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'''サンスポ電子新聞'''(サンスポでんししんぶん)は、サンケイスポーツの紙面イメージが[[スマートフォン]]で閲覧することができるサービス。利用者は東京本社版もしくは大阪本社版のどちらかが選択することができる。毎朝5時30分頃更新。ただし、記事の一部と広告に関しては著作権の関係でマスキング処理されている。風俗面は配信されない。金曜日限定で[[つば九郎]]記事も配信している。購読料は[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]端末が1,500円、[[ |
'''サンスポ電子新聞'''(サンスポでんししんぶん)は、サンケイスポーツの紙面イメージが[[スマートフォン]]で閲覧することができるサービス。利用者は東京本社版もしくは大阪本社版のどちらかが選択することができる。毎朝5時30分頃更新。ただし、記事の一部と広告に関しては著作権の関係でマスキング処理されている。風俗面は配信されない。金曜日限定で[[つば九郎]]記事も配信している。購読料は[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]端末が1,500円、[[iOS]]端末が1,600円。2015年2月から産経新聞社のデジタルメディア部門の事業会社である株式会社産経デジタル(SANKEI DIGITAL Inc.)がサービス開始<ref>{{Cite web|url=https://www.sankei-digital.co.jp/corporate/history.html|title=会社情報 沿革|publisher=産経デジタル|accessdate=2019-05-30}}</ref>。 |
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==テレビ面(番組表)の収録局== |
==テレビ面(番組表)の収録局== |
2021年11月10日 (水) 02:01時点における版
サンケイスポーツ Sankei Sports | |
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種類 | 日刊紙 |
サイズ | ブランケット判 |
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事業者 |
(株式会社サンケイスポーツ新聞社→) 株式会社産業経済新聞社サンスポ総局 |
本社 |
東京都千代田区大手町1-7-2 (大阪府大阪市北区梅田2-4-9→) 大阪府大阪市浪速区湊町2-1-57 |
代表者 | 熊坂隆光 |
創刊 |
1955年2月26日(大阪) 1963年2月22日(東京) |
言語 | 日本語 |
価格 |
1部 150円 月極 3,353円 |
ウェブサイト | https://www.sanspo.com/ |
サンケイスポーツは、産業経済新聞社(産経新聞社)が発行するスポーツ新聞である。通称サンスポ。
概要
サンケイスポーツは産経新聞東京本社から関東版、東北版[注釈 1]、産経新聞大阪本社から近畿版、東海・北陸版、中国・四国版を発行している。
地域版
関東版では、フジサンケイグループと資本関係にある東京ヤクルトスワローズの記事が比較的充実している(ヤクルト以前のオーナー企業は産経新聞社で当時は球団名も「サンケイアトムズ」。現在はフジ・メディア・ホールディングスが資本参加。2014年から本誌増刊扱いで東京ヤクルトスワローズに特化したタブロイド紙『月刊丸ごとスワローズ』を発刊)。また2016年からは本紙特別版扱いで横浜DeNAベイスターズに特化したタブロイド紙『BAY☆スタ BAYSTARS BALLPARK STYLE』を不定期(年3~4回程度)で発刊している。
