コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ドリュー・バリモア」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
外部リンクの修正 news.walkerplus.com
Cewbot (会話 | 投稿記録)
129行目: 129行目:
| rowspan="2" valign="center"| 1996 || [[世界中がアイ・ラヴ・ユー]]<br />''Everyone Says I Love You'' || スカイラー・ダンドリッジ ||
| rowspan="2" valign="center"| 1996 || [[世界中がアイ・ラヴ・ユー]]<br />''Everyone Says I Love You'' || スカイラー・ダンドリッジ ||
|-
|-
| [[スクリーム]]<br />''Scream'' || ケイシー・ベッカー ||
| [[スクリーム (1996年の映画)|スクリーム]]<br />''Scream'' || ケイシー・ベッカー ||
|-
|-
| 1997 || リスキーブライド/狼たちの絆<br />''Best Man'' || ホープ ||
| 1997 || リスキーブライド/狼たちの絆<br />''Best Man'' || ホープ ||

2021年10月15日 (金) 06:47時点における版

ドリュー・バリモア
Drew Barrymore
Drew Barrymore
ドリュー・バリモア
本名 Drew Blythe Barrymore
生年月日 (1975-02-22) 1975年2月22日(49歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
身長 168cm
職業 女優映画監督プロデューサー
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1978年 -
配偶者 ジェレミー・トーマス(1994年 – 1995年)
トム・グリーン(2001年 - 2002年)
ウィル・コペルマン(2012年 - 2016年)
著名な家族 祖父:ジョン・バリモア
祖母:ドロレス・コステロ
父:ジョン・ドリュー・バリモア
母:ジャイド・バリモア
主な作品
E.T.
ウェディング・シンガー
エバー・アフター
チャーリーズ・エンジェル』シリーズ
50回目のファースト・キス
ラブソングができるまで
グレイ・ガーデンズ 追憶の館
受賞
MTVムービー・アワード
アンサンブル演技賞
2001年チャーリーズ・エンジェル
2004年50回目のファースト・キス
ベストキス賞
1998年ウェディング・シンガー
ゴールデングローブ賞
主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)
2009年グレイ・ガーデンズ 追憶の館
全米映画俳優組合賞
女優賞(テレビ映画・ミニシリーズ)
2009年『グレイ・ガーデンズ 追憶の館』
その他の賞
ハリウッド名声の歩道
2004年 映画産業への貢献、映画・演劇業界への業績に対して
テンプレートを表示

ドリュー・ブライス・バリモア(Drew Blythe Barrymore, 1975年2月22日 - )は、アメリカ合衆国女優映画監督プロデューサー実業家である。

来歴

生い立ち

ロサンゼルス出身。父親はイングランドアイルランドの血を引く俳優のジョン・ドリュー・バリモア[1]、母親はドイツ出身のマコー・イルディコー (Makó Ildikó) [ˈmɒkoː ˌildikoː](イルディコ・ジャイド)で、第二次世界大戦のためドイツに逃れていたハンガリー難民であった[2]。祖父はジョン・バリモア、祖母はドロレス・コステロ、大伯父はライオネル・バリモア、大伯母はエセル・バリモアのバリモア一族として有名な名家である。

ドリューが生まれる前に両親は離婚した。3人の異母兄姉がいる。

キャリア

生後11ヶ月からコマーシャルメッセージ(CM)に出演している。4歳の時に『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』で映画デビューする。1982年に『E.T.』で主人公エリオットの妹役で出演、その愛らしさで一躍天才子役として注目される。笑顔が可愛らしく愛嬌のある役が多いが、10代から20代の初めには全身7ヶ所にタトゥーを入れた「Bad Girl」として有名で、1995年には『プレイボーイ』誌でヌードにもなっている。

20代半ばからは再びヒット作に恵まれ、初めて製作総指揮を手掛けた主演映画『25年目のキス』は全米第1位初登場となる大ヒットを記録、その後も次々にヒット作品に主演した。また自身の映画製作会社「フラワー・フィルムズ」を興して製作業にも携わっている。

2004年2月ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれた。2007年4月タイム・ワーナー社の刊行している雑誌『ピープル』の「モスト・ビューティフル・ピープル2007」で第1位に選ばれた。

2009年公開の『ローラーガールズ・ダイアリー』で映画監督デビューを果たした。同年放送のテレビ映画『グレイ・ガーデンズ 追憶の館』でエディス・ボウヴィエ・ビールを演じ、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)を受賞。エミー賞主演女優賞(ミニシリーズ・テレビ映画部門)にもノミネートされた。

実業家としては、製作会社「FLOWER FILMS」を起業し、映画「25年目のキス」などヒット作を連発した。洋服ブランド「Dear Drew」、化粧品ブランド「FLOWER Beauty」、ワイン「Barrymore Wines」の企画・販売を手掛けいずれもヒット商品となっている。2015年には自伝『Wildflower』を著した[3]

