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| Name = ザ・ビートルズ1962年〜1966年 |
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2021年9月6日 (月) 07:00時点における版
『ザ・ビートルズ1962年〜1966年』 | |||||
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ビートルズ の ベスト・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 |
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ジャンル | |||||
時間 | |||||
レーベル | |||||
プロデュース | ジョージ・マーティン | ||||
専門評論家によるレビュー | |||||
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チャート最高順位 | |||||
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ビートルズ U.K. U.S. 年表 | |||||
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ビートルズ 日本 年表 | |||||
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『ザ・ビートルズ1962年〜1966年』(英語: The Beatles / 1962-1966) は、1973年4月19日にアナログLP2枚組で発売されたビートルズのベスト・アルバムである。
解説
本作及びその後編『ザ・ビートルズ1967年〜1970年』は、本来『AΩ(ビートルズ・アルファ・オメガ)』という4枚組120曲入りの海賊盤コンピレーション・アルバムが出回ったことへの対抗措置として企画されたものである[3]。
本作は、その外見から「赤盤」の愛称で親しまれている。1967年から1970年までの代表曲を集めた『ザ・ビートルズ1967年〜1970年』(通称『青盤』)と同時にリリースされた。
デビュー・シングルのA面「ラヴ・ミー・ドゥ」(1962年)からアルバム『リボルバー』(1966年)までの楽曲で構成されている。発売当初、ジョージ・ハリスンが選曲を行ったとアナウンスされたが、実際は当時のビートルズのマネージャーであるアラン・クレインが手掛けている[4]。
イギリスの全英アルバムチャートでは最高位第3位を獲得[2]。アメリカのBillboard 200でも最高位第3位[1]、1973年度年間ランキングでは第32位を記録している[5]。「キャッシュボックス」誌では、最高位第1位を獲得し、年間ランキングでは第35位だった。アメリカだけで700万セット以上のセールスを記録し、全世界では2,000万セット以上をセールスしている。
アメリカ・キャピトルのアナログ盤のオーダーは日・英のものと同じではあるが、すべてアメリカ・オリジナル盤を音源としているため、内容に若干の相違が見られる(顕著な例では「ヘルプ!」の前に「ジェームズ・ボンドのテーマ」風の楽曲が収録されていた)。
日本での出荷枚数は約205万組[6]。
ジャケット
ジャケット写真は、デビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』と同じフォト・セッションで、アンガス・マクビーンがロンドンのマンチェスター・スクエア内にあったEMI本部(現在は取り壊されている)の吹き抜けにて撮影した写真の別ショット。裏は1969年にアルバム『ゲット・バック』[注釈 1]のためのフォト・セッションで撮影された写真が使われている。
CD化
1993年9月20日にCD化された[7]。CD化に際しては、発売当時のアナログLP2枚組のトータル・タイムが63分であるため、CD1枚に収録可能(当時のCDは約74分が最大)であったが、ジョージ・マーティンが2枚組フォーマットにこだわったため、当時のLPの曲配分のままの2枚組になった。
各曲は既にCD化されているヴァージョンが主に使用されているが、アルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』、『ハード・デイズ・ナイト』、『ビートルズ・フォー・セール(ビートルズ'65)』の3アルバム収録楽曲は当時未CD化だったステレオ・ミックスが採用されている[注釈 2]。また、「シー・ラヴズ・ユー」は1992年の『EPコレクション』収録のリマスター・ヴァージョンが使われている。同曲と「ラヴ・ミー・ドゥ」はリアル・ステレオ・ミックスが存在しないため、オリジナルのアナログ盤では疑似ステレオだったが、CDではモノラルで収録されている。そのほか、「プリーズ・プリーズ・ミー」「フロム・ミー・トゥ・ユー」もモノラル・ミックスに差し替えられた。
商品化された1993年ヴァージョンはデジタル・リマスタリングが本作用に改めて施されており、1987年から1988年に発売されたCDアルバムと同じミックスの曲でも音量バランスや音質、ノイズの程度が異なっている。特にノイズ面が顕著でオリジナルCDと比較するとテープヒス等のノイズが大分取り除かれている。
