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**9月 - [[奥田義人]][[文部大臣]]、[[西村保吉]][[島根県知事一覧|知事]]が来校視察、校舎裏の丘を「久徴園」と命名。 |
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*[[1919年]](大正8年)1月 - 西村保吉知事、所属教材植物栽培の区域を総称し「平田植物園」と命名。 |
*[[1919年]](大正8年)1月 - 西村保吉知事、所属教材植物栽培の区域を総称し「平田植物園」と命名。 |
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*[[1920年]](大正9年)3月 - 島根県女子師範学校に「'''島根県立今市高等女学校'''」が'''再'''び併設される('''創立年''')。 7年ぶりに復活。 |
*[[1920年]](大正9年)3月 - 島根県女子師範学校に「'''島根県立今市高等女学校'''」が'''再'''び併設される('''創立年''')。 7年ぶりに復活。 |
2020年12月30日 (水) 09:01時点における版
島根県立出雲高等学校 | |
---|---|
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 島根県 |
学区 |
普通科:出雲市全域 (市外5%制限あり) 理数科:全県学区 |
理念 | 久徴の精神 |
設立年月日 | 1920年(大正9年) |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
設置学科 |
普通科 理数科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 32112F |
所在地 | 〒693-0001 |
島根県出雲市今市町1800 北緯35度21分40.6秒 東経132度45分50.8秒 / 北緯35.361278度 東経132.764111度座標: 北緯35度21分40.6秒 東経132度45分50.8秒 / 北緯35.361278度 東経132.764111度 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
島根県立出雲高等学校(しまねけんりつ いずもこうとうがっこう, 英: Shimane Prefectural Izumo Senior High School)は、島根県出雲市今市町にある県立の高等学校。略称「山高[1]」(やまこう)。
概要
- 学区
- 普通科は、旧平田市と出雲市外からの入学者が入学定員の5%に制限されている。
理数科は全県学区。
県外入学枠は全校で4名(普通科については地域外5%枠に含まれる。) - 通学圏
- 上記の制約もあり、通学する生徒は、合併前の出雲市内在住が多いが、平田市、大社町、佐田町、湖陵町、多伎町、斐川町等新出雲市、大田市、雲南市、松江市などからも通学している。
- 校訓(基本理念)
- 「久徴の精神」
- 「久徴」(きゅうちょう)という言葉は「中庸」第26章前段の「至誠無息 不息則久 久則有徴」(故に至誠は息(や)むこと無し。息まざれば即ち久し、久しければ則ち徴あり)に由来する。
- 学園の指標
- 自主自立の精神に富み、気品高き自治の学園
- 誠実、勤勉にして、社会的秩序を重んずる学園
- 職員、師弟、校友相睦み合う、友愛協和の学園
- 校章
- 校名の「出雲」にちなみ「雲」の絵を背景にして、「高」の文字(旧字体)を置いている。
- 同窓会
- 「久徴会」(きゅうちょうかい)と称している。
沿革
- 前史
- 1898年(明治31年)
- 1899年(明治32年)4月1日 - 「島根県簸川中学校」と改称(校名から「尋常」を除く[3])。今市町(現・出雲高等学校の校地)に新校舎が完成。
- 1900年(明治33年)4月1日 - 「島根県立簸川中学校」と改称。
- 1901年(明治34年)6月 -「島根県立第三中学校」と改称[4]。
- 1902年(明治35年)- 島根県立第三中学校が大社町鹿城丘に移転。
- 島根県立第三中学校はその後、数回の改称・改編を経て、1949年(昭和24年)に「島根県立大社高等学校」となった。
- 島根県立大社高等学校#沿革を参照。
- 高等女学校時代
- 1903年(明治36年)
- 4月1日 - 簸川郡今市町に「島根県女子師範学校」が設置される。
- 6月 - 今市町の島根県立第三中学校跡地に移転。
- 1907年(明治40年)4月1日 - 島根県女子師範学校に「島根県立今市高等女学校」が併設される。
- 1913年(大正2年)
- 1919年(大正8年)1月 - 西村保吉知事、所属教材植物栽培の区域を総称し「平田植物園」と命名。
- 1920年(大正9年)3月 - 島根県女子師範学校に「島根県立今市高等女学校」が再び併設される(創立年)。 7年ぶりに復活。
- 1923年(大正12年)4月 - 島根県女子師範学校の移転[5]により併設を解消。今市町の校地がすべて高等女学校に移管される。
- 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施、新制中学校の発足)
- 高等女学校の生徒募集を停止(1年生不在)。
- 新制中学校を併設し(名称:島根県立今市高等女学校併設中学校、以下・併設中学校)、高等女学校1・2年修了者を新制中学校2・3年生として収容。
- 併設中学校は経過措置としてあくまで暫定的に設置されたため、新たな生徒募集は行われず(1年生不在)、在校生が2・3年生のみの中学校であった。
- 高等女学校3・4年修了者はそのまま高等女学校に在籍し、その4・5年生となる(4年修了時点で卒業することもできた)。
- 新制高等学校
- 1948年(昭和23年)4月1日 - 学制改革(六・三・三制の実施、新制高等学校の発足)