近畿版では、阪神タイガースの報道が創刊当初から積極的である。またデイリースポーツと並んで飛ばし記事が多いことも特徴的である(特に見出しや記事に関西弁を使用することが特徴)。オリックス・バファローズやガンバ大阪、セレッソ大阪の報道にも力を入れている。
東海・北陸版の紙面は基本的に近畿版と同一である。愛知県・岐阜県には宅配されないが、JR名古屋駅・名鉄名古屋駅・近鉄名古屋駅・金山駅・JR岐阜駅などの駅売店等、中京競馬場やウインズ名古屋の中央競馬施設の新聞売店(競馬開催日のみ)で大阪早版(11版)が即売されている。三重県と福井県では中日新聞[1]の販売店を通じて宅配される(一部地域を除く)。
中国・四国版の紙面は、近畿版のテレビ・ラジオと公営競技面を中国・四国のものに差し替えている。山口県には宅配されない。中国・四国版の1面は近畿版と同一で、広島県内においてもライバル紙の日刊スポーツやスポーツニッポン、デイリースポーツのように広島東洋カープ(見出しや記事に広島弁を使用することが売り)関連に差し替えることはほとんど無い。
東北版が新設された背景としては、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスが本拠地を仙台市に置き、東北エリアにおけるスポーツの話題が増えたためと思われる(東北のスポーツ情報は東北版新設以前から掲載されていた)。
通常は中面の東北支局版紙面「サンスポ東北」を除くと東京本社版とほぼ同内容であるが、宮城県内と福島県北部発売分(遅版→7版仙)においては1面を楽天やベガルタ仙台関連の情報に差し替えるケースが多く見られる(楽天が好ゲームを展開した翌日や、ベガルタ仙台のホームゲームが開催される当日、およびベガルタ仙台が試合に勝利した翌日など)。ベガルタ仙台情報に差し替えられた日(特に勝ちゲーム翌日)は宮城県内での売り上げが大きくアップするらしい。なお、東北版の第2面と芸能面の奇数面(左側)は最終版(東京7版・大阪12版)と違い現在もモノクロ面である(これは東海・北陸版、中国・四国版も同様)。
サンスポは楽天イーグルスのオフィシャルスポンサーにもなっている。ベガルタ仙台のスポンサーも務めているが、ランク下位の一般スポンサーである(ランク上位の「ゴールドスポンサー」であるスポーツ紙は日刊スポーツ)。
印刷拠点が他のスポーツ紙と比べて少なめで、その関係で締め切り時間が早く、早版(6版)配布エリア(南関東の一部・北関東・甲信越・静岡・仙台近郊以外の東北地方)において、プロ野球のナイターが21時台前半以降も試合が続いている場合、途中経過しか掲載されないことが多く、結果の多くは明後日付の紙面に掲載される[2][3]。もちろん、勝敗表や個人成績が一昨日(おととい)現在のものが掲載されるのがほとんど。
競馬
本紙増刊扱いで競馬雑誌「週刊Gallop(ギャロップ)」と競馬新聞「競馬エイト」を発刊、そしてフジサンケイグループのフジテレビ(『競馬中継』→『チャレンジ・ザ・競馬』→『スーパー競馬』→『みんなのケイバ』→『みんなのKEIBA』)とニッポン放送(『日曜競馬ニッポン』)で中央競馬中継を行っている関係で、中央競馬関連の記事が充実し、GI競走の予想を1面トップに取り上げることも多い(後述)。
提携新聞
北海道新聞社発行の道新スポーツと紙面提携しており、一部紙面を共有している。東日本版1面には「提携・道新スポーツ」のクレジットが入る(創刊当初は1面題字の下に「北海道へ紙面電送」という説明があった。また逆に道新スポーツには「提携・サンケイスポーツ」のクレジットがある)。
2013年4月1日までは中央競馬面に限り西日本新聞社が発行する西日本スポーツと提携していたが、4月2日より中日新聞社(名古屋本部)発行の中日スポーツとの提携に変更されている(なお基から一般スポーツの一部と芸能・社会の記事は中スポに加え中日新聞東京本社発行の東京中日スポーツとも提携をしている)。
地方紙の中にはサンスポに掲載されたスポーツ、芸能記事の一部を掲載する新聞がある。(北國新聞、南日本新聞夕刊など)
