「中山寺駅」の版間の差分
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** [[6月19日]] - 福知山線が復旧<ref name="sone44"/>。55日ぶりに営業を再開。 |
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* [[2011年]](平成23年)[[3月8日]] - [[運行管理システム (JR西日本)#JR宝塚・JR東西・学研都市線システム|JR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システム]]導入。[[接近メロディ]]導入。 |
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* [[2012年]](平成24年)[[8月1日]] - 駅北側ロータリー整備に伴い、阪急バスの乗り入れが開始される。 |
* [[2012年]](平成24年)[[8月1日]] - 駅北側ロータリー整備に伴い、阪急バスの乗り入れが開始される。 |
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* [[2018年]](平成30年)[[3月17日]] - [[駅ナンバリング]]が導入され、使用を開始。 |
* [[2018年]](平成30年)[[3月17日]] - [[駅ナンバリング]]が導入され、使用を開始。 |
2020年8月21日 (金) 09:07時点における版
中山寺駅* | |
---|---|
南出口 | |
なかやまでら Nakayamadera | |
◄JR-G54 川西池田 (3.5 km) (3.3 km) 宝塚 JR-G56► | |
所在地 | 兵庫県宝塚市中筋四丁目6-21[1] |
駅番号 | JR-G55 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 福知山線(JR宝塚線) |
キロ程 |
14.5km(尼崎起点) 大阪から22.2 km |
電報略号 | ヤテ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[1] |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
9,474人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)12月27日[1] |
備考 |
業務委託駅[1] みどりの窓口 有 * 1915年に中山駅から改称[1]。 |
中山寺駅(なかやまでらえき)は、兵庫県宝塚市中筋四丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線の駅である。駅番号はJR-G55。
アーバンネットワークおよび「JR宝塚線」の愛称区間に含まれている。
概要
宝塚駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を行う業務委託駅[1]。ICOCA(および相互利用対象のICカード)が利用可能[2]。
駅名の通り、JRにおける中山寺への玄関口だが、当駅からは1km以上離れている[1](徒歩で約15分)。同様に最寄駅となる阪急宝塚本線の中山観音駅や山本駅への対抗や乗降客の増加により、2003年12月1日からは快速の停車駅に格上げされた[1]。
かつては中山駅だったが、国有化後、横浜線の中山駅と区別するため、中山寺駅に改称された。
歴史
国鉄時代は早くから無人駅化されていた。この頃は跨線橋がなく、下り(福知山)方面の乗降客は線路を横断して駅舎に向かう必要があった。国道176号を挟み、駅北側の山手を走る阪急宝塚本線沿線に比べ、田畑が一面に広がり、駅前も寂しい状態だった。
1980年12月の複線化と1981年4月の電化に合わせ、駅舎は橋上化されたが、相変わらず駅は無人なままで、周囲も大きく変化しなかった。しかし、JR民営化後に行われた宝塚市の土地区画整理事業により、バスやタクシーが乗り入れる駅南側広場や地下自転車駐車場、商業施設が整備された。
その結果、住宅開発が急速に行われて乗降客が著しく増え、駅員配置化や快速が停車するまでになった。
年表
- 1897年(明治30年)12月27日 - 阪鶴鉄道の池田駅(現・川西池田駅) - 宝塚駅間延伸により中山駅として開業[1]。旅客・貨物の取り扱いを開始。
- 1907年(明治40年)8月1日 - 阪鶴鉄道国有化[3]。帝国鉄道庁の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定[3]。阪鶴線所属駅となる[3]。
- 1912年(明治45年)3月1日 - 線路名称改定[3]。阪鶴線の福知山駅以南が福知山線に改称し、当駅もその所属となる[3]。
- 1915年(大正4年)9月11日 - 中山寺駅に改称[1]。
- 1971年(昭和56年)3月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
- 1982年(昭和57年) - 橋上駅舎化[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[3]。
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 路線愛称の制定により、「JR宝塚線」の愛称を使用開始。
- 2003年(平成15年)
- 2005年(平成17年)
- 2011年(平成23年)3月8日 - JR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システム導入。接近メロディ導入。
- 2012年(平成24年)8月1日 - 駅北側ロータリー整備に伴い、阪急バスの乗り入れが開始される。
- 2018年(平成30年)3月17日 - 駅ナンバリングが導入され、使用を開始。
駅構造
2面2線の相対式ホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している[1]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。
