コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「五千頭の龍が昇る聖天宮」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: コメントアウト 2017年版ソースエディター
(8人の利用者による、間の36版が非表示)
4行目: 4行目:
[[ファイル:Sakado Xientengong Tenmon 20110203 1.jpg|thumb|260px|天門]]
[[ファイル:Sakado Xientengong Tenmon 20110203 1.jpg|thumb|260px|天門]]
{{Maplink2|frame=yes|frame-width=260|type=point|zoom=13}}
{{Maplink2|frame=yes|frame-width=260|type=point|zoom=13}}
'''五千頭の龍が昇る聖天宮'''(ごせんとうのりゅうがのぼるせいてんきゅう)は、[[埼玉県]][[坂戸市]][[塚越 (坂戸市)|塚越]]にある[[台湾]]の[[道教]]の[[道観]]である。
'''五千頭の龍が昇る聖天宮'''(ごせんとうのりゅうがのぼるせいてんきゅう)は、[[埼玉県]][[坂戸市]]にある[[台湾]]の[[道教]]の[[]]である。道教建築として国内最大。台湾人貿易商の康國典(こうこくてん)により、難病治癒の記念として建立され、1995年に開宮した


== 由来 ==
== 概要 ==
五千頭の龍が昇る聖天宮は、[[台湾]]の伝統宗<ref>{{Cite web|title =五千頭龍が昇る聖天宮にいて|publisher=宗法人聖天|url=http://www.seitenkyu.com/about.html|accessdate=2016-09-06}}</ref>、道観である。道教の最高神・[[三清|三清道祖]]([[元始天尊]]、[[太上老君|道徳天尊]]、[[太上道君|霊寶天尊]])と道教の神々が[[祭|祭祀]]されている。
五千頭の龍が昇る聖天宮(以下、聖天宮)は、[[三教|中国三大宗教]]([[儒]]・[[仏教]]・[[道教]])である道宮である。聖天宮では、[[道教]]の最高神・[[三清|三清道祖]]([[元始天尊]]、[[太上老君|道徳天尊]]、[[太上道君|霊寶天尊]])と道教の神々が[[祭|祭祀]]されている。聖天宮の敷地は約7,000坪ほどあり<ref name="tojo" />、[[関帝廟]]や[[媽祖廟]]などの日本にある道教の施設の中では最大級の規模である。


聖天宮建立の由緒について、境内の案内には次のようにある<ref>{{Cite web|title =File:Sakado seitenkyu yuisyo.jpg|publisher=WIKIMEDIA|url=https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sakado_seitenkyu_yuisyo.jpg|accessdate=2021-12-23}}</ref>。
五千頭の龍が昇る聖天宮は台湾出身の康國典(こう こくてん)大法師が建立した。大法師は、若くして不治の大病を患ったが「三清道祖」に祈願し、7年の闘病生活を経て病が完治した。大法師は感謝の気持ちを抱き、他の多くの人々も自身と同じように「三清道祖」にすがれるようお宮を建てることにした。建立地を探していたところ、[[日本|日本国]]埼玉県坂戸市に建立するようお告げがあったため、同地に聖天宮を建立することになったという。
{{Quotation|聖天宮は「康國典大法師」が建立されました。大法師は若くして大病を患いましたが、「三清道祖」に祈願し、7年の闘病生活を経て病が完治されました。大法師は感謝の気持ちを抱き、他の多くの人にも「三清道祖」にすがれる様にお宮を建てることにした。建立地を探していたところ、坂戸のこの地にとお告げがありました。}}


東上沿線新聞などの取材によると、1920年代に台湾の[[板橋区_(新北市)|板橋]]に生まれた康國典は中国大陸でのビジネスで財を成した。40代の半ばに大病にかかったが、三清道祖を祀る[[台北市]]の{{仮リンク|指南宮|zh|指南宮}}での願掛けにより完治したことから、神様へのお礼のための宮を建てようと思ったという。台湾ではご利益があった際には感謝の気持ちを示すため、廟(小規模な道教の施設)を建てる風習があるが([[:zh:%E9%82%84%E9%A1%98|中国語記事の還願]]を参照)、生家などに設けるのが普通で、海外にこのような大きな施設を建てるのは珍しい<ref name="NNA">{{Cite web|url=https://www.nna.jp/nnakanpasar/backnumber/180201/others_005|title=お告げの地に導かれ|website=|publisher=NNA|date=2018-02|accessdate=2021-12-26}}</ref>という。
五千頭の龍が昇る聖天宮は、[[1981年]]より着工し、15年の歳月を経て、[[1995年]]に開廟した。現存する道観としては'''日本国内最大級'''である。装飾品は、台湾より運び、台湾の[[宮大工]]によって建造された。


現在では康國典法師は亡くなり、子息の康嘉文法師が聖天宮を管理している<ref name="tojo">{{Cite web|url=https://www.tojoshinbun.com/seitenkyu.html|title=日本最大級の道教のお宮 聖天宮(坂戸市)台湾人・康大法師が神のお告げで建設|website=|publisher=東上沿線新聞|date=2014|accessdate=2021-12-26}}</ref>。また近年、聖天宮は正式名称を「五千頭の龍が昇る聖天宮」へと改めた。
== 主な施設 ==

