・レジャー (RCL) を接続するための、リップル社のクロスカレンシー決済ソリューションのコンポーネントである。リップルコネクトを利用することで、銀行は国際決済を行うことが可能になる。さらにリップルコネクトは、決済が実行される前に KYC(Know Your Customer:顧客の本人確認情報)やその他のコンプライアンス情報、手数料、決済にかかる概算時間を交換する手段を銀行に提供する。<ref name="Ripple Connect Product Overview">{{cite web|url=https://ripple.com/knowledge_center/ripple-connect-product-overview/|title=Ripple Connect: Product Overview|publisher=Ripple Labs Inc.|accessdate=2016-03-14}}</ref> |
||
267行目: | 224行目: | ||
** 6月 - [[米ニューヨーク州金融サービス局]](NYDFS)が Ripple Labs Inc. に[[ビットライセンス]]を承認<ref name="finextra 2016-06-13">{{cite web|url=https://www.finextra.com/pressarticle/64842/ripple-receives-bitlicense|title=Ripple receives BitLicense|publisher=Finextra Research|accessdate=2016-06-14}}</ref><ref name="Reuters 2016-06-13">{{Cite news |title=New York approves Ripple Lab's application for bitcoin license |newspaper=Reuters |date=2016-06-13 |author=Thomson Reuters |url=http://www.reuters.com/article/us-usa-new-york-digital-idUSKCN0YZ25V |accessdate=2016-06-14}}</ref> |
** 6月 - [[米ニューヨーク州金融サービス局]](NYDFS)が Ripple Labs Inc. に[[ビットライセンス]]を承認<ref name="finextra 2016-06-13">{{cite web|url=https://www.finextra.com/pressarticle/64842/ripple-receives-bitlicense|title=Ripple receives BitLicense|publisher=Finextra Research|accessdate=2016-06-14}}</ref><ref name="Reuters 2016-06-13">{{Cite news |title=New York approves Ripple Lab's application for bitcoin license |newspaper=Reuters |date=2016-06-13 |author=Thomson Reuters |url=http://www.reuters.com/article/us-usa-new-york-digital-idUSKCN0YZ25V |accessdate=2016-06-14}}</ref> |
||
** 6月 - Ripple Labs Inc. が[[ルクセンブルク]]オフィスを開設<ref name="Ripple Luxembourg Office">{{cite web|url=https://ripple.com/insights/ripple-continues-global-growth-new-luxembourg-office-support-protocol-neutrality/|title=Ripple Continues Global Growth with New Luxembourg Office to Support Protocol Neutrality|publisher=Ripple Labs Inc.|accessdate=2016-07-03}}</ref> |
** 6月 - Ripple Labs Inc. が[[ルクセンブルク]]オフィスを開設<ref name="Ripple Luxembourg Office">{{cite web|url=https://ripple.com/insights/ripple-continues-global-growth-new-luxembourg-office-support-protocol-neutrality/|title=Ripple Continues Global Growth with New Luxembourg Office to Support Protocol Neutrality|publisher=Ripple Labs Inc.|accessdate=2016-07-03}}</ref> |
||
** 6月 - [[ATB Financial]], [[SAP]]{{要曖昧さ回避|date=2021年8月}}, [[Accenture]] が [[Payments Panorama 2016 ]] でリップルを利用した銀行間送金のデモを実施<ref name="Banking Technology 2016-06-27">{{cite web|url=http://www.bankingtech.com/520452/canada-to-germany-ripple-bank-transfer-breakthrough-for-banking-industry/|title=Canada to Germany Ripple bank transfer breakthrough for banking industry|publisher=BankingTech.com|accessdate=2016-07-03}}</ref><ref name="Financial Times 2016-06-22">{{cite web|url=https://next.ft.com/content/541414c0-3834-11e6-a780-b48ed7b6126f|title=Banks claim blockchain breakthrough in money transfer|publisher=Financial Times|accessdate=2016-07-03}}</ref><ref name="CNBC 2016-06-22">{{cite web|url=http://www.cnbc.com/2016/06/22/banks-trial-ripple-blockchain-to-make-international-money-transfers-like-sending-an-imessage.html|title=Banks trial Ripple blockchain to make money transfers 'like sending an iMessage'|publisher=CNBC|accessdate=2016-07-03}}</ref><ref name="Fortune 2016-06-23">{{cite web|url=http://fortune.com/2016/06/23/ripple-blockchain-banks/|title=More Banks Are Trying Out Blockchains For Fund Transfers|publisher=Fortune|accessdate=2016-07-03}}</ref> |
** 6月 - [[ATB Financial]], [[SAP]]{{要曖昧さ回避|date=2021年8月}}, [[Accenture]] が [[Payments Panorama 2016 ]] でリップルを利用した銀行間送金のデモを実施<ref name="Banking Technology 2016-06-27">{{cite web|url=http://www.bankingtech.com/520452/canada-to-germany-ripple-bank-transfer-breakthrough-for-banking-industry/|title=Canada to Germany Ripple bank transfer breakthrough for banking industry|publisher=BankingTech.com|accessdate=2016-07-03}}</ref><ref name="Financial Times 2016-06-22">{{cite