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金慧成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
金 慧成
キウム・ヒーローズ #3
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 京畿道高陽市
生年月日 (1999-01-27) 1999年1月27日(25歳)
身長
体重
179 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 二塁手遊撃手三塁手左翼手右翼手
プロ入り 2017年 2次ドラフト1巡目
初出場 KBO / 2017年6月28日
年俸 4億2,000万ウォン (2023年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム 大韓民国の旗 大韓民国
五輪 2020年
WBC 2023年

金 慧成(キム・ヘソン、朝鮮語: 김혜성1999年1月27日 - )は、大韓民国京畿道高陽市出身のプロ野球選手内野手外野手)。右投左打。現在は、KBOリーグキウム・ヒーローズ所属[1]

経歴

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東山高等学校から、2017年の2次ドラフト1巡目でネクセン・ヒーローズ(2019年よりキウム・ヒーローズ)に指名され入団。同年は6月28日の対NCダイノス戦(馬山総合運動場野球場)でKBO初出場を果たし、最終的に16試合に出場した。

2018年5月3日のNC戦で李在學から一軍初本塁打を記録。その後、徐建昌の故障に伴い二塁手としての出場が増え、スタメンに定着した。最終的に136試合に出場して打率.270、5本塁打、33盗塁の成績を残し、同年の新人王候補にも挙げられたが、29本塁打を記録した姜白虎KT)に及ばず得票数2位だった。

2019年は開幕より二塁と遊撃の両ポジションを兼任する形で起用された。前年同様にこの年も二塁のレギュラーだった徐が負傷した際には二塁手として起用され、徐の復帰後は主に遊撃手として起用された。

2020年5月30日の対KTウィズ戦(高尺スカイドーム)にてKBO史上26度目(24人目)のサイクル安打を記録。

2021年朴炳鎬の後任としてチームの主将に選ばれた。シーズン中には2020東京オリンピックの野球韓国代表に選出され[2]、大会では4試合で「9番・二塁手」としてスタメン出場した。同年は144試合に出場して打率.303、3本塁打を記録したほか、46盗塁を記録し盗塁王のタイトルを獲得した。

2022年は打率.318、4本塁打、48打点、34盗塁を記録。

2023年はリーグ3位となる打率.335、孫児葉にわずか1安打差のリーグ2位となる186安打、7本塁打、57打点、25盗塁という好成績を記録した[3]。また9月から10月にかけて開催された第19回アジア競技大会の野球韓国代表に選ばれ金メダルを獲得[4]。兵役免除の恩典を得た。

詳細情報

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年度別打撃成績

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年度 チーム 打率 試合 打数 得点 安打 2塁打 3塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁死 四球 死球 三振 併殺 失策
2017 ネクセン/キウム 0.188 16 16 1 3 2 0 0 5 2 0 0 1 0 6 0 1
2018 0.270 136 430 79 116 15 6 5 158 45 31 6 33 5 119 6 16
2019 0.276 122 348 57 96 16 7 0 126 32 20 3 29 2 85 4 15
2020 0.285 142 499 80 142 24 6 7 199 61 25 8 46 2 94 6 9
2021 0.303 144 559 99 170 20 3 3 205 66 46 4 65 1 97 8 35
2022 0.318 129 516 81 164 18 7 4 208 48 34 7 47 0 83 9 11
2023 0.335 137 556 104 186 29 6 7 248 57 25 3 57 3 77 6 17
通算 7シーズン 0.300 862 2924 501 877 124 35 26 1149 311 181 31 278 13 561 39 104
  • 太字はリーグ最多

タイトル

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  • 盗塁王:1回 (2021年)

表彰

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背番号

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  • 4(2017年 - 2019年途中)
  • 3(2019年途中 - )

代表歴

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脚注

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  1. ^ KBO's accidental slugger not revealing secret to success” (17 June 2020). 2022年6月9日閲覧。
  2. ^ Baseball/Softball KIM Hyeseong - Tokyo 2020 Olympics”. 2022年6月9日閲覧。
  3. ^ 김하진 (2023年12月20日). “빅리그 꿈 이룬 이정후, 도전자 김혜성 향한 메시지 “하던대로, 다치지 말고!”” (韓国語). 스포츠경향. 2023年12月29日閲覧。
  4. ^ ‘AG 갔다왔지만 최다안타 공동선두’ 대표팀 캡틴 김혜성, 마지막까지 타이틀 포기는 없다” (韓国語). 朝鮮日報 (2023年10月10日). 2023年12月29日閲覧。

外部リンク

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