現在の駅舎は、宝塚駅までの区間が電化された時に旧来の古い木造駅舎に代わって建てられたもので、基本構造は川西池田駅と同じである。
エレベーターは上下ホーム、また改札外の南北に各1か所、計4か所ある。エスカレーターは上下ホームそれぞれの西側(宝塚寄り)に昇り用・降り用が各1ヶ所ずつ設けられている。
自動改札機は入場専用・出場専用・入出場兼用がそれぞれ1通路、計3通路あるが、快速の停車開始などで乗客が増えてからも増設されておらず、ラッシュ時にはしばしば通行客の流れが滞ってしまう。
快速の停車開始と共にみどりの窓口も設置されたが、大阪駅 - 新三田駅間の快速停車駅の中では唯一、みどりの券売機や定期券が購入できる券売機は非設置である。また、キヨスクはないが、 2017年9月上旬より、ハートインセブンイレブンが 北口にオープンした。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | JR宝塚線 | 下り | 宝塚・三田方面 |
2 | 上り | 尼崎・大阪・北新地方面 |
上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
ダイヤ
日中は1時間あたり8本で、快速(丹波路快速含む)と普通がそれぞれ4本ずつ停車する。
朝晩はJR東西線に直通する快速も停車するほか、朝のラッシュ時の大阪方面は本数が多くなる。
利用状況
「兵庫県統計書[5]」によると、2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は9,474人である。
近年の1日平均乗車人員は以下の通り。前述の通り、快速の停車を機に利用客は増加傾向にあり、15年間で3倍増加している。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 2,827 |
1996年 | 3,017 |
1997年 | 3,685 |
1998年 | 3,960 |
1999年 | 4,157 |
2000年 | 4,276 |
2001年 | 4,400 |
2002年 | 4,552 |
2003年 | 5,471 |
2004年 | 6,526 |
2005年 | 6,496 |
2006年 | 7,429 |
2007年 | 7,792 |
2008年 | 7,961 |
2009年 | 8,057 |
2010年 | 8,404 |
2011年 | 8,698 |
2012年 | 8,787 |
2013年 | 8,914 |
2014年 | 9,022 |
2015年 | 9,283 |
2016年 | 9,318 |
2017年 | 9,390 |
2018年 | 9,474 |
駅周辺
北口
- 中山寺(徒歩15分、最も近い鉄道駅は阪急中山観音駅)
- 中筋会館
- 兵庫県道131号中山寺停車場中山寺線
- 国道176号
南口
- マーケットスクエア中山寺(旧・グランドゲート宝塚)
- ホームセンターコーナンJR中山寺駅前店
- ジョーシン中山寺店
- SPORTS DEPO中山寺駅前店
- 業務スーパー宝塚中山店
- 宝塚市立長尾中学校
- 大阪芸術大学短期大学部(伊丹キャンパス) - 徒歩15分
- 荒牧バラ公園 - 徒歩20分
- 兵庫県道335号中野中筋線
バス路線
駅の南北にロータリーが整備されており、その双方に阪急バス、南口のみに伊丹市営バスが乗り入れている[1]。
阪急バス
- 南口(JR中山寺停留所)
- 北口(JR中山寺北口停留所、全て宝塚市内線)
- 61系統 - 宝塚市立病院(玄関前)・宝塚営業所前 行
- 161系統 - 阪急中山・宝塚市立病院(国道) 行
- 65系統 - 阪急中山北口→桜台六丁目→五月台六丁目→五月台三丁目 循環
- 166系統 - 山手四丁目→桜台六丁目→五月台六丁目→五月台三丁目 循環
- 桜台・五月台発の阪急中山方面直行便は昼間帯の時間以外、阪急中山発桜台・五月台方面直行便は朝ラッシュ時、当バス停には乗り入れない。
- 当バス停に乗り入れない時間帯に乗車する場合は、国道176号沿いにある「国道中筋」バス停を利用する必要がある(北東に約300m)。なお、阪急中山発の便は国道中筋には停車しない。
伊丹市営バス
- 4系統 - JR伊丹 行(西野・昆陽里・阪急伊丹経由)
- 5系統 - JR伊丹 行(伊丹病院住友前・裁判所前・阪急伊丹経由)
- 55系統 - 三師団・交通局前 行(荒牧公園・荻野・伊丹病院住友前経由)
- 52系統 - JR伊丹 行(鶴田団地・荻野・総監部前・春日丘西・阪急伊丹経由)
その他
- 第二次世界大戦中には、旧大阪陸軍獣医資材支廠長尾分廠(伊丹市北野1丁目)及び野里兵器廠(宝塚市山本野里2丁目、跡地は陸上自衛隊山本宿舎)に向けて専用線が分岐していたが、戦後に廃止され、路線跡は道路になっている。天井川である天神川の鉄道時代のトンネルも残されており、2013年現在も生活道路として使われている。
- 2013年1月31日までは、みどりの窓口で『昼間特割きっぷ』を販売していた。元々は当駅発着の区間設定はないが、快速の停車を機により利便性を向上させるため、特例として隣の宝塚駅発着分を取り扱っていた[6][7]。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 『兵庫の鉄道全駅 JR・三セク』神戸新聞総合出版センター、2011年12月15日、103頁。ISBN 9784343006028。
- ^ a b 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ a b c d e f g h 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 44号 福知山線・播但線・加古川線・姫新線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年5月30日、10-11頁。
- ^ 「鉄道記録帳2003年12月」『RAIL FAN』第51巻第3号、鉄道友の会、2004年3月1日、25頁。
- ^ 兵庫県統計書
- ^ JR西日本では、原則として自駅発着分以外の『昼間特割きっぷ』や普通回数券を販売していない。JR西日本の公式サイト『JRおでかけネット』にも、昼間特割きっぷの販売駅に当駅は記載されていなかった。
- ^ ちなみに、JR東日本では指定席券売機で他駅発着の普通回数券が販売されている。