私生活

転落と母親との確執

『E.T.』の出演で、天才子役として寵児になった彼女だが、私生活は荒んでいく事となる。学校では有名子役というレッテルからいじめにあい、学校に満足に通うことができなくなった。そのため、勉強についていけない落ちこぼれとなってしまう。結果、学校に寄りつかなくなった彼女は、人としてのマナー常識を知らずに育つ事となる。幼い頃から夜遊びを覚えた彼女は、9歳から飲酒喫煙を、10歳でマリファナを、12歳の時にはコカインを使用するようになり、薬物・アルコール依存症リハビリセンターに入所することとなった。また、14歳の時には自殺未遂の騒ぎを起こす。自堕落の原因が母親[4]にあると判断したバリモアは、15歳の時に母親からの独立を裁判で訴え、成人として裁判所に認められる。独立したバリモアはアルバイトをして生計を立て、オーディションに応募する日々が続いた。また、メディアの注目を浴びるため、夜な夜なパーティに出没しては粗暴な振る舞いを続けたが、以前とは異なり、たばこ・アルコール・薬物等は全くやらなかった。その後母親とは、2001年の映画『ライディング・イン・カーズ・ウィズ・ボーイズ』で10代で母親になる女性を演じたことをきっかけに、和解している。

後に父親にも虐待されていたことを告白。9歳の時に両親が離婚した後は疎遠になっていたが、2003年に父親が余命わずかであることを知って和解し、死を看取った[5]

交際歴

1994年バーのオーナーの男性と結婚したが1ヶ月足らずで離婚。ルーク・ウィルソンと交際。2001年にはコメディアントム・グリーンと結婚したが、やはり5ヶ月で離婚している。2002年ごろからアメリカロックバンドザ・ストロークスドラマーであるファブリツィオ・モレッティと交際を続け、結婚も間近と報じられたが2007年に破局。

2007年8月には、ドリューがプロデュースした映画、『そんな彼なら捨てちゃえば?』で共演したジャスティン・ロングと交際を始めた[6][7]。2人は2008年4月に『イン・タッチ』誌が選ぶ“イチャイチャ度ナンバーワンカップル”に選ばれる程のおのろけぶりを披露していたが、同年7月に破局。その後ドリューは年下俳優チェイス・クロフォードエド・ウェストウィック[8]と噂になり、ジャスティンもキルスティン・ダンストジニファー・グッドウィンとの噂もあったが、結局は翌年2009年3月にドリューとジャスティンの2人は元の鞘に収まった。2010年には『遠距離恋愛 彼女の決断』で、2人は恋人同士を演じるものの再び破局。2011年2月からシャネルの元CEO アリエ・コペルマンの息子であるウィル・コペルマンと交際を始め、1年間半の交際を経て、2012年6月に結婚[9]。同年9月には第1子が誕生[10]、2014年4月に第2子が誕生したが、2016年、約4年にわたる結婚生活に終止符を打った。ドリューにとって3度目の離婚となった。

子供は2人とも娘で、名前は長女がオリーブ、次女がフランキーである[11]

慈善活動

2008年3月に出演したオプラ・ウィンフリー・ショーで、アフリカの子供達に食べ物を提供するチャリティ団体World Food Programに100万ドル(日本円で約1億300万円)を寄付することを発表した。ドリューは2005年からこのチャリティに関わっていて、2007年には飢餓撲滅親善大使にも選ばれている。ケニアを2回訪問し、国際連合世界食糧計画(World Food Program)の働きを見てきたドリューは「私はこの目でたった1杯のポリッジ(オートミールなどのおかゆ)が子供の人生をいかに変えるかということを見たのです。この寄付で学んだり、健康でいられたり、明るい未来へと子供たちを導けるのです」と語っている[12]