- 高等女学校が廃止され、新制高等学校「島根県立出雲高等学校」(現校名、女子校)が発足。
- 高等女学校卒業生(5年修了者)を新制高校3年生、高等女学校4年修了者を新制高校2年生、併設中学校卒業生(3年修了者)を新制高校1年生として収容。
- 併設中学校は新制高校に継承され(名称:島根県立出雲高等学校併設中学校)、在校生が1946年(昭和21年)に入学した3年生のみとなる。
- 高等女学校が廃止され、新制高等学校「島根県立出雲高等学校」(現校名、女子校)が発足。
- 1949年(昭和24年)
- 1951年(昭和26年)11月 - 校歌を制定。
- 1966年(昭和41年)4月1日 - PTAにより過年度生(卒業生・浪人生)を対象とした補習科(在学期間1年間)が開設される。
- 1969年(昭和44年)4月1日 - 全日制課程に理数科を新設。
- 1971年(昭和46年)4月1日 - 定時制課程(普通科家庭コース(2学級))を新設。
- 1974年(昭和49年)4月1日 - 定時制課程に衛生看護科(1学級)を新設。
- 1975年(昭和50年)7月 - 定時制課程の校舎が完成。
- 1994年(平成6年)10月 - 久徴会館(同窓会館)が完成。
- 2003年(平成15年)5月 - 新校舎建設工事に着手。
- 2004年(平成16年)
- 4月1日 - 定時制課程 衛生看護科の募集を停止。
- 6月 - 3号館の改修が完了。
- 10月 - 鉄筋コンクリート造3階建ての新4号館が完成。
- 2005年(平成17年)12月 - 鉄筋コンクリート造4階建ての新1号館・新2号館が完成。
- 2007年(平成19年)3月31日 - 定時制課程 衛生看護科を廃止。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 島根県立宍道高等学校の新設により、定時制課程 普通科の生徒募集を停止。
- 2013年(平成25年)
- 3月 - スーパーサイエンスハイスクールに指定される。
- 3月31日 - 定時制課程 普通科を廃止。
- 2014年(平成26年)4月 - スーパーグローバルハイスクールに指定される。
- 2018年(平成30年)4月 - スーパーサイエンスハイスクール 2期に継続指定される。
学校生活
校則は、市内の高校では最も厳しい。式典では無地白ソックス着用義務、携帯電話は原則持ち込み不可(許可証を取得しても、校地内では使用不可)。
各種テストが、3年生はほぼ毎週、1、2年生は月に平均2 - 3回。テストは定期テストの他、長期休暇後は課題テストがある。模擬試験は、校内模試以外に、進研模試、河合塾全統模試、代ゼミ模試、駿台模試等各種業者模試がある。教科によっては、小テストが授業ごとに行われている。
また、修学旅行が存在せず、その時期には模試と2、3年生の秋の遠足、2年生の理数科研修旅行、1年生の関西先端体験研修が行われている。2011年度(平成23年度)まで1年次にはスキー研修が行われていた。
クラス対抗の球技大会を年2回、「久徴祭」(体育祭と文化祭を含めた学園祭)を年1回開催している。
部活動
- 運動部
- 野球部
- 島根県代表として、2016年(平成28年)、第98回全国高等学校野球選手権大会に春夏通じて初出場。1回戦で選抜優勝校の智弁学園(奈良)に1対6で敗退。
- 文化部
- 吹奏楽部
- 受験準備のため活動期間が2年次12月までの1、2年生のみのバンドであるが、全日本吹奏楽コンクール(吹コン)に中国支部代表として22回出場しており、強豪の1つとして知られている。
- 2015年(平成27年)14年振りに吹コン全国大会に中国地区代表として出場。その軌跡については「吹部ノート」(オザワ部長 著 ISBN 978-4-584-13690-4)第5章「1・2年生バンド、進学校、短い練習時間……数々のハンデに頭脳で打ち克つ!」にて紹介されている。
- 2006年(平成18年)3月から4月にかけてアメリカ研修を行い、オーランドでのディズニーオーナーズに参加した。
- また、マーチングにも力を入れており、近年では全日本マーチングコンテスト中国大会に出場を果たしている。
- 毎年12月に行われる定期演奏会では、コンクール演奏曲、ポップス、ステージドリルなど多彩な演目で観客の心を惹きつけている。
- 年々減少傾向にある男子部員は「昼時的少年隊・Lunch☆boys」と名乗っている。「不定期演奏会」を定期的に行い、部員(特に男子)の獲得を目指す。
- 島根県代表として、日本棋院主催の全国囲碁大会に団体戦で毎年参加、全国優勝の経験もある。全国高等学校総合文化祭の囲碁部門には、毎年団体戦島根県チームに選手を出している。将棋は、毎年島根県教育長杯などに個人戦で入賞。
- コーラス部 -通称「山コーラス」
1.2年生のみでの活動を行っている。 全国大会に複数回出場しているが、銅賞が多い。合唱の指導者が校内にいないため、生徒中心で活動している。
- 2003年(平成15年)に同好会として創設。翌2004年(平成16年)部に昇格。県内の弦楽部、吹奏楽部、管弦楽部との合同オーケストラや、出雲フィルハーモニー交響楽団ジュニアオーケストラに参加している。
- 英会話部 (ESS = English Speaking Society)
著名な出身者
- 澄田信義(前島根県知事)
- 岩國哲人(前衆議院議員・元出雲市長)
- 西尾理弘(前出雲市長)
- 塩田元規(アカツキ共同創業者・CEO)
- 錦織健(声楽家)
- 松本侑子(小説家)
- 土江寛裕(元陸上選手・日本陸連短距離副部長・東洋大学法学部准教授)
- 和田季子(山陰放送アナウンサー 2008年8月末で退職)
- 中山和久(京都大学大学院薬学研究科教授)
- 高部眞規子(知的財産高等裁判所所長)
- 園山真希絵(料理研究家)
- 原和之(東京大学大学院准教授)
- 平野俊一(TBSテレビ・ドラマ演出家)
- 今岡春樹(奈良女子大学学長)
- 芹明香(女優) ※中退
- 宮本誉久(ラグビー選手・NECグリーンロケッツ所属)