本殿、前殿、天門、鼓楼、鐘楼、客庁、行事場、中庭、前庭、寿金亭、外苑・休憩所等。
== 見学・参拝 ==
[[File:Sakado seitenkyu poe.jpg|thumb|150px|聖天宮の神椑(ポエ)と[[おみくじ]]]]
[[File:Sakado seitenkyu senkou kinshi.jpg|thumb|150px|聖天宮の線香と寿金(神紙)]]
聖天宮では、一般客の見学・参拝を受け入れている。境内では神椑([[ポエ]])を使った[[ポエ占い]]や、長い線香を使った祈願、寿金(神紙)の焚き上げなど、道教式の参拝を体験できる。聖天宮では道教の様式に沿って参拝することを推奨しており<ref>{{Cite web|title =参拝のご案内|publisher=宗教法人聖天宮|url=https://www.seitenkyu.com/worship.html|accessdate=2021-12-23}}</ref>、希望すれば常駐する説明員から、道教式の参拝作法について説明を受けることができる。一般的な神社仏閣の参拝との違いには、次のようなものがある。
* [[願掛]]の際には、住所・生年月日・氏名の自己紹介に始まり、願い事を具体的に事細かく伝える。
* [[供物]]を受け付けているが、台湾での習慣に従って、参拝後に持ち帰るものとされる。
* [[おみくじ]]も台湾では持ち帰るものとされるが、聖天宮では境内の柱に結びつけても良い。
* [[朱印 (神社仏閣)|御朱印]]は無い(参拝記念のスタンプがある)。



一方、個人的な理由で建てられた宮であり、また、宣教、布教を目的にしているわけではない<ref name="tojo" />として、道教の布教活動等は行っておらず、[[檀家]]もないという<ref name="tokyo" />。

聖天宮の来訪者のほとんどは、珍しい道教の建築物を見たり参拝を体験したりするために訪れる日本人で占められている<ref name="NNA" />。聖天宮では台湾出身者たちの拠り所になることは目指していない。近辺には台湾の人々が多く暮らすコミュニティも見られず、そのような拠点にはなっていない。また、管理人の法師曰く、台湾から日本に来たのなら日本の観光地に行くだろうとのことである<ref name="kyoto">{{Cite web|url=http://g.kyoto-art.ac.jp/reports/2006/|title=京都芸術大学通信教育課程芸術教養学科WEB卒業研究展 台湾からやってきた道教廟 聖天宮|website=|publisher=京都芸術大学|date=2019-03|accessdate=2021-12-26}}</ref>。境内には中国語の案内は無く、公式ウェブサイトも日本語のみ。

境内の自動販売機では、[[タピオカミルクティー]]や[[豆乳|豆漿]]、[[皮蛋]]、[[鳳梨酥]]などの台湾の軽飲食類と、お守りなどが販売されている。

== 建築 ==
{{節スタブ}}
{{See also|:zh:臺灣建築}}
聖天宮は道教建築・台湾建築としては日本で最も規模が大きいものの一つである。聖天宮の建物は台湾にて着想・設計され、装飾品や調度品の多くは台湾で製造し、建材とともに海運し、台湾から呼び寄せた一流の宮大工によって15年の歳月を費やして建造された。現在も修繕作業には台湾から宮大工を呼んでいるという<ref name="NNA" />。ある台湾人記者は聖天宮を見て、「どの観点から見ても台湾の廟であり、日本建築らしさは少しも見られず、台湾のどこかの廟を移築したように感じられる」と記した<ref>{{Cite web |url=https://www.nownews.com/news/5627163 |title=日本也有台灣廟宇 埼玉縣聖天宮 |publisher=今日新聞 |accessdate=2022-01-06}}</ref>。

聖天宮は後述する燕尾脊や藻井といった建築様式から、剪粘や龍柱といった装飾品まで、台湾の寺廟では一般的に見られるものだが、日本においてははほとんど見ることのできない稀少なものばかりである。

;燕尾脊
[[File:Sakado Xientengong Honden 2.jpg|thumb|150px|燕尾脊]]
:{{仮リンク|燕尾脊|zh|燕尾脊}}とは、建築物の主稜線がやや上向きに湾曲し、両端が盛り上がってフォーク状になった、燕の尾のような形状の曲線を言う。燕尾脊は[[閩南]]、台湾、ベトナムなどの建築物に見られる。国内では長崎孔子廟、[[新宿御苑]]の台湾閣など。聖天宮では天門、全殿、本殿のいずれにも燕尾脊が見られる。

