「S.RIDE」の版間の差分
編集の要約なし |
m Bot作業依頼: iOSの改名提案に伴う内部リンク修正依頼 (iOS) - log |
||
15行目: | 15行目: | ||
| 最新評価版 = |
| 最新評価版 = |
||
| 最新評価版発表日 = |
| 最新評価版発表日 = |
||
| 対応OS = [[Android (オペレーティングシステム)|Android]]、[[ |
| 対応OS = [[Android (オペレーティングシステム)|Android]]、[[iOS]] |
||
| 対応プラットフォーム = 各種組み込み機器 |
| 対応プラットフォーム = 各種組み込み機器 |
||
| 種別 = [[タクシー]]配車 |
| 種別 = [[タクシー]]配車 |
||
| 公式サイト = [https://www.sride.jp/ S.RIDE] |
| 公式サイト = [https://www.sride.jp/ S.RIDE] |
||
}} |
}} |
||
'''S.RIDE'''(エスライド)はS.RIDE株式会社(旧・みんなのタクシー株式会社)が開発した[[タクシー]]配車用アプリケーションである。対応するOSは[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]、[[ |
'''S.RIDE'''(エスライド)はS.RIDE株式会社(旧・みんなのタクシー株式会社)が開発した[[タクシー]]配車用アプリケーションである。対応するOSは[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]、[[iOS]]となっている。 |
||
== 概要 == |
== 概要 == |
2021年11月10日 (水) 05:53時点における版
開発元 |
S.RIDE株式会社 (旧・みんなのタクシー株式会社) |
---|---|
対応OS | Android、iOS |
プラットフォーム | 各種組み込み機器 |
種別 | タクシー配車 |
公式サイト | S.RIDE |
S.RIDE(エスライド)はS.RIDE株式会社(旧・みんなのタクシー株式会社)が開発したタクシー配車用アプリケーションである。対応するOSはAndroid、iOSとなっている。
概要
国際自動車・大和自動車交通・寿交通・グリーンキャブ・チェッカーキャブ[注 1]およびソニーと子会社のソニーペイメントサービスによる合弁企業「みんなのタクシー株式会社」(当時)が開発[注 2]。他社の同種のアプリケーションと違い[注 3]ワンスライドでタクシー配車できること[注 4]を特徴としており、「Simple、Smart、Speedyな乗車体験を提供する新たなタクシー利用体験を象徴」[3]すると標榜している。なお、日本においてタクシー事業者が多事業者用多機能配車アプリケーションに関して経営・開発に参画するのは日本交通系のJapanTaxiに続き2例目である[注 5]。
なお、サービス開始時点ではグリーンキャブとチェッカーキャブでのサービス開始は見送られており、グリーンキャブにおいては無線設備更改に合わせ2020年からのサービス開始を予定するとしていたが、同年10月よりサービスを開始し、2021年3月より東京23区武三地区の全車が対応[4]。同様にチェッカーキャブでは2020年春[注 6]のサービス開始を予定するとしていたが、同年6月より試験運用を開始し12月から本運用に移行した[5]。これらに先行して2020年2月より名鉄タクシーホールディングスが参画し名古屋においてサービスが開始されている[6][注 7]。同年5月には西東京市・立川市にて[7]、続いて7月には横浜市の西区・中区・南区にて[8]、引き続き8月には多摩市・稲城市で[9]、さらに12月には足柄上郡の松田町・開成町・中井町・山北町・大井町にてサービスが開始。この他に、チェッカーキャブと2021年(令和3年)4月より業務提携する予定の東京無線においても導入されることが機関決定されている[10]。