西日本スポーツのエリアである福岡県では、西日本新聞販売店の一部から配達されている産経新聞本紙と異なり、宅配やコンビニエンスストアなどでの扱いはされていないが、博多駅、天神駅、小倉駅など、福岡市と北九州市の一部ターミナルにおいて、お昼過ぎから大阪最終版が即売されている。これは山陽新幹線で輸送されているもので、番組表と公営競技は近畿地方のものを掲載し、九州向けの差し替えは一切行っていない。
沖縄県には宅配されない(産経新聞は大阪最終版を番組表などの差し替えをせずに琉球新報宅配所から委託発売中)が、コンビニエンスストアなどで東京最終版を羽田空港から沖縄本土向けは那覇空港へ、離島向けは那覇空港・宮古空港・新石垣空港経由で離島各地に空輸し当日日中から夕方以後発売する。
なお、産経新聞は2009年10月1日から九州・山口特別版を創刊したが、サンスポでは当面沖縄県を含め九州・山口版を発行する予定はなく、現状維持の体裁となる。
アメリカの無料日本語新聞日刊サンのうち、本土向けの1面には「サンスポ特約」のクレジットが入っている。
沿革
- 1955年(昭和30年)2月26日 産経新聞大阪本社が「日刊サンケイスポーツ」第一号を創刊。関西(近畿地方)ではデイリースポーツ(1948年創刊)、スポーツニッポン(1949年創刊)、オールスポーツ(現在の日刊スポーツ大阪本社版。1950年創刊)に次いで4番目のスポーツ紙として創刊された[4]。
- 1963年(昭和38年)2月22日 産経新聞東京本社で東京版第一号発刊。サンスポの東京進出で現在まで続く在京スポーツ紙6紙体制(ニッカン・スポニチ・スポーツ報知・サンスポ・デイリー・東京中日スポーツ)が確立する[5]
- 1970年(昭和45年)フジサンケイグループの発行紙別子会社化策によりサンケイスポーツ新聞社設立。ここから発行(同時に夕刊フジも分社化され、フジ新聞社からの発行となる)
- 1982年(昭和57年) 北海道新聞社、サンスポと提携し「道新スポーツ」創刊。
- 1986年(昭和61年) フジサンケイグループ、CI導入、「サンケイ」の書体が変更された。
- 1987年(昭和62年) スポーツ紙としては初めての1面連日カラー紙面を採用。また11月、サンケイスポーツ新聞社、夕刊フジとともに産経新聞社に再統合。
- 1988年(昭和63年) 産経新聞岡山工場(サンケイ瀬戸内印刷)稼動、中国・四国版の現地印刷開始。
- 1996年(平成8年) 秋田魁新報社、サンスポと提携し「さきがけスポーツ」創刊。
- 2005年(平成17年) 東北版新設
- 2008年(平成20年) ホームページを一新、同時にホームページでの一面掲載が廃止された。
発行所
印刷所
- 東京本社
- 大阪本社
- 過去
- 東京本社
- 大阪本社
紙面
- 題字は1987年(昭和62年)にカラー化される以前は横書きのブロック体(亀倉雄策作)だったが、カラー化以後はフジサンケイグループ共通の丸文字体(馬場雄二作。赤地白抜き)が使われている。
- 2000年頃までは1面右端の見出し横に縦で「サンケイスポーツ」と書かれていた。後に他のスポーツ紙もこの縦組み題字を使っていたため、そのきっかけともいえた。
- 大阪本社版は1面題字が現在のロゴに変更されて以降も、欄外の題字は1991年4月までブロック体のロゴを使用していた。なお大阪本社版の欄外題字は、通常面は「サンケイスポーツ」と表記されるが、中央競馬面は「サンスポZBAT!競馬」、公営競技面では「サンスポレース」と表記される。大阪版は欄外の題字は左右寄りに「サンケイスポーツ」と表記されている(東京版は中央に表記される)。
- 現在は1面右上に横組みで「サンスポ」、また左下側にやや小さめに日付と「サンケイスポーツ」の文字を入れている。祝日のときは日付の部分にピンクの楕円型の座布団が点く。
- 芸能面では同じフジサンケイグループのフジテレビ寄りの報道が多く見られる。また、フジテレビ・ニッポン放送の番組や両局が主催するイベントの宣伝記事を頻繁に掲載する。それ以外にも基本的に相手の芸能事務所側から売り込んでくるグラビアアイドルの記事に頼ることが多く、日刊ゲンダイなど他の夕刊紙がこの点を攻撃材料とすることもある。→「日刊ゲンダイ § 芸能」も参照
