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「よこはま動物園ズーラシア」の版間の差分

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* [[2016年]](平成28年) 10月10日 累計入園者数2,000万人到達。<ref name="20thmm"/><ref>{{PDF|[http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/authorba23b/docs/e4f91fe3d286c66dbba592c51e90cd549bd58f40.pdf 累計入園者数2,000万人達成!]}}(公益財団法人横浜市緑の協会/よこはま動物園 平成28年10月10日)</ref>。
* [[2016年]](平成28年) 10月10日 累計入園者数2,000万人到達。<ref name="20thmm"/><ref>{{PDF|[http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/authorba23b/docs/e4f91fe3d286c66dbba592c51e90cd549bd58f40.pdf 累計入園者数2,000万人達成!]}}(公益財団法人横浜市緑の協会/よこはま動物園 平成28年10月10日)</ref>。
* [[2016年]](平成28年) 10月21日 [[台北市立動物園]]とパートナー動物園覚書締結([[野生動物|野生生物]]の保全などに関する協力[[覚書]])。<ref name="20thmm"/><ref>[http://www.ritouki.jp/index.php/info/20161023/ 【祝】よこはま動物園と台北市立動物園が野生生物保全などに関する協力覚書を締結]</ref><ref>[http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201610220004.aspx 東京上野と台湾新竹、日台“最古の動物園”が人材育成などで連携へ]</ref>
* [[2016年]](平成28年) 10月21日 [[台北市立動物園]]とパートナー動物園覚書締結([[野生動物|野生生物]]の保全などに関する協力[[覚書]])。<ref name="20thmm"/><ref>[http://www.ritouki.jp/index.php/info/20161023/ 【祝】よこはま動物園と台北市立動物園が野生生物保全などに関する協力覚書を締結]</ref><ref>[http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201610220004.aspx 東京上野と台湾新竹、日台“最古の動物園”が人材育成などで連携へ]</ref>
* [[2008年]](平成20年)~[[2017年]](平成29年)に渡り、[[JICA]]の草の根技術協力事業「[[ウガンダ]]野生生物保全事業」をウガンダ野生生物教育センター(UWEC)と連携実施。<ref>[https://www.jica.go.jp/yokohama/topics/2018/190318.html 【実施報告】シンポジウム「アフリカ地域における野生生物の保全と人との共存」(第7回アフリカ
* [[2008年]](平成20年)~[[2017年]](平成29年)に渡り、[[JICA]]の草の根技術協力事業「[[ウガンダ]]野生生物保全事業」をウガンダ野生生物教育センター(UWEC)と連携実施。<ref>[https://www.jica.go.jp/yokohama/topics/2018/190318.html 【実施報告】シンポジウム「アフリカ地域における野生生物の保全と人との共存」(第7回アフリカ 開発会議横浜開催 連携事業)]</ref>
開発会議横浜開催 連携事業)]</ref>





2021年5月29日 (土) 00:00時点における版

横浜動物の森公園 > よこはま動物園ズーラシア
横浜市立よこはま動物園
Yokohama Zoological Gardens
ズーラシア正面ゲート(オブジェは撮影時のもの)
施設情報
愛称 ズーラシア
専門分野 総合
所有者 横浜市
管理運営 公益財団法人横浜市緑の協会指定管理者
面積 約53.3 ha
来園者数 年間約122万人(2015年度)
開園 1999年(平成11年)4月24日
所在地 241-0001
横浜市旭区上白根町1175番地1
位置 北緯35度29分43.15秒 東経139度31分25.5秒 / 北緯35.4953194度 東経139.523750度 / 35.4953194; 139.523750 (ズーラシア)座標: 北緯35度29分43.15秒 東経139度31分25.5秒 / 北緯35.4953194度 東経139.523750度 / 35.4953194; 139.523750 (ズーラシア)
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よこはま動物園ズーラシア(よこはまどうぶつえん ズーラシア)は、神奈川県横浜市旭区にある動物園である。正式名称は「横浜市立よこはま動物園[1]