web|url=https://next.ft.com/content/541414c0-3834-11e6-a780-b48ed7b6126f|title=Banks claim blockchain breakthrough in money transfer|publisher=Financial Times|accessdate=2016-07-03}}</ref><ref name="CNBC 2016-06-22">{{cite web|url=http://www.cnbc.com/2016/06/22/banks-trial-ripple-blockchain-to-make-international-money-transfers-like-sending-an-imessage.html|title=Banks trial Ripple blockchain to make money transfers 'like sending an iMessage'|publisher=CNBC|accessdate=2016-07-03}}</ref><ref name="Fortune 2016-06-23">{{cite web|url=http://fortune.com/2016/06/23/ripple-blockchain-banks/|title=More Banks Are Trying Out Blockchains For Fund Transfers|publisher=Fortune|accessdate=2016-07-03}}</ref> |
||
** 6月 - [[UniCredit]] がリップルの採用を表明<ref name="Banking Technology 2016-06-27"/><ref name="Financial Times 2016-06-22"/><ref name="CNBC 2016-06-22"/><ref name="Fortune 2016-06-23"/> |
** 6月 - [[UniCredit]] がリップルの採用を表明<ref name="Banking Technology 2016-06-27"/><ref name="Financial Times 2016-06-22"/><ref name="CNBC 2016-06-22"/><ref name="Fortune 2016-06-23"/> |
||
** 6月 - [[UBS]] がリップルの採用を表明<ref name="Banking Technology 2016-06-27"/><ref name="Financial Times 2016-06-22"/><ref name="CNBC 2016-06-22"/><ref name="Fortune 2016-06-23"/> |
** 6月 - [[UBS]] がリップルの採用を表明<ref name="Banking Technology 2016-06-27"/><ref name="Financial Times 2016-06-22"/><ref name="CNBC 2016-06-22"/><ref name="Fortune 2016-06-23"/> |
2023年2月19日 (日) 05:43時点における版
作者 | Arthur Britto, David Schwartz, Ryan Fugger |
---|---|
開発元 | Ripple Labs Inc. |
初版 | 2012 |
最新版 |
0.30.1-hf1
/ 2016年2月12日[1] |
リポジトリ | |
対応OS | Linux, FreeBSD, macOS, Windows |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | 即時グロス決済, 外国為替, 送金 |
ライセンス | ISCライセンス[2] |
公式サイト | Ripple.com |
リップル(Ripple)とは、Ripple Labs Inc. によって開発が行われている分散型台帳技術を利用した即時グロス決済システム、 外国為替・送金ネットワークである。コンセンサス・レジャーとXRPと呼ばれるネイティブ通貨を用いるオープンソースのインターネット・プロトコルは、リップル・トランザクション・プロトコル(RTXP)またはリップル・プロトコルと呼ばれる。
概要
リップル(Ripple)の開発は、2004年にカナダのウェブ開発者である Ryan Fugger により開始された。[3] 後にビットコイン技術を応用して Arthur Britto、David Schwartz等によって開発されたコンセンサス・レジャーが統合された。プロジェクトの指揮権は Ryan Fugger から Ripple Labs Inc.(旧OpenCoin Inc.)に譲渡され、リップル・トランザクション・プロトコル(RTXP)として開発が継続されている。 リップルはビットコインと同様に分散型台帳技術を利用するが、二重支払いの検知をプルーフ・オブ・ワーク・システムではなく、独自に開発されたコンセンサス・システムによって行う。これによりビットコインの致命的な弱点であるスケーラビリティや消費電力といった問題を克服し、ビットコインでは平均10分程度かかっていた決済をリップルでは数秒で[4]行うことができる。
また、World Wide Web Consortium によって標準化が進められているインターレジャー・プロトコルの開発が Ripple Labs Inc. によって行われており、将来的にリップルに統合される予定である。インターレジャー・プロトコルは Ripple Labs Inc. から発表され、リファレンス実装が2015年11月に同社から公開された。[5][6]
特徴
リップルコネクト
リップルコネクトは、金融機関の内部システムとリップル・コンセンサス・レジャー (RCL) を接続するための、リップル社のクロスカレンシー決済ソリューションのコンポーネントである。リップルコネクトを利用することで、銀行は国際決済を行うことが可能になる。さらにリップルコネクトは、決済が実行される前に KYC(Know Your Customer:顧客の本人確認情報)やその他のコンプライアンス情報、手数料、決済にかかる概算時間を交換する手段を銀行に提供する。[7]
リップルストリーム
リップルストリームは、リップル社の FX 市場を構築するソリューションのコンポーネントであり、FIX のような業界標準ツールを利用する FX トレーディングデスクを実現し、リップル・コンセンサス・レジャー (RCL) 上での FX 市場の構築を容易にするためのオーダーブック管理システムである。リップルストリームは、クロスカレンシー決済を実現するために外国為替取引を提供する RCL 上で、売り/買い注文を実行するトレーディングデスクのためのインターフェースを提供する。リップルストリームは、銀行の FIX やウェブサービスAPIを利用した既存のトレーディングインターフェースを統合するために開発された。銀行のトレーディング・クライアントの統合に .NET ライブラリを利用することもできる。[8]
評価
デビュー以来、Rippleプロトコルは金融および大衆向けの報道機関で注目を浴びるようになった。Rippleは、The Nielsen Company、Bank of England Quarterly Bulletin、NACHA、およびKPMGの業界記事で取り上げられ、銀行業界の国際化に対するRippleの影響を調査する多くの記事にも取り上げられた。セキュリティなどの問題に関しては、2015年4月にAmerican Bankerが「銀行の観点からすれば、Rippleシステムのような分散型台帳には、ビットコインのような暗号通貨に比べて多くの利点がある」と主張した。[9] また、ボストン連邦準備銀行は「Rippleなどの分散ネットワークの採用により、銀行業界がより高速な処理を実現し、グローバルな支払いとコルレス銀行のサービスの効率を向上させることができる」と主張した。[要出典]2013年には決済ネットワークとしてのRippleについて、ケン・カーソン氏がEsquire誌で「大手金融サービスブランドは、レコード会社がかつてNapsterを扱ったように、Rippleを扱うべきだ」と述べた。[要出典]2015年8月、Rippleは世界経済フォーラムからテクノロジーパイオニア賞(Technology Pioneer)を受賞した。[10] New York Times所属のウェブサイトDealbookは2013年に「Rippleは仮想通貨が通常達成できなかったこと、すなわち金融システムの主要プレーヤーの関与を獲得している」と述べた。 [11]
歴史
開発初期(2004~11年)
- 2004年
- Ryan Fugger が Ripplepay(Ripple payment protocol)を考案[12][13]
