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2020年11月10日 (火) 22:23時点における版
キウム・ヒーローズ #52 | |
---|---|
2019年8月27日 | |
基本情報 | |
国籍 | 大韓民国 |
出身地 | 全羅北道扶安郡 |
生年月日 | 1986年7月10日(38歳) |
身長 体重 |
185 cm 107 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 一塁手、指名打者 |
プロ入り | 2005年 1次ドラフト1位 |
初出場 |
KBO / 2005年4月2日 MLB / 2016年4月4日 ボルチモア・オリオールズ戦 |
最終出場 | MLB / 2016年6月28日 シカゴ・ホワイトソックス戦 |
年俸 | 20億ウォン(2020年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
国際大会 | |
代表チーム | 大韓民国 |
プレミア12 | 2015年、2019年 |
この表について
|
パク・ビョンホ | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル: | 박병호 |
漢字: | 朴炳鎬 |
発音: | パクビョンホ |
英語表記: | Park Byung-Ho |
朴 炳鎬(パク・ビョンホ、韓国語:박병호、1986年7月10日 - )は、韓国・全羅北道扶安郡出身のプロ野球選手(一塁手)。KBOリーグのキウム・ヒーローズ所属。
経歴
LG時代
2005年、1次ドラフト1位でLGツインズに捕手として指名され、入団後に一塁手へ転向。
2006年から2008年までは国軍体育部隊でプレーし、2008年に二軍北部リーグで最多本塁打を記録。
2010年9月に試合中の衝突が原因で左ひじを負傷し、トミー・ジョン手術を受ける。
第一次ネクセン時代
2011年7月31日に沈秀昶と共に、宋臣永、金聖賢との2対2の交換トレードでネクセン・ヒーローズへ移籍。移籍後は8月から4番で起用され、8月20日の起亜タイガース戦ではプロ入り後初のサヨナラ本塁打を放つ。シーズンでは初の二桁本塁打となる13本塁打を記録。オフには結婚を発表した。
2012年4月15日の三星ライオンズ戦で初の満塁本塁打を記録し、8月1日のハンファ・イーグルス戦では1試合3本塁打を記録。打撃面ではリーグ最多の31本塁打、105打点、長打率.561を記録し、走塁面でも20盗塁を記録する活躍でMVPとゴールデングラブ賞を受賞する。
2013年はオールスターゲームに初選出された。シーズンでは2年連続のリーグ最多となる37本塁打、117打点、長打率.602を記録し、2年連続のMVPとゴールデングラブ賞を受賞した。
2014年9月に開催された仁川アジア大会の野球韓国代表に選出された。同大会では4番打者として全5試合に出場し優勝に貢献した。シーズンでは52本塁打、124打点と3年連続打撃二冠王となり、韓国プロ野球では2003年沈正洙、李承燁以来11年ぶりに50本塁打以上を記録した。
2015年9月21日のNCダイノス戦で、韓国プロ野球史上初となる2年連続50本塁打以上を記録した。10月2日のロッテ・ジャイアンツ戦では韓国プロ野球新記録となるシーズン146打点を達成。
オフの10月7日に第1回WBSCプレミア12の韓国代表に選出された[1]。同大会で韓国は大会初の優勝を果たした。11月にMLB移籍のため、ポスティングシステムの行使を申請し、11月10日に落札額1285万ドルでミネソタ・ツインズが独占交渉権を得た[2]。
ツインズ時代
2015年12月1日にミネソタ・ツインズと1200万ドルの4年契約[注釈 1](2020年・600万ドルの球団オプション付き[注釈 2])で契約した[3]。
2016年のスプリングトレーニングでは20試合に出場。打率.259、3本塁打、13打点、17三振の成績[4]で開幕ロースター入りした。ボルチモア・オリオールズとの開幕戦で6番・指名打者として先発起用され、メジャーデビュー。メジャー初打席は三振に倒れたが、2打席目はタイラー・ウィルソンから中堅へのメジャー初安打を放った。4月8日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で初本塁打を記録。5月14日には1試合2本塁打など6月までに12本塁打を記録したが、速球が弱点であることを見抜かれ5月後半頃から対応に苦しみ、規定打席到達者ではメジャーワーストの打率.191を記録するなど無安打の試合が続いたため、7月1日にAAA級ロチェスター・レッドウイングスへ降格した[5]。その後手首の手術を受けたこともあり、2016年はメジャーへの再昇格がないままシーズンを終えた。
