コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「ビッグコミックオリジナル」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
122行目: 122行目:
* [[パイナップルARMY]](作・[[工藤かずや]]、画・[[浦沢直樹]])
* [[パイナップルARMY]](作・[[工藤かずや]]、画・[[浦沢直樹]])
* [[MASTERキートン]](作・[[勝鹿北星]]、画・浦沢直樹)
* [[MASTERキートン]](作・[[勝鹿北星]]、画・浦沢直樹)
* [[MONSTER]](浦沢直樹)
* [[MONSTER (漫画)|MONSTER]](浦沢直樹)
* [[PLUTO]](浦沢直樹、原作・[[手塚治虫]]、監修・[[手塚眞]]、プロデューサー・[[長崎尚志]])
* [[PLUTO]](浦沢直樹、原作・[[手塚治虫]]、監修・[[手塚眞]]、プロデューサー・[[長崎尚志]])
* [[MASTERキートン|MASTERキートン Reマスター]](浦沢直樹、ストーリー・長崎尚志) ※不定期連載
* [[MASTERキートン|MASTERキートン Reマスター]](浦沢直樹、ストーリー・長崎尚志) ※不定期連載

2021年5月20日 (木) 09:19時点における版

ビッグコミックオリジナル
BIG COMIC ORIGINAL
ジャンル 少年漫画雑誌
読者対象 10代以上の男性
刊行頻度 月2回刊(毎月5日、20日)
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
定価 390円(税込)本体価格361円
出版社 小学館
発行人 大村信[1]
編集人 中熊一郎[1]
雑誌名コード 747
刊行期間 1972年 - 刊行中
発行部数 49万部(2018年1月 - 3月日本雑誌協会調べ)
ウェブサイト https://bigcomicbros.net/magazine/bigoriginal/
テンプレートを表示

ビッグコミックオリジナル』は、小学館発行の男性向け漫画雑誌1972年創刊。月2回(毎月5日・20日)発行。長期連載を多く抱えているのが特色である。

概要

発行部数は2018年時点で49万部と、『ビッグコミック』系列の雑誌ではトップの発行部数を誇る。

1972年に『ビッグコミック』の増刊号として、『ビッグコミックオリジナル号』の誌名で刊行される。1974年に独立創刊。

40年以上続いている『三丁目の夕日』『釣りバカ日誌』を筆頭に、『浮浪雲』『あぶさん』『風の大地』『黄昏流星群』など、長寿作品が多いことが、雑誌の特徴となっている。

元々、『ビッグコミック』創刊者の小西湧之助が、「ビッグコミックより1歳半上の読者層」をターゲットにして創刊した。そのため、ベテラン作家の力作が掲載されていた『ビッグコミック』との差別化を図って、より若手(当時)の漫画家たちによるエンターテインメント性の濃い作品が掲載されることになった[2]

ビッグコミックオリジナル号時代のラインナップは、ストーリー漫画が楳図かずお烈願鬼』、バロン吉元どん亀野郎』、横山光輝ウイグル無頼』、篠原とおる食虫花』。ショート枠は園山俊二つのだじろう小島功黒鉄ヒロシ。翌1973年にはジョージ秋山浮浪雲』、水島新司あぶさん』、西岸良平プロフェッショナル列伝』が連載陣に加わり、長く主力を担った。

動物をテーマにした表紙イラストは、村松誠が担当している。

増刊号として、『ビッグコミックオリジナル増刊』、『ビッグコミックONE』(ビッグコミックの増刊としても刊行、2009年休刊)がある。

単行本はビッグコミックスレーベルで発売されている。

2016年6号から、デジタル版(電子版)の配信を開始した。

連載作品

現在連載中の作品

通常連載以外の作品

デジタル版限定連載

連載コラム

連載終了作品

歴代編集長

付記した年は、在任が確認できた年。

  • 小西湧之助(創刊号、1972年)
  • 林洋一郎(1985年、1986年)
  • 奥山豊彦
  • 吉野彰浩(2009年)
  • 御木基宏(? - 2013年6月[3]
  • 堀靖樹(2013年7月[4] - 2016年7月[5]
  • 中熊一郎(2016年8月[1] - 現職)

発行部数

  • 2004年(2003年9月 - 2004年8月) 1,030,000部[6]
  • 2005年(2004年9月 - 2005年8月) 958,958部[6]
  • 2006年(2005年9月 - 2006年8月) 905,500部[6]
  • 2007年(2006年9月 - 2007年8月) 859,333部[6]
  • 2008年(2007年10月 - 2008年9月) 832,375部[6]
発行部数(2008年4月以降)(社団法人日本雑誌協会
1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2008年 828,333 部 819,334 部 814,000 部
2009年 801,667 部 784,834 部 767,167 部 754,000 部
2010年 733,667 部 720,834 部 710,500 部 699,500 部
2011年 687,500 部 673,000 部 677,167 部 672,834 部
2012年 664,334 部 663,167 部 665,500 部 664,667 部
2013年 651,000 部 643,334 部 633,167 部 628,167 部
2014年 617,500 部 610,000 部 589,500 部 566,667 部
2015年 552,500 部 539,500 部 530,000 部 521,167 部
2016年 517,333 部 509,333 部 504,333 部 500,000 部
2017年 500,000 部 500,000 部 500,000 部 497,500 部
2018年 492,500 部 487,500 部 482,500 部 471,667 部
2019年 465,833 部 453,333 部 446,667 部 435,000 部
2020年 425,000 部 408,833 部 403,000 部 400,000 部
2021年 400,000 部

主催賞

オリジナル新作賞
2013年[7]に創設された新人賞[7]。2014年1月31日応募締め切り、同年4月発表。[7]

掲載漫画のデータ

2014年3月20日発売の同年第7号(4月5日号、JAN 4910274710443)において、創刊40周年となった。これにちなんで、この号に「40年間の作品データを完全網羅!!!! オリジナルデータバンク」という記事が掲載されており、「連載コミック全データ201作品」がリスト化されている。タイトル・作家名・開始号と終了号・内容解説を列挙し、1972年の『世露の暗殺者』から2014年(連載中)の『冷馬記』までを紹介している。

関連項目

脚注

  1. ^ a b c 「奥付」『ビッグコミックオリジナル』第43巻第21号、小学館、2016年8月5日。 
  2. ^ 滝田誠一郎『ビッグコミック創刊物語』(プレジデント社
  3. ^ 「奥付」『ビッグコミックオリジナル増刊』第40巻第17号、小学館、2013年6月12日。 
  4. ^ 「奥付」『ビッグコミックオリジナル』第40巻第18号、小学館、2013年7月5日。 
  5. ^ 「奥付」『ビッグコミックオリジナル』第43巻第20号、小学館、2016年7月20日。 
  6. ^ a b c d e 社団法人日本雑誌協会JMPAマガジンデータによる該当期間中に発売された雑誌1号当たりの平均印刷部数。
  7. ^ a b c 「オリジナル40周年企画新作賞募集のお知らせ」『ビッグコミックオリジナル』第41巻第1号、小学館、2013年12月20日、34-35頁。 

外部リンク