;屋根飾り
[[File:Sakado seitenkyu yane.jpg|thumb|150px|剪粘の龍]]
:黄色い瓦の屋根には数々の装飾が施され、なかでも[[竜|龍]]や[[鳳凰]]の彫像が眼を引く。これら屋根飾りは中国南部に発祥し、台湾やベトナムなど周辺地域に伝わる{{仮リンク|剪粘|zh|剪瓷雕}}という伝統技術によって作られている。剪粘では鉄線などを芯に形作った石膏に、色鮮やかな陶片やガラス片を接着・象嵌して作られる。その細工は絵画の色彩と彫刻の立体感を兼ね備え、長年の風雨や潮風に晒されても色褪せることはない。聖天宮の屋根飾りはほとんどが剪粘によるものだが、一部に[[交趾焼]]([[嘉義市|嘉義]]焼)など、他の手法によるものも見られる。

;石細工
[[File:Xien_Ten_Gong_-_聖天宮_-_panoramio_(4).jpg|thumb|150px|龍柱]]
:聖天宮では、台湾[[新北市]]の[[:zh:%E8%A7%80%E9%9F%B3%E5%B1%B1_(%E6%96%B0%E5%8C%97%E5%B8%82)|観音山]]の観音石からなる石材が壁や柱、{{仮リンク|石獅子|zh|石獅子}}などにふんだんに使われ、そのいずれにも緻密な透かし彫りが施されている。その極地の一つが[[龍柱]]であり、高さ5メートルにもなる一塊の石材から柱が切り出され、三層にわたる深い透かし彫りがされている。聖天宮には計8本の龍柱があり、いずれもデザインが異なる。多数の龍をあしらったもの、龍と鳳凰を配したもの、[[登龍門|滝登りをする鯉]]、[[ウメ|梅]]や[[ボタン (植物)|牡丹]]などの吉祥物を彫ったものなどである。

;組物
[[File:Sakado Xientengong Tenmon 2.JPG|thumb|150px|天門の網目組物]]
{{See also|組物}}
:[[組物]]とは中国由来の伝統的な木造建築において、屋根を支えるために柱頭に設ける部材の一群であり、寺社建築の見どころともされている。聖天宮では随所に日本では見られない木組みを見ることができる。一例として綱目組物[[:zh:斗栱#網目斗拱]] があり、聖天宮の天門、前殿の天井は網目組物によって構成されている。網目組物とは、毎組の組物を45度傾けて組み上げたもので、網の如く綿密で、見目鮮やかで制震効果を持つ。台湾の寺廟では[[艋舺龍山寺]]、[[南鯤シン代天府|南鯤鯓代天府]]などに見られる<ref>{{Cite web|title =斗拱|publisher=全国宗教資訊網|url=https://religion.moi.gov.tw/Knowledge/Content?ci=2&cid=124|accessdate=2021-12-23}}</ref>。

;藻井
[[File:Sakado_Seitenkyu_Haupthalle_Innen_Decke_2.jpg|thumb|150px|本殿藻井]]
:聖天宮の組物において最大の見どころはドーム天井({{仮リンク|藻井|zh|藻井}})である。藻井とは古代中国建築で屋根として使われていた木造の装飾建築物であり、宮殿の玉座や神殿の祭壇の上に建てられるドーム状の構造物である。起源は洞窟時代の住居の構造とされ、後代に中国文化圏の宗教建築に見られるようになった。日本には伝来していない。藻井は宗教建築において、もっとも技術を要する場所の一つである<ref>{{Cite web|title =藻井|publisher=全国宗教資訊網|url=https://religion.moi.gov.tw/Knowledge/Content?ci=2&cid=123|accessdate=2021-12-23}}</ref>。聖天宮には前殿と本殿で二つの藻井があり、前殿の八角形の藻井では[[八卦]]を、本殿の螺旋の藻井では[[太極]]を表現しているという。前殿の藻井では、一万点以上の部品に金箔による彩色を施し、釘を使わずに組み上げられているという。
<!--
;木彫

;彩絵
-->
聖天宮の主な施設は、本殿、前殿、天門、鼓楼、鐘楼、客庁、行事場、中庭、前庭、寿金亭、外苑・休憩所がある。

バリアフリーにも配慮され、回廊横に車いす用の出入り口があるほか、障がい者トイレ、トイレ内ベビーチェア・ベビーベット等が用意されている。


== 主な祭神 ==
== 主な祭神 ==
[[File:Sakado seitenkyu sansei.jpg|thumb|150px|三清道祖]]
[[三清|三清道祖]]([[元始天尊]]、[[太上老君|道徳天尊]]、[[太上道君|霊寶天尊]])、[[南斗星君]]、[[北斗星君]]、四聖大元帥他多数。
{{See also|道教}}
[[三清|三清道祖]]([[元始天尊]]、[[太上老君|道徳天尊]]、[[太上道君|霊寶天尊]])、[[南斗星君]]、[[北斗星君]]、{{仮リンク|四聖大元帥|zh|四大護法元帥}}他多数。台湾の道教の施設は道教の神と一緒に[[観音菩薩]]も祀られるなど[[仏教]]の要素と[[習合]]しているところが多いが、聖天宮は道教の神だけを奉っている。