- Ryan Fuggerが『Money as IOUs in Social Trust Networks & A Proposal for a Decentralized Currency Network Protocol』を発表[14]
- 2008年
- 11月 - Satoshi Nakamoto を名乗る人物が論文 『Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System』 を投稿[16][17][18][19]
- 2011年
- 3月 - Jed McCaleb(Mt.Gox創業者)がビットコイン技術を応用した『コンセンサス・アルゴリズム』を考案[15]
- 3月 - Arthur Britto, David Schwartz, Jed McCaleb, Stefan Thomasがコンセンサス・レジャーの実装を開始[23]
OpenCoin Inc. の設立(2012~13年)
- 2012年8月 - Chris Larsen(E-Loan, Prosper創業者)が Arthur Britto, David Schwartz 等のチームに参加[24]
- 8月 - Ryan Fugger がリップル・プロジェクトの指揮権を Chris Larsen 等に譲渡[15]
- 9月 - Chris Larsen 等のチームが OpenCoin Inc. を設立[15]
- 9月 - OpenCoin Inc. が Ryan Fugger のコンセプトに基づいた Ripple Transaction Protocol(RTXP)の開発を開始[15]
- 2013年1月 - Alan Safahi(ZipZap創業者)が OpenCoin Inc. のアドバイザーに就任[25]
- 4月 - Andreessen Horowitz 等が OpenCoin Inc. に150万ドルを出資[26]
- 5月 - Google Ventures, IDG Capital Partners 等が OpenCoin Inc. に140万ドルを出資[26]
- 7月 - David Schwartz が OpenCoin Inc. の取締役に就任[27]
- 7月 - Stefan Thomas が OpenCoin Inc. の最高技術責任者(CTO)に就任
- 7月 - Jed McCaleb が OpenCoin Inc. を離脱[28]
Ripple Labs Inc. と銀行市場へのシフト(2013~15年)
映像外部リンク | |
---|---|
Ripple - Real Time Cross Border Transactions |
映像外部リンク | |
---|---|
Technology Pioneer 2015 - Chris Larsen (Ripple Labs) |
- 2013年9月 - OpenCoin Inc. が Ripple Labs Inc. に社名を変更[31]
- 9月 - Ripple Labs Inc. が Rippled と RippleClient のリファレンス実装をISCライセンスで公開[2]
- 9月 - Greg Kidd (元FRB上級アナリスト) が Ripple Labs Inc. の最高リスク管理責任者(CRO)に就任[32]
- 11月 - Ripple Labs Inc. が The World Community Grid でXRPの配布を開始[33]
- 11月 -IDG Capital Partners 等が Ripple Labs Inc. に350万ドルを出資[26]
- 2014年1月 - Karen Gifford(元FRB法律顧問)が Ripple Labs Inc. の最高法令順守責任者(CCO)に就任[34]
- 2月 - MIT Technology Review が Ripple Labs Inc. を 50 Smartest Companies に選出[35]
- 2月 - Fast Company が Ripple Labs Inc. を The World's Top 10 Most Innovative Companies Of 2015 In Money に選出[36]
- 4月 - Susan C. Athey(経済学者)が Ripple Labs Inc. の取締役に就任[37]
- 4月 - Ripple Labs Inc. が The World Community Grid でのXRPの配布を終了
- 5月 - フィドール銀行 が Ripple Labs Inc. とパートナーシップを締結[38]
- 5月 - Jed McCaleb が自身の保有する XRP を売却すると発表[39][40]
- 5月 - Chris Larsen が自身の保有する70億XRP を寄付すると発表[41]
- 6月 - Ripple Labs Inc. が NACHA に加盟[42]
- 6月 - Astropay がリップルの採用を表明[43]
- 7月 - Karl-Theodor zu Guttenberg(独元経済・科学技術相)が Ripple Labs Inc. のアドバイザーに就任[44]
- 8月 - David Schwartz 等が白書 『The Ripple Protocol Consensus Algorithm』 を発表[45]
- 9月 - Cross River Bank がリップルの採用を表明[46]
- 9月 - CBW Bank(Citizens Bank of Weir)がリップルの採用を表明[46]
- 11月 - Ripple Labs Inc. と Earthport がグローバルパートナーシップを締結[47]
- 11月 - Yantra Financial Technologies がリップルの採用を表明[48]
- 11月 - Saldo.mx がリップルの採用を表明
- 11月 - TAS Group がリップルの採用を表明[49]
- 2015年1月 - Gene Sperling(ホワイトハウス前経済顧問)が Ripple Labs Inc. の取締役に就任[50]
- 1月 - Norman Reed(元DTCC法律顧問)が Ripple Labs Inc. の法律顧問(General Counsel)に就任[51][52]
- 2月 - Ripple Labs Inc. が W3C のWeb Payment Interest Group に参加[53]
- 2月 - Ripple Labs Inc. が CFSI(Center for Financial Services Innovation)に加盟[54]
- 2月 - Antoinette O’Gorman が Ripple Labs Inc. の最高法令順守責任者(CCO)兼 BSA Officer に就任[55]
- 2月 - フィドール銀行 が次期送金システムにRippleの採用を表明[56]
- 2月 - American Banker が Ripple Labs Inc. を 20 Fintech Companies to Watch に選出[57]
- 2月 - Fast Company が Ripple Labs Inc. をThe World's Top 10 Most Innovative Companies Of 2015 In Money に選出[58]
- 3月 - FinCEN がBank Secrecy Act(銀行秘密法)違反で Ripple Labs Inc. に罰金の支払いを命令[59]
- 3月 - 米カリフォルニア州がAB 1326(仮想通貨ライセンス・プログラム)を導入[60]
- 3月 - 英財務省が仮想通貨取引への規制実施を発表
- 3月 - Anja Manuel(元米国務省官僚)が Ripple Labs Inc. のアドバイザーに就任[61]
- 3月 - Ripple Labs Inc. が IPFA(International Payments Framework Association)に加盟[62]
- 4月 -Brad Garlinghouse(Yahoo!元上級副社長)が Ripple Labs Inc. の最高運営責任者(COO)に就任[63]
- 4月 -Dilip Rao(金融技術の第一人者)がRipple Labs Asia Pacific の代表取締役に就任[64]
- 4月 - Ripple Labs Inc. が APACオフィスを開設[64]
- 4月 - Western Union がリップルの実証実験を開始
- 4月 - リップルがオートブリッジと NuDB をサポート[65]
- 4月 - CBW Bank がリップルを統合したONE Cardを発表[66]
- 5月 - FinCEN が仮想通貨取引業者の監査を開始
- 5月 - Matthew Mellon(ニューヨーク共和党財政委員会会長)が Ripple Labs Inc. のグローバル・アンバサダーに就任[67]
