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*[[2010年]][[2月]] - エピックゲームズ ジャパン株式会社設立。 |
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*[[2012年]][[6月]] - 中国[[テンセント]]社が40%の株を取得。 |
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*[[2017年]] - [[フォートナイト (ゲーム)|フォートナイト]]を[[PlayStation 4]]、[[Xbox One]]、[[パーソナルコンピュータ|PC]]向けにリリース。 |
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*[[2018年]][[12月]] - デジタルゲームストア「[[Epic Gamesストア]]」を開設。 |
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*[[2020年]][[5月14日]] - Unreal Engine 5(アンリアルエンジン5)が[[PlayStation 5]]のプレイ映像で発表。 |
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*[[2002年|2020年]] - Unreal Engine 5(アンリアルエンジン5)が公開。 |
*[[2002年|2020年]] - Unreal Engine 5(アンリアルエンジン5)が公開。 |
2021年11月10日 (水) 02:54時点における版
Epic Gamesの本社(2016年) | |
種類 | 非公開会社 |
---|---|
本社所在地 |
アメリカ合衆国 ノースカロライナ州ケーリー 北緯35度45分21.4秒 西経78度44分1秒 / 北緯35.755944度 西経78.73361度座標: 北緯35度45分21.4秒 西経78度44分1秒 / 北緯35.755944度 西経78.73361度 |
設立 |
1991年 メリーランド州ポトマック |
業種 | コンピュータゲーム |
代表者 |
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従業員数 | 1000人以上(2019年) |
主要株主 | |
外部リンク | https://www.epicgames.com/ |
Epic Games, Inc.(エピックゲームズ)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ケーリーに本社を置くコンピュータゲーム、ソフトウェアの開発及び、販売企業。主にアクションゲームの開発を手がけている。
概要
Epic Gamesの前身は、1991年にティム・スウィーニーによってPotomac Computer Systemsとして設立した[2]。設立当初は、メリーランド州ポトマックにある実家を拠点としていた。同年に最初の作品『ZZT』をリリース、1992年初頭にEpic MegaGames, Inc.へと改組し、ビジネスパートナーとしてマーク・レインを招き入れた[2]。1999年に本社をノースカロライナ州ケーリーに移し、社名をEpic Gamesへと簡略化した[3]。
Epic Gamesは、ゲームエンジンの「Unreal Engine」を開発している。このエンジンは『フォートナイト』や『Unreal』『Gears of War』『Infinity Blade』など自社で開発したコンピュータゲームにも採用している。商用利用も可能であり、2014年にはギネス世界記録によって「最も成功したゲームエンジン」に選ばれた[4]。
Epic Games Japan合同会社
Epic Games Japanの入るみなとみらいセンタービル | |
種類 | 合同会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目6番1号みなとみらいセンタービル18階 北緯35度27分27.3秒 東経139度37分59.6秒 / 北緯35.457583度 東経139.633222度 |
設立 | 2009年 |
法人番号 | 6020003006664 |
代表者 | 河崎高之 |
所有者 | Epic Games |
同社は子会社として、コンピュータゲーム開発企業であるChair EntertainmentやPsyonix、クラウドベースのソフトウェア開発企業であるCloudgineを所有している。また、ワシントン州シアトルやイングランド、ベルリン、横浜、ソウルにおいてサブスタジオを運営している。スウィーニーが発行済み株式の過半数を所持している。年時点2017年に『フォートナイト』の人気モードがリリースされた後、同社はさらに多くの投資を受け、Unreal Engineの提供の拡大や、『フォートナイト』を中心としたeスポーツイベントの確立、Epic Gamesストアを立ち上げることができた。2020年8月には、同社の評価額が173億米ドルに達した[5][6]。
テンセントとの関係
テンセントはEpic Gamesのサービスモデルをゲームに移行させる目的で、契約の一環として2012年に同社の48.4パーセントの株を取得した。なお、テンセントの持ち株比率は2021年5月時点で40%に低下している[7]。
テンセントは2020年末より米当局の対米外国投資委員会(CFIUS)と株式の継続保有について交渉していることがロイターにより明らかとなった[8]。CFIUSはEpic Gamesとライアットゲームズのユーザー個人情報取り扱い状況が国家安全保障リスクに当たる場合は、株式の売却を命じる権限を持つとされている。
歴史
- 1991年 - ティム・スウィーニーによってメリーランド州ロックビルにPotomac Computer Systemsの名前の下創立された。同じ年に最初の製品である『ZZT』を発売した。会社はEpic Mega Gamesとして知られるようになった。