== 年間祭事 ==
== 年間祭事 ==
祭事の日には、線香での参拝や寿金(神紙)の焚きあげがあり一般客も参加できる(ただし直近ではコロナのため内祭となることもある)。聖天宮には[[門前町]]がないため、[[中華街]]で見られるようなパレードは無い。
* 元始天尊生誕日 [[1月 1日 (旧暦)]]
* 道徳天尊生誕日 [[215日 (旧暦)]]
* 元始天尊生誕日 - [[11日 (旧暦)]]
* 霊賽天尊生誕日 [[8月15日 (旧暦)]]
* 道徳天尊生誕日 - [[2月15日 (旧暦)]]
* 端午節 [[5 5日 (旧暦)]]
* 霊賽天尊生誕日 - [[815日 (旧暦)]]
* 慰霊祭 開鬼門 [[7 1日 (旧暦)]]
* [[端午]]節 - [[55日 (旧暦)]]
* 慰霊祭 閑鬼門 [[7月日 (旧暦)]]
* 慰霊祭 開[[中元|鬼門]] - [[7月1日 (旧暦)]]
* 慰霊祭 閑鬼門 - [[7月 (旧暦)|旧暦7月]]末日

== イベント ==
[[File:Tai Chi1.jpg|thumb|150px|参考:太極拳]]
聖天宮では毎週土曜日、朝7時半から8時、天門広場にて有志による早朝[[太極拳]]が開催される。参加自由。雨天中止。

その他、不定期に開催されるイベントや過去に開催されたイベントには下記のようなものがある<ref>{{Cite web|title =イベント情報|publisher=宗教法人聖天宮|url=https://www.seitenkyu.com/event.html|accessdate=2021-12-23}}</ref>。
* あおぞら武術太極拳まつり
* [[レイシ|ライチ]]種とばし大会<ref>{{Cite web|title =埼玉レポート「たまレポっ!」第10回 哈日哈台!甘くて美味しい日台友好!|publisher=埼玉LABO|url=https://saitama-e.com/?p=978|accessdate=2021-12-23}}</ref>
* 野菜即売会
* [[YOSAKOI]](龍季祭、天空よさこい、ファイナルよさこい等)

== ロケーション撮影 ==
聖天宮はその独特な景観から、[[ロケーション撮影]]のスポットとして[[テレビドラマ]]や[[ミュージック・ビデオ]]、[[コスプレ|コスプレイヤー]]などの撮影場所に利用されている。なお、聖天宮では境内の撮影について、「個人観賞の範囲を超える撮影や取材を行う場合は必ず許可が必要」としている。以下は聖天宮で撮影された作品の一部<ref>{{Cite web|title =ロケ地情報|publisher=宗教法人聖天宮|url=https://www.seitenkyu.com/r_place.html|accessdate=2021-12-23}}</ref>。

=== テレビドラマ ===
* [[フジテレビジョン|フジテレビ]] 「[[西遊記 (2006年のテレビドラマ)|西遊記]]」「[[ハニー・トラップ (テレビドラマ)|ハニートラップ]]」
* [[日本放送協会|NHK]] 「[[金魚姫]]」「[[伝説のお母さん]]」「[[オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ]]」
* [[テレビ朝日]] 「[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]」「[[仮面ライダードライブ]]」「[[ビーロボカブタック]]」 等

=== ミュージック・ビデオ ===
* [[西川貴教]] / {{youtube|i51enz2gXFw|Crescent Cutlass <nowiki>[MV]</nowiki>}}
* [[a flood of circle]] / {{youtube|bM61uMWOVuM|KIDS <nowiki>[MV]</nowiki>}}
* [[Czecho No Republic]] / {{youtube|zqC3tkbhfRA|Oh Yeah!!!!!!! <nowiki>[MV]</nowiki>}}
* [[TrySail]] / {{youtube|2VrvGSydYMc|Sunset カンフー <nowiki>[MV]</nowiki>}}
* [[Do As Infinity]] / {{youtube|bOzO0KksxDw|化身の獣 <nowiki>[MV]</nowiki>}}
* [[luz]] / {{youtube|FgtDJjCMKbo|FANATIC <nowiki>[MV]</nowiki>}}
* [[EXILE]] [[ATSUSHI (歌手)|ATSUSHI]] / 我願意 [https://www.dailymotion.com/video/xn4agz <nowiki>[MV]</nowiki>] 等