- 5月 - Ripple Labs Inc. がシリーズAで2800万ドルを獲得[26]
- 5月 - Feng Li が Ripple Labs Inc. の取締役に就任[68]
- 5月 - Commonwealth Bank がリップルの採用を表明[69]
- 6月 - Donald Donahue(DTCC前CEO)が Ripple Labs Inc. のアドバイザーに就任[70]
- 6月 - FRB が Ripple Labs Inc. の Ryan Zagone をFaster Payments Task Force の運営委員に選出[29]
- 6月 - Westpac Bank とANZ Bank が Commonwealth Bank と共同でリップルの実証実験を開始[71]
- 6月 - Royal Bank of Scotland がリップルを利用した実証実験を開始[72]
- 6月 - Ripple Labs Inc. が Mirror Labs Inc. に出資[73]
- 6月 - Bluzelle がリップルの採用を表明[74]
- 7月 - Michael S. Barr(元米財務省官僚)が Ripple Labs Inc. のアドバイザーに就任[75]
- 8月 - Ripple Labs Inc. が世界経済フォーラムでテクノロジー・パイオニア賞を受賞[30]
- 8月 - Bret Allenbach(Paypal元最高財務責任者)が Ripple Labs Inc. の最高財務責任者(CFO)に就任[76]
- 9月 - 米国先物商品取引委員会(CFTC)が暗号通貨を商品取引法(CEA)で管理されるコモディティであると認定[77]
- 9月 - 米ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)がビットライセンスを義務化[78]
Ripple Labs から Ripple へ(2015~16年)
映像外部リンク | |
---|---|
CGI's Ripple-enabled Intelligent Gateway |
- 10月 - vRipple Connect と Ripple Stream を発表
- 10月 - Ripple Labs Inc. が Interledger Protocol(ILP)を発表[80][81]
- 10月 - Ripple Labs Inc. の Adrian Hope-Bailie が Interledger Payments Community Group の議長に就任
- 10月 - W3Cの Interledger.org が始動[81]
- 10月 - Stefan Thomas 等が 『A Protocol for Interledger Payments』 を発表[82]
- 10月 - DH Corporation(D+H)が Global PAYplus への Ripple の統合を発表[83]
- 10月 - Volante Technologies が リップルの採用を表明[84]
- 10月 - IntellectEU が Ripple Labs Inc. とパートナーシップを締結[85]
- 10月 - CGIがリップルの採用を表明[86]
- 10月 - Rabobank がリップルの採用を表明
- 10月 - Bank of America Merrill Lynch が Sibos2015 でリップルの採用を表明[87]
- 10月 - Westpac Bank が Sibos2015 でリップルの採用を表明[87]
- 10月 - W3C が Web Payments Working Group を発足[88]
- 10月 - Ripple Labs Inc. の Adrian Hope-Bailie が Web Payments Working Group の共同議長に就任
- 10月 - Accenture がリップル製品の統合で Ripple Labs Inc. とパートナーシップを締結[89]
- 10月 - SnapSwap がヨーロッパで初のビットライセンスを取得[90]
- 10月 - Ripple Labs Inc. がシリーズAで400万ドルを獲得[26]
- 10月 - Mariano Belinky(Santander InnoVentures業務執行社員)が Ripple Labs Inc. の取締役に就任[91]
- 10月 - Santander Bank がリップルの実証実験を開始[92]
- 10月 -欧州連合司法裁判所(ECJ)が仮想通貨売買に対するVAT(付加価値税)を免除[93]
- 11月 - Steve Mollenkamp(元Oracle副社長)が Ripple Labs Inc. の Head of Channel Sales に就任[94]
- 11月 - Jessie Cheng(元FRB法律顧問)が Ripple Labs Inc. の副法律顧問(Deputy General Counsel)に就任[95]
- 11月 - Ripple Labs Inc. が Interledger Protocol(ILP)のリファレンス実装を公開
- 12月 - Microsoft Azure Blockchain-as-a-Service(BaaS)がリップルをサポート[96]
- 12月 - Forbes が Ripple Labs Inc. を The Fintech 50 に選出[97]
- 12月 - H2 Ventures と KPMG が Ripple Labs Inc. を Fintech 100 に選出[98]
- 12月 - Standard Chartered Bank、DBS Bank、Infocomm Development Authority of Singapore(IDA)がリップルの実証実験を開始[99][100]
- 2016年1月 - Earthport がリップルを利用した Distributed Ledger Hub(DLH)を始動[101]
- 1月 - Ripple Labs Inc. の Chris Larsen がダボス会議に出席[102]
- 1月 - SBIホールディングスが Ripple Labs Inc. に出資、発行済み株式の17%を取得[103]
- 1月 - Ripple Labs Inc. と SBIホールディングスが合弁会社 SBI Ripple Asia の設立を発表[103][104]
- 2月 - Ripple Labs Inc. が BAFT(Bankers Association for Finance and Trade)に加盟[105]
- 2月 - Jed McCaleb が Ripple Labs Inc. と和解[106]
- 2月 - Royal Bank of Canada がリップルを利用した実証実験を公表[107]
- 2月 - Bank of America が Standard Chartered Bank と DBS Bank のパイロット・プロジェクトに参加[108]
- 2月 - Crypto Facilities が XRP のデリバティブ市場開設のため Ripple Labs Inc. と提携[109]
- 3月 - 日本政府が仮想通貨を公的な決済手段に利用できる『財産的価値』であるとする法改正案を閣議決定[110][111][112]
- 3月 - Ripple Labs Inc. がロンドンオフィス(EU本部)を開設[113]
- 3月 - Daniel Aranda が Ripple EU の代表取締役に就任[114]
- 3月 - Patricia Pittomvils(元SWIFT[要曖昧さ回避]重役)が Ripple EU の販売担当重役に就任[114]
- 3月 - Ripple Labs Inc. が Innovation Project 2016 で Best B2B Innovation Award を受賞[115]
- 4月 - Ripple Labs Inc. が NPCI(National Payments Corporation of India)に加盟
- 4月 - Marcus Treacher(元SWIFT取締役)が Ripple Labs Inc. の Global Head of Strategic Accountsに就任[116]
- 4月 - MIT がブロックチェーンの研究にリップルを採用[117]
- 4月 - Ripple が FeeEscalation, MultiSign, SusPay, TrustSetAuth, Tickets をサポート[118]
- 4月 - CGI が Intelligent Gatewayへの Ripple の統合を発表[79]
- 4月 - Expertus が Ripple Labs Inc. とパートナーシップを締結[119]
- 5月 - SBIホールディングスと Ripple Labs Inc. が SBI Ripple Asia を設立[120]
