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2022年6月9日 (木) 07:45時点における版
ふくい 舞 | |
---|---|
別名 | 福井 舞(旧名) |
生誕 | 1984年12月17日(40歳) |
出身地 | 日本・京都市上京区 |
ジャンル | J-POP |
職業 | シンガーソングライター |
活動期間 | 2008年 - |
レーベル | J-more、Can Can |
共同作業者 | Shingo.S |
ふくい 舞(ふくい まい、1984年12月17日 - [1])は、日本の女性シンガーソングライター。
京都市上京区出身。血液型はA型。2011年1月1日、アーティスト表記を「福井舞」から「ふくい舞」に変更[2][3]。
来歴・人物
中学2年生の時に、兄が持っていたハンソンのCDを聴き、音楽に興味を持つ。中学の終わり頃には友人と組んだバンドでドラムを担当する[4][5]。18歳の時に京都府内の大学へ進学し、軽音楽サークルに入りボーカルを担当する[6]。この頃よりプロの歌手を志すようになる。自身で作詞作曲を始めるようになり、最初の楽曲「Lucky」を書き上げる。音楽に集中することと学業との両立ができないことから、大学を中退して音楽活動を始めるようになる[6][7]。2004年末より、地元京都で活動するインディーズバンド「POPLAR」のボーカルとして加入[1]。2枚のアルバムを発表後、ソロ活動に転身するため2006年に脱退する[4]。
2007年10月[8]、初めて作ったデモCDが現在の所属プロダクションおよびエイベックスに渡り、デビューのきっかけをつかむ。
2008年2月下旬に京都より上京[8]。8月20日、シングル「アイのうた」でデビュー。TBS系ドラマ『恋空』主題歌に起用され、9月には同曲の着うた配信ダウンロード数が150万ダウンロードを超える。11月19日には、デビューのきっかけとなった「Lucky」を2枚目のシングルとして発表。同年には日本レコード大賞新人賞を受賞した[9]。
2009年2月4日、3枚目のシングル「Can Can/Promise You」を発表。3月4日には初のアルバム『MY SONG FOR YOU』を発表。
2011年1月1日、4枚目のシングル「いくたびの櫻」のリリースにあわせてアーティスト表記を「福井舞」から「ふくい舞」に変更[2][3]。5月22日にはニューヨークで行われた JAPAN DAY@CENTRAL PARK 2011 に出演[10]、「いくたびの櫻」などを演奏した[11]。11月には、同曲を作詞した山上路夫が第44回日本作詩大賞を受賞。12月10日には、同曲が第44回日本有線大賞を受賞した[12]。
2011年に発売されたゲームソフト『ファイナルファンタジーXIII-2』(PS3版)主題歌「約束の場所」歌手に抜擢された[13]。「いくたびの櫻」「約束の場所」などが収録されたアルバム『Beautiful Days』は、オリコンチャートで最高位11位を記録した[14]。同年12月31日に大阪府立体育会館で行われたWBC世界ミニマム級タイトルマッチ(井岡一翔の2度めの防衛戦)では日本国歌を歌唱[15]。
2014年には所属レーベルのJ-moreから離れ、自主レーベルを立ち上げた[16]。2015年のミラノ万博日本館の応援曲「おいしいもの食べよう」を制作[17]。10月16日には、独立後初のアルバム『Breakaway』を発表[14]。
弟の福井大将は吉本興業がプロデュースするユニットL.A.F.U.のメンバーとして芸能界デビューを果たした[18]。
音楽性
作曲は幼少期に習っていたピアノを使って行う。作詞は、先に英語で書き上げ、その後日本語に変換して完成させるという[4]。作詞および作曲のクレジットは「Maifukui」名義となっている。
フェイバリットアーティストに挙げているのはハンソンの他に、アラニス・モリセット、P!NK、ネリー・ファータド、ナターシャ・ベディングフィールド等、女性シンガーソングライターにも影響を受けていると公言している[4]。WBA女子世界ミニマム級王者の多田悦子は、自身の入場曲として「Can Can」を使用している。
サポートメンバー
ディスコグラフィー
作品の詳細は各項目を参照。
シングル
枚 | 発売日 | タイトル | 最高位 |
---|---|---|---|
1st | 2008年8月20日 | アイのうた | 16位 |
2nd | 2008年11月19日 | Lucky | 119位 |
3rd | 2009年2月4日 | Can Can / Promise You | 125位 |
4th | 2011年2月2日 | いくたびの櫻 | 35位 |
5th | 2011年11月23日 | 約束の場所/たったひとりの味方 | 26位 |
6th | 2014年8月22日 | ゴーイングマイウェイ |
アルバム
枚 | 発売日 | タイトル | 最高位 |
---|---|---|---|
1st | 2009年3月4日 | MY SONG FOR YOU | 55位 |
2nd | 2010年7月28日 | Lucky Charm | 205位 |
3rd | 2011年12月14日 | Beautiful Days | 11位 |
4th | 2015年10月26日 | Breakaway |
配信限定楽曲
参加作品
- Disney's Dream Pop TRIBUTE TO TOKYO DISNEY RESORT® 25TH ANNIVERSARY - 2009年1月28日
