「ターミネーター2」の版間の差分
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人類と機械の戦争が続く近未来からそれぞれの勢力が現代へ送り込んだ[[アンドロイド]]と、戦争を回避すべく奮闘する人間達が繰り広げる死闘を描く。 |
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本作における未来において、[[核戦争]]を生き抜いた残りの人類は、戦争勃発の日を「審判の日(Judgement Day=本作の原題)」と呼ぶ。本作ではこの核戦争が起こった原因の中に[[ソビエト連邦]]との[[東西冷戦]]が含まれており、「審判の日」とされる[[8月29日]]はソ連初の[[原子爆弾|原爆]]実験([[RDS-1]])に由来するが<ref>{{cite news|url=http://www.thehollywoodnews.com/2016/07/05/terminator-2-judgement-day-turns-25-things-never-knew-film/|title=‘Terminator 2: Judgement Day’ Turns 25: 25 Things You Never Knew About The Film|publisher=The Hollywood news|date=2016-07-05|language=en|accessdate=2019-06-27}}</ref>、奇しくも作品の制作年である1991年に[[ソ連崩壊]]が起きた(そのため、テレビ放送された際の吹替え台詞では「[[ロシア連邦|ロシア]]」に変更されている)。 |
本作における未来において、[[核戦争]]を生き抜いた残りの人類は、戦争勃発の日を「審判の日(Judgement Day=本作の原題)」と呼ぶ。本作ではこの核戦争が起こった原因の中に[[ソビエト連邦]]との[[東西冷戦]]が含まれており、「審判の日」とされる[[8月29日]]はソ連初の[[原子爆弾|原爆]]実験([[RDS-1]])に由来するが<ref>{{cite news|url=http://www.thehollywoodnews.com/2016/07/05/terminator-2-judgement-day-turns-25-things-never-knew-film/|title=‘Terminator 2: Judgement Day’ Turns 25: 25 Things You Never Knew About The Film|publisher=The Hollywood news|date=2016-07-05|language=en|accessdate=2019-06-27}}</ref>、奇しくも作品の制作年である1991年に[[ソビエト連邦の崩壊]]が起きた(そのため、テレビ放送された際の吹替え台詞では「[[ロシア連邦|ロシア]]」に変更されている)。 |
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[[スペイン語]]風の決め台詞「[[:en:Hasta la vista, baby|Hasta la vista, Baby!]]」(アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー!)は有名となり、[[U2]]が同名のライブアルバムを作っているほか、[[1992年アメリカ合衆国大統領選挙]]においては「共和党から対立陣営へのメッセージ」として用いられ、その後も政治的な文脈でたびたび使用される<ref name="nyt">{{Cite news|publisher=The New York Times |title=Behind in Race, Texas Senator Turns Terminator |date=1993-05-20 |url=https://www.nytimes.com/1993/05/20/us/behind-in-race-texas-senator-turns-terminator.html |language=en |accessdate=2007-04-28}}</ref>。敵役を滅ぼすときはスペイン語であいさつし、最後に人間には英語で「Goodbye.」と別れを告げることについて微妙な問題があるとの指摘もある<ref name="mockspa">{{cite web |
[[スペイン語]]風の決め台詞「[[:en:Hasta la vista, baby|Hasta la vista, Baby!]]」(アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー!)は有名となり、[[U2]]が同名のライブアルバムを作っているほか、[[1992年アメリカ合衆国大統領選挙]]においては「共和党から対立陣営へのメッセージ」として用いられ、その後も政治的な文脈でたびたび使用される<ref name="nyt">{{Cite news|publisher=The New York Times |title=Behind in Race, Texas Senator Turns Terminator |date=1993-05-20 |url=https://www.nytimes.com/1993/05/20/us/behind-in-race-texas-senator-turns-terminator.html |language=en |accessdate=2007-04-28}}</ref>。敵役を滅ぼすときはスペイン語であいさつし、最後に人間には英語で「Goodbye.」と別れを告げることについて微妙な問題があるとの指摘もある<ref name="mockspa">{{cite web |