- 5月 - Deloitte が Temenos Community Forum 2016 で Temenos T24 への Ripple の統合を発表[121]
- 5月 - Santander Bank が Apple Pay と Ripple を統合した iPhone用の決済アプリを発表[122]
- 5月 - 仮想通貨を『財産的価値』と定義した改正資金決済法が参議院本会議で可決され成立[123]
- 6月 - Expertus が Expertus Payment Platform への Ripple の統合を発表[124][125]
- 6月 - Volante Technologies が VolPay に Ripple を統合するコンポーネントを発表[126]
- 6月 - 米ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)が Ripple Labs Inc. にビットライセンスを承認[127][128]
- 6月 - Ripple Labs Inc. がルクセンブルクオフィスを開設[129]
- 6月 - ATB Financial, SAP[要曖昧さ回避], Accenture が Payments Panorama 2016 でリップルを利用した銀行間送金のデモを実施[130][131][132][133]
- 6月 - UniCredit がリップルの採用を表明[130][131][132][133]
- 6月 - UBS がリップルの採用を表明[130][131][132][133]
- 6月 - ReiseBank がリップルの採用を表明[130][131][132][133]
- 6月 - CIBC がリップルの採用を表明[130][131][132][133]
- 6月 - National Bank of Abu Dhabi (NBAD) がリップルの採用を表明[130][131][132][133]
- 6月 - Fortune が Ripple Labs Inc. を the 5 Hottest Companies in Fintechに選出[134]
出典・脚注
- ^ “公式ソースコード”. Github. 2016年2月24日閲覧。
- ^ a b Buterin, Vitalik (2013年9月26日). “Ripple is officially open source”. Bitcoin Magazine (Coin Publishing Ltd.) 2016年2月25日閲覧。
- ^ Peck, Morgan (2013年1月14日). “Ripple Could Help or Harm Bitcoin”. IEEE Spectrum. Institute of Electrical and Electronics Engineers. 2016年2月25日閲覧。
- ^ 日本経済新聞 (2014年12月14日). “全通貨が対象、2日かかる決済も5秒で”. 日本経済新聞 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Implementing the Interledger Protocol in Ripple”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月24日閲覧。
- ^ “Ripple 2015: A Year in Review”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月24日閲覧。
- ^ “Ripple Connect: Product Overview”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月14日閲覧。
- ^ “Ripple Stream: Product Overview”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月14日閲覧。
- ^ “Banks Can Cherry-Pick the Best Bits from Bitcoin: Report”. americanbanker.com. 2022年5月31日閲覧。
- ^ “リップル(Ripple)が世界経済フォーラムでテクノロジーパイオニア賞を受賞”. kucoin.com. 2022年5月31日閲覧。
- ^ “The Rush to Coin Virtual Money With Real Value”. dealbook.nytimes.com. 2022年5月31日閲覧。
- ^ Buterin, Vitalik (2013年2月26日). “Introducing Ripple”. Bitcoin Magazine 2016年2月25日閲覧。
- ^ Deng, Xiaotie; Graham, Fan Chung, ed (2007-11-29). Internet and Network Economics: Third International Workshop, WINE 2007, Proceedings. Germany: Springer. p. 268. ISBN 978-3-540-77104-3
- ^ “Money as IOUs in Social Trust Networks & A Proposal for a Decentralized Currency Network Protocol”. Ryan Fugger. 2016年2月25日閲覧。
- ^ a b c d e Reutzel, Bailey. “Disruptor Chris Larsen Returns with a Bitcoin-Like Payments System”. PaymentSource. 2016年2月25日閲覧。
- ^ a b Wallace, Benjamin (23 November 2011). “The Rise and Fall of Bitcoin”. Wired. オリジナルの2013年10月31日時点におけるアーカイブ。 13 October 2012閲覧。
- ^ “Bitcoin P2P e-cash paper” (31 October 2008). 2016年5月21日閲覧。
- ^ “Satoshi's posts to Cryptography mailing list”. Mail-archive.com. 26 March 2013閲覧。
- ^ Nakamoto, Satoshi (2009-5-24), Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System 2016年2月25日閲覧。
- ^ “Block 0 – Bitcoin Block Explorer”. 2013年10月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月21日閲覧。
- ^ Nakamoto, Satoshi (9 January 2009). “Bitcoin v0.1 released”. 2014年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月21日閲覧。
- ^ “SourceForge.net: Bitcoin”. 2013年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月21日閲覧。
- ^ “Introducing Ripple, a Bitcoin Copycat”. Bloomberg. 2016年2月25日閲覧。
- ^ Grant, Rebecca (2013年4月11日). “OpenCoin raises seed round so ‘anyone in the world can trade any amount of money in any currency’”. VentureBeat 2016年2月25日閲覧。
- ^ “Alan Safahi LinkedIn”. LinkedIn. 2016年2月25日閲覧。
- ^ a b c d e “CrunchBase”. CrunchBase. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “Board of Directors”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月3日閲覧。
- ^ Southurst, John. “Ripple Creator Donates $500,000 XRP to Artificial Intelligence Research Charity”. CoinDesk. 2016年2月26日閲覧。