- 風俗面(いわゆるアダルト面)にも力を注いでおり、大阪本社版・東北版では、スポーツニッポン(大阪版・九州版)、デイリースポーツと同様、家庭宅配版にも風俗面が掲載されている。東京版は駅売りのみである(家庭宅配版は掲載されない)。
- 他紙では通常、テレビ・ラジオ欄に差し替えられている。
- スポーツ面に「コラム甘口辛口」というコラムを掲載している。
- 社会面は全国のスポーツ紙で唯一「北朝鮮問題」という特設コーナーがある。
所属野球評論家
東京本社
- 江本孟紀(1982~)
- 大久保博元(1996~2007、16~)
- 小早川毅彦(2000~05、10~)
- 若松勉(2006~。日刊スポーツで1990~92)
- 野村弘樹(2006、12~)
- 西村徳文(2013~2015、2021~)
- 真中満(2018~)
- 黒江透修 (2020~。日刊スポーツで1979~80。東京中日スポーツでは1986~89、97、2003~07、09~19)
- 北海道・道新スポーツの評論家が参加する場合もある
大阪本社
- 板東英二(1981~)
- 黒田正宏(1992〜1998、2015〜)
- 田尾安志(1992〜2004、2006〜)
- 星野伸之(2003〜2005、2018〜)
- 八木裕(2005〜2008、2016~)
- 土井正博(2009〜2010、2013〜2016、2019〜)
- 上田次朗(2012〜)
- 和田豊(2016~) ※阪神オーナー付シニアディレクターの為、随時コラムを担当。
中央競馬
本紙を母体とする特別版扱いで、予想専門紙『競馬エイト』と、競馬雑誌の週刊Gallopを発刊しているほど競馬に熱心である。その一方で本紙上の競馬面も充実させる方針を取っており、競馬エイトが全国統一版化した後の2014年(平成26年)3月最終週からそれまで東西別々だった競馬面を統合する全面リニューアルを行った。[8]
- 特別競走と最終競走(通常第9競走以後)については、東京・大阪両本社から選抜した6人の記者+それぞれの地区の本社予想(関東開催:水戸正晴、関西開催:佐藤将美)の各レース7人ずつが馬柱の欄に予想を掲載。その他の記者についても欄外で掲載。
- また「データde勝負」と題した出走馬に関係したデータをまとめたコーナーを平地重賞のほぼ全部に拡大。
- スポーツ紙初となるカバラ数秘術を掲載し、当日のラッキーナンバーを掲載。これまでのほかの占いとは違う新しい角度からラッキーナンバーや運勢の強い騎手を導き出す。
しかし、サンスポは競馬施行者の日本中央競馬会(JRA)としばしばトラブルを起こしている。有名なのが、1992年に起こった「サンエイサンキュー事件」である。
なお、競馬エイトは本紙を母体としている関係で競馬専門紙の業界団体である日本競馬新聞協会と関西中央競馬専門紙協会のどちらからも締め出されており、競馬場やウィンズなどにある場立ちの新聞売場で他の競馬専門紙と一緒に売ることは出来ず、競馬エイト専用の売場を設けて売らなければならない。
寄贈賞
サンケイスポーツ新聞社という別会社だった時代の名残で、産経新聞社(一般紙の産経新聞に由来する「産経賞」の冠)とは別に「サンケイスポーツ賞」という冠の付く寄贈賞を提供している。現在は東京競馬場で行われるフローラステークスと、阪神競馬場の阪神牝馬ステークスの2本のGII競走が該当する。
放送系メディアとの関係
サンスポは僚紙の競馬エイトや夕刊フジなどと共に古くから地上波民放テレビ・ラジオ局で放送される競馬中継番組に多くのスタッフを出演させてきた。東日本では同じフジサンケイグループ内の放送局への派遣が主であるが、西日本では過去の様々な事情から新聞系列の異なるラジオNIKKEIに現役・OB問わず多くのスタッフを送り込んでいる。
これは、西日本での競馬中継が本格的に始まった1960年代後半に、専門紙大手の競馬ブックが地上波テレビ・ラジオの中継の多くを押さえてしまったことによる。当時はエイトがまだ創刊しておらず、関西で競馬中継を積極的に取り組もうとしていたカンテレ、毎日放送(MBSラジオ)、KBS京都のいずれも、競馬ブックの記者を受け入れるしかなかったのが理由である。