2020年12月25日 (金) 23:24時点における版
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『ターミネーター2』(原題: Terminator 2: Judgment Day)は、1991年のアメリカのSF映画。
ターミネーター2 | |
---|---|
Terminator 2: Judgment Day | |
監督 | ジェームズ・キャメロン |
脚本 |
ジェームズ・キャメロン ウィリアム・ウィッシャー |
製作 | ジェームズ・キャメロン |
製作総指揮 |
ゲイル・アン・ハード マリオ・カサール |
出演者 |
アーノルド・シュワルツェネッガー リンダ・ハミルトン エドワード・ファーロング ロバート・パトリック |
音楽 | ブラッド・フィーデル |
主題歌 |
「You Could Be Mine」 ガンズ・アンド・ローゼズ |
撮影 | アダム・グリーンバーグ |
編集 |
コンラッド・バフ マーク・ゴールドブラット リチャード・A・ハリス |
配給 |
トライスター・ピクチャーズ 東宝東和 |
公開 |
1991年7月3日 1991年8月24日 |
上映時間 |
137分(公開版) 154分(完全版) |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $102,000,000[1] |
興行収入 |
$204,843,345[1] $519,843,345[1] 87.9億円[2] |
配給収入 | 57.5億円[3] |
前作 | ターミネーター |
次作 |
ターミネーター3 (公開時の続編) ターミネーター:ニュー・フェイト (正当な続編) |
概要
略称は「T2」(ティーツー)。同年のアカデミー賞で視覚効果賞、メイクアップ賞、音響効果賞、録音賞を受賞している。 また、カロルコ作品、マリオ・カサール提供、パシフィック・ウェスタンが製作した。(製作協力はライトストーム・エンタテイメント) 人類と機械の戦争が続く近未来からそれぞれの勢力が現代へ送り込んだアンドロイドと、戦争を回避すべく奮闘する人間達が繰り広げる死闘を描く。
本作における未来において、核戦争を生き抜いた残りの人類は、戦争勃発の日を「審判の日(Judgement Day=本作の原題)」と呼ぶ。本作ではこの核戦争が起こった原因の中にソビエト連邦との東西冷戦が含まれており、「審判の日」とされる8月29日はソ連初の原爆実験(RDS-1)に由来するが[4]、奇しくも作品の制作年である1991年にソビエト連邦の崩壊が起きた(そのため、テレビ放送された際の吹替え台詞では「ロシア」に変更されている)。
スペイン語風の決め台詞「Hasta la vista, Baby!」(アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー!)は有名となり、U2が同名のライブアルバムを作っているほか、1992年アメリカ合衆国大統領選挙においては「共和党から対立陣営へのメッセージ」として用いられ、その後も政治的な文脈でたびたび使用される[5]。敵役を滅ぼすときはスペイン語であいさつし、最後に人間には英語で「Goodbye.」と別れを告げることについて微妙な問題があるとの指摘もある[6]。なお、スペイン語版にはこの台詞は存在せず、代わりに「Sayonara, Baby!」となっている。日本語字幕や吹替版では意訳され「地獄で会おうぜ、ベイビー!」(戸田奈津子による意訳)または「さっさと失せろ、ベイビー!」となっている。
テーマソングにガンズ・アンド・ローゼズの「ユー・クッド・ビー・マイン」が使用されており、劇中でも少しであるが流れている(ジョンが悪友とバイクを乗り回しているシーンでスピーカーから流れている)。この曲のPVでは、バンドメンバーとシュワルツェネッガーとの共演が実現している。ちなみに、この曲が収録された同バンドのアルバム『ユーズ・ユア・イリュージョン II』は全米初登場1位となった。この曲は後に『ターミネーター4』でも小ネタ的に用いられている。
2019年に、ジェームズ・キャメロンが本作の正統な続編と位置付けて、ターミネーターシリーズの製作に復帰した『ターミネーター:ニュー・フェイト』が公開された[7]。
ストーリー
1994〜95年のロサンゼルス。10年前のサラ・コナーとターミネーターの死闘を知る者は無く、1997年8月29日に起こり得るスカイネットと人類間の核戦争「審判の日」を記憶するサラは、後にスカイネットを開発するサイバーダイン社への爆破未遂事件を起こした後、精神病患者として警察病院へ収監され、非人道的な拘束を受けていた。サラとカイル・リースとの間に生まれた息子のジョンは養父母の下に引き取られていたが、最終戦争に備えるサラの偏った教育を受けたジョンは子供ながらにハッキングや武器の知識に精通している一方で、今では母の言動を与太話と断じながら非行に走る日々を送っていた。
ある日、時空を超えて再び2体のターミネーターが送り込まれる。1体は10年前と同モデルのT-800・モデル101型、もう1体は変形自在の液体金属で構成された最新モデルT-1000型。2体はそれぞれ共通の目標であるジョンを捜索し、ショッピングモールにいた彼をほぼ同時に発見する。T-1000の襲撃からジョンを救ったのは、かつてサラを襲ったT-800だった。T-1000の追撃を振り切った後、T-800は未来のジョンが過去の自分を護るため、鹵獲したT-800を再プログラムしてこの時代へ送り込んだことを告げる。T-800はジョンの指示にはすべて従うようプログラミングされていた。T-800の出現によりサラの話が真実であることを知ったジョンは、T-1000の次の標的であるサラの救出に向かう。
