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「第25歩兵師団 (韓国陸軍)」の版間の差分

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2020年8月24日 (月) 12:00時点における版

第25歩兵師団
ファイル:25th Infantry Division (South Korea).png
創設 1953年4月21日
所属政体 大韓民国
所属組織 大韓民国陸軍
部隊編制単位 師団
兵科 歩兵
所在地 京畿道楊州市
編成地 江原道束草市
愛称 飛竜部隊(비룡부대
標語 天下無敵常勝飛竜
上級単位 第1軍団
戦歴 朝鮮戦争
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第25歩兵師団(だい25ほへいしだん、朝鮮語: 제25보병사단、The 25th Infantry Division、第二十五步兵師團)は大韓民国陸軍の歩兵師団の1つ。愛称は飛竜部隊(비룡부대)。1974年11月、第1南侵トンネル(京畿道漣川郡百鶴面朝鮮語版浦春里)を発見した事で知られる。また、1968年1月21日、青瓦台襲撃未遂事件にて金新朝少尉をはじめとする朝鮮人民軍部隊30人余りが潜入したルートがこの部分区域内にある。

飛竜の滝に由来されて飛竜部隊という愛称を持つようになった。敬礼スローガンは「団結」である。(2013年、「団結見敵必殺」朝鮮語: 단결 견적필살に変更)。師団本部は楊州市にあるが、部隊のほとんどは主に坡州市積城面朝鮮語版坡平面朝鮮語版に展開しており、いくつかの部隊は漣川地域にも広がっている。前方部隊としてGOPとGPの境界を担当している。

歴史

朝鮮戦争休戦協定最中の1953年4月21日江原道雪岳山付近で16番目に創設され、同年5月15日、襄陽郡の大浦里飛行場(現束草市大浦洞)にて師団旗授与式が行われた。初代師団長は文容彩大領[1]。以来、9回の移動を経て、1964年3月15日に現地に至る。

1991年末、第1トンネルにほど近い百鶴面の九尾里にて民間団体が「第5トンネル」、通称「漣川トンネル」とされるものを発見した際、調査に立ち会ったものの、2000年に「漣川トンネル」は自然洞窟との結論が出された[2][3]

2012年には韓国ヤクルト[4]との姉妹提携を結んだ。

編成

  • 70歩兵連隊(予備連隊のためGOP境界作戦をしていない。)
    • 2大隊(新兵教育隊)
  • 71歩兵連隊
  • 72歩兵連隊(青龍部隊)
  • 砲兵連隊
    • 206砲兵隊
    • 213砲兵隊
    • 217砲兵隊
    • 632砲兵隊
  • 本部隊
  • 工兵隊
  • 整備大隊
  • 普及輸送大隊
  • 調査大隊
  • 医務大隊
  • 情報通信大隊
  • 戦車大隊
  • 憲兵隊
  • 化学兵器支援隊
  • TOW中隊
  • 防空中隊
  • 補充中隊
  • 機務隊
  • 航空隊

師団長

氏名 在任期間 出身校・期 前職 後職 備考
漢字/片仮名表記 原語表記
1 文容彩 문용채 1954.4.19 - 奉天5期[5] 第16連隊長 大領
? 徐鐘喆 서종철 1957 - 1959 警備1期 第31師団長 第1軍参謀長
? 金在命朝鮮語版 김재명 1961 - 1963 2期 30師団長 第3軍管区司令官
? 李承雨[6] 이승우 1963 - ? 8期 文教部次官 准将
? 郭哲鍾[7] 곽철종 1965 - 1967 4期 第32師団長 第6軍管区副司令官 准将
? 金容烋英語版 김용휴 1969? - 1973.8 7期 駐越副司令 第6軍団長
19 金英圭[8] 김영규 1978 - 1980 甲種4期 ? 東海警備司令官
20 金基宅[9] 김기택 1980 - 1981 11期 首都警備司令部参謀長 第1軍参謀長
21 ? 1981 - ? ? ?
22 李大熙[10] 이대희 ? - 1985.5 15期 ? 陸軍本部人事参謀部長[11] ハナフェ
23 林福鎮 임복진 1985.5 - 1987 17期[12] ? 戦闘兵科学校長
24 張城 장성 1987 - 1988 18期 国防部投資事業調整官 陸軍本部政策企画室長[13]
25 金武雄 김무웅 1988 - 1992? 20期 ? 韓米野戦軍司令部朝鮮語版副司令官[14] ハナフェ
26 劉孝一 유효일 1992? - 1993? 22期 首都砲兵旅団長 陸軍大学総長[15] ハナフェ
27 朴寧益 박영익 ? - ? 23期 7軍団作戦参謀 国防部獲得開発局長
28 林昌圭 임창규 1995? - 1996.4 ? ? 予備役
29 徐鍾杓朝鮮語版 서종표 1996.4 - 1999.4 25期 首都砲兵旅団長 陸軍本部監察官
31 趙在土 조재토 2000 - 2002.4 学区9期 3軍軍需処長 陸軍本部軍需参謀部長[16]
32 李光東[17] 이광동 2002.4 - 2004.6 30期 2軍作戦処長 3軍副司令官
33 2004.6 - 2006.5
34 イム・ウンスン 임응순 2006.5 - 2008.4 33期 ? 情報司令官朝鮮語版[18]
35 キム・ジョンチュル 김종출 2008.4 - 2010.6.30 35期 ? 3軍参謀長[19]
36 シン・ドンマン 신동만 2010.6.30[20] - 2012.5 三士14期 韓米連合司令部地上軍計画課長[21] 韓国陸軍砲兵学校朝鮮語版
37 ピョン・チェソン 변재선 2012.5 - 2014.5 39期 首都軍団参謀長 陸軍本部情報化企画室長[22]
38 ソ・ウク 서욱 2014.4 - 2015.11.2 42期 第93連隊長 予備役?
39 アン・ヨンホ 안영호 2015.11.2[23] - 42期 国防部戦費態勢検閲団副団長