- 「ホール・ニュー・ワールド(新しい世界)」カバー収録
タイアップ
曲名 | タイアップ |
アイのうた | TBSドラマ「恋空」主題歌 |
Lucky | 日本テレビ「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」2008年11月度POWER PLAY |
Can Can | TBS「CDTV」2009年1月度エンディングテーマ |
Hate Myself | 河合塾マナビスCMソング |
希望のうた | ミズノランニングCMソング |
明日はグッデイ | シオノギ製薬ポポンピュメリCMソング |
やさしい人になりたい | テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」2010年7月 - 9月度エンディングテーマ |
いくたびの櫻 | NHK「正月時代劇『隠密秘帖』」・「土曜時代劇『隠密八百八町』」主題歌 |
約束の場所 | ゲームソフト『ファイナルファンタジーXIII-2』(PS3版)主題歌 |
たったひとりの味方 | 東海テレビ昼ドラ『花嫁のれん』主題歌 |
出演
テレビ
- レコ☆Hits!(2011年1月26日、日本テレビ)
- ウエンズデー J-POP(2011年2月2日、NHK-BS2)
- MUSIC JAPAN(2011年2月27日、NHK総合)
- NHK歌謡コンサート(2011年3月8日、NHK総合)
- ミュージックステーション(2011年3月18日、テレビ朝日)
- ベストヒット歌謡祭2011(2011年11月24日、ytv)
- 日曜ビッグバラエティ 第44回日本作詩大賞(2011年11月27日、テレビ東京) - 「いくたびの櫻」が大賞を受賞[19](実際の受賞者は山上路夫)。
- ミューサタ(2011年12月10日、フジテレビ)
- 第44回日本有線大賞(2011年12月10日、TBSテレビ) - 「いくたびの櫻」を歌唱し、日本有線大賞を受賞した。
- 第53回輝く!日本レコード大賞(2011年12月30日、TBSテレビ) - 「いくたびの櫻」を作詞した山上路夫が作詞賞を受賞したのに伴い歌唱した。
ラジオ
- 上柳昌彦 ごごばん!(2012年1月11日、ニッポン放送) - 14時台トークコーナー「ごごばん!トークセッション」ゲスト
出典・脚注
- ^ a b “PROFILE1”. peoplesrecords.net. 2009年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月27日閲覧。
- ^ a b 公式サイトNews Archived 2012年1月20日, at the Wayback Machine.4thシングル「いくたびの櫻」のリリースにあわせてアーティスト表記を変更 2010年12月31日閲覧。
- ^ a b 公式ブログ Archived 2008年12月8日, at the Wayback Machine. 2011年1月1日閲覧。
- ^ a b c d シングル「アイのうた」販促用フライヤーより。
- ^ ドラムの演奏は、楽曲「Can Can」のPVでも披露している。
- ^ a b 大橋美貴子. “escala cafe|福井舞 Special Interview”. escala cafe. 2008年9月6日閲覧。
- ^ 大橋美貴子. “福井舞『話題のドラマ「恋空」主題歌でデビュー!期待のニューカマーに迫る!!』-ニューカマー ORICON STYLE ミュージック”. ORICON STYLE. 2008年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月6日閲覧。
- ^ a b 産経ニュース. “新人の福井舞が「恋空」主題歌射止めた! - MSN産経ニュース”. MSN. 2008年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月6日閲覧。
- ^ “レコ大新人賞の福井舞、新曲を2/4に発売 - ORICON STYLE” (2009年1月21日). 2016年10月15日閲覧。
- ^ “2011 - JAPAN DAY@CENTRAL PARK”. 2016年10月15日閲覧。
- ^ “ふくい舞 『いくたびの櫻』がロングヒット中! - TOKYO HEADLINE” (2011年7月4日). 2016年10月15日閲覧。
- ^ “ふくい舞、『日本有線大賞』初受賞 - ORICON STYLE” (2011年12月10日). 2016年10月15日閲覧。
- ^ “ふくい舞:『ファイナルファンタジーXIII-2』【週刊ファミ通Face完全版】 - ファミ通.com” (2011年12月22日). 2016年10月15日閲覧。
- ^ a b “ふくい舞の作品 - ORICON STYLE”. 2016年10月15日閲覧。
- ^ “国歌独唱の失敗でふくい舞のブログが炎上 - J-CASTテレビウォッチ” (2012年1月3日). 2016年10月15日閲覧。
- ^ “Profile - ふくい舞 Official Site Web”. 2016年10月15日閲覧。
- ^ Japan External Trade Organization(JETRO) (2015年6月). “ミラノ万博日本館サポーター通信 vol.11”. 2016年10月15日閲覧。
- ^ 2011年3月26日放送スター姫さがし太郎より。
- ^ 第44回 日本作詩大賞