このため、同じ産経新聞グループのラジオ大阪で放送されていた『OBCサンデー競馬』(現・『ドラマティック競馬』)に解説者を派遣したものの、1982年(昭和57年)、文化放送との企画ネット番組『決定!全日本歌謡選抜』の絡みで競馬中継が打ち切られた。
当時、東海以西の西日本で他に競馬中継を行っていたのはラジオたんぱ第2放送(『中央競馬実況中継』)しかなく、サンケイスポーツ新聞社大阪本社は他の在阪スポーツ紙や競馬ブックも含めた関西発の競馬専門紙などに混じる形で、ラジオたんぱへの解説者派遣に踏み切らざるを得なかったのである。その後、企画ネット終了に伴い1994年(平成6年)からラジオ大阪での競馬中継が再開され、2007年(平成19年)にはついにケイバブックに代わってカンテレ(『DREAM競馬』→『競馬beat』)への解説者派遣をスタートするが、ラジオNIKKEIへの解説者派遣は2019年(令和元年)現在に至るまで継続されている。
競馬エイト・Gallopとの関係
中央競馬予想専門紙『競馬エイト』は本紙を母体とする特別版として発行されているが、トラックマンや編集スタッフはサンスポとは別部隊になっており、サンスポの本紙予想記者であってもエイト紙面上の馬柱に予想が載ることはない。ただし、Webサイト『サンスポZBAT!』は産経新聞社が発行する公営競技関連を扱うメディア(サンスポ、エイト、Gallop、夕刊フジ)の合同という形式が取られており、オンラインでの交流はある。
なおラジオNIKKEI第一放送『中央競馬実況中継』の「今日のコラム」には、原則としてサンスポ東京所属の記者が出演する。稀にエイト所属の記者が呼ばれることもあるが、この場合も建前上エイトではなくサンスポ所属と紹介され、なおかつ予想も披露しない。
主なトラックマン
現役
- 板津雄志 - 東京本社トラックマン。フジテレビ『みんなのKEIBA』実況席解説、BS11『BSイレブン競馬中継』(土日とも)スタジオ解説担当。
- 宇恵英志 - 大阪本社本紙予想担当。
- 佐藤将美 - 大阪本社元本紙予想担当。ラジオNIKKEI『中央競馬実況中継』(第2放送・土曜)パドック解説者。
- 柴田章利 - 東京本社本紙予想担当。2020年に水戸から引き継いで本紙予想就任。BSイレブン競馬中継(土曜)スタジオ解説兼務。
- 正木茂 - 大阪本社トラックマン。ラジオNIKKEI(第2放送・土曜)パドック解説担当。
- 三浦凪沙 - 東京本社トラックマン。プロ野球DeNA監督三浦大輔の長女。
- 水戸正晴 - 東京本社元本紙予想担当。元来は超穴党でコラム『水戸正晴に全券委任』では数々の万馬券を的中させてきた。その一方でサンエイサンキュー事件の当事者としても知られる。
過去
- 小牧隆之 - 元大阪本社トラックマン。2017年8月までラジオNIKKEI(第2放送・日曜)メイン解説を担当。
- 佐藤洋一郎 - 元東京本社トラックマン。水戸と共に穴党記者として活躍し、定年退職後も嘱託扱いで籍を置く。
- 西島大和 - 元東京本社本紙予想担当。ニッポン放送『日曜競馬ニッポン』解説を歴任。
- 森本昭夫 - 元大阪本社トラックマン。2017年9月よりラジオNIKKEI(第2放送・日曜)メイン解説に着任。
サンスポ電子新聞
サンスポ電子新聞(サンスポでんししんぶん)は、サンケイスポーツの紙面イメージがスマートフォンで閲覧することができるサービス。利用者は東京本社版もしくは大阪本社版のどちらかが選択することができる。毎朝5時30分頃更新。ただし、記事の一部と広告に関しては著作権の関係でマスキング処理されている。風俗面は配信されない。金曜日限定でつば九郎記事も配信している。購読料はAndroid端末が1,500円、iOS端末が1,600円。2015年2月から産経新聞社のデジタルメディア部門の事業会社である株式会社産経デジタル(SANKEI DIGITAL Inc.)がサービス開始[9]。
テレビ面(番組表)の収録局
関東版
(最終版<7版>)
- フルサイズ
- ハーフサイズ