2010年には2009年にリリースされたオリジナルCDリマスターの音源を用いて再発売された。先の「デイ・トリッパー」は2009年版では無音部が修正されている。また2014年には日本独自企画によるスーパー・ハイ・マテリアルCDの本アルバムがリリースされた。これはディスクの材質面の向上であるため、収録されているデジタルオーディオデータに違いはない。
収録曲
全作詞・作曲: レノン=マッカートニー。 | ||
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「ラヴ・ミー・ドゥ」(Love Me Do) | |
2. | 「プリーズ・プリーズ・ミー」(Please Please Me) | |
3. | 「フロム・ミー・トゥ・ユー」(From Me to You) | |
4. | 「シー・ラヴズ・ユー」(She Loves You) | |
5. | 「抱きしめたい」(I Want to Hold Your Hand) | |
6. | 「オール・マイ・ラヴィング」(All My Loving) | |
7. | 「キャント・バイ・ミー・ラヴ」(Can't Buy Me Love) | |
合計時間: |
全作詞・作曲: レノン=マッカートニー。 | ||
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「ハード・デイズ・ナイト(旧邦題ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! )」(A Hard Day's Night) | |
2. | 「アンド・アイ・ラヴ・ハー」(And I Love Her) | |
3. | 「エイト・デイズ・ア・ウィーク」(Eight Days a Week) | |
4. | 「アイ・フィール・ファイン」(I Feel Fine) | |
5. | 「涙の乗車券(ティケット・トゥ・ライド)」(Ticket to Ride) | |
6. | 「イエスタデイ」(Yesterday) | |
合計時間: |
全作詞・作曲: レノン=マッカートニー。 | ||
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「ヘルプ!」(Help!) | |
2. | 「悲しみはぶっとばせ」(You've Got to Hide Your Love away) | |
3. | 「恋を抱きしめよう」(We Can Work It Out) | |
4. | 「デイ・トリッパー」(Day Tripper) | |
5. | 「ドライヴ・マイ・カー」(Drive My Car) | |
6. | 「ノルウェーの森(ノーウェジアン・ウッド)」(Norwegian Wood (This Bird Has Flown)) | |
合計時間: |
全作詞・作曲: レノン=マッカートニー。 | ||
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「ひとりぼっちのあいつ」(Nowhere Man) | |
2. | 「ミッシェル」(Michelle) | |
3. | 「イン・マイ・ライフ」(In My Life) | |
4. | 「ガール」(Girl) | |
5. | 「ペイパーバック・ライター」(Paperback Writer) | |
6. | 「エリナー・リグビー」(Eleanor Rigby) | |
7. | 「イエロー・サブマリン」(Yellow Submarine) | |
合計時間: |
脚注
注釈
- ^ 後にフィル・スペクターのプロデュースによって編集が加えられ、『レット・イット・ビー』のタイトルで発売された。
- ^ 一部ステレオ定位が変更されたものがある。
出典
- ^ a b “The Beatles - Chart history”. Billboard. 2019年3月30日閲覧。
- ^ a b “The Beatles > Artists > Official Charts”. The Official Charts Company. 2019年3月30日閲覧。
- ^ “赤と青の聖典(バイブル)”. SoundTown. EMIミュージック・ジャパン. 2010年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
- ^ Badman, Keith (2002). The Beatles: Off the Record. Omnibus Press. p. 99. ISBN 0-7119-9199-5
- ^ “Billboard.BIZ Top Pop Albums of 1973”. billboard.biz. 2012年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月30日閲覧。
- ^ マライア新記録300万枚突破!、SANSPO.COM、1998年12月16日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
- ^ Haber, Dave (2006年11月21日). “Beatles LP and CD Discography”. The Internet Beatles Album. 2011年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。20 April 2011閲覧。