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2020年9月14日 (月) 22:22時点における版
山下町 | |
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鹿児島市役所本館 | |
北緯31度35分41.7秒 東経130度33分23.4秒 / 北緯31.594917度 東経130.556500度座標: 北緯31度35分41.7秒 東経130度33分23.4秒 / 北緯31.594917度 東経130.556500度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 鹿児島県 |
市町村 | 鹿児島市 |
地域 | 中央地域 |
地区 | 上町地区 |
人口 (2020年(令和2年)4月1日現在) | |
• 合計 | 657人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
892-0816 |
地図 - Google マップ |
山下町(やましたちょう Yamashita-Chō)は鹿児島県鹿児島市の町。旧鹿児島府下山下町。郵便番号は892-0816。人口は657人、世帯数は417世帯。(2020年4月1日現在)[1]。山下町の全域で住居表示を実施している。
山下町という町名は町域北部にある城山の麓に位置することに由来している[2]。
地理
鹿児島市の中心部に位置している。町域の北方には長田町、小川町、南方には金生町、中町、東千石町、西方には城山町、東方には易居町、名山町がそれぞれ接している。
北部には町名の由来である城山があり(但し現在は城山町を挟んでいる)、南側には天文館などの歓楽街が位置している。
また町域の西端(城山町・照国町の境界上)にある照国神社前交差点は九州の大動脈である国道3号及び国道10号、枕崎市から鹿児島市までを結ぶ国道225号、南さつま市から枕崎市、指宿市を経て鹿児島市までを結ぶ国道226号の終点となっている。
また、中央公民館前交差点は鹿児島市から種子島、奄美大島を経て沖縄県那覇市までを結ぶ国道58号の起点、桜島と垂水市の境界上にある桜島口までを結ぶ国道224号の終点となっている。国道58号の鹿児島市区間は「朝日通り」の名称で知られる。
町域の東端には鹿児島市役所があり、鹿児島市の行政の中心地となっている。かつては鹿児島県庁舎も設置されていたが、1996年(平成8年)に鴨池新町に移転している[3]。跡地はかごしま県民交流センターとなっている。
歴史
成立から町村制施行まで
江戸期は鹿児島城下士屋敷群であり、鹿児島城付近には藩役所の他に宮之城島津家、垂水島津家、加治木島津家、入来院氏、喜入肝付氏、吉利小松氏など大身層の屋敷が所在しており、岩崎には平士層屋敷群があり、岩崎郷中が置かれた[4]。
明治期になると、鹿児島県庁の所在地となり、県の行政の中心地となった。1879年(明治12年)には郡区町村編制法が施行され、山下町として成立した[2]。
町村制施行以降
1889年(明治22年)に市制が施行されたのに伴い、鹿児島城下及び近在の47町3村の区域より鹿児島市が設置され、それまでの山下町は鹿児島市の町名「山下町」となった。1892年(明治25年)に現在の鹿児島市立美術館の位置に鹿児島市役所が山之口馬場町から移転し[5][6]、県の中心としての役割の他に鹿児島市の中心としての役割も持つようになった。その後1937年(昭和12年)に現在地に移転している[7]。
1965年(昭和40年)には町域の一部が城山町、名山町、照国町に分割され[2]、同時に山下町の全域で住居表示が実施された[8]。
1996年(平成8年)には町域内に明治期より所在していた鹿児島県庁舎が鴨池新町に移転し[3]、2003年に県庁舎跡地にはかごしま県民交流センターが設置された。
町域の変遷
分割実施後 | 分割実施年 | 分割実施前 |
---|---|---|
城山町の一部 | 1965年(昭和40年) | 山下町の一部 |
名山町の一部 | ||
照国町の一部 |
人口の変遷