=== コスプレ ===
[[file:Cosplayer at FFacg; May 2015 (10).jpg|thumb|150px|参考:コスプレ]]
聖天宮は[[コスプレ|コスプレイヤー]]向けの写真撮影場所としても人気がある。2007年ごろからコスプレの来訪者が目立つようになり、2012年のコスプレでの来場者はのべ約500人にのぼった。聖天宮を建立した康法師は生前、「多くの日本人に台湾の文化に触れてほしい」として、コスプレ撮影に快く応じてきたという<ref name="tokyo">{{Cite web|title =聖地巡礼<2> 聖天宮 坂戸市  (東京新聞2013年1月3日 埼玉)|publisher=知らない街を歩いてみたい|url=https://shiranaimachiwoaruitemitai.at.webry.info/201301/article_22.html|accessdate=2021-12-23}}</ref>。境内での撮影には、寝転び撮影禁止といった一般的な注意に加え、宗教施設であるため露出度の高い服装や、[[キョンシー]]などの[[アンデッド]]系の動きや服装が禁止といった独自のルールがある。予約が必要<ref>{{Cite web|title =コスプレのご案内|publisher=宗教法人聖天宮|url=http://www.seitenkyu.com/cos.html|accessdate=2021-12-23}}</ref>。

台湾では、日本にある台湾の宗教施設がコスプレの名所になっていることが珍しがられ、ネットニュースで報じられた<ref name="gamme">{{Cite web|title =日本的台灣廟《COSPLAY聖地聖天宮》他們不是奇裝異服的進香團……|publisher=宅宅新聞|url=https://news.gamme.com.tw/1415238|accessdate=2021-12-23}}</ref><ref name="gamme2">{{Cite web|title =《日本最大台灣廟》在日本國內環遊世界的首選景點 也是COSPLAY熱門外拍聖地 ……|publisher=宅宅新聞|url=https://news.gamme.com.tw/1643031|accessdate=2021-12-23}}</ref><ref name="chinatimes">{{Cite web|title =日本唯一台灣廟長這樣!參拜時還會遇到...|publisher=中時新聞網|url=https://www.chinatimes.com/hottopic/20160617005817-260809?chdtv|accessdate=2021-12-23}}</ref>。


== ギャラリー ==
== ギャラリー ==
<gallery>
<gallery>
ファイル:Sakado Xientengong Panorama 1.jpg|全景
ファイル:Sakado Xientengong Panorama 1.jpg|全景
ファイル:Sakado seitenkyu shishi.jpg|石獅子
ファイル:Sakado seitenkyu mokei.jpg|模型
ファイル:Sakado Xientengong Zenden 2.jpg|前殿
ファイル:Sakado Xientengong Zenden 2.jpg|前殿
ファイル:Sakado Xientengong Zenden 4.jpg|前殿屋根の装飾
ファイル:Sakado Xientengong Honden 2.jpg|本殿屋根の装飾
ファイル:Sakado Xientengong Jyukintei 1.JPG|寿金亭(じゅきんてい)
ファイル:Sakado Xientengong Jyukintei 1.JPG|寿金亭(じゅきんてい)
ファイル:Sakado Xientengong Zenden Inside 1.jpg|前殿内の聖籤(シンシャム)
ファイル:Sakado Xientengong Zenden Inside 1.jpg|前殿内の聖籤(シンシャム)
ファイル:Sakado seitenkyu kouro.jpg|天公炉と前殿
ファイル:Sakado seitenkyu nakaniwa.jpg|中庭と本殿
ファイル:Sakado Xientengong Corridor 1.jpg|回廊
ファイル:Sakado Xientengong Corridor 1.jpg|回廊
ファイル:Sakado Xientengong Kyuryumo 1.jpg|九龍網(きゅうりゅうもう)
ファイル:Sakado Xientengong Kyuryumo 1.jpg|九龍網(きゅうりゅうもう)
ファイル:Xien Ten Gong - 聖天宮 - panoramio (4).jpg|[[龍柱]]
ファイル:五千頭の龍が昇る聖天宮.jpg|駐車場入口
ファイル:五千頭の龍が昇る聖天宮.jpg|駐車場入口
</gallery>
</gallery>


== その他 ==
== 交通アクセス等 ==
* 電車:[[東武東上本線|東武東上線]]の[[若葉駅]](東口)から約2.5km(徒歩20分から30分)
* 毎週土曜日・日曜日、朝7時半から8時、五千頭の龍が昇る聖天宮 天門広場にて早朝[[太極拳]]が開催される。参加自由。雨天中止。
* バス:[[東武バス]]の「戸宮交差点前」から約300m
* [[フジテレビジョン|フジテレビ]]の[[フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ|月9ドラマ]]「[[西遊記 (2006年のテレビドラマ)|西遊記]]」のロケ地になった<ref name="excite160325">{{Cite news |title=神のお告げで埼玉に建設された「五千頭の龍が昇る聖天宮」はコスプレ撮影もできる |newspaper=エキサイトニュース |date=2016-03-25 |author=エキサイト |url=https://www.excite.co.jp/news/article/E1458614721067/ |accessdate=2019-06-14 |publisher=エキサイト }}</ref>。
* 高速道路
* 建造物の独特な造りから、[[テレビ朝日]]の「[[ナニコレ珍百景]]」で紹介された。
** [[関越自動車道]][[鶴ヶ島IC]](鶴ヶ島市内)坂戸出口から約3.5km
* [[テレビ朝日]]の[[東映]]系[[メタルヒーローシリーズ]][[ビーロボカブタック|ビーロボカブタック(1997年)]]のロケ地になった。
** [[首都圏中央連絡自動車道]](圏央道)[[坂戸インターチェンジ|坂戸IC]]から約1.5km
* 駐車場:普通車120台、大型バス10台 無料