- ^ a b “Ripple Labs Elected to Fed Steering Committee for Faster Payments”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月26日閲覧。
- ^ a b Thomson Reuters (2015年8月5日). “Ripple Labs Awarded as Technology Pioneer by World Economic Forum”. Reuters 2016年2月26日閲覧。
- ^ “Company Overview of Ripple Labs Inc.”. BusinessWeek. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “Greg Kidd LinkedIn”. LinkedIn. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “Ripple Forum • View topic - [OFFICIAL We're moving the giveaway out of beta]”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “Welcome Karen Gifford to Ripple Labs”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月25日閲覧。
- ^ Simonite, Tom (2014年2月18日). “50 Smartest Companies: Ripple Labs”. テクノロジー・レビュー 2016年2月25日閲覧。
- ^ “The World's Top 10 Most Innovative Companies Of 2015 In Money”. Fast Company. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “Welcome Susan Athey to Ripple Labs”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月25日閲覧。
- ^ Azzano, Michael (2014年5月5日). “Ripple Labs Announces Fidor Bank AG as First Bank to Use the Ripple Protocol”. Yahoo Finance 2016年2月25日閲覧。
- ^ “Mt. Gox founder helps (briefly) tank another crypto-currency”. PandoMedia Inc. (2014年5月23日). 2016年2月26日閲覧。
- ^ “Ripple settles with estranged founder Jed McCaleb, outlining a metered sale of his XRP holdings”. PandoMedia Inc. (2014年8月15日). 2016年2月26日閲覧。
- ^ “Ripple Price Rebounds After CEO Pledges 7 Billion XRP Donation”. CoinDesk. 2016年3月25日閲覧。
- ^ “Ripple Labs Joins NACHA Alliance”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “Ripple Ecosystem Expands to 7 Countries in Latin America”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “Karl-Theodor zu Guttenberg Joins Ripple Labs Advisory Board”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月25日閲覧。
- ^ “Consensus Whitepaper”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月26日閲覧。
- ^ a b Casey, Michael (2014年9月24日). “Ripple Signs First Two U.S. Banks to Bitcoin-Inspired Payments Network”. The Wall Street Journal 2016年2月26日閲覧。
- ^ "Earthport and Ripple Labs Announce Global Partnership to Improve the Efficiency and Speed of Cross-Border Payments" (Press release). Earthport Plc. 4 December 2014. 2016年2月26日閲覧。
- ^ "Yantra Financial Technologies Integrates Ripple Protocol Into Latest Risk Management System" (Press release). Thomson Reuters. 3 November 2014. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “Real-time cross-border funds settlement for financial service businesses”. TAS Group. 2016年7月6日閲覧。
- ^ Thomson Reuters (2015年1月20日). “Former Chief White House Advisor Gene Sperling Joins Ripple Labs Board of Directors”. Reuters 2016年2月26日閲覧。
- ^ “Ex-Fed Joins Ripple Labs as General Counsel”. NewsBTC (2015年2月19日). 2016年2月26日閲覧。
- ^ “Meet Norman Reed, General Counsel at Ripple Labs”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “Ripple Labs Joins W3C Web Payment Interest Group to Help Set Standards for the Value Web”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Ripple Labs joins the Center for Financial Services Innovation”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Antoinette O’Gorman LinkedIn”. LinkedIn. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Fidor Bank to Open Branchless Cryptocurrency Platform in US”. NewsBTC (2015年2月23日). 2016年2月26日閲覧。
- ^ “20 Fintech Companies to Watch”. American Banker. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “The World's Top 10 Most Innovative Companies Of 2015 In Money”. Fast Company. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “FinCEN Fines Ripple Labs Inc. in First Civil Enforcement Action Against a Virtual Currency Exchanger”. AMLabc. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “California Bill Proposes License Requirement for Bitcoin Businesses”. CoinDesk. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Ripple Labs Names Former State Department Official Anja Manuel as Advisor”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “IPFA welcomes RippleLabs as a new Affiliate Member”. The International Payments Framework Association. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “Welcome COO Brad Garlinghouse to Ripple Labs”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月1日閲覧。