歴史
- 2018年(平成30年)
- 2月20日 - グリーンキャブ、国際自動車、寿交通、大和自動車交通、チェッカーキャブ、日の丸自動車(以上タクシー6社)、ソニー、ソニーペイメントサービス(以上ソニー2社)の間でソニーが有する人工知能(AI)技術を活用した配車サービス事業についての意向確認書を締結[2]。
- 5月31日 - タクシー6社に加え東都自動車を加えたタクシー7社とソニー2社でみんなのタクシー株式会社を事業準備会社として設立[1]。
- 日時不詳 - 日の丸自動車と東都自動車が出資をとりやめ離脱。
- 9月3日 - みんなのタクシー株式会社が事業会社に移行。
- 11月7日 - ベクトルと後部座席IoTサイネージ事業に関するパートナー意向確認書を締結[11]。
- 11月27日 - 東京都個人タクシー協同組合(東個協)にサービスを提供することで合意[12]。
- 2019年(平成31年・令和元年)
- 2020年(令和2年)
- 1月16日 - Ringo Passの実証実験開始[18]。
- 2月20日 - 名鉄タクシーホールディングスが参画、名古屋市(名古屋交通圏)におけるサービス開始[6]。
- 5月12日 - 大和自動車交通の多摩地域の事業所(大和交通保谷・大和自動車交通立川)にて取り扱い開始、西東京市および立川市(北多摩交通圏)におけるサービス開始[7]。
- 6月 - チェッカーキャブ加盟事業者の東京23区武三地区の一部車両において試験運用開始。
- 7月1日 - 国際自動車の横浜地域の事業所(国際自動車(横浜)本社営業所)にて取り扱い開始、横浜市の西区・中区・南区(京浜交通圏)におけるサービス開始[8]。
- 8月 - 東京都個人タクシー協同組合(東個協)にて取り扱い開始[注 8]。
- 8月3日 - 立川観光自動車とチェッカーキャブ加盟の八幸自動車にて取り扱い開始、多摩市および稲城市(南多摩交通圏)におけるサービス開始[9]。
- 9月 - 三和交通の埼玉県内の営業所で取り扱い開始。
- 9月15日 - JVCケンウッド製IoT配車システム「CABmee(キャブミー)」と連携する形で埼玉県の幸手タクシー(増田タクシーグループ)にて取り扱い開始、久喜市・幸手市・宮代町(県南東部交通圏)におけるサービス開始[19]。
- 10月 - グリーンキャブにて取り扱い開始。
- 11月16日 - エスコート交通にて取り扱い開始[20]。
- 12月2日 - チェッカーキャブの本運用開始[5]。
- 12月7日 - 松田合同自動車にて取り扱い開始、足柄上郡の松田町・開成町・中井町・山北町・大井町(小田原交通圏)におけるサービス開始[21]。
- 2021年(令和3年)
- 1月1日 - アプリ運営会社のみんなのタクシー株式会社がS.RIDE株式会社に改称[22]。
- 3月1日 - グリーンキャブの東京23区武三地区の全車両が対応[4]。
- 3月17日 - 国内初の車窓モビリティサイネージサービス「Canvas」を発表
- 4月26日 - 東京23区武三地区で日時指定配車(現在名:予約)開始
- 6月10日 - 新潟通信機のタクシー配車システムと連携する形で越谷タクシーにて取り扱い開始。埼玉県越谷市(県南東部交通圏)におけるサービス開始。
- 7月1日 - グリーンキャブ横浜営業所、大船営業所で取り扱い開始。横浜市の戸塚区、泉区、栄区、中区、西区、神奈川区(京浜交通圏)、鎌倉市(湘南交通圏)におけるサービス開始。
- 7月28日 - 熊通タクシーにて取り扱い開始。埼玉県北本市、桶川市、上尾市、鴻巣市(県南中央交通圏)におけるサービス開始。
- 8月17日 - 未来都にて取り扱い開始。大阪市・豊中市・吹田市・守口市・門真市・東大阪市・八尾市・堺市・茨木市・高槻市・箕面市・池田市・摂津市・三島郡島本町(大阪市域交通圏)におけるサービス開始。
提供エリア
脚注
注釈