== 運営及び所在地等 ==
* 運営:宗教法人 聖天宮
* 所在地:埼玉県坂戸市塚越51-1
* 拝観時間:10 - 16時 年中無休
* 拝観料:おとな500円(各種割引有) 中学生250円 小学生以下無料 
:障がい者250円(写真付き手帳提示) 障がい者付き添い250円(1名まで)


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
53行目: 152行目:
{{脚注ヘルプ}}
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[横浜媽祖廟]]
* [[横浜関帝廟]]
* [[東京媽祖廟]]
* [[大應慈天后宮]]
* [[新宿御苑|新宿御苑台湾閣]]


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
58行目: 164行目:
* [https://www.seitenkyu.com/ 五千頭の龍が昇る聖天宮(オフィシャルページ)]
* [https://www.seitenkyu.com/ 五千頭の龍が昇る聖天宮(オフィシャルページ)]


{{Architecture-stub}}
{{DEFAULTSORT:せいてんきゆう}}
{{Taiwan-stub}}
{{Reli-stub}}

{{DEFAULTSORT:こせんひきのりゆうかのほるせいてんきゆう}}
[[Category:埼玉県の宗教施設]]
[[Category:埼玉県の宗教施設]]
[[Category:坂戸市の建築物]]
[[Category:坂戸市の建築物]]
[[Category:道教]]
[[Category:道教]]
[[Category:台湾]]
[[Category:台湾]]
[[Category:坂戸市の観光]]
[[Category:日本の道観]]
[[Category:日本の道観]]

2022年3月20日 (日) 11:15時点における版

座標: 北緯35度57分48.46秒 東経139度25分38.27秒 / 北緯35.9634611度 東経139.4272972度 / 35.9634611; 139.4272972

本殿
(左から)鼓楼、前殿、鐘楼
天門
地図
地図

五千頭の龍が昇る聖天宮(ごせんとうのりゅうがのぼるせいてんきゅう)は、埼玉県坂戸市にある台湾道教である。道教建築として国内最大。台湾人貿易商の康國典(こうこくてん)により、難病治癒の記念として建立され、1995年に開宮した。

概要

五千頭の龍が昇る聖天宮(以下、聖天宮)は、中国三大宗教儒教仏教道教)の一つである道教の宮である。聖天宮では、道教の最高神・三清道祖元始天尊道徳天尊霊寶天尊)と道教の神々が祭祀されている。聖天宮の敷地は約7,000坪ほどあり[1]関帝廟媽祖廟などの日本にある道教の施設の中では最大級の規模である。

聖天宮建立の由緒について、境内の案内には次のようにある[2]

聖天宮は「康國典大法師」が建立されました。大法師は若くして大病を患いましたが、「三清道祖」に祈願し、7年の闘病生活を経て病が完治されました。大法師は感謝の気持ちを抱き、他の多くの人にも「三清道祖」にすがれる様にお宮を建てることにした。建立地を探していたところ、坂戸のこの地にとお告げがありました。

東上沿線新聞などの取材によると、1920年代に台湾の板橋に生まれた康國典は中国大陸でのビジネスで財を成した。40代の半ばに大病にかかったが、三清道祖を祀る台北市指南宮中国語版での願掛けにより完治したことから、神様へのお礼のための宮を建てようと思ったという。台湾ではご利益があった際には感謝の気持ちを示すため、廟(小規模な道教の施設)を建てる風習があるが(中国語記事の還願を参照)、生家などに設けるのが普通で、海外にこのような大きな施設を建てるのは珍しい[3]という。

現在では康國典法師は亡くなり、子息の康嘉文法師が聖天宮を管理している[1]。また近年、聖天宮は正式名称を「五千頭の龍が昇る聖天宮」へと改めた。

見学・参拝

聖天宮の神椑(ポエ)とおみくじ
聖天宮の線香と寿金(神紙)

聖天宮では、一般客の見学・参拝を受け入れている。境内では神椑(ポエ)を使ったポエ占いや、長い線香を使った祈願、寿金(神紙)の焚き上げなど、道教式の参拝を体験できる。聖天宮では道教の様式に沿って参拝することを推奨しており[4]、希望すれば常駐する説明員から、道教式の参拝作法について説明を受けることができる。一般的な神社仏閣の参拝との違いには、次のようなものがある。

  • 願掛の際には、住所・生年月日・氏名の自己紹介に始まり、願い事を具体的に事細かく伝える。
  • 供物を受け付けているが、台湾での習慣に従って、参拝後に持ち帰るものとされる。
  • おみくじも台湾では持ち帰るものとされるが、聖天宮では境内の柱に結びつけても良い。
  • 御朱印は無い(参拝記念のスタンプがある)。