出演

映画

邦題/原題 役名 備考
1979 アルタード・ステーツ/未知への挑戦
Altered States
マーガレット・ジェスプ
1982 E.T.
E.T. the Extra-Terrestrial
ガーティー
1984 炎の少女チャーリー
Firestarter
シャーリーン・“チャーリー”・マクギー
ペーパー・ファミリー
Irreconcilable Differences
ケイシー・ブロッドスキー
1985 キャッツ・アイ
Cat's Eye
アマンダ
1986 おもちゃの国のクリスマス
Babes in Toyland
リサ・パイパー テレビ映画
1989 いくつもの朝を迎えて
See You in the Morning
キャシー・グッドウィン
ネバダ・ミステリー/静けさは危険な香り
Far from Home
ジョリーン・コックス
1991 モトラマ/5億ドルを狙え!
Motorama
ファンタジー・ガール
1992 ボディヒート
Poison Ivy
アイヴィー
ガンクレイジー
Guncrazy
アニタ・ミンティア
1993 プワゾンの香り
The Amy Fisher Story
エイミー・フィッシャー テレビ映画
ノー・プレイス・トゥ・ハイド
No Place to Hide
ティンセル・ハンレイ
ドッペルゲンガー/憎悪の化身
Doppelganger
ホリー・ゴールディング
ウェインズ・ワールド2
Wayne's World 2
Bjergen Kjergen
1994 バッド・ガールズ
Bad Girls
リリー・ラロネット
1995 ボーイズ・オン・ザ・サイド
Boys on the Side
ホリー・パルチク=リンカーン
マッド・ラブ
Mad Love
ケイシー・ロバーツ
バットマン・フォーエヴァー
Batman Forever
シュガー
1996 世界中がアイ・ラヴ・ユー
Everyone Says I Love You
スカイラー・ダンドリッジ
スクリーム
Scream
ケイシー・ベッカー
1997 リスキーブライド/狼たちの絆
Best Man
ホープ
1998 ウェディング・シンガー
The Wedding Singer
ジュリア・サリヴァン
エバー・アフター
Ever After
ダニエル・デ・バードラック
100万回のウィンク
Home Fries
サリー・ジャクソン
1999 25年目のキス
Never Been Kissed
ジョジー・ゲラー 製作総指揮
トナカイになったオリーブ
Olive, the Other Reindeer
オリーブ 声の出演
2000 誘惑の接吻
Skipped Parts
ファンタジー・ガール
タイタンA.E.
Titan A.E.
アキーマ 声の出演
チャーリーズ・エンジェル
Charlie's Angels
ディラン・サンダース 製作
2001 ドニー・ダーコ
Donnie Darko
カレン・ポメロイ 製作総指揮
フレディのワイセツな関係
Freddy Got Fingered
Mr. デヴィッドソンの受付係 ゴールデンラズベリー賞最悪助演女優賞ノミネート
サンキュー、ボーイズ
Riding in Cars with Boys
ビバリー・ドノフリオ
2002 コンフェッション
Confessions of a Dangerous Mind
ペニー
2003 チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
Charlie's Angels: Full Throttle
ディラン・サンダース 製作
おまけつき新婚生活
Duplex
ナンシー・ケンドリックス 製作
2004 50回目のファースト・キス
50 First Dates
ルーシー・ホワイトモア
デート・ウィズ・ドリュー
My Date with Drew
本人役 ドキュメンタリー映画
2005 2番目のキス
Fever Pitch
リンジー・ミークス 製作
2006 おさるのジョージ
Curious George
マギー 声の出演
2007 ラブソングができるまで
Music and Lyrics
ソフィー・フィッシャー
ラッキー・ユー
Lucky You
ビリー・オファー
2008 ビバリーヒルズ・チワワ
Beverly Hills Chihuahua
クロエ 声の出演
2009 そんな彼なら捨てちゃえば?
He's Just Not That Into You
メアリー 製作総指揮
グレイ・ガーデンズ 追憶の館
Grey Gardens
エディス・ボウヴィエ・ビール テレビ映画
ゴールデングローブ賞主演女優賞 (ミニシリーズ・テレビ映画部門)受賞
エミー賞主演女優賞 (ミニシリーズ・テレビ映画部門)ノミネート
ローラーガールズ・ダイアリー
Whip It
スマシェリー・シンプソン 監督
みんな元気
Everybody's Fine
ロージー
2010 遠距離恋愛 彼女の決断
Going The Distance
エリン
2012 だれもがクジラを愛してる。
Big Miracle
レイチェル・クレイマー
2014 子連れじゃダメかしら?
Blended
ローレン・レイノルズ
2015 マイ・ベスト・フレンド
Miss You Already
ジェス
2017 サンタクラリータ・ダイエット シーラ Netflix配信作品、主演

脚注

  1. ^ アーカイブされたコピー”. 2011年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年11月26日閲覧。
  2. ^ “Actor John D. Barrymore dies at 72”. USA Today. (2004年11月29日). http://www.usatoday.com/life/people/2004-11-29-barrymore-obit_x.htm 2008年9月7日閲覧。 
  3. ^ 【スペシャルインタビュー】ドリュー・バリモアビッグイシュー』第333号(2018年4月27日閲覧)
  4. ^ 母親はバリモアに仕事ばかりさせ、母親として接することはなかった。母親は元売れない役者だった。
  5. ^ 「皮膚がむけるまで叩かれた」残虐な児童虐待の現状サイゾー・ウーマン 2012.08.03
  6. ^ Justin Long Takes Drew Barrymore Home to Meet the Parents, People, November 28, 2007
  7. ^ “ドリュー・バリモアが、「そんな彼なら」共演者と恋人関係に!”. 映画.com. (2009年6月16日). http://eiga.com/news/20090616/2/ 2012年11月22日閲覧。 
  8. ^ “ドリュー・バリモア、新恋人は12歳年下のエド・ウェストウィック?”. シネマトゥデイ. (2008年9月25日). http://www.cinematoday.jp/page/N0015341 2012年11月22日閲覧。 
  9. ^ “3度目の結婚は完璧!? ドリュー・バリモア”. YOMIURI Online. (2012年6月13日). http://www.yomiuri.co.jp/komachi/beauty/celeb/20120613-OYT8T00502.htm 2012年11月22日閲覧。 
  10. ^ “ドリュー・バリモアが第一子出産!”. MovieWalker. (2012年10月3日). https://moviewalker.jp/news/article/33600/ 2021年10月14日閲覧。 
  11. ^ 【スペシャルインタビュー】ドリュー・バリモアビッグイシュー』第333号(2018年4月27日閲覧)
  12. ^ http://www.cinematoday.jp/page/N0013090

外部リンク