「山崎駅 (京都府)」の版間の差分
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* [[1988年]](昭和63年)[[3月13日]] - 路線愛称の制定により、「[[JR京都線]]」の愛称を使用開始。 |
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* [[2002年]]([[平成]]14年)[[7月29日]] - [[運行管理システム (JR西日本)#JR京都・神戸線システム|JR京都・神戸線運行管理システム]]導入。 |
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* [[2003年]](平成15年)[[11月1日]] - [[ICカード]]「[[ICOCA]]」の利用が可能となる。 |
* [[2003年]](平成15年)[[11月1日]] - [[ICカード]]「[[ICOCA]]」の利用が可能となる。 |
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* [[2007年]](平成19年)[[3月18日]] - [[駅自動放送]]を更新。 |
* [[2007年]](平成19年)[[3月18日]] - [[駅自動放送]]を更新。 |
2020年8月21日 (金) 09:11時点における版
山崎駅 | |
---|---|
駅舎 | |
やまざき Yamazaki | |
◄JR-A35 長岡京 (4.0 km) (2.2 km) 島本 JR-A37► | |
京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字西谷24-1* | |
駅番号 | JR-A36 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 東海道本線(JR京都線) |
キロ程 |
527.7km(東京起点) 京都から14.1 km |
電報略号 | ヤサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線(乗降は2面2線のみ) |
乗車人員 -統計年度- |
5,893人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1876年(明治9年)8月9日 |
備考 |
直営駅 みどりの券売機プラス 設置駅 |
山崎駅(やまざきえき)は、京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字西谷(こあざにしたに)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅である。駅番号はJR-A36。「JR京都線」の愛称区間に含まれている。
概要
駅舎は京都府内にあるが、敷地の一部は大阪府三島郡島本町山崎にあり、ホーム上に府境を示す看板がある。このため、島本町民の利用者も多い(島本町は郵便番号・市外局番ともに京都府扱いの番号となっている)。
1927年(昭和2年)に竣工した木造平屋建ての駅舎を有する。
駅の大阪方の曲線(通称サントリーカーブ、サントリー山崎蒸溜所に隣接していることが由来)は鉄道写真の有名撮影地として知られているが、現在は安全のため高さ約2メートルのフェンスが設置され、撮影はやや困難となっている[1]。
2008年3月15日に島本駅が開業するまで、隣接駅であった高槻駅までの駅間距離は7.5kmとJR京都線内では最長であった。函館本線に同じ表記の駅があるため乗車券面類には「(東)山崎」と表記される。
歴史
- 1876年(明治9年)8月9日 - 官設鉄道の向日町駅 - 高槻駅間に新設開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
- 1895年(明治28年)4月1日 - 線路名称制定。東海道線(1909年より東海道本線)の所属となる。
- 1927年(昭和2年)10月 - 現在の駅舎が竣工。
- 1971年(昭和46年)10月1日 - 貨物の取り扱いが廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 日中時間帯の快速列車停車により、内側線のホームが12両編成停車対応に増設される。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 路線愛称の制定により、「JR京都線」の愛称を使用開始。
- 2002年(平成14年)7月29日 - JR京都・神戸線運行管理システム導入。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 駅自動放送を更新。
- 2015年(平成27年)3月12日 - 入線警告音の見直しに伴い、接近メロディ導入[2]。
- 2016年(平成28年)12月9日 - 京都・大阪府境の標識が新しいものに交換される。
- 2018年(平成30年)
駅構造
島式ホーム2面4線(12両編成対応)と下りに待避線1本を有する地上駅である。ホームの外側線側(新快速・特急列車用)は封鎖されている(快速は内側の線路を通過)。傾斜面上にホームがあるため、駅舎はホームより下層に設けられている。2017年11月現在、エスカレーターやエレベーターは設置されていない[3]。駅の先すぐに京都寄りは半径500mのカーブとなるので、通過電車は駅構内手前から100km/hに減速する。周辺にサントリーの工場などが所在するためかつては貨物施設があったが、現在は跡地が保線施設となっている。トイレは設置されている。
直営駅(長岡京駅の被管理駅)かつICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 線路 | 行先 |
---|---|---|---|---|
1 | A JR京都線 | 下り | 外側線 | (通過列車のみのため閉鎖) |
2 | JR京都線 | 下り | 内側線 | 新大阪・大阪・三ノ宮方面 |
3 | 上り | 京都・草津方面 | ||
4 | A JR京都線 | 上り | 外側線 | (通過列車のみのため閉鎖) |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
※運転取扱上の番線は、下り待避線が1番線、上り外側線が5番線で、旅客案内上ののりば番号とは1つずつずれる。
ダイヤ
日中時間帯は3ドアの普通列車(大阪方面行きは高槻駅から快速)が1時間に4本(土曜・休日の11・12時台は各駅停車の4ドア普通電車も4本)停車する。朝夕は4ドア普通電車(各駅停車)を含めて本数が多くなる。なお、平日朝ラッシュ時の大阪方面には高槻駅から快速となる列車は設定されていない。
利用状況
「京都府統計書[4]」「島本町統計書[5]」によると、2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は5,893人である。
2008年の島本駅の開業以降、1,000人以上減少している。 桂川駅、島本駅の利用者が増加したため、2016年現在はJR京都線で最も利用者が少ない。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1999年 | 6,459 |
2000年 | 6,433 |
2001年 | 6,403 |
2002年 | 6,433 |
2003年 | 6,541 |
2004年 | 6,644 |
2005年 | 6,775 |
2006年 | 6,929 |
2007年 | 6,869 |
2008年 | 5,805 |
2009年 | 5,597 |
2010年 | 5,658 |
2011年 | 5,607 |
2012年 | 5,651 |
2013年 | 5,700 |
2014年 | 5,612 |
2015年 | 5,645 |
2016年 | 5,738 |
2017年 | 5,815 |
2018年 | 5,893 |
駅周辺
阪急電鉄京都線大山崎駅とは約250mと比較的近いため、徒歩での乗換が可能で、乗換の検索ソフトではJR・阪急双方の駅が表示されるものも存在する。京都・大阪間では最も近接している駅である。
交通
年始には石清水八幡宮駅までの臨時バスが運行される。
観光
- 山崎合戦跡
- 水無瀬神宮
- 桜井駅跡
- 関大明神社
- 妙喜庵
- 国宝・待庵
- 大山崎山荘美術館
- 大山崎町歴史資料館
- 大念寺
- 宝積寺
- 山崎聖天
- 酒解神社
- 大山崎瓦窯跡(国指定史跡)
- サントリー山崎蒸溜所
- 山崎城 (山城国)
その他
- 旧西国街道
- 山崎駅前郵便局
隣の駅
脚注
- ^ 坪倉由佳子 (2008年10月7日). “「サントリーカーブ」にフェンス 惜しむ鉄道ファン”. 朝日新聞DIGITAL (朝日新聞社) 2018年10月12日閲覧。
- ^ 琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・大阪環状線の駅のホームで使用している「入線警告音」の音質を見直します
- ^ “JR山崎駅バリアフリー化 町予算に設計補助金 。2020年度内の供用を目指す”. 京都新聞. (2018年3月10日) 2018年11月16日閲覧。
- ^ 京都府統計書 - 京都府
- ^ 島本町統計書(平成29年度版) (PDF) - 21ページ