一方、個人的な理由で建てられた宮であり、また、宣教、布教を目的にしているわけではない[1]として、道教の布教活動等は行っておらず、檀家もないという[5]

聖天宮の来訪者のほとんどは、珍しい道教の建築物を見たり参拝を体験したりするために訪れる日本人で占められている[3]。聖天宮では台湾出身者たちの拠り所になることは目指していない。近辺には台湾の人々が多く暮らすコミュニティも見られず、そのような拠点にはなっていない。また、管理人の法師曰く、台湾から日本に来たのなら日本の観光地に行くだろうとのことである[6]。境内には中国語の案内は無く、公式ウェブサイトも日本語のみ。

境内の自動販売機では、タピオカミルクティー豆漿皮蛋鳳梨酥などの台湾の軽飲食類と、お守りなどが販売されている。

建築

聖天宮は道教建築・台湾建築としては日本で最も規模が大きいものの一つである。聖天宮の建物は台湾にて着想・設計され、装飾品や調度品の多くは台湾で製造し、建材とともに海運し、台湾から呼び寄せた一流の宮大工によって15年の歳月を費やして建造された。現在も修繕作業には台湾から宮大工を呼んでいるという[3]。ある台湾人記者は聖天宮を見て、「どの観点から見ても台湾の廟であり、日本建築らしさは少しも見られず、台湾のどこかの廟を移築したように感じられる」と記した[7]

聖天宮は後述する燕尾脊や藻井といった建築様式から、剪粘や龍柱といった装飾品まで、台湾の寺廟では一般的に見られるものだが、日本においてははほとんど見ることのできない稀少なものばかりである。

燕尾脊
燕尾脊
燕尾脊中国語版とは、建築物の主稜線がやや上向きに湾曲し、両端が盛り上がってフォーク状になった、燕の尾のような形状の曲線を言う。燕尾脊は閩南、台湾、ベトナムなどの建築物に見られる。国内では長崎孔子廟、新宿御苑の台湾閣など。聖天宮では天門、全殿、本殿のいずれにも燕尾脊が見られる。
屋根飾り
剪粘の龍
黄色い瓦の屋根には数々の装飾が施され、なかでも鳳凰の彫像が眼を引く。これら屋根飾りは中国南部に発祥し、台湾やベトナムなど周辺地域に伝わる剪粘中国語版という伝統技術によって作られている。剪粘では鉄線などを芯に形作った石膏に、色鮮やかな陶片やガラス片を接着・象嵌して作られる。その細工は絵画の色彩と彫刻の立体感を兼ね備え、長年の風雨や潮風に晒されても色褪せることはない。聖天宮の屋根飾りはほとんどが剪粘によるものだが、一部に交趾焼嘉義焼)など、他の手法によるものも見られる。
石細工
龍柱
聖天宮では、台湾新北市観音山の観音石からなる石材が壁や柱、石獅子中国語版などにふんだんに使われ、そのいずれにも緻密な透かし彫りが施されている。その極地の一つが龍柱であり、高さ5メートルにもなる一塊の石材から柱が切り出され、三層にわたる深い透かし彫りがされている。聖天宮には計8本の龍柱があり、いずれもデザインが異なる。多数の龍をあしらったもの、龍と鳳凰を配したもの、滝登りをする鯉牡丹などの吉祥物を彫ったものなどである。
組物
天門の網目組物
組物とは中国由来の伝統的な木造建築において、屋根を支えるために柱頭に設ける部材の一群であり、寺社建築の見どころともされている。聖天宮では随所に日本では見られない木組みを見ることができる。一例として綱目組物zh:斗栱#網目斗拱 があり、聖天宮の天門、前殿の天井は網目組物によって構成されている。網目組物とは、毎組の組物を45度傾けて組み上げたもので、網の如く綿密で、見目鮮やかで制震効果を持つ。台湾の寺廟では艋舺龍山寺南鯤鯓代天府などに見られる[8]
藻井
本殿藻井
聖天宮の組物において最大の見どころはドーム天井(藻井中国語版)である。藻井とは古代中国建築で屋根として使われていた木造の装飾建築物であり、宮殿の玉座や神殿の祭壇の上に建てられるドーム状の構造物である。起源は洞窟時代の住居の構造とされ、後代に中国文化圏の宗教建築に見られるようになった。日本には伝来していない。藻井は宗教建築において、もっとも技術を要する場所の一つである[9]。聖天宮には前殿と本殿で二つの藻井があり、前殿の八角形の藻井では八卦を、本殿の螺旋の藻井では太極を表現しているという。前殿の藻井では、一万点以上の部品に金箔による彩色を施し、釘を使わずに組み上げられているという。

聖天宮の主な施設は、本殿、前殿、天門、鼓楼、鐘楼、客庁、行事場、中庭、前庭、寿金亭、外苑・休憩所がある。

バリアフリーにも配慮され、回廊横に車いす用の出入り口があるほか、障がい者トイレ、トイレ内ベビーチェア・ベビーベット等が用意されている。

主な祭神

三清道祖

三清道祖元始天尊道徳天尊霊寶天尊)、南斗星君北斗星君四聖大元帥中国語版他多数。台湾の道教の施設は道教の神と一緒に観音菩薩も祀られるなど仏教の要素と習合しているところが多いが、聖天宮は道教の神だけを奉っている。