統計年次〔年〕 | 世帯数〔世帯〕 | 総人口〔人〕 | 備考 |
明治10年代 | 1,100 | [2] | |
1922年(大正11年) | 846 | 6,062 | [2] |
1935年(昭和10年) | 905 | 5,444 | [2] |
文化財
-
鹿児島市中央公民館
-
県政記念館(旧鹿児島県庁舎)
-
旧鹿児島県立尋常中学校門
-
南日本銀行本店
交通
道路
鉄道
施設
この節では上記の文化財及び交通の節で記述した施設については割愛する。
- 公共
-
- 鹿児島市消防局
- 鹿児島県教育会館
- 中央公園
- かごしま県民交流センター
- 鹿児島県文化センター(宝山ホール)
- 郵便局
- 教育
-
- 鹿児島市立名山小学校
- 鹿児島市教育総合センター
- 企業
-
かごしま県民交流センター
-
鹿児島地方裁判所
-
鹿児島地方法務合同庁舎
-
鹿児島東郵便局
-
鹿児島市立名山小学校
-
鹿児島県文化センター
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[24]。
町丁 | 番・番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
山下町 | 全域 | 鹿児島市立名山小学校 | 鹿児島市立長田中学校 |
山下町に関係のある人物
- 出身
- 居住
脚注
- ^ “年齢(5歳階級)別・町丁別住民基本台帳人口(平成27~令和2年度)”. 鹿児島市 (2020年4月1日). 2020年5月8日閲覧。
- ^ a b c d e f 角川地名辞典 p.636
- ^ a b c Ⅲ鹿児島県政のあゆみ (PDF) p.2 - 鹿児島県 2012年1月26日閲覧。
- ^ 鹿児島県の地名 p.154
- ^ 鹿児島市史第2巻 pp.5-6
- ^ 鹿児島市史第2巻 pp.43
- ^ 鹿児島市史第2巻 p.45
- ^ 鹿児島市史第3巻 p.742 - 鹿児島市 1972年
- ^ 鹿児島市庁舎本館 - 文化遺産オンライン 2012年1月26日閲覧。
- ^ 鹿児島市庁舎本館 - 国指定文化財等データベース 2012年1月26日閲覧。
- ^ 『南日本新聞』 2012年2月21日付 17面(373ワイドタウン)
- ^ 鹿児島市中央図書館 - 文化遺産オンライン 2012年1月26日閲覧。
- ^ 鹿児島市中央公民館 - 国指定文化財等データベース 2012年1月26日閲覧。
- ^ 旧県庁舎の新築落成 - 鹿児島県 2012年1月26日閲覧。
- ^ 県政記念館(旧鹿児島県庁舎本館 - 文化遺産オンライン 2012年1月26日閲覧。
- ^ 県政記念館(旧鹿児島県庁舎本館) - 国指定文化財等データベース 2012年1月26日閲覧。
- ^ 旧鹿児島県庁正面門 - 文化遺産オンライン 2012年1月26日閲覧。
- ^ 旧鹿児島県庁舎正面門 - 国指定文化財等データベース 2012年1月26日閲覧。
- ^ 旧鹿児島県立尋常中学校門 - 文化遺産オンライン 2012年1月26日閲覧。
- ^ 旧鹿児島県立尋常中学校門 - 国指定文化財等データベース 2012年1月26日閲覧。
- ^ 南日本銀行本店 - 文化遺産オンライン 2012年1月26日閲覧。
- ^ 沿革 - 南日本銀行 2012年1月26日閲覧。
- ^ 南日本銀行本店 - 国指定文化財等データベース 2012年1月26日閲覧。
- ^ “小・中学校の校区表”. 鹿児島市役所. 2010年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月14日閲覧。
参考文献
- 鹿児島市史編さん委員会『鹿児島市史 第二巻』鹿児島市、1970年 。
- 鹿児島市史編さん委員会『鹿児島市史 第三巻』鹿児島市、1971年 。
- 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店、1983年。ISBN 978-4040014609。
- 『日本歴史地名体系 47 鹿児島県の地名』平凡社、1998年。ISBN 4-582-49047-6。
関連項目
- 山下町(曖昧さ回避ページ)