- ^ a b “Ripple Labs Expands to Asia Pacific to Serve Regional Demand for Ripple’s Real-Time Settlement Protocol”. Ripple Labs Inc.. 2016年2月28日閲覧。
- ^ “rippled Feature Update: NuDB and Autobridging”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “How to Eat a Bank - One Business at a Time”. LinkedIn. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “Matthew Mellon LinkedIn”. LinkedIn. 2016年2月28日閲覧。
- ^ “Ripple Labs Closes $28 Million Series A Funding Round”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月3日閲覧。
- ^ “Australia's Commonwealth Bank Latest to Experiment With Ripple”. CoinDesk. 2016年2月26日閲覧。
- ^ Azzano, Michael (2015年6月1日). “Ripple Labs Names Donald Donahue as Advisor”. Yahoo Finance 2016年2月26日閲覧。
- ^ “Westpac, ANZ trial Ripple payments, but big four reluctant on bitcoin”. AFR WEEKEND. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “RBS Trials Ripple as Part of £3.5 Billion Tech Revamp”. CoinDesk. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “P2P Trading Platform Mirror Gets Investment From Ripple Labs Investor Route66”. Lets Talk Payments. 2016年2月26日閲覧。
- ^ “Ripple Bridge is Live and Ready to Help Your Business”. Bluzelle Networks Inc.. 2016年4月14日閲覧。
- ^ “Ripple Labs Taps US Treasury Official for Advisory Board”. CoinDesk. 2016年2月26日閲覧。
- ^ Microsoft (2015年8月31日). “Bret Allenbach Joins Ripple Labs as Chief Financial Officer”. MSN 2016年2月28日閲覧。
- ^ “CFTC Ruling Defines Bitcoin and Digital Currencies as Commodities”. CoinDesk. 2016年3月1日閲覧。
- ^ "NYDFS ANNOUNCES APPROVAL OF FIRST BITLICENSE APPLICATION FROM A VIRTUAL CURRENCY FIRM" (Press release). NYDFS. 22 September 2015. 2016年3月1日閲覧。
- ^ a b “Introducing CGI’s Ripple-Enabled Intelligent Gateway”. Ripple Labs Inc.. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “Ripple Releases Interledger to Connect Banks and Blockchains”. CoinDesk. 2016年3月1日閲覧。
- ^ a b “Implementing the Interledger Protocol in Ripple”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “A Protocol for Interledger Payments”. Interledger.org. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “D+H Partners with Ripple to Deliver Innovative Payment Capabilities and to Create Foundation for Future Disruptive Payment Innovation”. DH Corporation. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Volante Technologies' VolPay suite of payment integration and processing products are Ripple ready”. DH Corporation. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Belcham and Atelier member IntellectEU partners with San Francisco based Ripple”. BelCham. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Ripple and CGI Team Up”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月1日閲覧。
- ^ a b SANKEI DIGITAL INC. (2015年11月9日). “【デジタル通貨総研】デジタル通貨(仮想通貨)に関するシンクタンク設立記念 第一回デジタル通貨総研レポート”. zakzak 2016年3月1日閲覧。
- ^ “W3C launches Web Payments Working Group”. W3C. 2016年3月1日閲覧。
- ^ Dow Jones & Company (2015年10月6日). “Ripple Gets $4M From Santander Arm, Inks Partnership With Accenture”. The Wall Street Journal 2016年3月1日閲覧。
- ^ “SnapSwap Granted the First bitLicense in Europe”. PR Newswire (2015年10月12日). 2016年7月6日閲覧。
- ^ “Mariano Belinky: Banks and Fintech Startups Must Collaborate”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月3日閲覧。
- ^ “Blockchain startup Ripple just got a big boost from Santander”. Business Insider Inc.. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “European Court of Justice Set for Bitcoin VAT Decision”. CoinDesk. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Steve Mollenkamp LinkedIn”. LinkedIn. 2016年4月14日閲覧。
