「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」の版間の差分
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2021年8月13日 (金) 14:33時点における版
ワイルド・スピード/ジェットブレイク | |
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F9 | |
ファイル:F9 HD.jpg | |
監督 | ジャスティン・リン |
脚本 |
ダニエル・ケイシー ジャスティン・リン |
製作 |
ニール・H・モリッツ ヴィン・ディーゼル ジャスティン・リン ジョー・ロス ジェフ・キルシェンバウム クレイトン・タウンゼント サマンサ・ヴィンセント |
出演者 |
ヴィン・ディーゼル ミシェル・ロドリゲス ジョーダナ・ブリュースター タイリース・ギブソン クリス・“リュダクリス”・ブリッジス ナタリー・エマニュエル サン・カン アンナ・サワイ ルーカス・ブラック ジョン・シナ ヘレン・ミレン カート・ラッセル シャーリーズ・セロン |
音楽 | ブライアン・タイラー |
撮影 | スティーヴン・F・ウィンドン |
編集 |
グレッグ・ダウリア ディラン・ハイスミス ケリー・マツモト |
製作会社 |
オリジナル・フィルム ワン・レース・フィルム ロス/キルシェンバウム・フィルムズ パーフェクト・ストーム・エンターテインメント |
配給 |
ユニバーサル・ピクチャーズ 東宝東和 |
公開 |
2021年5月19日 2021年6月25日 2021年8月6日 |
上映時間 | 145分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 |
ワイルド・スピード ICE BREAK(シリーズ本編) ワイルド・スピード/スーパーコンボ(シリーズ全般) |
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(原題: F9、別題: F9: The Fast Saga、またはFast & Furious 9)は、2021年のアメリカ映画のカーアクション映画。監督はジャスティン・リン、脚本はダニエル・ケイシーとリンが務め、ヴィン・ディーゼル、ジョン・シナ、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、クリス・"リュダクリス"・ブリッジス、ナタリー・エマニュエル、ジョーダナ・ブリュースター、サン・カンらが出演する。『ワイルド・スピード ICE BREAK』に続く「ワイルド・スピード」シリーズの第9作目[注 1]。
ジャスティン・リンが『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2016年)以来の監督に復帰[1][2]し、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)以来となるクリス・モーガンが脚本を担当しない作品である。
当初、2019年4月19日にユニバーサル・ピクチャーズから全世界で公開される予定だったが、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019年)の公開やメトロ・ゴールドウィン・メイヤーの『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年)の公開予定、さらに新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、何度か延期され、2021年5月19日に世界的に公開、6月25日に米国で公開、8月6日に日本で公開された。
ストーリー
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1989年、ストックカーレースでドミニクたちの父であるジャック・トレットの事故死から物語の幕が上がる。
『前作』から5年後。ドミニクは前作で故人となったエレナとの間にできた息子ブライアン(リトルB)の良き父となるべくレティと共に社会からひっそりと身を隠し平穏な毎日を過ごしていた。 そんなある日、ドミニク一家をローマン、テズ、ラムジーが訪れ、ただならぬ様子でドミニク達に動画を見せる。そこにはミスター・ノーバディが何者かに襲撃され、救難信号を送る様子が映し出されていた。