部隊標識

忠孝礼智信白い縁に平和を表す緑色で塗られた下向きの五角形の中に、朝鮮民族を表す白で25の数字が書かれている。1970年までは白縁がなく、各3つの突起の付いた2と5の間に赤いハートマークが入っていた[24]

脚注

  1. ^ “李承晩大統領 飛竜部隊旗授与(“이승만 대통령 비룡부대기 수여”)”. bluetoday. (2012年10月11日). http://www.bluetoday.net/news/articleView.html?idxno=1830 2016年4月3日閲覧。 
  2. ^ “「漣川トンネルは、北韓版第5トンネル」動画公開(“"연천 땅굴은 북한이 판 5땅굴" 동영상 공개”)”. newdaily. (2011年3月28日). http://www.newdaily.co.kr/news/article.html?no=74215 2016年4月3日閲覧。 
  3. ^ 땅굴에 대한 국방부의 거짓 해명(정지용의 글)
  4. ^ “韓国ヤクルト・飛竜部隊「35年の縁」(“한국야쿠르트·비룡부대 '35년 인연' ”)”. 韓国経済新聞. (2014年6月15日). http://stock.hankyung.com/news/app/newsview.php?aid=2014061577161 2016年6月13日閲覧。 
  5. ^ 朴承煥と朴正煕趙甲濟ドットコム
  6. ^ 李承雨大田顕忠院
  7. ^ 郭哲鍾大田顕忠院
  8. ^ 金英圭大田顕忠院
  9. ^ 金基宅大田顕忠院
  10. ^ “12.12軍事反乱 主導軍内私組織 ハナフェ 2(12.12군사반란 주도 軍內私組織 하나회 2)”. ハンギョレ. (2005年2月25日). http://c.hani.co.kr/hantoma/1438618 2016年4月16日閲覧。 
  11. ^ “正史になってしまった国防委会食事件(正史가 되어버린 國防委 會食사건)”. Pressian. (2002年12月28日). http://www.pressian.com/news/article.html?no=42342 2016年4月16日閲覧。 
  12. ^ “月曜インタビュー(林福鎭議員)(월요인터뷰(임복진의원))”. 南道日報. (1999年8月2日). http://www.namdonews.com/news/articleView.html?idxno=45 2016年4月16日閲覧。 
  13. ^ 緊急企画委員会
  14. ^ <유비무환> :"땅굴" !확인해볼길 업나?
  15. ^ “「光州」鎮圧した国防部次官、すぐに解任せよ( '광주' 진압한 국방부 차관 즉시 해임하라)”. 東亜日報. (2005年2月21日). http://news.donga.com/View?gid=8161426&date=20050221 2016年4月16日閲覧。 
  16. ^ 보도자료
  17. ^ “軍人共済会、金融・建設・管理・企画選出(군인공제회, 금융ㆍ건설ㆍ관리ㆍ기획이사 선출)”. the bell. (2009年3月31日). http://www.thebell.co.kr/front/free/contents/news/article_view.asp?key=50647 2016年4月16日閲覧。 
  18. ^ “閣僚軍将校の人事 仏教徒8人の昇進発令(장관급 軍장교 인사 불자 8명 승진 발령)”. 仏教新聞. (2008年4月5日). http://www.ibulgyo.com/news/articleView.html?idxno=87020 2016年5月20日閲覧。 
  19. ^ “陸軍中央捜査団長にキム・ジョンチュル少将(육군 중앙수사단장에 김종출 소장)”. ハンギョレ. (2011年4月22日). http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/474385.html 2016年4月18日閲覧。 
  20. ^ “洪城高28期 シン・ドンマン少将 25師団長就任(홍성고 28회 신동만 소장 25사단장 취임)”. 洪城新聞. (2010年7月19日). http://www.hsnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=44916 2016年4月3日閲覧。 
  21. ^ “シン・ドンマン、イム・サンス氏准将進級決定(신동만·임상수 씨 준장 진급 결정)”. 保寧新聞. (2006年11月20日). http://www.charmnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=9926 2016年4月16日閲覧。 
  22. ^ “ピョン・チェソン陸軍室長「C4I高度化とTICN稼働準備拍車 」(변재선 육군 실장 "C4I 고도화와 TICN 가동 준비 박차")”. etnews.com. (2015年3月25日). http://www.etnews.com/20150325000861 2016年4月16日閲覧。 
  23. ^ “第25師団長就任祝い米 南面事務所に転送(제25사단장 취임 축하 쌀 남면사무소에 전달)”. 京畿日報. (2015年11月5日). http://www.kyeonggi.com/?mod=news&act=articleView&idxno=1069610&sc_code=1439458064&page=9&total=892 2016年4月16日閲覧。 
  24. ^ 旧部隊章の写真

関連項目