その間、警察病院ではサラがショッピングモールで撮影されたT-800の写真を見せられ、危機が近づいていることを悟る。彼女は病室を抜け出して脱出を図り、病院の職員たちに取り押さえられるが、そこにジョンとT-800、そしてT-1000が現れる。辛くも彼女を保護してT-1000から逃れたジョン一行は、メキシコ方面への逃亡を図る。サラは母を助けたい一心で危険に身をさらしたジョンを叱責し、かつて自らを襲ったターミネーターと同型であるT-800の破壊も試みるが、ジョンの説得で思い留まる。サラの友人のキャンプにて、ジョンがT-800と交流し、信頼を深めていく様子を見たサラは、やがてこの忠実な殺人機械こそがジョンの絶対的な保護者としてふさわしい存在であることを悟り、次第に見方を改めて行く。
T-800から、スカイネット誕生に繋がるコンピュータ素子を開発することになるサイバーダイン社の技術者マイルズ・ダイソンの存在を知らされたサラは、戦争を阻止すべく単身でダイソン宅に侵入して彼の殺害を試みる。しかし、ダイソンは未来のことは何も知らずに幸福な家庭を持つ市井の技術者であり、傷つけられてなお妻子と庇い合う姿に、サラは殺害を躊躇する。母を追って来たジョンは、サラを翻意させ、ダイソン夫妻にすべてを話すと共に、彼の研究がかつてサラの命を狙い、破壊された最初のターミネーターの残骸に基づいていることを知る。因果の輪を断ち切るべく、一同はマイルズを伴ってサイバーダイン社へ侵入。警官隊に包囲される中、マイルズの犠牲とT-800の奮戦により、研究のすべてを破壊し、保管されていた最初のターミネーターの部品を持ち出す。
サイバーダイン社から逃走するサラ達の背後には、奪った警察無線で状況を把握したT-1000が迫っていた。カーチェイスの末、一同は製鉄所へと突っ込む。T-1000はタンクローリーから漏れ出した液体窒素を浴びて氷漬けとなり、T-800の銃撃で粉砕されるが、溶鉱炉の熱により直ぐに溶解・再生する。短時間のうちに急激な変化を繰り返したため、T-1000は機能不全を起こしていたものの、T-800を依然として圧倒し苦戦させる。T-1000の猛攻の前に左手を失い、さらに動力源を破壊され一時的に機能停止するT-800だったが、予備電源により辛くも活動を再開。サラやT-800との死闘の末、T-1000はグレネードランチャーを撃ち込まれ溶鉱炉へ転落し、断末魔の叫びとともに溶解し最期を迎えた。
ジョンは、サイバーダイン社で奪取した、1984年に回収されたT-800の右腕とマイクロチップを溶鉱炉に放り込む。しかし、T-800は、同じものが自身にも内蔵されているため、自身を溶鉱炉へ沈ませて「消滅」させることをサラとジョンに求める。だが二人にとって、もはやT-800は単なる「機械」という存在を遥かに超えていた。ジョンの頬を伝う涙に触れたT-800は、初めて人間の感情と生命の尊厳を理解する。ジョンと別れの抱擁、サラと感謝の握手を交わした後、T-800はコナー親子に見送られながら溶鉱炉に没した。 彼が溶鉱炉へ沈みながら最後に見せたのは、メキシコでジョンに教えられたサムズアップであった。
不確定な未来の闇に対し、サラは殺人機械ターミネーターが生命の価値を学べた事実に希望の光を見出すのだった。
キャスト
- ターミネーター(T-800) - アーノルド・シュワルツェネッガー
- 過去のジョンを守るため、未来のジョンがプログラムを書き換えて送り込んだサイボーグ。転送後に入ったバーのバイカーから服を奪った為、ライダースの革ジャンに革製のパンツ、ブーツに統一されている。
- サラ・コナー - リンダ・ハミルトン
- ジョンの母。前作の事件の後、自らを鍛えて戦士となり、サイバーダイン社爆破を試みるが、失敗して逮捕され、精神病の疑いで警察病院に入院させられていた。ジョンによれば、息子を偉大な指導者に育てるべく元グリーンベレー隊員等の屈強な男達と交際していたという。
- ジョン・コナー - エドワード・ファーロング、マイケル・エドワーズ(成年期)、ダルトン・アボット(幼児期)
- サラとカイルの息子。後に人類抵抗軍のリーダーになるが、それを危惧したスカイネットが送ったT-1000に生命を狙われる。
- T-1000 - ロバート・パトリック
- 過去のジョンを殺害するために未来のスカイネットが送り込んだ、最新の液体金属型ターミネーター。直接触れたものに擬態できる。劇中ではタイムスリップ現場に駆け付けた警官を殺害し、その姿になり替わる。
- マイルズ・ダイソン - ジョー・モートン
- サイバーダイン社の特殊開発部部長で、前作のT-800の残骸から得られたCPUを基にした新型CPU開発プロジェクトチームのリーダー。
- ピーター・シルバーマン - アール・ボーエン
- ペスカデロ警察病院の専門医師。サラの理解者を装いつつ、彼女が語るターミネーターの話を信じようとしなかった。前作ではカイルの尋問に立ち会い、T-800ともすれ違っているが、存在に気付いてはいなかった。しかし本作では間近でT-800とT-1000の攻防を目の当たりにし、絶句する。
- ジャネル - ジェニット・ゴールドスタイン
- サラが逮捕された後、里親としてジョンを引き取った女性。ジョンにあまり良い感情を持っていない。T-1000に殺害される。
- トッド - ザンダー・バークレー
- ジョンの養父でジャネルの夫。ジャネルとは夫婦仲があまり良くない。ジャネルになり替わったT-1000に殺害される。