ローマンらの説明によれば、ミスター・ノーバディはある積荷を空路で輸送していた際、襲撃を受けモンテキントへ墜落。その積荷であるデジタル装置「アリエス」のパーツを回収する任務を受けたが、そこは敵対する軍が支配する地域のため慎重を要するものだった。平穏を望むドミニクは一度は残ることを宣言し、レティのみ出発させるが、息子を寝かしつけ動画を再度見直していたドミニクはある事に気づく。そこにはトレット家の証であるデザインの十字架らしきものが写っていたのだった。これが昔の因縁に繋がるものと確信したドミニクは改めてチームと合流し、モンテキントへと向かう。
墜落した飛行機にはミスター・ノーバディはおろか誰一人いない様子だった。不審に思いながらも残骸から積荷の回収に成功するが直後軍隊に襲われる。地雷原を駆け抜け、国境近くまで辿り着くが新たな勢力の攻撃を受けアリエスのパーツを落としてしまい、直後に現れた人物に横取りされてしまう。その人物はドミニク、ミアの実兄弟であるジェイコブだった。
ジェイコブはドミニクとの激しいカーチェイスの末に車ごと崖へと飛び込むが直後現れた磁力付き戦闘機に収容され飛び去ってしまう。ジェイコブは某国元首の息子であるオットー、そしてドミニクの過去の敵であったサイファーを手を組んでいたのだった。実の弟との再会に動揺を隠せないドミニクであったが、アリエスのパーツを取り戻すため、そして実の家族との因縁に決着をつけるべく、ジェイコブを追跡するのだった。
登場人物
- ドミニク・トレット
- かつてはロサンゼルスを拠点にトラック強盗団を率いていた男。運転能力が非常に高く、また戦闘術にも長けており、魅力的なカリスマ性も兼ね備えている。
- 今作では、前作『ICE BREAK』で死亡した元恋人・エレナ(演 - エルサ・パタキー)との間に出来た息子・ブライアン(以下、リトルB)、妻・レティと静かな生活を送っていたが、かつての敵・サイファーと手を組んだ実弟・ジェイコブの計画を阻止するため、再び戦いへと身を投じることとなる。今作で青年期、幼少期のドミニクが登場するが、幼少期を演じたヴィンセント・シンクレアはドミニク役であるヴィン・ディーゼルの実の息子である。
- レティ・オルティス
- ドミニクの妻。かつてはドミニクや仲間たちと共にトラック強盗を行っていた。運転能力や戦闘能力が高く、今作ではバイクを使ったアクションも見せる。
- 血の繋がりはない息子・リトルBを実の息子のように大切にしている。
- ミア・トレット
- ドミニクの妹であり、ドミニク達のファミリーであるブライアン・オコナー(演 - ポール・ウォーカー)の妻。兄・ドミニクに似て運転能力が高く、また今作では敵との戦闘も見せる。
- 第2子妊娠後は家族で平穏な暮らしを送っていたが、もう1人の実兄・ジェイコブの計画を阻止するため、レティに呼ばれ再びファミリーと戦いに身を投じる。
- ローマン・ピアース
- ブライアンの親友でテズとも長年の付き合い。
- 今作でもコメディ・リリーフ的なポジションは健在で、テズとは違い出たとこ勝負な行動を頻繁に起こすが、それが結果として事態の打開に繋がることも珍しくない。
- 相変わらず不遇な目に遭っているが、その度に悪運の強さと腕の良さで切り抜けている。ショーンらが開発したロケットエンジンカーを見せられた際には戸惑い見せていた。
- テズ・パーカー
- ブライアン、ローマンの仲間。
- 電子機器の扱いに長けており、ローマンとは対照的に数字と計画性を重視する。今作でも基本的にローマンと行動を共にしており、ローマン同様ロケットエンジンカーを見せられた際には戸惑いを隠せないでいた。
- ラムジー
- 過去にドミニク達に命を救われ、以降ファミリーの一員となった若き凄腕ハッカー。
- 今作では無免許ながらトラックの運転もしており、ドミニクらをアシストする。また今作のほとんどのシーンでは、トレードマークだったアフロを編み込みボクサーブレイズになっている。
- ハン・ルー
- かつてドミニクらファミリーと共に数々の修羅場をくぐり抜けてきた男。ジゼルを喪い、共に過ごすはずだった東京へ独り活動の場を移し無気力な日々を送る中、ミスター・ノーバディが接触。ある任務を依頼され、その過程でエルを保護する。
- 第3作『TOKYO DRIFT』で、デッカード・ショウにより殺害されたと思われていたが生き延びており、ミスター・ノーバディの計らいにより長年死を偽装して行方をくらませていた。自ら出した絵葉書を頼りに東京で情報収集していたレティ、ミアと再会し、エルと共にドミニクらと再び合流する。
- 今作ではトレードマークだったロングヘアをバッサリ切ってショートヘアに変更となっている。また、今作でハンが口にしているスナックは亀田製菓の柿の種となっている。[3]
- エル
- 東京で情報収集をしていたレティとミアの前に現れたアジア系の少女で、その両親は、今作の鍵となるアイテム『アリエス』の開発に関わっていた科学者。