概要

  • 「生命の共生・自然との調和」をメインテーマに掲げ運営。
  • ズーラシア(Zoorasia)という愛称は、動物園(Zoo)と広大な自然をイメージしたユーラシア(Eurasia)を合わせた造語で、1996年に市民公募によって選ばれた。なお、最終候補には「ズートピア」、「ラミナ(LAMINA, ANIMALの逆読み)」が残った。[2]
  • 動物を世界の気候帯・地域別の8つのゾーンに分け、動物が実際に暮らす地域の環境を再現していることである。このため、その地域特有の植物や形態の似た植物も植えられており、動物の生息地の雰囲気を体感できる。園内の地形も起伏に富んでいる。
  • 動物と来園客とを区切っている柵はなく、モートと呼ばれる溝が掘ってある(鳥類や一部の動物は檻に入っている)。モートの深さや幅は、動物の身体能力を考慮して作られているので、動物がモートを飛び越えてくる心配は無い。ユーラシアカワウソフンボルトペンギン・ミナミアフリカオットセイ・ホッキョクグマは、地上と水中の両方の様子を見られる。
  • 世界に約300頭しかいないインドライオンセスジキノボリカンガルーヤブイヌカンムリセイランモウコノロバニューカレドニアにのみ生息しているオオミカドバトなど、珍しい動物が展示されている。
  • 日本の動物園では珍しく、日本列島各地の動物を展示している「日本の山里」と呼ばれる展示ゾーンがある。
  • 敷地内には非公開施設の横浜市繁殖センターがあり、絶滅寸前の動物を保護し繁殖を試みている。飼育動物は【哺乳類】マレーバクベアードバク、【鳥類】カグーカンムリシロムクコンゴクジャクなど。
  • 野毛山動物園の動物のほとんどをズーラシアへ移動する予定であったが、横浜市民の要望で野毛山動物園は存続が決まった。


沿革

  • 1980年(昭和55年) 広域避難場所である野毛山公園に動物園があることを危惧した細郷道一市長の指示により郊外移転の検討開始。 地形がなだらかで、環状3号線の都市計画道路である丸子中山茅ケ崎線も近く、地権者の広い土地取得が見込めたため、旧「都筑自然公園」が候補地として選定された。[3]
  • 1999年(平成11年) 4月24日 横浜動物の森公園内に開園。世界三大珍獣の一つであるオカピを日本国内の動物園で初めて展示した。[3] 敷地内に非公開施設として横浜市繁殖センター開所。[3]
  • 2003年(平成15年) 4月26日 「アフリカ熱帯雨林」一部オープン。[3]
  • 2004年(平成16年) 多目的休憩施設「ころこロッジ」オープン。
  • 2005年(平成17年) 2月15日 アカカワイノシシ展示開始(横浜市の姉妹都市であるサンディエゴのサンディエゴ動物園から贈られた2頭。)[3]
  • 2006年(平成18年) 4月22日 自然体験林「わんぱくの森」オープン。[3]
  • 2006年(平成18年) 11月19日 国の天然記念物であるツシマヤマネコの危険分散飼育開始。[3]
  • 2007年(平成19年) 4月14日 「アカカワイノシシ舎」オープン。[3]
  • 2007年(平成19年) 4月28日 「ぱかぱか広場」オープン。[3]
  • 2009年(平成21年) 4月29日 「チンパンジーの森」オープン。[4][注 1]
  • 2010年(平成22年) 4月24日 園内バス「ズッピ号(オカピ型)」運行開始。[4]
  • 2013年(平成25年) 4月19日 「アフリカのサバンナ」(ふれあいエリア・疎林エリア・バードショー)先行オープン。 [5] 園内バス「サバンナ号」運行開始。[4]
  • 2015年(平成27年) 4月22日 「アフリカのサバンナ」(草原エリアなど)全面オープン。[4]  キリンエランド、シマウマ、チーターの4種の混合展示が見られる。[6] これをもって当園の全エリア(53.3ha)が開園し、日本最大級の都市型動物園となった。[7] なお、2009年(平成21年)には、当時未開発エリアであったアフリカのサバンナ開発予定地が、開国博Y150「ヒルサイドエリア」の会場となっている。
  • 2016年(平成28年) 10月10日 累計入園者数2,000万人到達。[4][8]
  • 2016年(平成28年) 10月21日 台北市立動物園とパートナー動物園覚書締結(野生生物の保全などに関する協力覚書)。[4][9][10]
  • 2008年(平成20年)~2017年(平成29年)に渡り、JICAの草の根技術協力事業「ウガンダ野生生物保全事業」をウガンダ野生生物教育センター(UWEC)と連携実施。[11]