2017年2月3日にマット・ベライルの獲得に伴いDFAとなり[6][7]、獲得に手を挙げる他球団がなかったためにマイナー契約選手として残留することになった。ツインズのスプリングトレーニングには招待選手として参加したものの、開幕後はツインズ傘下のロチェスター・レッドウイングス(AAA)に所属。シーズンを通じてMLBへ昇格する機会はなかった[8]。
第二次ネクセン時代
2017年11月27日にツインズから残り2年の契約を解除され、自由契約となった。同日、古巣のネクセン・ヒーローズと年俸15億ウォンの1年契約を結び韓国球界に復帰した[9]。
2019年は33本塁打をマークし、自身5度目(李承燁と並ぶ韓国プロ野球タイ記録)の本塁打王となった。オフの11月に開催された第2回WBSCプレミア12の韓国代表に選出された。同大会で韓国は決勝で日本に敗れ、準優勝となったが、同大会は東京オリンピック予選を兼ねており、開催国である日本を除きアジア・オセアニア最上位だったため韓国は出場権を獲得した。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005 | LG | 79 | 185 | 163 | 22 | 31 | 11 | 0 | 3 | 51 | 21 | 1 | 0 | 0 | 4 | 12 | 0 | 6 | 48 | 3 | .190 | .265 | .313 | .578 |
2006 | 48 | 142 | 130 | 7 | 21 | 2 | 0 | 5 | 38 | 13 | 1 | 3 | 1 | 0 | 9 | 0 | 2 | 42 | 4 | .162 | .227 | .292 | .519 | |
2009 | 68 | 213 | 188 | 28 | 41 | 7 | 0 | 9 | 75 | 25 | 2 | 1 | 0 | 1 | 20 | 1 | 4 | 70 | 3 | .218 | .305 | .399 | .704 | |
2010 | 78 | 192 | 160 | 25 | 30 | 4 | 0 | 7 | 55 | 22 | 5 | 1 | 2 | 2 | 26 | 3 | 2 | 55 | 5 | .188 | .305 | .344 | .649 | |
2011 | 15 | 17 | 16 | 3 | 2 | 1 | 0 | 1 | 6 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 9 | 9 | .125 | .176 | .375 | .551 | |
ネクセン | 51 | 213 | 185 | 28 | 49 | 10 | 2 | 12 | 99 | 28 | 2 | 0 | 0 | 1 | 25 | 0 | 2 | 67 | 5 | .265 | .357 | .535 | .892 | |
'11計 | 66 | 230 | 201 | 31 | 51 | 11 | 2 | 13 | 105 | 31 | 2 | 0 | 0 | 1 | 26 | 0 | 2 | 76 | 5 | .254 | .343 | .522 | .866 | |
2012 | 133 | 560 | 469 | 76 | 136 | 34 | 0 | 31 | 263 | 105 | 20 | 9 | 0 | 7 | 73 | 3 | 11 | 111 | 6 | .290 | .393 | .561 | .954 | |
2013 | 128 | 556 | 450 | 91 | 143 | 17 | 0 | 37 | 271 | 117 | 10 | 2 | 0 | 6 | 92 | 4 | 8 | 96 | 7 | .318 | .437 | .602 | 1.039 | |
2014 | 128 | 571 | 459 | 126 | 139 | 16 | 2 | 52 | 315 | 124 | 8 | 3 | 0 | 4 | 96 | 3 | 12 | 142 | 13 | .303 | .433 | .686 | 1.119 | |