- 幼少期に両親をアリエスを狙う勢力による暗殺で亡くしており、本人も巻き込まれるところだったが偶然により難を逃れている。彼女自身もアリエスの鍵の一つであり、今後も狙われるだろうと察知したハンに保護され、彼から生き延びるための知恵と格闘術を教わる。
- ジェイコブ・トレット
- ドミニクの実弟でミアの実兄。父ジャックの死の秘密を握っている。父の死にジェイコブが関わっている事を知ったドミニクとの賭けレースに敗北し、トレット家から追放された事を長年恨みに思っていた。
- 兄ドミニクに負けない運転技術や格闘センスを持ち、影の世界で活動している。オットー、サイファーと手を組み、世界中のコンピュータを制御できるデバイス『アリエス』を盗み世界征服を目論む。
- サイファー
- 前作『ICE BREAK』で初登場したドミニク達の最大の敵であり、ラムジーをも凌ぐ世界で最も危険なハッカー。ミスター・ノーバディに捕まったものの『アリエス』を狙うジェイコブによって救出されオットーの元で半ば幽閉されているが、とてもそうは見えない余裕の態度を見せる。
- 今作ではドミニクの実弟・ジェイコブと手を組み、『アリエス』を奪取し世界を征服しようとする。
- オットー
- ジェイコブやサイファーと手を組み、『アリエス』を奪取しようと目論む秘密工作員。
- 某国国家元首の息子でもあり、その後ろ盾による有り余る資金で私設軍隊を持ち、『アリエス』を奪取して世界のトップに立とうとする。スター・ウォーズが好きなのか、自らをルーク・スカイウォーカーやハン・ソロのようなものだと嘯く。
- マグダレーン・“クイーニー”・ショウ
- ドミニク達のかつての敵、オーウェン・ショウ、デッカード・ショウ、およびスピンオフ作品『スーパーコンボ』にてルーク・ホブス(演 - ドウェイン・ジョンソン)が手を組んだハッティ・ショウ(演 - ヴァネッサ・カービー)の母親。
- 今作では『スーパーコンボ』ラストでのショウ兄妹の計らいによって刑務所を出所しているが、手癖の悪さは健在で劇中では高齢ながら華麗な盗みとドライビングテクニックを見せる。また大金と引き換えに大量の武器をジェイコブ達に提供したことが本人の口から明かされる。かつては息子達の仇としてドミニクを憎んでいたが今ではお気に入りであると本人に語っている。
- ミスター・ノーバディ
- アメリカ政府の秘密工作員のリーダーであり、過去に何度もドミニク達と協力しサイファーの計画を阻止してきた人物。
- サイファーと「アリエス」の半分を輸送中、ジェイコブに襲われ乗っていた機がモンテキントに墜落。ローマン達にのみ秘密暗号で救難信号を送った後行方知れずとなっている。
- ショーン・ボズウェル
- 第3作『TOKYO DRIFT』の主人公であり、ハンの弟子。
- 東京を牛耳る『D.K.(ドリフトキング)』の座についている若き走り屋。今作ではアール、トゥインキーらと密輸業の傍らロケットエンジンカーを開発中で、尋ねてきたテズ、ローマンに提供する。
- アール
- ハンやショーンの仲間。メカニック担当。
- ショーン達と共にロケットエンジンカーをテズ達に見せ、自慢する。
- トゥインキー
- ハン、ショーン、アールの仲間。お調子者でコミュニケーション能力に長けており、その能力を活かして様々な商品を売り、車をカスタマイズする資金に充てている。
- ショーン達と共にロケットエンジンカーを開発する。
- マイケル・スタジアック捜査官
- 第4作『MAX』、第6作『EURO MISSION』に登場した、ブライアンのFBI時代の同僚。モンテキントでの任務を終えたドミニク達を送り届ける。日本製の胃薬を服用している。
- リコ・サントス
- 第4作『MAX』にて初登場し、相棒のテゴ・レオとのお調子者2人組のうちの1人でドミニク達と共にガソリン強奪を行っていた。今作ではレオ共々ドミニクとは若い頃からの刑務所仲間だった事が判明する。また、今作にレオは登場していないが、レストランを経営し繁盛させているとサントスの口から語られる。
- ジャック・トレット
- ドミニク、ジェイコブ、ミアの父親。故人。
- 生前はストックカーレーサーとして活動していた。家庭では日曜礼拝の後必ずバーベキューを開いたり、毎晩ミアの宿題を手伝いつつ次の単元の予習をしていたりと、良き父親だった。しかし1989年シーズン最後のレースで、ケニーの妨害を受け時速120マイルで壁に激突、爆発炎上し死亡してしまう。
- バディ
- ジャックのピットクルー兼メカニック担当。
- 彼の死、およびドミニクの逮捕後、ジェイコブの世話をしていた。
- ケニー・リンダー
- 元ストックカーレーサーであり、ドミニク達の父・ジャックを死に追いやった張本人。