- カイル・リース - マイケル・ビーン
- サラの夫でジョンの父親。彼女の夢に出て、彼女を励まし、ジョンを守るよう説得する。特別編のみ出演。
日本語吹替
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |||
---|---|---|---|---|---|
劇場公開版 | 劇場公開版・特別編 | 不明 | |||
ソフト版1 | フジテレビ版 | ソフト版2 | 機内上映版 | ||
T-800 | アーノルド・シュワルツェネッガー | 津嘉山正種 | 玄田哲章 | ||
サラ・コナー | リンダ・ハミルトン | 駒塚由衣 | 吉田理保子 | 日野由利加 | 戸田恵子[8] |
ジョン・コナー | エドワード・ファーロング | 田中真弓 | 浪川大輔 | 近藤玲子 | |
T-1000 | ロバート・パトリック | 佐古雅誉 | 江原正士 | 咲野俊介 | |
マイルズ・ダイソン | ジョー・モートン | 金尾哲夫 | 秋元羊介 | 上別府仁資 | |
ドクター・シルバーマン | アール・ボーエン | 山内雅人 | 阪脩 | をはり万造 | |
タリッサ・ダイソン | S・エパサ・マーカーソン | 久保田民絵 | 鈴鹿千春 | きっかわ佳代 | |
ティム | ダニー・クックシー | 亀井芳子 | 石井邦和 | 小日向みわ | |
エンリケ | カスチュロ・ゲッラ | 池田勝 | 幹本雄之 | 白山修 | |
ジャネル | ジェニット・ゴールドスタイン | 叶木翔子 | 相沢恵子 | 小山田詩乃 | |
トッド | ザンダー・バークレー | 秋元羊介 | 千田光男 | 藤原堅一 | |
ダグラス | ケン・ギーベル | 辻親八 | 中田和宏 | 水野光太 | |
ロイド(冒頭に出てくる店の店主) | ピート・シュラム | 峰恵研 | 白山修 | ||
ブライアント | エナルズ・バール | 津田英三 | 円谷文彦 | 松平真之介 | |
モスバーグ刑事 | ドン・レイク | 塚田正昭 | 小島敏彦 | 白山修 | |
ウェザビー刑事 | リチャード・ヴィダン | 藤城裕士 | 円谷文彦 | 松平真之介 | |
町の若者 | ジム・パーマー | 荒川太郎 | 真地勇志 | ||
町の若者の連れの黒人 | ジェラルド・G・ウィリアムス | 星野充昭 | 仲野裕 | 上別府仁資 | |
夜勤のナース | グウェンダ・ディーコン | 久保田民絵 | 磯辺万沙子 | ||
警備員ルイス | ドン・スタントン ダン・スタントン(T-1000の変身) |
秋元羊介 | 峰恵研 | 上別府仁資 | |
ダニー | デボーン・ニクソン | 滝沢ロコ | 小日向みわ | ||
ヨランダ | ダイアン・ロドリゲス | 叶木翔子 | 堀越真己 | ||
サイバーダイン社の保管庫の警備員 | トニー・シモテス | 荒川太郎 | 真地勇志 | 白山修 | |
冒頭でT-800に服を取られる男 | ロバート・ウィンリー | 池田勝 | 幹本雄之 | 上別府仁資 | |
冒頭でT-800にナイフで切りかかる男 | ロン・ヤング | 金尾哲夫 | 小島敏彦 | 白山修 | |
付き添いの看護師 | マーク・クリストファー・ローレンス | 荒川太郎 | 仲野裕 | 東城光志 | |
カイル | マイケル・ビーン | - | 幹本雄之 | ||
サラの孫娘[9] | ミスティ・ジョー・ウォーカー | - | - | かとうあずさ | |
演出 | 中野寛次 | 松川陸 | |||
翻訳 | 菊池浩司 | 鈴木導 | |||
調整 | 栗林秀年 | ||||
録音 | スタジオユニ | スタジオザウルス | エコー・スタジオ | ||
担当 | 吉田啓介 | 佐藤洋 | |||
プロデューサー | 山形淳二 | ||||
製作 | ACクリエイト | グロービジョン | スタジオ・エコー |
- 各バージョンが収録されているソフト
- ソフト版1:VHS / LD / DVD通常版 / DVDスペシャルコレクション / BDプレミアムエディション(ver.1、2) ※すべて劇場公開版のみ。なお、特別編の吹き替え版は製作されていない。
- フジテレビ版:BDプレミアムエディション ver.2 / ターミネーター2 特別編(日本語吹替完全版)※いずれも特別編のみ。なお、2016年現在劇場公開版にフジテレビ版の吹き替えを収録したソフトは発売されていない。
- ソフト版2:DVDエクストリームエディション / DVDダブルエディション / BDプレミアムエディション(ver.1、2) / ターミネーター2 特別編(日本語吹替完全版) / ターミネーター2 特別編 アルティメット・エディション※拡張特別編もソフト版2の吹き替えをベースに新録。
- 拡張特別編 - 演出:留田啓子、翻訳:Blue Moon Entertainment
- フジテレビ版
- 劇場版:1993年10月9日『ゴールデン洋画劇場』21:04-23:44
- 特別編:1995年4月1日『ゴールデン洋画劇場』21:04-23:59
スタッフ
- 監督 - ジェームズ・キャメロン
- 製作 - ジェームズ・キャメロン
- 製作総指揮 - ゲイル・アン・ハード/マリオ・カサール
- 脚本 - ジェームズ・キャメロン/ウィリアム・ウィッシャー
- 撮影 - アダム・グリーンバーグ
- 美術 - ジョセフ・ネメック3世
- 編集 - コンラッド・バフ/マーク・ゴールドブラット/リチャード・A・ハリス
- 音楽 - ブラッド・フィーデル
- CGI - インダストリアル・ライト&マジック/パシフィック・データ・イメージズ
- VFXスーパーバイザー - デニス・ミューレン
