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ジープ・グラディエーター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ジープ・グラディエーターJeep Gladiator)は、ジープブランドのピックアップトラックである。

初代 (1962年-1988年) SJ

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フェイスリフト後の'74年型ジープ・J10 ピックアップトラック

初代は1962年(1963モデルイヤー)から1988年まで生産・販売されたフルサイズピックアップトラックである。ジープ・ワゴニア (SJ)プラットフォームをベースに開発された。

1971年から1973年はグラディエーターの名が外されて「ジープ・ピックアップ」となり、1974年から販売終了までは「ジープ・Jシリーズ」と呼ばれた。

また、旧式化していたアメリカ軍ダッジダッジ・M38(英語版)の取り替え用として、1967年から1969年までM715(英語版)とし調達され、ベトナム戦争へと送られた。しかし、直6 OHCエンジンの過大なオイル消費、信頼性、耐久性などに難があり、短期間で、グラディエーターと同じく民生用をベースとしたダッジ・M880/M890に置き換えられている。

1981年にはワゴニア由来の車体をやめ、CJシリーズに共通するボンネットとキャブを載せたCJ-10(英語版) が登場し、1988年まで生産されている。

2代目 (2018年-) JT

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ジープ グラディエーター(2代目)
JT型
フロント
リア
インテリア
概要
販売期間 2018年 -
ボディ
乗車定員 5名[1]
ボディタイプ 4ドアピックアップトラック
エンジン位置 フロント[1]
駆動方式 四輪駆動[1]
パワートレイン
エンジン ガソリン
3,604cc V型6気筒DOHC[1]
ディーゼル
3.0L V型6気筒
最高出力 ガソリン
209 kW (284 PS) / 6,400 rpm[1]
最大トルク ガソリン
353 N・m / 4,400 rpm[1]
変速機 8速MT[1]
車両寸法
ホイールベース 3,487 mm[1]
全長 5,539 mm[1]
全幅 1,875 mm[1]
全高 1,882 mm[1]
車両重量 2,301 kg[1]
テンプレートを表示

2018年11月28日、FCAはグラディエーターを発表した[2]4代目ジープ・ラングラー (JL)のプラットフォームをベースに開発された。エンジンは最高出力285PSの3.6リッターV6ガソリンエンジンが搭載され、遅れて最高出力260PSの3リッターV6ディーゼルエンジンが追加される予定となっている。

2021年9月に、ステランティスの日本法人の一つであるFCAジャパン(現:Stellantisジャパン)が2021年冬に日本での発売予定を発表し[3]、2021年11月30日から日本での受注を開始した[4]。日本では「ルビコン」仕様のみの設定となる。

脚注・出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l 森本太郎 編『世界の自動車オールアルバム 2020年』三栄書房、8 Aug 2020、203頁。ISBN 978-4-7796-4170-1 
  2. ^ 【LAショー2018】ジープのピックアップトラック「グラディエーター」登場”. 2019年6月24日閲覧。
  3. ^ Jeep® 初のピックアップトラック「グラディエーター」 今冬国内発表 - FCAジャパン 2021年9月15日(2021年9月15日閲覧)
  4. ^ Jeep® の血統を受け継ぐピップアップトラック「Gladiator(グラディエーター)」初登場 - FCAジャパン 2021年11月30日(2021年12月10日閲覧)

関連項目

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外部リンク

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