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「Dtab」の版間の差分

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2020年9月6日 (日) 07:52時点における版

dtab 01
キャリア NTTドコモ
製造 華為技術
発売日 2013年3月27日
概要
OS Android 4.1
CPU HiSilicon K3V2T 1.2GHz(Cortex-A9 クアッドコア)
形状 タブレット
サイズ 176 × 257.4 × 9.9 mm
質量 633 g
充電時間 約350分
内蔵メモリ RAM:1GB
ROM:8GB[1]
外部メモリ microSD(2GBまで・ドコモ発表)
microSDHC(32GBまで・ドコモ発表)
日本語入力 FSKAREN
Bluetooth 3.0[2]
放送受信機能 なし
備考 3G/4G通信非対応
メインディスプレイ
方式 TFT IPS 液晶
解像度 画素数:
WXGA(1280×800ピクセル)
サイズ 10.1インチ
表示色数 16,770,000色
無線LAN
規格 IEEE802.11 a/b/g/n
周波数範囲 2.4GHz/5GHz
メインカメラ
画素数・方式 300万画素CMOS
サブカメラ
画素数・方式 130万画素CMOS
カラーバリエーション
 
Aluminum Silver
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

ドコモ タブレット dtab 01(ドコモ タブレット ディータブ 01)は、華為技術(ファーウェイ)によって開発された、NTTドコモのWi-Fi通信専用端末である。ドコモ タブレットのひとつ。 1万円を切る低価格と高い汎用性・ハードスペックが特徴。

概要

製造はファーウェイが担当しているが、ドコモブランドとして提供されるタブレットである。

通常価格は25,725円だが、ドコモのスマートフォンユーザーで「spモード」および「dビデオ」を一定期間契約することにより、9,975円での購入が可能[3]。当初は2013年9月30日までの期間限定キャンペーンとしていたが、キャンペーン期間は終了日未定で延長されている。

名前の通りドコモの各種スマートフォン向けサービスを利用しやすいように設計されており、スマートフォンで利用しているdocomo IDを入力することで動画やコミックなどのdマーケットのコンテンツをタブレットで楽しむことが可能である。また、外出先で見ていたdビデオのコンテンツを帰宅後にタブレットで続きから視聴することも可能となっている。

一方でGoogle Playの利用が可能で、一般的なアプリケーション類の追加が可能。 Googleの標準アプリの他にdメニューやしゃべってコンシェルなどのドコモサービスアプリがプリインストールされており、この点はamazonのKindleシリーズなどに比べ汎用性が高いといえる。

UIは「dビデオ」や「dショッピング」に容易にアクセスできる独自のUIを搭載している。UIはユーザーが端末の用途に併せて変更することが可能。

バッテリーは6,020mAhだが取り外しできず、交換は有償預かり修理となり5,722円かかる(2013年4月現在ドコモのタブレットのバッテリー交換代金としては最も安価)。

MHL接続が可能で、市販のMHLケーブルを利用することでdビデオなどのテレビ出力も可能。 またUSBホスト機能(OTG)にも対応しており、市販の対応変換ケーブルを使用することで対応したUSB機器が利用可能。

主な機能

主な対応サービス
タッチパネル/加速度センサー Xi/FOMAハイスピード Bluetooth DCMX/おサイフケータイ/NFC/かざしてリンク/赤外線/トルカ
ワンセグ/モバキャス メロディコール テザリング WiFi IEEE802.11a/b/g/n
GPS ドコモメール/電話帳バックアップ デコメール/デコメ絵文字/デコメアニメ iチャネル
エリアメール/ソフトウェアーアップデート自動更新 デジタルオーディオプレーヤー(WMA)(MP3他) GSM/3GローミングWORLD WING フルブラウザ/Flash Player
Google Play/dメニュー/dマーケット Gmail/Google Talk/YouTube/Picasa バーコードリーダ/名刺リーダ ドコモ地図ナビ/Google Maps/ストリートビュー

標準付属品

  • dtab ACアダプタ 01(2.0A出力。ケーブル分離。標準USB Aコネクタ)
  • USB A→マイクロUSBケーブル。
  • 自立スタンド(試供品)
  • クイックスタートガイド

搭載アプリ

日本語入力は標準では富士ソフトFSKARENが搭載されている[4]

カメラ機能

300万画素CMOSアウトカメラと130万画素CMOSインカメラの2つを搭載しているが、共にオートフォーカス機能が無いパンフォーカスのカメラであるので使用する場合には留意が必要である。

例:QRコード読み取りアプリなどで読み取れないことが多い。

評価

クアッドコアCPU搭載・10.1インチの大型液晶など高性能だが、キャンペーン適用後の価格が1万円を切るため、割安・破格の端末と位置づけられている。[5][6]

他方ハードの性能は価格の割にスペックが高く、Quadrant Standard Editionでのベンチマークの結果、GALAXY Tab 10.1より約2倍の数値が出るなど、Androidタブレット全体の中でも高い性能を持つ。[7]

ドコモのコンテンツマーケットを全面に押し出しているが、同種のビジネスモデルのキンドル(アマゾン)と異なり、Google Playからのアンドロイドアプリを利用できる汎用性も評価されている。[8]

歴史

アップデート・不具合など

2013年8月5日のアップデート[11]
  • 充電している状態でタブレット(本体)の画面が正しく表示されない場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がS10-201wd V100R001C137B027からS10-201wd V100R001C137B030になる。
2014年3月31日のアップデート[11]
  • 動画再生中にスリープモードを設定した場合、スリープモード解除後に動画が正常に再生できない場合がある不具合を修正する。
  • ビルド番号がS10-201wd V100R001C137B027S10-201wd V100R001C137B030からS10-201wd V100R001C137B033になる。

脚注

  1. ^ データフォルダ:約4.5GB
  2. ^ 対応プロファイル:HSP、OPP、SPP、HID、A2DP、AVRCP、PAN
  3. ^ ドコモオンラインショップ
  4. ^ 【レビュー】ドコモの低価格10型タブレット「dtab」の実力は? -AV Watch(13/4/16)
  5. ^ BEST GEAR 2013年4月号
  6. ^ 日経PC21 2013年6月号
  7. ^ andronavi
  8. ^ 週刊東洋経済 2013/3/30
  9. ^ 報道発表資料 : 「dtab」を発売 | お知らせ | NTTドコモ
  10. ^ 報道発表資料 : 「dtab」をドコモ取扱店で発売 | お知らせ | NTTドコモ
  11. ^ a b dtab 01の製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ

関連項目

外部リンク