利用案内

ズーラシア入口

詳細は公式サイト内の「営業案内」を参照。

  • 開園時間
    • 9時30分 - 16時30分(入園門は16時00分に閉鎖)
    GWなど繁忙期に開園時刻の繰り上げと閉園時刻の繰り下げが行われる場合あり。
    夏休みシーズンには閉園時間が延長される「ナイトズーラシア」というイベントを行っている。
    11〜2月の間は、16時00分を過ぎると動物の観覧は一部を除いてできなくなる。
  • 休園日
  • 入園料
    • 大人(18歳以上) 800円
    • 中人(高校生) 300円
    • 小人(小・中学生) 200円
    • 小学生未満 無料
    • よこはま動物園ズーラシア・金沢動物園共通年間パスポート 18歳以上 2,000円(購入日から1年間)
    • 新江ノ島水族館&よこはま動物園ズーラシアの前売りセット券(各区分)(Lコード:31880、購入日から3ヶ月間)
    毎週土曜日は、小・中・高校生は無料(要・学生証)
    ベビーカーの有料貸出あり。
    ※20名以上(入園料発生者)の利用に限り団体割引もあり。
    ※年間12回の無料入園ができる会員制度(横浜市動物園友の会)あり。
    交通系ICカードSuicaPASMO)での支払いが可能。但し、割引料金は適用しない。
  • ゲート
    • 正門(メイン入口。全ての利用受付はこちら)
    • 北門(土・日・祝日のみ利用可。主に北側の駐車場利用者が対象。路線バスの延長運転あり)


施設・動物一覧

ズーラシアのインドゾウ
ズーラシアのオカピ
ズーラシアのニジキジ
ズーラシアのミーアキャット

動物展示ゾーン

レストラン

  • オージーヒル グリルレストラン(園内)
  • ジャングルカフェ(園内)
  • サバンナテラス(園内)
  • アクアテラスカフェ(園外)

売店

『ズーラシアギフトショップ』

  • オージーヒル(園内)
  • アクアテラス(園外)

オカピがマスコットキャラクターとなっており、着ぐるみも作られている。デザインは水玉螢之丞[12]

イベント

ナイトズーラシア
  • ナイトズーラシア(夏休みシーズン) - 閉園時間が20時30分まで延長され、夜の動物の生態を見学できる。
  • ガイドツアー - 当園ではガイドによる園内ツアーを行っており、動物の見所等を紹介してくれる。
  • 飼育係のとっておきタイム - 飼育係の動物の話や動物の食事風景、動物の能力が見学できるイベントを毎日行っている。
  • ズーラシア動物教室 - 動物の裏話、動物に関するクイズや工作を毎週日曜日に行っている。
  • 企画展 - アマゾンセンターで企画展を開催している。
  • ズーラシアンブラス - マスコットキャラクターによる金管五重奏の演奏[13]

園内車両

  • 園内ではオカピの装飾がされたバス「ズッピ」運行されている(有料/主に週末運行、不定期運休)。
  • 園外でも開園時よりPR目的にラッピングバスが運行され、相鉄バス横浜市営バスがそれぞれ2台保有していたが、新車への置き換えに伴い2010年度中にいずれも廃車となった。代替となるラッピングバスは2011年時点では存在しない。