- 特殊メイク - スタン・ウィンストン
- 視覚効果 - ファンタジーIIフィルム・エフェクツ/4ワード・プロダクションズ
- 衣裳デザイン - マーリーン・スチュワート
- キャスティング - マリ・フィン
- 提供 - カロルコピクチャーズ/パシフィックウェスタン/ライトストームエンターテインメント/カナルプラス/トライスター・ピクチャーズ
地上波放送履歴
回数 | 放送日時 | 放送分数 | 放送局 | 番組枠名 | 特別編 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1993年10月 | 9日(土) 21:04-23:44160 | フジテレビ | ゴールデン洋画劇場 | ---- | |
2 | 1995年 | 4月 1日(土) 21:04-23:59175 | 〇 | 28.0% | ||
3 | 1996年10月 | 5日(土) 21:00-23:59179 | 〇 | |||
4 | 1998年12月26日(土) 21:00-23:44 | 164 | ---- | 19.1% | ||
5 | 2001年 | 2月24日(土) 21:00-23:44164 | ---- | 23.8% | ||
6 | 2001年10月27日(土) 20:03-22:54 | 171 | ゴールデンシアター | 〇 | 18.1% | |
7 | 2003年 | 2月22日(土) 20:03-22:54171 | 〇 | 18.7% | ||
8 | 2004年11月20日(土) 21:00-23:24 | 144 | プレミアムステージ | ---- | 17.1% | |
9 | 2006年 | 4月 8日(土) 21:00-23:24144 | 土曜プレミアム | ---- | 15.0% | |
10[10] | 2008年 | 6月28日(土) 21:00-23:30150 | ---- | 13.4% | ||
11 | 2009年 | 6月13日(土) 21:00-23:10130 | ---- | 14.9% | ||
12 | 2011年 | 6月 4日(土) 21:00-23:10130 | ---- | 10.6% | ||
13 | 2016年 | 2月10日(水) 13:35-15:35120 | テレビ東京 | 午後のロードショー | ---- | |
14[11] | 2019年 | 11月16日(土) 21:00-23:10130 | フジテレビ | 土曜プレミアム | ---- | 8.2% |
- 視聴率はビデオリサーチ調べの関東地区の視聴率。
- 2回目放送時の視聴率は、ビデオリサーチの「1995年 年間高世帯視聴率番組30(関東地区)」の30位にランクインした。
- 6回目放送時、本来は「めちゃ×2イケてるッ!」を放送する予定だったが、同番組の収録準備中にスタッフの死亡事故が発生したため、予定内容を急遽変更して「ターミネーター2 特別編」が放送された。
- 120分バージョンはCMが合間に入るため、かなり内容がカットされている。T-800が革ジャン・革パンツ姿で夜の酒場からハーレーを走らせる・T-800が他人を見て笑い顔を真似る・T-800の頭部を調べる・地下室で武器を選ぶ・サラの夢で核爆発前などが無い。
音声解説吹替版
1994年に発売されたLDセットに収録するために製作されたもの。キャストやスタッフによる音声解説を日本語で吹き替えている。
※括弧内は日本語吹替声優
- スタン・ウィンストン(納谷悟朗)
- ヴァン・リン(納谷六朗)
- スティーヴ・ウィリアムス(藤原啓治)
- マリ・フィン(谷育子)
- ジョー・モートン(小山武宏)
- ブラッド・フィーデル(牛山茂)
- ロバート・パトリック(宮本充)
- ジーン・ウォーレン(大木民夫)
- アーノルド・シュワルツェネッガー(大塚明夫)
- リンダ・ハミルトン(沢海陽子)
- エドワード・ファーロング(石田彰)
- ステファニー・オースチン(弥永和子)
- ゲイリー・ライドストローム(中田和宏)
- ジェームズ・キャメロン(金尾哲夫)
- マーク・ゴールドブラット(北村弘一)
- マイケル・ビーン(塩屋翼)
製作
- 前作『ターミネーター』の予想を超えたヒットにより、早くから続編の製作が期待されていたが、元々B級映画だったために続編製作の権利は複数のマイナー会社に握られており、「作りたくても作れない」状況にあった。
- 本作の合成には当時最新鋭のCGIやVFXを使用しているが、多額の費用と時間がかかり限界があったため、アナログな撮影方法も用いられている。
- 例としてクライマックスでサラと彼女に擬態したT-1000が同時に画面に出るシーンで片方を演じているのは、リンダ・ハミルトンの双子の姉レスリーである。T-1000が擬態したサラをリンダが、奥のサラをレスリーが演じ、バストショットはリンダが演じている。レスリーはこの他に、鏡の前でT-800を修理するシーンにも出演している(実際には鏡はなく、写った側をリンダが、鏡の前をレスリーが演じている)。
- また、病院の警備員ルイスに擬態したT-1000を演じたのも、ルイス役のドン・スタントンの双子の兄弟である。
- スカイネットの原因となったサイバーダイン社のマイクロチップを奪取する場面の撮影は実在するアメリカの半導体製造装置メーカー、マトソン・テクノロジーの本社で行われた[12]。
- ジョンが初めてT-800とT-1000に遭遇するモールの業務用通路で、戦闘に巻き込まれて射殺される従業員を演じたのは、キャメロンと親交のあった『週刊プレイボーイ』の軍事班担当記者だった小峯隆生である[13](津嘉山正種版では本人吹替も敢行されている)。小峯は後に『トゥルーライズ』にも出演している。