- ^ “Welcome Deputy General Counsel Jess Cheng to Ripple”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Microsoft Explores Adding Ripple Tech to Blockchain Toolkit”. CoinDesk. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “The Fintech 50: The Complete List”. Forbes. 2016年7月6日閲覧。
- ^ “H2 Ventures KPMG Fintech 100”. 2016年7月6日閲覧。
- ^ “Banks develop blockchain platform for trade finance”. Global Trade Review. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Ripple 2015: A Year in Review”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Earthport launches distributed ledger hub via Ripple”. BankingTech.com. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Chris Larsen at Davos: The Merging of the Web, the Physical Web and the Value Web”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月1日閲覧。
- ^ a b 日本経済新聞 (2016年1月28日). “SBI、「フィンテック」関連4社に出資 総額50億円”. 日本経済新聞 2016年3月1日閲覧。
- ^ 朝日新聞 (2016年1月29日). “アジアでのリップルソリューションへのデマンドに応えるため、リップル社がSBIホールディングス株式会社と契約を締結”. 朝日新聞デジタル 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Baft launches Future Leaders Programme”. Global Trade Review. 2016年4月14日閲覧。
- ^ “Ripple Settles $1 Million Lawsuit With Former Executive and Founder”. CoinDesk. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Royal Bank of Canada Reveals Blockchain Trial With Ripple”. CoinDesk. 2016年3月1日閲覧。
- ^ “Bank of America Latest to Conduct Blockchain Trade Finance Trial”. CoinDesk. 2016年3月2日閲覧。
- ^ “Ripple Partners with Crypto Facilities for XRP Derivatives”. Ripple Labs Inc.. 2016年3月4日閲覧。
- ^ 日本経済新聞 (2016年3月4日). “ビットコイン、「貨幣」に認定 法規制案を閣議決定”. 日本経済新聞 2016年3月4日閲覧。
- ^ Thomson Reuters (2016年3月4日). “仮想通貨の法規制案を閣議決定、「貨幣」の位置付けへ”. Reuters 2016年3月4日閲覧。
- ^ Thomson Reuters (2016年3月4日). “金融とITの融合・仮想通貨規制の法改正案を閣議決定”. Reuters 2016年3月16日閲覧。
- ^ “Ripple opens London office to serve European demand”. Finextra Research. 2016年3月21日閲覧。
- ^ a b “Ripple Continues Global Growth With New London Office to Serve European Bank Demand”. Ripple Labs Inc. (2016年3月21日). 2016年5月20日閲覧。
- ^ “Innovation Project 2016 Awards”. PYMNTS. 2016年4月14日閲覧。
- ^ Rizzo, Pete. “Ripple Hires SWIFT Board Member to Take Over Global Accounts”. CoinDesk. 2016年4月14日閲覧。
- ^ “MIT Adopts Ripple Validator to Advance Consensus and Blockchain Research”. Business Wire. 2016年4月14日閲覧。
- ^ “Amendments”. Ripple Labs Inc.. 2016年4月23日閲覧。
- ^ “Expertus Adds Blockchain to its Global Payment Hub Offering”. Expertus Technologies. 2016年6月7日閲覧。
- ^ "ブロックチェーン技術を活用した次世代決済基盤を提供する「SBI Ripple Asia」設立のお知らせ" (Press release). SBIホールディングス. 19 May 2016. 2016年5月19日閲覧。
- ^ “Deloitte showcases integration of Ripple technology into Temenos T24”. Finextra Research. 2016年5月21日閲覧。
- ^ Higgins, Stan. “Santander UK to Launch Ripple-Powered Payments App in 2016”. CoinDesk. 2016年5月27日閲覧。
- ^ 毎日新聞 (2016年5月25日). “改正資金決済法:仮想通貨規制が成立 テロ資金対策強化”. 毎日新聞 2016年6月8日閲覧。
- ^ “Ripple’s New Partnership Lets Banks Test Blockchain and Ripple Integration”. Finovate. 2016年6月7日閲覧。
- ^ “Silicon Valley’s Expertus Joins Ripple to Test Blockchain for Banks”. Finance Magnates. 2016年6月7日閲覧。
- ^ “Volante launches a “plug and play” Ripple integration solution”. BankingTech.com. 2016年6月8日閲覧。
- ^ “Ripple receives BitLicense”. Finextra Research. 2016年6月14日閲覧。
- ^ Thomson Reuters (2016年6月13日). “New York approves Ripple Lab's application for bitcoin license”. Reuters 2016年6月14日閲覧。
- ^ “Ripple Continues Global Growth with New Luxembourg Office to Support Protocol Neutrality”. Ripple Labs Inc.. 2016年7月3日閲覧。
- ^ a b c d e f “Canada to Germany Ripple bank transfer breakthrough for banking industry”. BankingTech.com. 2016年7月3日閲覧。
- ^ a b c d e f “Banks claim blockchain breakthrough in money transfer”. Financial Times. 2016年7月3日閲覧。
- ^ a b c d e f “Banks trial Ripple blockchain to make money transfers 'like sending an iMessage'”. CNBC. 2016年7月3日閲覧。
- ^ a b c d e f “More Banks Are Trying Out Blockchains For Fund Transfers”. Fortune. 2016年7月3日閲覧。
- ^ “These are the 5 Hottest Companies in Fintech”. Fortune. 2016年7月3日閲覧。