- クォーターサイズ
- BSデジタル - J SPORTS1、J SPORTS2、J SPORTS3、J SPORTS4、BS釣りビジョン
- CS - フジテレビONE、フジテレビTWO、フジテレビNEXT
(早版<6版>)
- フルサイズ
- NHK総合、NHKEテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ
- ハーフサイズ
- BSデジタル - NHK BS1、NHK BSプレミアム
- 地上波 - テレしず(TV静岡)
- クォーターサイズ
- BSデジタル - WOWOWプライム、WOWOWライブ、WOWOWシネマ、BS釣りビジョン、BS J SPORTS(1,2,3,4)
- CS - フジテレビONE、フジテレビTWO、フジテレビNEXT
- 地上波 - tvk、チバテレビ、テレ玉、群馬テレビ
- 小サイズ
- 地上波 - 静岡朝日テレビ、Daiichi-TV(静岡第一TV)、SBSテレビ、とちぎテレビ
甲信越・静岡版
- フルサイズ
- NHK総合、NHK Eテレ、NST(新潟総合TV)、テレビ新潟、UX新潟テレビ21、新潟放送、長野放送、長野朝日放送、信越放送、テレビ信州、テレしず、静岡朝日テレビ、Daiichi-TV、SBSテレビ、YBSテレビ、テレビ山梨、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ
- 小サイズ
- BSデジタル - NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS釣りビジョン、BS J SPORTS(1,2,3,4)、WOWOWプライム、WOWOWライブ、WOWOWシネマ
- CS - フジテレビONE、フジテレビTWO、フジテレビNEXT
社会面下側(最終版・早版・甲信越・静岡版共通)
- ラジオ - NHK第1、NHK第2、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオ日本、ラジオNIKKEI、NHK FM、TOKYO FM
- BSデジタル - BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジ、BS11、TwellV
- CS - ゴルフネットワーク、日本映画専門、時代劇専門、FOX bs238
関西版
- フルサイズ
- ハーフサイズ
- NHK BS1、NHK BSプレミアム、サンテレビ
- NHK総合の左隣で3列に掲載。以前はフルサイズ(サンテレビはテレビ大阪の隣で準フル)だったが、広告スペースの確保の観点から現在はハーフサイズ。
- BSデジタル - WOWOWプライム、WOWOWライブ、WOWOWシネマ
- 地上波 - 京都テレビ(KBS京都)
- テレビ大阪の右隣りに1列4局で掲載(KBS京都は以前は準フルだった)
- ラジオ - FM802(下段・ラジオ番組表の左端)
- クォーターサイズ
- 以上の3局は福井テレビ・BSフジの番組表の右隣の列に掲載
- びわ湖放送(NHK Eテレ、テレビ和歌山の下に2列で掲載)
- 小サイズ
- ラジオ - NHK-FM、FM大阪、kiss FM KOBE、NHK第1、NHK第2、ラジオ大阪、ABCラジオ、MBSラジオ、KBS京都、ラジオ関西
- 地上波 - 福井テレビ
- BS・CS - BSフジ、スカイ・A sports+、GAORA、J SPORTS(1,2,3,4)
- BSデジタルは開局後極数年は在京キー系(NHK BShiを含む)の各BSの番組表も掲載されていたが、紙面スペースの都合上現在はNHK2つ、WOWOW3つ、J SPORTS4つ、BSフジの10局(うち、NHK2つとWOWOWはアナログ時代からの継続)だけになった。
エピソード
パロディー