- 終盤のT-800がT-1000の運転するタンクローリーに移り攻撃する一連のアクションシーンでは、シュワルツェネッガーが命綱無しのノースタントで演じている。キャメロンは2014年のインタビューで「今のシュワルツェネッガーならやらないだろう」と語っている[14]。
国内発売されたソフト
LD
- ターミネーター2 〈劇場公開版シネマスコープサイズ〉
- オリジナル公開版を劇場と同じシネマスコープサイズで収録。字幕スーパー。オリジナル劇場予告編3種収録。
- ターミネーター2 〈ビデオ版テレビサイズ〉
- 公開版をテレビ(アスペクト比4:3)用にキャメロン監督が画角を編集し直したもの。基本的には劇場版より左右の画面が狭く、上下が広く映っている。字幕スーパー、日本語吹替版それぞれ発売。
- ターミネーター2 特別編
- 公開版と同じくシネマスコープサイズ版とテレビサイズ版の2種類発売。字幕スーパー。オリジナル予告編付き。国内初のTHX-LD仕様で、最終面の終了直前にモニター校正用のテスト信号を収録している。
- スペシャルコレクション ターミネーター2 特別編
- 特別編をTHX仕様、ドルビーステレオサラウンドで収録(デジタル音声)。字幕スーパー。アナログ音声にはスタッフ・キャストによる音声解説を収録。音声解説およびインタビュー集は英語と日本語吹替版の2音声で収録(吹替版は音声解説のみDVDに流用)。一部、DVD版に未収録の映像有り。解説書付き。
Hi-Vision LD
- ターミネーター2
- 1993年発売。オリジナル公開版をハイビジョン仕様(MUSE方式)、4ch3-1ステレオ(デジタル音声)で収録。字幕スーパー。
- 当時制作会社のカロルコがパイオニアと提携していたため、カロルコ経由のフィルムレンタルが実現。日本国内でのハイビジョンテレシネが行われた。同マスターを使用してワイドテレビ用に左右幅を圧縮し、ドルビーデジタル方式のサラウンド音声も収録した「スクイーズLD」も発売された。
DVD
- ターミネーター2(ジュエルケース)
- 1997年国内初発売版。デジタル・ニューマスター版。劇場版のみ。劇場予告編収録。後にトールケース仕様で再発売。
- ターミネーター2(DTS版)
- 2000年発売。上記の通常版にdts英語音声を追加収録したもの。定価6800円(税抜)
- ターミネーター2 特別編
- 2000年12月発売。特別編の本編のみをドルビー5.1chサラウンドEX、dts-ES音声にて収録したもの。キャスト・スタッフによる音声解説(英語音声と日本語吹替版)収録。
- スペシャルコレクション ターミネーター2 特別編
- 2001年9月発売。国内で発売されたソフトの中で唯一、劇場版と特別編(および拡張特別編)を1枚で見ることのできるDVD。ディスク2には膨大な量の静止画・映像特典が収録されている。劇場版のみ日本語吹替音声収録。英語音声は5.1サラウンドEXにリミックスされた。※2000年米国発売時
- ターミネーター2 劇場公開版(T3公開記念バージョン)
- 2003年発売。2000年発売のDTS版を新たなデザインでスケルトンパッケージ、ピクチャーディスク化したもの。
- ターミネーター2 エクストリーム・エディション
- 2006年3月24日発売。スペシャルコレクションで使用されたマスターではなく、新たにHDニューマスターを製作し、さらに高レートでエンコードし、それまで発売されたDVDのなかでは最高画質とされる。音声に関しても、既存の5.1chサラウンドEXの24ビット版が採用された。日本版では、ディスク1に特別編、ディスク2に劇場公開版を収録。それまでビデオ版における「特別編」の日本語吹替版はリリースされていなかったが、5.1chサラウンドEXにて初の吹替版が製作された。ディスク1には新しい音声解説を収録。特典ディスク(ディスク3)は、特別編を再生中にメイキングやインタビューへ飛べるインタラクティブ仕様(すべて英語。対訳書付き)。
- ターミネーター2 ダブル・エディション
- 2009年6月発売。エクストリーム・エディションのディスク1、2のみを新たなパッケージで収録したもの。メタリックジャケット仕様。
- ターミネーター2 特別編 日本語吹替収録版
- 2011年5月発売。エクストリーム・エディションのディスク1のみを新たなパッケージで収録したもの。
- ターミネーター2 特別編 日本語吹替完全版
- 2015年6月発売。アルティメット・エディションの廉価版。フジテレビ版吹替音声を収録。既発売のプレミアム・エディション Ver.2では一部分をカットした再放映の特別編の吹替版が使用されたが、今回はノーカット放映の特別編の吹替版を収録している。ただし、劇場公開版と拡張特別編、津嘉山正種の吹替版は収録されていない。
Blu-ray Disc
- ターミネーター2特別編
- 2008年12月発売。本編はDVD版特別編と同じで、音声は英語、日本語ともにドルビーTrueHD収録。特典映像はDVD版スペシャルコレクション、エクストリーム・エディションに収録されていた特典の一部を収めた単品版。
- ターミネーター2 プレミアム・エディション
- 2008年12月発売。特別編と劇場公開版をセットにした2枚組の初回限定生産で発売。特別編ディスクは上記のBlu-ray Disc版特別編と同内容。劇場公開版ディスクは、特別編と同じ音声仕様の他、シュワルツェネッガー=津嘉山正種のオリジナル吹替版を収録し、特典映像はDVD版スペシャルコレクションに収録されていた特典の一部を収録。上記のBlu-ray Discの発売後、一部のディスクで本編再生中に特定の箇所でフリーズして場面が飛んでしまったり、ノイズが発生するという再生不具合が発生したため、発売を中止した。その後、良品の発売を再開し、不良品ディスクは良品との無償交換を実施した。再生不具合の原因については、製造工程トラブルで記録面の最外周に微小な変形が発生し、温度が上昇すると変形が自然に回復するが、未回復の物が再生不良を引き起こす原因になっているという。そのため、全てのディスクで不具合があるわけではないと発表した。