今後の構想など

歴代園長

交通

公共交通機関

以下の各駅より横浜市営バス・神奈川中央交通・相鉄バスで15分ほど。※の路線は土日祝日の昼間『よこはま動物園北門』バス停(降車専用)まで運行

(全路線とも経由地が異なる。また、臨時便・直行便・地元向けの早朝深夜便などもある)
なお、「里山ガーデン」での催事開催期間中には平日昼間も全ての動物園行路線が北門まで運行。また北門から正門までの間で無料送迎バスも運行
  • 相鉄バス旭10・旭11・旭15系統『上白根町』バス停から中原街道を通り徒歩約10分[19]
自動車
(繁忙期の中原街道と、通年で横浜駅方向からの国道16号線旧道は、渋滞が激しいので注意すること)
  • 駐車場:2,200台収容(8時30分 - 17時30分)
    • 料金:一般車1,000円、バス2,500円
徒歩
  • 中山駅より植物公園予定地(里山ガーデン)経由で約3.5km程度
  • 鶴ヶ峰駅よりふるさと尾根道緑道経由で3.7km(約90分)[20]

脚注

注釈

  1. ^ この施設をデザインしたのは大阪芸術大学教授の若生謙二(わこうけんじ)[1]である。

出典

  1. ^ 横浜市動物園条例 Archived 2013年4月20日, at the Wayback Machine.
  2. ^ よこはま動物園『よこはま動物園20周年記念誌』公益財団法人横浜市緑の協会、2019年、19頁
  3. ^ a b c d e f g h i よこはま動物園『よこはま動物園10周年記念誌』財団法人横浜市緑の協会、2010年
  4. ^ a b c d e f よこはま動物園『よこはま動物園20周年記念誌』公益財団法人横浜市緑の協会、2019年
  5. ^ ズーラシア「サバンナ」4月公開 動物とのふれあい重視へタウンニュース旭区版 2013年1月24日号)
  6. ^ エキサイティングな”混合展示”
  7. ^ 記者発表『4月22日、横浜に「サバンナ」が出現!-ズーラシア「アフリカのサバンナ」全面開園-』横浜市環境創造局公園緑地部動物園課、2015年1月7日
  8. ^ 累計入園者数2,000万人達成! (PDF) (公益財団法人横浜市緑の協会/よこはま動物園 平成28年10月10日)
  9. ^ 【祝】よこはま動物園と台北市立動物園が野生生物保全などに関する協力覚書を締結
  10. ^ 東京上野と台湾新竹、日台“最古の動物園”が人材育成などで連携へ
  11. ^ 【実施報告】シンポジウム「アフリカ地域における野生生物の保全と人との共存」(第7回アフリカ 開発会議横浜開催 連携事業)
  12. ^ よこはま動物園ズーラシア|ギフトショップ[リンク切れ]
  13. ^ ズーラシアンブラス(よこはま動物園ズーラシア公式サイト)[リンク切れ]
  14. ^ ズーラシア動物園 来春、国内最大規模に 新区画が開園タウンニュース港南区版 2014年8月21日号掲載)
  15. ^ 旭区連会 7万人の署名 市長へ グリーンライン延伸要望(タウンニュース旭区版 2015年10月22日号掲載)
  16. ^ よこはま動物園『よこはま動物園10周年記念誌』財団法人横浜市緑の協会、2010年、24頁
  17. ^ “上野動物園初の女性園長、増井光子さん死去”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2010年7月16日). オリジナルの2010年7月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100720223748/http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/07/16/11.html 2010年7月16日閲覧。 
  18. ^ https://www.kanaloco.jp/news/social/entry-90229.html
  19. ^ 早朝のズーラシアへの交通案内について(ダイヤは2012年5月のものなので注意 (PDF) [リンク切れ]
  20. ^ ふるさと尾根道コース ウォークマップ (PDF) (旭区役所)[リンク切れ]

関連項目

外部リンク