「桜島横山町」の版間の差分
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2020年9月15日 (火) 12:16時点における版
桜島横山町 | |
---|---|
袴腰港(桜島港) | |
桜島内の地名と山の地図 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 桜島地域 |
地区 | 桜島地区 |
人口 (2020年(令和2年)4月1日現在) | |
• 合計 | 288人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
891-1419 |
桜島横山町(さくらじまよこやまちょう Sakurajima Yokoyama-Chō)は、鹿児島県鹿児島市の町名。旧大隅国大隅郡桜島郷横山村、北大隅郡西桜島村大字横山、鹿児島郡桜島町大字横山。郵便番号は891-1419。人口は288人、世帯数は135世帯(2020年4月1日現在)[1]。
地理
桜島の西部に位置する。町域の北方には桜島小池町、南方には大正溶岩原を隔てて桜島赤水町がそれぞれ接しており、西方には鹿児島湾に面している。
町域を南北に国道224号、鹿児島県道26号桜島港黒神線が通る。町域の中央部に袴腰港(桜島港)があり、桜島と薩摩半島を結ぶ桜島フェリーの発着所となっている。町域の北端には桜島自然恐竜公園がある。
歴史
横山の成立と中世
横山という地名は南北朝期から見え、大隅国向島のうちであった。集落背後にある城山は長門城(三角城ともいう)の跡であり、文明年間のころから島津忠弘の代から数代領し、元亀年代には鎌田政近が同城を守っていたとされている[2]。
近世の横山村
江戸期には大隅国大隅郡桜島郷(外城)のうちであった。村高は「天保郷帳」は273石余、「旧高旧領」では216石余であった。鳥島、沖小島(沖ノ島)は当村に属していた。安永大噴火の際には横山村の村民は鹿児島城下の下町及び上町(現在の鹿児島市街)に避難している[2]。
町村制施行以降
1889年(明治22年)に町村制が施行されたのに伴い、桜島の西半分の区域より西桜島村が成立し、江戸期の横山村は西桜島村の大字「横山」となった。
1914年(大正3年)に発生した大正大噴火では字域内の420戸[3]、畑地122町歩が溶岩で埋没し、1889年(明治22年)の村制施行時より地内に所在していた西桜島村役場が溶岩に埋没した為、臨時に村役場を鹿児島市に設置されていた鹿児島郡役所に設置した。その後西道(現在の桜島西道町)の民家に仮役場が設置されその後藤野(現在の桜島藤野町)に新庁舎を建設し移転した[4]。
1973年(昭和48年)には西桜島村が改称及び即日町制施行し、桜島町の大字となり[4]、2004年(平成16年)には桜島町が鹿児島市に編入され、大字横山は鹿児島市の町名「桜島横山町」となった[5]。
施設
- 公共施設
- 鹿児島市高齢者福祉センター桜島
- 桜島公民館
- 桜島総合体育館
- 桜島自然恐竜公園
- 桜島レインボービーチ
- 桜島海づり公園
- 鳥島展望所
- 鹿児島地方気象台桜島火山観測所
- 道の駅
- 寺社
- 厳島神社
- 月読神社
- 金融機関
- 鹿児島相互信用金庫桜島支店
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[6]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
桜島横山町 | 全域 | 鹿児島市立桜洲小学校 | 鹿児島市立桜島中学校 |
交通
道路
- 国道
- 県道
湾港
- 桜島港
脚注
- ^ “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』 p.652 角川書店
- ^ 『南日本新聞』 2012年10月22日付 15面(特集 桜島大正噴火けた外れ)
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』 p.653 角川書店
- ^ 合併後の住所表示 - 鹿児島市 2012年4月16日閲覧。
- ^ “小・中学校の校区表”. 鹿児島市役所. 2010年8月11日閲覧。
- ^ かごしま市民のひろば(2008年7月号 494号)16面(鹿児島今昔~なつかしい昭和の風景) - 鹿児島市 2012年4月16日閲覧。
関連項目
座標: 北緯31度35分23.2秒 東経130度35分50.3秒 / 北緯31.589778度 東経130.597306度