- ターミネーター2 プレミアム・エディション Ver.2.0
- 2009年11月20日発売。特別編と劇場公開版をセットにした2枚組の3,000セット限定生産。特別編の本編に、削除されていた2シーンを復活させた「拡張特別編」が再生可能になっている。前バージョンではドルビーTrueHDで収録していた英語と日本語の音声を、DTS-HD Master Audioで収録。それに加え、ファンの要望に応えたというフジテレビ放送時の日本語吹替音声(モノラル)を新たに収録。オリジナル予告編もHD解像度のものにクオリティアップ。特製解説書も追加された。特典映像はメイキングや特報、予告編など従来のプレミアムエディションと同一。
- フジテレビ放送版の日本語吹替音声は、劇場公開版にないシーンの追加録音を行って特別編をノーカット放映した2回目の放映版ではなく、一部分をカットした再放映版が使用されている。具体的には、サイバーダイン社での新米技術者がダイソンに『1』のターミネーターの残骸を貸してくれるように頼むシーンから、ダイソンがそれを取り出しに金庫へ向かうまでのシーンと、ジョンが盗んだカードでATMから金を引き落とすシーンの最初の部分における吹替音声の2か所(約1分)が欠落し、原語に戻っている。拡張特別編の2シーンについてはテレビ放送されたことがないので、吹替音声は存在していない。
- ターミネーター2 プレミアム・エディションVer.2.0(シンプル版)
- 2010年4月28日発売。上記のプレミアム・エディションVer.2.0のディスクのみを新たなパッケージに収録したもの。
- ターミネーター2 特別編 アルティメット・エディション
- 2015年6月24日発売。特別編とこれまでの特典映像を可能な限り収録したディスクをセットにした2枚組の5,000セット限定生産。フジテレビ版吹替音声を収録。既発売のプレミアム・エディション Ver.2では一部分をカットした再放映の特別編の吹替版が使用されたが、今回はノーカット放映の特別編の吹替版を収録している。また、拡張特別編にソフト版2(新録)の吹替音声を追加収録。(別エンディングに日野由利加で追録)ただし、劇場公開版と津嘉山正種の吹替版は収録されていない。
- ターミネーター2 特別編 日本語吹替完全版
- 2015年6月24日発売。アルティメット・エディションの廉価版。フジテレビ版吹替音声を収録。既発売のプレミアム・エディション Ver.2では一部分をカットした再放映の特別編の吹替版が使用されたが、今回はノーカット放映の特別編の吹替版を収録している。ただし、劇場公開版と拡張特別編、津嘉山正種の吹替版は収録されていない。
ターミネーター2 4Kレストア版
2017年にLionsgateやStudioCanalがソフト化した4K修復/リマスター版では、色彩の変更に加え修正が幾つも施されている。顕著なものは、水路に突入したトラックの窓ガラス(それまでの版では一旦外れ、直後に復活。T-1000が叩き落とす段階まで矛盾を生じている)である。NHK BSプレミアムで2018年3月25日に放送されたヴァージョンはこのような修復・修正を施された劇場版であった。
この修復の際には、3D化もされている。日本では限定で3Dと4DXにて上映された。
日本国内でのソフト発売はユニバーサルからスタジオカナル作品を移管された角川から発売されることになった。
2019年2月9日に「4Kレストア版」のタイトルで発売され、4K版をはじめ、DVD BD BD(3D)の4形態で展開されている。吹き替え版は特別編2種に加え劇場版も収録される。
フジテレビ版の吹き替えについては、劇場版、特別編ともに収録されている。拡張特別編は字幕対応。今回修復されたものは劇場版のみのため、4Kのディスクには特別編は収録されていない。
BDは特別編を再生できるが、劇場版にないシーンのときは画質が変化する。
アトラクション
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに存在するアトラクション。詳細は「ターミネーター 2:3-D」を参照。
続編一覧
- 『ターミネーター3』(2003年公開)
- 『ターミネーター:ニュー・フェイト』(正統な続編、2019年公開)
- 『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』(『ターミネーター2』の世界観を継承する続編として、2007年にワーナー・ブラザース・テレビジョンで制作されたテレビドラマ。『T3』および『T4』とは無関係。)アメリカでの放映は2008年1月13日からFOXで行われ、2008年1月より第1シーズン全9話が放映、2008年8月に第1シーズンのDVDが発売、9月からは第2シーズンの放映が開始されている。日本では2009年1月に第1シーズンのBD&DVDがワーナー・ホーム・ビデオより発売された。
- また、本作の続編として、S・M・スターリングが書く小説『新ターミネーター2シリーズ』がある。なお、『新ターミネーター2』と『ターミネーター3』の関連は一切無く、パラレルワールドの形となっている。
- 新ターミネーター2−未来からの潜入者−
- 新ターミネーター2−迫りくる嵐−
- 新ターミネーター2−最終戦争−
