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Twitter公式の画像投稿サービスが開始される直前の2011年5月30日に[[カナダ]]のソーシャルメディア分析会社であるSysomos社が行った調査によると、同日に投稿された画像リンク付きツイートのうち、Twitpicのシェアは45.7%で、[[:en:Yfrog]](29.3%)、[[:en:Lockerz]](17.4%)、[[インスタグラム]](5.2%)を上回り1位を示した<ref>{{Cite news|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1106/03/news030.html |title=Twitterで最も使われている画像投稿アプリはTwitPic――米Sysomos調査|publisher=ITmediaニュース|date=2011-06-03}}</ref>。 |
Twitter公式の画像投稿サービスが開始される直前の2011年5月30日に[[カナダ]]のソーシャルメディア分析会社であるSysomos社が行った調査によると、同日に投稿された画像リンク付きツイートのうち、Twitpicのシェアは45.7%で、[[:en:Yfrog]](29.3%)、[[:en:Lockerz]](17.4%)、[[インスタグラム]](5.2%)を上回り1位を示した<ref>{{Cite news|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1106/03/news030.html |title=Twitterで最も使われている画像投稿アプリはTwitPic――米Sysomos調査|publisher=ITmediaニュース|date=2011-06-03}}</ref>。 |
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2012年7月25日には公式[[Android]]アプリが公開されている<ref>{{Cite news|url=http://getnews.jp/archives/239753 |title=写真共有サービス「Twitpic」の公式Androidアプリがリリース、画像編集機能を搭載|publisher=[[ガジェット通信]]|date=2012-08-06}}</ref>。 |
2012年7月25日には公式[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]アプリが公開されている<ref>{{Cite news|url=http://getnews.jp/archives/239753 |title=写真共有サービス「Twitpic」の公式Androidアプリがリリース、画像編集機能を搭載|publisher=[[ガジェット通信]]|date=2012-08-06}}</ref>。 |
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=== 閉鎖 === |
=== 閉鎖 === |
2020年9月6日 (日) 08:23時点における版
URL |
twitpic |
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言語 | 英語 |
運営者 | Twitpic, Inc. |
設立者 | ノア・エバレット |
スローガン | Share photos on Twitter |
開始 | 2008年(平成20年) |
現在の状態 | 運営中 |
Twitpic(ツイピク)は、Twitpic社(Twitpic, Inc)が提供していたTwitter上に画像や動画を投稿することのできるウェブサービス(画像共有サービス)。現在はサービスを終了して、買収したTwitter社が機能とデータを引き継いでいる[1]。
概要
Twitterのアカウントを利用して画像や動画をコメント付きアップロードできる。アップロードした画像・動画はコメントとともにTwitterでツイートとして表示されるが、Twitterのサービスではないため、画像についてはツイートと別途管理する必要があった。
歴史
2008年にTwitpic社がアメリカ合衆国オクラホマ州クレアモアに設立される。
Twitterに公式の画像・動画投稿機能がなかった2008年にノア・エバレット(Noah Everett)が公開した。当初は画像投稿のみであったが、2011年2月より動画投稿が可能となった[2][3]。
Twitter公式の画像投稿サービスが開始される直前の2011年5月30日にカナダのソーシャルメディア分析会社であるSysomos社が行った調査によると、同日に投稿された画像リンク付きツイートのうち、Twitpicのシェアは45.7%で、en:Yfrog(29.3%)、en:Lockerz(17.4%)、インスタグラム(5.2%)を上回り1位を示した[4]。
2012年7月25日には公式Androidアプリが公開されている[5]。
閉鎖
2014年9月25日に閉鎖する予定であることが同年9月4日に発表された[6]。Twitpicによれば、Twitpicの米国特許商標庁(USPTO)への商標登録出願を取り消さなければAPIへの接続を失うことになる可能性がある旨Twitter社から通告を受けており、Twitpicとしてはブランドを守るためのリソースがないため閉鎖を決めたとしていた。なおTwitpicは2009年以降、USPTOへ商標登録出願をしているが、2013年に却下されている。Twitter側は自社のブランドを守ることは当然としながらもTwitpicの終了を残念に思うと述べた。また「Twitpicという名前を残して運営を続けられる可能性をはっきり示した」としている[7]。
同年9月18日には買収され存続することをTwitterの公式アカウントで発表したが[8][9]、その後、買収が破談になり、10月16日になって改めて10月25日の閉鎖を発表した[10][11]。この早まった誤情報についてエバレットは、存続についていち早く知らせたかったからだと語っている[12]。10月25日にはTwitter社がTwitpicのドメインとユーザーの投稿データを買収することで合意されたことが発表された[13][14]。
これ以降、投稿したデータは「当面維持される」ものの、新規に投稿することはできなくなり、iOS・AndroidのアプリストアからもTwitpicは削除されている。しかし、既存ユーザーはログイン、自分の投稿データの削除、アカウントの削除が可能である。また、最初の閉鎖発表後しばらくして、投稿データのエクスポートが可能となっていたが、これも10月25日以降も引き続き可能である[15]。
脚注
- ^ “「Twitpic」サービス終了も過去の写真は保存、Twitterがデータを引き取る”. INTERNET Watch. (2014年10月27日)
- ^ “Now share videos on Twitpic!” (英語). Twitpic公式ブログ. (2011年2月8日)
- ^ “Twitpicが動画のアップロードにも対応”. INTERNET Watch. (2011年2月9日)
- ^ “Twitterで最も使われている画像投稿アプリはTwitPic――米Sysomos調査”. ITmediaニュース. (2011年6月3日)
- ^ “写真共有サービス「Twitpic」の公式Androidアプリがリリース、画像編集機能を搭載”. ガジェット通信. (2012年8月6日)
- ^ “画像投稿アプリ「Twitpic」が9月25日にサービス終了へ Twitterとの商標問題で”. ITmediaニュース. (2014年9月5日)
- ^ “「Twitpic」がサービス終了へ--商標でTwitterと折り合わず”. CNET Japan (2014年9月5日). 2014年11月24日閲覧。
- ^ 公式アカウントによるツイート - 2014年9月19日 5:52(日本時間)
- ^ “Twitpic、買収により存続決定──コンテンツも無事に”. ITmedia. (2014年9月19日)
- ^ “Twitpic is shutting down” (英語). Twitpic公式ブログ (2014年9月4日). 2014年10月17日閲覧。
- ^ “Twitpic、「やっぱり終了します。ごめんなさい」 10月25日までにエクスポートを”. ITmediaニュース. (2014年10月17日)
- ^ “「Twitpic」やっぱり閉鎖します……売却先を見つけられず、創業者が謝罪”. INTERNET Watch (2014年10月17日). 2014年11月24日閲覧。
- ^ “Twitpic’s Future” (英語). Twitpic公式ブログ. (2014年10月25日)
- ^ “Twitpicのユーザーデータ、土壇場で救済 Twitterによる買収で”. ITmediaニュース. (2014年10月26日)
- ^ YOREE KOH (2014年10月27日). “ツイッター、ツイピクのドメインとアーカイブ保持へ”. ウォールストリートジャーナル. 2014年11月24日閲覧。
関連項目
Twitpicと同様に、Twitterへの画像付き投稿に使われる画像共有サービス
外部リンク
- Twitpic
- Twitpic (@TwitPic) - X(旧Twitter)