- 大阪府在住の阪神タイガースファンの広告デザイナー・君塚隆太が中心となって、1983年ごろから数年間に渡り、タイガースの優勝を祈願したパロディー新聞サンカイスポーツなるものを発行した。君塚によると2リーグ分裂後3回目のリーグ優勝を目指すという意味ではなく、彼の所属事務所のビルが「三海(さんかい)ビル」(大阪市北区天神橋三丁目)という所、しかもそのビルの3階にあることから命名したという。
- 後に本家・サンケイスポーツから「是非本紙面上でこういった企画を」というオファーがかかり、1987年から1988年に「週刊タイガース」と題した全8段編成の特集ページが作られた。
- ちなみに、君塚のグループは1987年に週刊ポストのパロディー「瞬刊ポット」なる雑誌まで発行したという。
- フジテレビの旅行バラエティ番組『もしもツアーズ』の1コーナーで“サンペイスポーツ”というミニコーナー[注釈 2]が以前行われていた。その際のコーナーロゴも本紙ロゴのデザインを真似たものであった。
地方版にまつわるエピソード
中国・四国版
- 1988年に岡山工場が完成するまでは、近畿版と同じく近畿のテレビ・ラジオと公営競技面のみしか掲載されなかった。
- テレビ番組表で使用される放送局表示カットは、産経新聞大阪本社版で1988年5月(この時は題字がカタカナの「サンケイ」だった)まで使われたものを2011年7月23日の地上アナログ放送終了前日までそのまま使用していた。
- このカットは1992年3月まで近畿版でも使用されたが、番組表のサイズをハーフからフルサイズに変更するに当たり変更された。
東海・北陸版
- 福井テレビの番組表は、2002年4月ごろから近畿版、東海・北陸版のテレビ番組表に(但し小サイズで)掲載されている。
- 2002年3月ごろまでは、東海・北陸、中国・四国の各地域に発行された版でも一般スポーツ競技面に掲載されていた。
その他のエピソード
- 2006年6月に開かれたサッカーワールドカップドイツ大会において、大阪本社が日本戦が行われた翌日(6月13、19、23日=23日は日本時間で言えば当日)の夕方に特別夕刊を京阪神の主要ターミナル向けにタブロイドで発行した。
- なお、23日に関しては他の一部スポーツ紙では京阪神の主要ターミナルやコンビニエンスストア向け(即売版用)にその日の朝刊最終版の紙面にブラジル戦の結果を掲載した速報版が発行されている。
- 2011年(平成23年)10月17日、読売ジャイアンツ投手(当時[注釈 3])の澤村拓一と森麻季・日本テレビアナウンサー(当時)との破局を報じる記事を電子版に掲載した。同日午後に球団側から結婚を正式に発表したことから誤報や謝罪のコメントを出さずに当該記事を削除した。なお、両者は2013年3月に離婚している。
- 2021年(令和3年)6月23日、プロ野球・横浜DeNAベイスターズ元球団社長の池田純が同年8月に投開票予定の横浜市長選挙に出馬の意向との記事を掲載。それについて池田は7月9日付本紙掲載のコラム『池田純 S-Businessの法則』にて「私は一度も公に出馬を表明していません。」と否定した上で「ただ、いったんは覚悟を決め、悩み、横浜のことを本気で考えてきたのは事実です。」とも記した。
不祥事
- 2008年9月に長野市の食品会社で従業員が餡を舐めて嘔吐した事件があった際に、共同通信配信の記事原文[10]にはない「毒あんこ」という文字を見出しに挿入し[11]、会社から名誉毀損で提訴された[12](警察の捜査の結果、有害有毒物質は検出されなかった)。同様の記事を掲載したスポーツニッポンと共に330万円の支払いを命じられる(2011年9月16日付長野地方裁判所判決)[12]。両紙とも控訴したが2012年4月、控訴棄却。
関連誌
- スポーツで大記録が誕生した際、また大災害等が発生した時は、産経新聞社・産経新聞出版では本体から出さず、「週刊Gallop」の別冊・増刊号扱いでグラフ誌を発行している(過去は「サンスポ特別版」扱いで発行)。また近畿地方向けには阪神タイガース特集の増刊号を開幕前およびオールスターゲーム前後に発行している他、毎月月末発行のパチンコ雑誌「ジャンバリ」も「Gallop増刊」扱いで発売している。