ゲーム作品
- ターミネーター2(FC版)
- 横スクロールアクション。元は海外で発売されたものをパック・イン・ビデオが日本向けに製作したもの。
- ターミネーター2・ジ・アーケード
- ミッドウェイ製のガンシューティングゲームで、2人同時プレイ可能。日本国内ではタイトーから発売されたが、後にアクレイムジャパンにより、スーパーファミコン・メガドライブ・ゲームボーイ・ゲームギアのコンシューマー機に移植された。
評価
本作は批評家から大絶賛されており、映画批評集積サイトの「Rotten Tomatoes」には80件以上のレビューがある。批評家支持率は93%、観客満足度は94%と、高く評価されている[15]。平均点は10点満点中8.5点となっており[16]、インターネット総合評価では、批評家による加重スコアが100のうち75、観客によるスコアが10のうち9.1となっている[17]。
以下は受賞記録(すべて1991年)。
- 最優秀メイクアップ賞、最優秀視覚効果賞、最優秀音響賞、最優秀音響編集賞
- 最優秀SF映画賞、最優秀監督賞(ジェームズ・キャメロン)、最優秀女優賞(リンダ・ハミルトン)
- 最優秀若手俳優演技賞(エドワード・ファーロング)、最優秀特殊効果賞(スタン・ウィンストン)
- 最優秀作品賞、最優秀男優賞(アーノルド・シュワルツェネッガー)、最優秀女優賞(リンダ・ハミルトン)
- 最優秀新人賞(エドワード・ファーロング)、最も魅力的な女性賞(リンダ・ハミルトン)
- 最優秀アクション・シーン賞(フリーウェイの追跡)
- ASCAP映画TV音楽賞(ブラッド・フィーデル)
- ピープルズ・チョイス賞
- 最優秀映画賞
- 最優秀ドラマ賞
- SF&ファンタジー作家賞
- ブラッドベリー賞(ジェームズ・キャメロン)
- 最優秀特殊効果賞、最優秀音響賞
- ゴールデン・スクリーン賞(ドイツ)
- キネマ旬報ベストテン(日本)外国映画第8位、読者ベストテン第3位
- 毎日映画コンクール(日本)外国映画賞
脚注
- ^ a b c “Terminator 2: Judgment Day (1991)”. Box Office Mojo. 2010年1月4日閲覧。
- ^ 参考:“歴代ランキング「歴代興収ベスト100」 - CINEMAランキング通信”. 興行通信社. 2017年8月29日閲覧。
- ^ 「キネマ旬報」2016年3月下旬号 109頁
- ^ “‘Terminator 2: Judgement Day’ Turns 25: 25 Things You Never Knew About The Film” (英語). The Hollywood news. (2016年7月5日) 2019年6月27日閲覧。
- ^ “Behind in Race, Texas Senator Turns Terminator” (英語). The New York Times. (1993年5月20日) 2007年4月28日閲覧。
- ^ H. Hill, Jane. “Mock Spanish: A Site For The Indexical Reproduction Of Racism In American English” (英語). University of Arizona. 2007年4月28日閲覧。
- ^ “New Terminator film is a “direct sequel” to Terminator 2, says James Cameron”. ShortList. (2019年5月28日) 2019年11月12日閲覧。
- ^ “ターミネーター:戸田恵子が久々のサラ・コナー役 “T-800”シュワちゃんはもちろん玄田哲章 坂本真綾も”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 2019年10月12日閲覧。
- ^ 拡張特別編のみ
- ^ ハイビジョンマスター版
- ^ ターミネーター:ニュー・フェイト公開記念
- ^ “Mattson hopes to terminate rivals in turnaround”. EE Times (2010年6月3日). 2019年1月9日閲覧。
- ^ 小峯隆生 | 人名事典 | お楽しみ - PHP研究所
- ^ “スタントが命がけ。『ターミネーター』の豆知識その2”. コタク・ジャパン・ブロマガ (2014年11月16日). 2019年11月8日閲覧。
- ^ “ROTTEN TOMATOES”. Variety (2020年8月2日). 2020年8月2日閲覧。
- ^ “IMDB”. Variety (2020年8月2日). 2020年8月2日閲覧。
- ^ “METACRITIC”. Variety (2020年8月2日). 2020年8月2日閲覧。
外部リンク
- ターミネーター2:3-D アトラクション紹介(USJ公式サイト)
- ターミネーター2 - allcinema
- ターミネーター2/特別編 - allcinema
- ターミネーター2 3D - allcinema
- ターミネーター2 - KINENOTE
- ターミネーター2 - MOVIE WALKER PRESS
- ターミネーター2 - 映画.com
- ターミネーター2 3D - 映画.com
- ターミネーター2のチラシ[リンク切れ]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。 - ぴあ
- Terminator 2: Judgment Day - オールムービー
- Terminator 2: Judgment Day - IMDb