- ^ チェッカーキャブは事実上一体ではあるものの、共同無線配車事務を目的とした協同組合であるチェッカーキャブ無線協同組合と、共同営業を統括する会社組織である株式会社チェッカーキャブの2つの組織で構成されているが、出資元としては後者だが、報道機関からの問い合わせ先は前者となっている。
- ^ 当初、同社には東都自動車や日の丸自動車[1]も出資していた(意向確認書の段階ではこの中では日の丸のみ[2])が、同社が事業会社へ移行する前に離脱し、東都・日の丸は後にディー・エヌ・エー(当時)のMOV(当時、現・GO)を導入した。
- ^ 他社のものでは配車注文するにあたり数回のタップを要する。JapanTaxiを例にあげると、注文時に迎え先、送り先、タクシー会社、車種、支払方法を指定してからの注文となる。
- ^ タクシー会社の指定は注文前にあらかじめ設定しておき、注文時には迎え先や送り先、支払方法を指定した注文操作を行う従来の方法だけでなく、先に迎え先だけを指定した注文操作(注文者の現在位置での画面のスライド)を行い、迎車のタクシー車両が迎えに向かっている最中に送り先を設定することが可能となっている。
- ^ 後に同社傘下に入ったMOV(現・GO)を除く。
- ^ 2020年2月頃まで2019年度中であった。
- ^ なお、名鉄タクシーホールディングスはJapanTaxiも導入している。
- ^ 2018年11月27日にみんなのタクシーと東個協の間でサービスを提供することで合意していた[12]が、サービス開始時点では提供されていなかった。
出典
- ^ a b 新会社 みんなのタクシー株式会社を設立
- ^ a b AI技術を活用した配車サービス事業に関する意向確認書の締結について
- ^ a b 東京都内最大級のタクシー配車サービス、S.RIDE(エスライド)の提供を開始しました。
- ^ a b S.RIDEで呼べるタクシーが東京で10,000台突破 ~グリーンキャブ全台でS.RIDE対応~
- ^ a b S.RIDE、チェッカーキャブで全台導入 ~東京23区、武蔵野市、三鷹市でシェア拡大~
- ^ a b S.RIDE、名古屋地域でのサービスを開始 ~ 名鉄タクシーホールディングスが参画 ~
- ^ a b S.RIDE、多摩地域におけるサービス開始 ~大和自動車交通立川、保谷で導入開始~
- ^ a b S.RIDE、横浜地域におけるサービス開始 ~国際自動車横浜で導入開始~
- ^ a b S.RIDE、多摩地域でのサービス拡大 ~立川観光、八幸で導入開始~
- ^ 「統合視野に本格業務提携」『交通界Faxpress関東版』(2020年10月28日)
- ^ みんなのタクシーと総合PR会社ベクトル タクシー後部座席 IoT サイネージ事業パートナー意向確認書を締結
- ^ a b 東京都個人タクシー協同組合へサービス提供
- ^ みんなのタクシー、ベクトルでタクシー後部座席 IoT サイネージサービスを開始 ~ THE TOKYO TAXI VISION GROWTH ~
- ^ 東京最大級のタクシーアプリ「S.RIDE」で グッドデザイン賞を受賞!
- ^ 国内タクシー配車サービスアプリ初、S.RIDEがwhat3wordsと提携しサービスを拡充 ~ 3つの単語を入力するだけで、3メートル四方の目的地を自動設定 ~
- ^ 国内タクシー配車サービスアプリ初、S.RIDEによるタクシーの事前確定運賃サービスの開始について
- ^ S.RIDE、Apple Pay対応開始について
- ^ みんなのタクシー、後部座席タブレットによるRingo Passの実証実験開始について
- ^ S.RIDE、埼玉県でサービス開始 ~増田タクシーグループ幸手タクシーで導入開始~
- ^ S.RIDE、東京23区、武蔵野市、三鷹市で導入台数拡大 ~エスコート交通で導入開始~
- ^ S.RIDE、小田原交通圏でサービス開始 ~松田合同自動車で導入開始~
- ^ みんなのタクシー株式会社が「S.RIDE株式会社」に社名を変更 ~MaaS時代に向けて移動全般を担う会社へ進化~