- 1989年、前述のレースでジャックの車に対し執拗な妨害の末バンパーに衝突しコースアウトさせ、悲惨な事故を招いた。しかし当人は一切の責任を負わなかったばかりか咎めに来たドミニク達を挑発したため、激怒したドミニクにレンチでボコボコにされた。その結果左顔面に重傷を負いレースができなくなり引退。その後は地元の高校で管理人の仕事をしている。
- デッカード・ショウ
- かつてのドミニク達の敵であり、ハンを事故死に見せかけて殺害しようとした人物。元MI6エージェント。
- 「トレーニング中」に尋ねてきた客人を迎えようとドアを開けるとそこにはハンが待ち受けており今作はここで幕が下りる。
- 今作ではミッドクレジットシーンでの登場のためエンドロールではクレジットされていない。
- ブライアン・オコナー
- ドミニク達のファミリーであり、ミアの夫。およびドミニクの義理の兄弟。
- 第7作『SKY MISSION』での任務を最後に第一線から退き、家族と平穏な生活を送っている。
- 終始姿こそ登場はしないものの、ミアがファミリーとともに任務を遂行している間、自身は家に残り2人の子供とリトルBを預かり世話をしていることが劇中のミアとレティの発言から明らかになる。ラストはブライアンの運転する青のGT-Rが、再建中のドミニクの自宅に到着するところでエンディングとなる。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え[4] |
---|---|---|
劇場公開版 | ||
ドミニク・トレット | ヴィン・ディーゼル | 楠大典 |
ヴィニー・ベネット(若い頃) | ||
ヴィンセント・シンクレア(少年時代) | ||
レティ・オルティス | ミシェル・ロドリゲス | 甲斐田裕子 |
アズィア・ディネア・ヘイル(若い頃) | 池田美優[5] | |
ミア・トレット | ジョーダナ・ブリュースター | 園崎未恵 |
シエナ・アグドン(若い頃) | ||
ローマン・ピアース | タイリース・ギブソン | 松田健一郎 |
テズ・パーカー | クリス・“リュダクリス”・ブリッジス | 渡辺穣 |
ラムジー | ナタリー・エマニュエル | 坂本真綾 |
ハン・ルー | サン・カン | 川島得愛 |
エル | アンナ・サワイ | |
チャン・ジュジュ(幼少期) | ||
ジェイコブ・トレット | ジョン・シナ | 中村悠一 |
フィン・コール(若い頃) | ||
サイファー | シャーリーズ・セロン | 田中敦子 |
マグダレーン・“クイーニー”・ショウ | ヘレン・ミレン | 沢田敏子 |
ミスター・ノーバディ | カート・ラッセル | 大塚芳忠 |
ショーン・ボズウェル | ルーカス・ブラック | 浪川大輔 |
アール | ジェイソン・トビン | 下野紘 |
トゥインキー | バウ・ワウ | 木村昴 |
マイケル・スタジアック捜査官 | シェー・ウィガム | 丸山壮史 |
リコ・サントス | ドン・オマール | 原語流用 |
オズナ(若い頃) | ||
レイサ | カーディ・B | |
ジャック・トレット | J・D・バルド | |
ヴィンス(若い頃) | カーソン・カーン | |
ジェシー(若い頃) | イグビー・リグニー | |
バディ | マイケル・ルーカー | 菅生隆之 |
ケニー・リンダー | ジム・バラック | |
スー | マーティン・フォード | |
オットー | トゥエ・アーステッド・ラスムッセン | 神谷浩史 |
ジゼル・ヤシャール(回想/映像流用) | ガル・ガドット | 東條加那子 |
デッカード・ショウ | ジェイソン・ステイサム(ノンクレジット) | 山路和弘 |
登場車種
- ジープ・グランドチェロキー トラックホーク 2018年式
- ボディーカラーはグレー。テズ、ローマン、ラムジーが搭乗し、冒頭にてドミニクの自宅を訪ねる。
- ダッジ・チャージャー ヘルキャット ワイドボディ 2020年式
- ボディーカラーはブラック。モンテキントにてドミニクが搭乗。
- ダッジ・チャージャー 1968年式
- ボディーカラーはブラック。エディンバラ、トビリシにてドミニクが搭乗。また回想シーンにて1966年式も同じくドミニクが搭乗(持ち主はバディ)。ボディーカラーはシルバー。
- ジープ・グラディエーター 2018年式
- ボディーカラーはシルバー。モンテキントにてテズ、ラムジーが搭乗。
- フォード・マスタング 2015年式
- ボディーカラーはブルーに白いストライプが描かれている。モンテキントにてジェイコブが搭乗。
- フォード・マスタング 1992年式