- 1994年6月 - 横スクロールアクションゲームである『Jazz Jackrabbit』が発売される。後に『Gears of War』を設計するクリフ・ブレジンスキーが最初に手がけたゲームでもある。
- 1998年5月 - ストーリー物の3DFPSである『Unreal』を発売した。これはUnrealシリーズに拡大した。Epic Mega Gamesは基幹技術であるUnreal Engine(アンリアルエンジン)のライセンス販売をし始め、他のゲーム開発会社の開発用ソフトウェアとして使用された。
- 1999年 - 社名をEpic Gamesに変更し、ロックビル本社を含むオフィスをローリーに移転した。
- 1999年11月 - 『Unreal』の世界を舞台にした対戦専用FPS『Unreal Tournament』を発売。
- 2002年 - Unreal Engine 2(アンリアルエンジン2)が公開される。
- 2002年10月 - 『Unreal Tournament』シリーズの2作目『Unreal Tournament 2003』を発売。
- 2003年2月 - 『Unreal 2: The Awakening』を発売。
- 2004年3月 - 『2003』の改良版である『Unreal Tournament 2004』を発売。
- 2006年11月 - Xbox 360タイトルである『Gears of War』を発売。Unreal Engine 3(アンリアルエンジン3)を利用した最初のゲームとなる。
- 2007年11月 - シリーズ3作目となる『Unreal Tournament 3』を発売。
- 2008年11月 - Xbox 360タイトルである『Gears of War 2』が北米、ヨーロッパ、アジアにて同時発売。同タイトルの日本版が2009年7月に発売。
- 2009年9月 - 『ラストレムナント』を引き合いに、日本におけるサポート体制の強化として日本支社を設置する意向を発表。
- 2009年11月 - 開発キットである"Unreal Development Kit"(略称はUDK)公開開始。非商用および教育目的であれば無料で利用可能。
- 2010年2月 - エピックゲームズ ジャパン株式会社設立。
- 2010年12月 - 同社初のiOS向け作品となるInfinity Blade発売。開発は子会社である"Chair Entertainment"が手がけた。
- 2011年9月 - 『Gears of War 3』発売。
- 2012年6月 - 中国テンセント社が40%の株を取得。
- 2012年6月7日 - GameTrailers TVを経由しUnreal Engine 4(アンリアルエンジン4)が一般に公開。
- 2013年 - マイクロソフトはEpicと共同で管理していた『Gears of War』のEpicが持つ版権を取得。
- 2014年 - フォートナイトβテストが開始。
- 2017年 - フォートナイトをPlayStation 4、Xbox One、PC向けにリリース。
- 2018年 - フォートナイトをiOS、Nintendo Switch、Android(一部の機種)(ベータ版)にリリース。
- 2018年12月 - デジタルゲームストア「Epic Gamesストア」を開設。
- 2019年 - BattleBreakersをiOS、Android、PC向けにリリース。
- 2020年5月14日 - Unreal Engine 5(アンリアルエンジン5)がPlayStation 5のプレイ映像で発表。
- 2020年 - Unreal Engine 5(アンリアルエンジン5)が公開。
- 2020年7月 - ソニーが2.5億ドル(当時のレートで約268億円)を出資し、株式の1.4%を取得[9]。
- 2020年8月 - App Store、Google PlayからFortniteが削除。削除を受けEpic GamesはAppleとGoogleを訴訟する[10]。しかし、AppleやGoogleの主張が妥当であると認められ、Epic Gamesの開発者アカウントは削除された[11]。
- 2021年3月3日 - 『Fall Guys: Ultimate Knockout』の開発元として知られるMediatonicを擁する「Tonic Games Group」を買収したと発表[12]。
製品・サービス
Unreal Engine
Unreal Engineは、グラフィカルレンダリングやサウンド処理、物理演算といった機能が用意されており、独自のエンジンをゼロからコーディングする必要がなく、ゲーム開発者のニーズに合わせて幅広く適応できる。このエンジンは、1998年にリリースされたファーストパーソン・シューティングゲーム『Unreal』で初めて実装された。これまでにUnreal Engine 1、Unreal Engine 2(2.5および2.Xを含む)、Unreal Engine 3、Unreal Engine 4がリリースされ、2021年後半にはUnreal Engine 5のリリースが予定されている[13]。
Epic Gamesストア
Epic Gamesストアは、Epic Gamesが2018年12月7日に開設したデジタルゲームストア(オンライン配信サービス)[14]。ウェブサイトとゲームのダウンロードとプレイに必要なスタンドアロンのランチャーの両方をローンチ。ストアでは、基本的なカタログや友達リストの管理、マッチメイキングなどの機能を提供している。Epic Gamesはストアの機能をさらに拡張する計画を立てているが、議論フォーラムやユーザーレビューといった他のデジタル配信プラットフォームのように多くの機能を追加する予定はなく、代わりに既存のソーシャルメディアプラットフォームを利用してこれらの機能をサポートしている。
Epic Online Services
Epic Online Servicesは、『フォートナイト』で使用されたシステムに基づいた無料のSDKであり、マッチメイキングやフレンドリスト、リーダーボード、実績などの機能をMicrosoft Windows、macOS、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switch 向けのゲームに実装できる[15]。2020年5月、全ての開発者向けに提供を開始した[15]。