- その他サンケイスポーツが編集協力するスポーツ専門の雑誌として「スポーツYeah!」を2000年9月から2006年12月まで発行していた。
- 元々1999年に「週刊ゼッケン」として発行していたが、わずか半年で休刊した後形態を変更して再創刊したものである。
- また、2004年12月~2005年8月に歌謡曲・エンターテインメントに特化した「月刊kamzine(カムジン)」を発行していた。タイトルのkamzineは「歌・夢・人」から取ったものである。
- 2011年、韓国の俳優・歌手、エンターテインメント情報に特化した週間のタブロイド新聞「サンスポ韓Fun」を創刊。
関係する人物
- 江尻良文 - 夕刊フジ編集委員。元はサンスポのデスクだった。
- 佐々木主浩 - 元プロ野球選手。現役時代のニックネーム「大魔神」は横浜ベイスターズに所属していた1994年頃、サンスポの読売ジャイアンツ担当記者が(敵チームにとって)「悪魔の守護神」を略した「魔神」と表現したことに由来(当時の漫画「ササキ様に願いを」にも「魔神」という見出しの入った記事を載せた一コマが見られる)。そのためサンスポや同じフジサンケイグループのメディア・ニッポン放送では、現在も「魔神」と表現される。
- 大坂ともお - ユアテックスタジアム仙台のスタジアムDJ。東北版にてコラムを不定期連載している。
- 大橋巨泉 - タレント、競馬評論家。かつて競馬の記事を執筆していた。
- 本城雅人 - 作家。サンケイスポーツ記者として活動した後に転身。
- 小牧隆之 - サンスポ記者を経て、競馬評論家・スポーツライター
- 宮本賢治 - 元ヤクルトスワローズ投手。引退後サンスポ記者・スポーツライターとして活動後、ヤクルトに復帰しコーチ・スカウト・育成担当を務める。
- 賀川浩 - 大阪本社の編集局長などを経て、サッカーライター。日本サッカー界の字引的存在で、日本サッカー殿堂入りも果たす。
- サンスポアイドルリポーター - パチンコ欄と連動した企画により誕生したアイドルユニット。
- 高橋源一郎 - 作家。1988年より競馬面で予想コラム「こんなにはずれちゃダメかしら」を連載(2016年現在も継続中)。
その他関連記事・団体・企業
- 一般財団法人サンケイスポーツセンター
- サンスポ野球大会
- 淀川河川公園秋期野球大会
- 日刊サン
- デイリースポーツ - 競合新聞。2018年5月に、産経新聞印刷大淀工場にて、関西向け新聞を、神戸新聞社から委託印刷を開始
注釈
出典
- ^ 福井県では日刊県民福井も含む。
- ^ 長野のサンスポファンが… | ダンカンオフィシャルブログ「半世紀の反省記」Powered by Ameba
- ^ 楽天優勝とスポーツ新聞 その1 | 横浜新聞研究所のブログ
- ^ スポーツ報知は1964年に関西版創刊。
- ^ 東京スポーツは夕刊紙であるため、これに含まれない。
- ^ a b c 読売新聞は傘下のスポーツ紙としてスポーツ報知(関東・関西地区の発行:報知新聞社)がある
- ^ a b 大阪府下の産経新聞の工場はサンスポ以外の他社系列スポーツ紙であるデイリースポーツ(大淀工場)、の委託印刷を請け負っている。過去にはスポーツニッポン(摂津工場)も委託印刷していたが、摂津工場の閉鎖のため、現在は毎日新聞系の高速オフセットの工場で自社制作している
- ^ サンスポ競馬面劇的進化!「馬王」スタート
- ^ “会社情報 沿革”. 産経デジタル. 2019年5月30日閲覧。
- ^ “異臭あんこ、味見し嘔吐 「中国から輸入」と業者”. 共同通信社. 47NEWS. (2008年9月19日) 2013年3月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 「今度は中国製毒あんこ…味見した2人が嘔吐」2008年9月21日付け
- ^ a b “「毒あんこ」見出し 長野地裁が2社に賠償命令”. 中日新聞 (中日新聞社). (2011年9月17日) 2013年3月14日閲覧。
外部リンク
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