年間祭事

祭事の日には、線香での参拝や寿金(神紙)の焚きあげがあり一般客も参加できる(ただし直近ではコロナのため内祭となることもある)。聖天宮には門前町がないため、中華街で見られるようなパレードは無い。

イベント

参考:太極拳

聖天宮では毎週土曜日、朝7時半から8時、天門広場にて有志による早朝太極拳が開催される。参加自由。雨天中止。

その他、不定期に開催されるイベントや過去に開催されたイベントには下記のようなものがある[10]

  • あおぞら武術太極拳まつり
  • ライチ種とばし大会[11]
  • 野菜即売会
  • YOSAKOI(龍季祭、天空よさこい、ファイナルよさこい等)

ロケーション撮影

聖天宮はその独特な景観から、ロケーション撮影のスポットとしてテレビドラマミュージック・ビデオコスプレイヤーなどの撮影場所に利用されている。なお、聖天宮では境内の撮影について、「個人観賞の範囲を超える撮影や取材を行う場合は必ず許可が必要」としている。以下は聖天宮で撮影された作品の一部[12]

テレビドラマ

ミュージック・ビデオ

コスプレ

参考:コスプレ

聖天宮はコスプレイヤー向けの写真撮影場所としても人気がある。2007年ごろからコスプレの来訪者が目立つようになり、2012年のコスプレでの来場者はのべ約500人にのぼった。聖天宮を建立した康法師は生前、「多くの日本人に台湾の文化に触れてほしい」として、コスプレ撮影に快く応じてきたという[5]。境内での撮影には、寝転び撮影禁止といった一般的な注意に加え、宗教施設であるため露出度の高い服装や、キョンシーなどのアンデッド系の動きや服装が禁止といった独自のルールがある。予約が必要[13]

台湾では、日本にある台湾の宗教施設がコスプレの名所になっていることが珍しがられ、ネットニュースで報じられた[14][15][16]

ギャラリー

交通アクセス等

運営及び所在地等

  • 運営:宗教法人 聖天宮
  • 所在地:埼玉県坂戸市塚越51-1
  • 拝観時間:10 - 16時 年中無休
  • 拝観料:おとな500円(各種割引有) 中学生250円 小学生以下無料 
障がい者250円(写真付き手帳提示) 障がい者付き添い250円(1名まで)

参考文献

  • 五千頭の龍が昇る聖天宮 公式発行物

脚注

  1. ^ a b c 日本最大級の道教のお宮 聖天宮(坂戸市)台湾人・康大法師が神のお告げで建設”. 東上沿線新聞 (2014年). 2021年12月26日閲覧。
  2. ^ File:Sakado seitenkyu yuisyo.jpg”. WIKIMEDIA. 2021年12月23日閲覧。
  3. ^ a b c お告げの地に導かれ”. NNA (2018年2月). 2021年12月26日閲覧。
  4. ^ 参拝のご案内”. 宗教法人聖天宮. 2021年12月23日閲覧。
  5. ^ a b 聖地巡礼<2> 聖天宮 坂戸市  (東京新聞2013年1月3日 埼玉)”. 知らない街を歩いてみたい. 2021年12月23日閲覧。
  6. ^ 京都芸術大学通信教育課程芸術教養学科WEB卒業研究展 台湾からやってきた道教廟 聖天宮”. 京都芸術大学 (2019年3月). 2021年12月26日閲覧。
  7. ^ 日本也有台灣廟宇 埼玉縣聖天宮”. 今日新聞. 2022年1月6日閲覧。
  8. ^ 斗拱”. 全国宗教資訊網. 2021年12月23日閲覧。
  9. ^ 藻井”. 全国宗教資訊網. 2021年12月23日閲覧。
  10. ^ イベント情報”. 宗教法人聖天宮. 2021年12月23日閲覧。
  11. ^ 埼玉レポート「たまレポっ!」第10回 哈日哈台!甘くて美味しい日台友好!”. 埼玉LABO. 2021年12月23日閲覧。
  12. ^ ロケ地情報”. 宗教法人聖天宮. 2021年12月23日閲覧。
  13. ^ コスプレのご案内”. 宗教法人聖天宮. 2021年12月23日閲覧。
  14. ^ 日本的台灣廟《COSPLAY聖地聖天宮》他們不是奇裝異服的進香團……”. 宅宅新聞. 2021年12月23日閲覧。
  15. ^ 《日本最大台灣廟》在日本國內環遊世界的首選景點 也是COSPLAY熱門外拍聖地 ……”. 宅宅新聞. 2021年12月23日閲覧。
  16. ^ 日本唯一台灣廟長這樣!參拜時還會遇到...”. 中時新聞網. 2021年12月23日閲覧。

関連項目

外部リンク