騒動・問題
AppleとGoogleへの訴訟問題
2020年8月にEpicはAppleとGoogleに訴訟を起こした。この背景には、Epicがモバイル版『フォートナイト』にApp StoreやGoogle Playが提示している30%の手数料を「反競争的な拘束と独占的慣行を使用している」[16]としてそれらを迂回するための独自の課金システム「Epic Direct Payment」を実装[17]したことが挙げられる。Epicの発表を受けて、AppleとGoogleは『フォートナイト』を規約違反としてApp StoreとGoogle Playから削除した。『フォートナイト』の削除を受けて、Epicは両社に訴訟を起こした。
脚注
出典
- ^ https://variety.com/2020/digital/news/sony-epic-games-fortnite-invests-250-million-1234702537/#:~:text=Sony’s%20investment%20in%20Epic%20is%20subject%20to%20customary,to%20comment%20on%20terms%20of%20the%20Sony%20investment.%29
- ^ a b Edwards, Benj (May 25, 2009). “From The Past To The Future: Tim Sweeney Talks”. Gamasutra. February 4, 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。June 18, 2017閲覧。
- ^ “Epic Sets up Shop”. IGN. July 13, 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。July 13, 2017閲覧。
- ^ “Most successful videogame engine”. ギネス世界記録. December 22, 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月26日閲覧。
- ^ Kerr, Chris (August 6, 2020). “Fortnite developer Epic Games secures $1.78 billion in funding”. Gamasutra. August 6, 2020閲覧。
- ^ “Epic Games、17億8000万ドル(1888億円)の資金調達”. Social Game Info. ソーシャルインフォ (2020年8月11日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ Staff, Reuters「テンセント、米ゲーム2社株式の継続保有求め米当局と交渉=関係筋」『Reuters』2021年5月6日。2021年8月15日閲覧。
- ^ Staff, Reuters「テンセント、米ゲーム2社株式の継続保有求め米当局と交渉=関係筋」『Reuters』2021年5月6日。2021年8月15日閲覧。
- ^ Spangler, Todd (2020年7月9日). “Sony Invests $250 Million in ‘Fortnite’ Maker Epic Games for 1.4% Stake” (英語). Variety. 2021年8月15日閲覧。
- ^ “Epic Games、Appleに対し訴訟を提起―課金法巡る『フォートナイト』App Store削除受け「反競争的な拘束と独占的慣行を使用している」”. 2020年8月14日閲覧。
- ^ “AppleがEpicの開発者アカウントを停止、「Fortnite」再ダウンロード不可能に”. マイナビニュース (2020年8月29日). 2021年1月29日閲覧。
- ^ Yamanaka, Taijiro (2021年3月2日). “Epic Gamesが『Fall Guys』開発元Mediatonicを買収。同作のクロスプレイ実装に興味を示す”. AUTOMATON. 2021年3月4日閲覧。
- ^ 奥谷海人 (2020年5月14日). “Epic Gamesが「Unreal Engine 5」を発表。PS5実機を使ったデモ映像「Lumen in the Land of Nanite」を公開”. 4Gamer.net. Aetas. 2020年8月26日閲覧。
- ^ 奥谷海人 (2018年12月7日). “オンライン配信サービス「Epic Games Store」がオープン。Supergiant Gamesの新作「Hades」のアーリーアクセス版などが販売中”. 4Gamer.net. Aetas. 2020年8月26日閲覧。
- ^ a b “Epic Games、「Epic Online Services」を全デベロッパー向けに提供開始”. Social Game Info. Social Info (2020年5月14日). 2020年8月26日閲覧。
- ^ “Epic Games、Appleに対し訴訟を提起―課金法巡る『フォートナイト』App Store削除受け「反競争的な拘束と独占的慣行を使用している」(Game Spark)”. Yahoo!ニュース. 2020年9月5日閲覧。
- ^ “フォートナイト メガプライスダウン – 最大20%の永久割引”. 2020年8月14日閲覧。
関連項目
- クリフ・ブレジンスキー - 過去に同社に所属していたゲームデザイナー。
- アプリ公平性のための連合
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 公式ウェブサイト
- Epic Games ストア (@EpicGamesJP) - X(旧Twitter)
- Epic Games Store (@epicgames) - X(旧Twitter)