- ボディーカラーはブル-。回想シーンにてジェイコブが搭乗。
- ノーブル・M600 2018年式
- ボディーカラーはパープル。ロンドンにてクイーニがキーを盗み、ドミニクと共に搭乗。
- ポンティアック・フィエロ
- ボディーカラーはレッド。ショーン達が開発したロケットエンジンカーとして登場。テスト走行の末、一度は爆発したものの改良を加え、最終決戦のシーンでテズとローマンを乗せ宇宙へと打ち上げた。
- アキュラ・NSX 2018年式 (NC1型)
- ボディーカラーはシルバー。エディンバラにてテズ、ローマンが搭乗。
- ジャガー・XE SV プロジェクト8 2019年式
- ボディーカラーはブルー。エディンバラにてオットーが搭乗。
- DAF・LF 2013年式
- ボディーカラーはイエロー。エディンバラにてオットーの部下が搭乗。貨物トラックに偽装したもので、荷台には周辺の監視カメラを始めとする電子機器をダウンさせるために強力なマグネット装置を搭載している。運転席が空のところにドミニクからオットーの追跡を命じられたラムジーが偶然乗り込みマグネット装置を使いながら街中を爆走する。
- トヨタ・86 2012年式(ZN6型)
- ボディーカラーはレッド。エディンバラにてドミニクから追跡を受けたジェイコブが一般人から強奪し逃走を計るが、ラムジーが起動したマグネット装置により車ごと確保される。
- シボレー・ノヴァ SS 1970年式
- ボディーカラーはシルバーに黒いストライプが2本描かれている。トビリシにてレティ、ラムジーが搭乗。荷室に敵から奪取した強力なマグネット装置を搭載している。
- トヨタ・スープラ 2020年式(A90型)
- ボディーカラーはオレンジをベースとし、一部はブラックに塗装されている特別仕様。トビリシにてハン、ミアが搭乗。荷室に敵から奪取した強力なマグネット装置を搭載している。
- 日産・スカイラインGT-R BNR34 1999年式
- ボディーカラーはブルー。ブライアンが搭乗。第7作『SKY MISSION』に登場した日産・GT-R R35とナンバーが同一である。ラストのロサンゼルスのシーンにて再建中のドミニクの自宅に入ってくる。
公開
新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な感染拡大の影響により、当初2020年に予定されていた公開が2021年に延期となった。日本時間2021年4月15日、日本での劇場公開が2021年8月6日に決定したことが公式Twitterより新たな予告編とともに発表された。
2019年公開のスピンオフ作品『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』同様、今作では邦題のサブタイトルの表記は従来のアルファベット表記(『JET BREAK』)ではなくカタカナ表記(『ジェットブレイク』)となっている。
また、今作の日本語吹替版での本編終了時に流れる『これらは危険なカーアクションです』のテロップ読みは、ジェイコブ役の中村悠一が務めた。
続編
2020年10月、シリーズが10作目と11作目で完結し、ジャスティン・リンが引き続き監督を務め、キャストが両作品に戻ることが明らかになった[6]。
脚注
注釈
- ^ 長編映画シリーズ全般においては通算第10作目。
出典
- ^ Scott, Ryan (October 26, 2017). “Fast and Furious 9 Brings Back Jordana Brewster & Director Justin Lin”. MovieWeb January 9, 2018閲覧。
- ^ “ビン・ディーゼル「ワイスピ」第9弾&第10弾はジャスティン・リン監督復帰と発表”. 映画.com. (2018年5月11日) 2019年9月7日閲覧。
- ^ https://www.cinematoday.jp/news/N0125041
- ^ “「ワイスピ」吹替版で中村悠一、神谷浩史、浪川大輔、下野紘、木村昴がシリーズ初参加”. 映画ナタリー (2021年7月27日). 2021年7月27日閲覧。
- ^ “みちょぱ:「ありがたいけど、恥ずかしい!」 大ファン「ワイスピ」最新作で吹き替え初挑戦”. 毎日キレイ (2021年7月6日). 2021年8月4日閲覧。
- ^ Fleming Jr, Mike (October 20, 2020). “‘Fast & Furious’ Road Will End After Two More Films; Justin Lin To Direct Both For Universal”. Deadline June 26, 2020閲覧。