2015 | 140 | 622 | 528 | 129 | 181 | 35 | 1 | 53 | 377 | 146 | 10 | 3 | 0 | 4 | 78 | 6 | 12 | 161 | 10 | .343 | .436 | .714 | 1.150 | |
2016 | MIN | 62 | 244 | 215 | 28 | 41 | 9 | 1 | 12 | 88 | 24 | 1 | 0 | 0 | 3 | 21 | 0 | 5 | 80 | 3 | .191 | .275 | .409 | .684 |
2018 | ネクセン キウム |
113 | 488 | 400 | 88 | 138 | 20 | 0 | 43 | 287 | 112 | 0 | 1 | 0 | 3 | 68 | 10 | 17 | 114 | 9 | .345 | .457 | .718 | 1.175 |
2019 | 122 | 532 | 432 | 92 | 121 | 22 | 0 | 33 | 242 | 98 | 0 | 1 | 0 | 9 | 78 | 5 | 13 | 117 | 7 | .280 | .398 | .560 | .958 | |
KBO:11年 | 1103 | 4291 | 3580 | 715 | 1032 | 179 | 5 | 286 | 2079 | 814 | 59 | 24 | 3 | 41 | 578 | 35 | 89 | 1032 | 72 | .288 | .396 | .581 | .977 | |
MLB:1年 | 62 | 244 | 215 | 28 | 41 | 9 | 1 | 12 | 88 | 24 | 1 | 0 | 0 | 3 | 21 | 0 | 5 | 80 | 3 | .191 | .275 | .409 | .684 |
- 2019年度シーズン終了時点
- 各年度の太字はリーグ最高、赤太字はKBOにおける歴代最高。
- 2017年はメジャーリーグへ昇格できず出場なし
タイトル
- 本塁打王:5回 (2012年 ‐ 2015年、2019年)
- 打点王:4回 (2012年 ‐ 2015年)
表彰
- MVP:2回 (2012年 ‐ 2013年)
- KBOゴールデングラブ賞:5回 (2012年 ‐ 2014年、2018年 - 2019年)
背番号
- 25 (2005年 - 2006年、2009年 - 2011年7月)
- 52 (2011年8月 - 2016年、2018年 - )
代表歴
- 2014年アジア競技大会野球韓国代表
- 2015 WBSCプレミア12 韓国代表
- 2019 WBSCプレミア12 韓国代表
注釈
出典
- ^ 2015 프리미어12 국가대표팀 최종 엔트리 명단 발표[リンク切れ] The official site of Korea Baseball Organisation (2015年10月10日) 2015年10月21日閲覧
- ^ Rhett Bollinger (2015年11月9日). “Twins win bidding for Korean first baseman Park”. MLB.com. 2016年7月25日閲覧。
- ^ Dan Myers (2015年12月2日). “Korean slugger Park has 4-year deal with Twins”. MLB.com. 2016年7月25日閲覧。
- ^ “Byungho Park Stats, Fantasy & News”. MLB.com. 2016年7月25日閲覧。
- ^ Rhett Bollinger (2016年7月1日). “Twins activate Sano, option Park to Rochester”. MLB.com. 2016年7月25日閲覧。
- ^ Rhett Bollinger (2017年2月3日). “Twins ink Belisle to 1-year contract” (英語). MLB.com. 2017年2月4日閲覧。
- ^ MLB公式プロフィール参照。2017年2月4日閲覧。
- ^ 韓国50発男、正式にツインズから放出 2年間で通算12発しか打てず ベースボールチャンネル(2017年12月16日)2017年12月16日閲覧
- ^ “메이저리거 박병호, KBO리그 컴백” (韓国語). Nexen heroes (2017年11月27日). 2017年11月27日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 選手の各国通算成績 KBO